メケオ さん

メケオさん: 悶悶日記(欲情編)
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プロフィール

ハンドル名メケオ さん
ブログタイトル悶悶日記(欲情編)
サイト紹介文好きな本(主に無頼派文学など)や好きな音楽(ロックやブラックミュージック)について語ってます。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供11回 / 404日(平均0.2回/週) - 参加 2007/04/17 21:59

メケオ さんのブログ記事

記事削除機能過去の記事 …
  • 2007/05/08 00:13トカトントン 太宰治
  •  「トカトントン」とタイトルを聞いただけだと、なんの事だ?と首をかしげてしまう事と思います。「トカトントン」とは、この小説の中に登場する主人公をいつも悩ませる金槌の音の事なのです。 そして、この「トカトントン」と言う小説は、復員青年保知勇二郎からの手紙にヒントを得て書かれ、一愛読者からの作家への手紙と言う形を取っています。 昭和二十年八月十五日に、兵舎の前の広場でラジオ放送を聞き日本の敗戦を知 ... [続きを読む]
  • 2007/05/04 09:06キッチン 吉本ばなな
  •  大変失礼な話なのですが、私は昔から、なぜか「サラダ記念日」と「キッチン」を混同していて、「キッチン」と聞くたびに、例の「あなたがおいしいと言ったから・・・」のイメージが浮かんでいたので、「俺には関係ナイネ」と、この名作を手に取ることがなかった。 そして時が流れ「キッチン」が吉本ばななさんの書いた小説であることを知り、早速購入し、一挙に読み上げ、それはそれは深く感動し、なぜもっと早く手にとらなか ... [続きを読む]
  • 2007/04/29 21:55太陽の季節 石原慎太郎
  •  今回紹介するのは、今では東京都知事として有名な石原慎太郎さんの「太陽の季節」です。この作品が登場したのは昭和三十年頃で、小説の流行と供に「太陽族」と言う言葉も生まれるほど、当時の若者に支持された名作です。 この小説はおおまかに言うと、ボクシングに熱中しながらも自堕落な生活を送っている主人公竜哉と、最愛の男を事故死で失いそれ以来与えるより奪う事にしか興味のなくなった英子の二人が愛し合い、特別な感 ... [続きを読む]
  • 2007/04/27 23:22富嶽百景 太宰治
  •  「富士の直角、広重の富士は八十五度」から始まる、この「富嶽百景」は太宰治が甲州御坂峠の天下茶屋に滞在した時の事を中心に、師弟関係にあった井伏鱒二氏の事や美知子夫人との再婚までの過程などが描かれています。 そして、この作品は書かれたのが美知子夫人との再婚後第一作目と言う事もあり、再生への希望と気迫に満ちたほれぼれとする名作に仕上がっています。 太宰の周りに起こる数々のエピソード、そしてその度に ... [続きを読む]
  • 2007/04/25 22:23「シャウト・トゥ・ザ・トップ」 ザ・スタイル・カウンシル
  •  1982年ザ・ジャムを解散し、ミック・タルボットと言う相棒を得て、新たなる道を歩み始めたポール・ウェラーが結成したザ・スタイル・カウンシル二枚目のアルバム「アワ・フェイバリット・ショップ」に収録されている、この「シャウト・トゥ・ザ・トップ」はザ・スタイル・カウンシルの代表曲と言っても過言ではない名曲です。  ザ・ジャム後期より、顕著に表れていたブラックミュージックへの傾倒、そしてロック離れ。次 ... [続きを読む]
  • 2007/04/19 00:07 駆込み訴え 太宰治
  •  この「駆込み訴え」は、言わずと知れた「新約聖書」の中のキリストとユダをテーマにした話であり、ユダはキリストの十二弟子の中の一人でしたが、キリストを裏切り、銀三十とひきかえにキリストをパリサイ派に引き渡したとされる人物です。 そのユダがキリストを裏切る場面を、ユダの中にあるキリストとして太宰独特の視点とユーモアで描いた傑作です。 多くの物語には、所謂「ベビーフェイス」と「ヒール」が ... [続きを読む]
  • 2007/04/15 12:30 蹴りたい背中 綿矢りさ
  •  今回は史上最年少の19歳で芥川賞を受賞して、話題になった綿矢りささんの「蹴りたい背中」です。当時、この受賞はかなりのセンセーションを巻き起こし「蹴りたい背中」はたくさんの人々の手に取られ、賛否両論、物議を醸し出しました。 主人公ハツは高校生になり、クラスメートに溶け込めずにいた。同じようにクラスのあぶれ者アイドルおたくの「にな川」が授業中に読んでいたファッション雑誌をきっかけに「ハツ」と ... [続きを読む]
  • 2007/04/11 23:32 「Waiting On A Friend」 ザ・ローリング・ストーンズ
  •  中学生の時、私にはマイマイ君(仮名)と言う友達がいました。彼は私と同じように洋楽のロックに興味があり、よく二人でロックの話をしたものです。しかし、私達は二年生になるとクラスが離れてしまった事と、私が少し悪の道に走ったこともあり、少し疎遠になっていました。 二学期の始業式の日、私は始業式が終わると、悪い友達や先輩達と供に、溜まり場になっている先輩の家に行き、煙草を吸ったりしては、悪ぶってい ... [続きを読む]
  • 2007/04/10 00:31 夫婦善哉 織田作之助
  •  「えっー?また読んでるん?」この「夫婦善哉」を読んでいると、いつも妻に、そう言われます。なるほど、確かに、私はこの「夫婦善哉」を何度も何度も繰り返し読んでいるようです。 しっかり者の新地の売れっ子芸者蝶子が安化粧問屋の若旦那、柳吉と駆落ちをするが、ぼんぼんで甲斐性なしの柳吉は仕事が長続きせず、二人であれこれと商売にも手を出すがそれもうまく行かない。蝶子がヤトナ(臨時雇の有芸仲居)をし、倹 ... [続きを読む]
  • 2007/04/01 12:09 いずこへ 坂口安吾
  •  坂口安吾と言えば、「白痴」や「堕落論」だし、「いずこへ」と言えばチャーリー浜だろ?と言う声が聞こえてきそうですが、私が初めて読んだ安吾の作品と言う事から、まずはこの「いずこへ」と言う作品を取り上げてみたいと思います。 この作品には、少年時代から落伍者が好きだったと言う主人公と言うか、29才当時の安吾が一人の女を所有してしまい、それによって受ける束縛などへの嫌悪感、葛藤、その女の従妹の女と ... [続きを読む]
  • 2007/03/24 10:27 火宅の人 檀一雄
  •  前妻との子供一郎は窃盗をやらかし、次郎は全身麻痺で寝たきり、その下には三人の子供が控え、夫の浮気を知った妻は家出騒ぎを起こす。そんな火宅にありながらも、主人公「桂一郎」は女と酒に溺れては、放蕩、濫費、狂躁を繰り返し、あげくの果てには海外にまで行き遊ぶと言う檀一雄の自伝的小説です。 ここまで書くと主人公「桂一郎」(檀一雄)があたかも極悪人のように思われますが、実際にこの小説を読み進めるとそんな ... [続きを読む]
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