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- 2008/08/04 13:2024day-act100
- 今日は何故だか、胸騒ぎがする。何故かって聞かれても良くわからないけれど、何となくいつもと違う。そんな感じ。ずっと起きていたかったけれど、何だかいつものように眠くて眠ってしまう。本に目を通していると、睡魔が襲ってくる。毛布に包まり、うとうととしていると、誰かが部屋に入って来た。「本当に、良いんですか?」「うん…。多分、未夢は、君と居たいと言うよ」「でも、体調が崩れたりしたら」「……。遅かれ ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 21:27pass each other 13
- 「っ……」何で、俺…何かを言い掛ける藤巻に背を向ける。溢れる涙は止まらない。必死に何かを振り払うように、首を振る。どれぐらい走っただろうか。息を切らし、角を曲がると誰かにぶつかりそうになり、慌てて立ち止まる。「ごめ……」「……」その青年に息を飲む。後方には藤巻。逃れられない状況に、身体が硬直する。「圭奈」友人の呼ぶ声に、視線を逸らされる。黙って圭奈を見つめていると、圭奈が口を開いた [続きを読む]
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- 2008/07/27 21:5523day-act99
- とても穏やかな日が続く。僕は起きているのが、段々と辛くなり、うとうととする事が多くなった。起きる時間が一定ではなく、夜中に目が覚めてしまうと、とても悲しかった。そんな時は、必ずノートに彼のメッセージが書いてあった。起きているのか、寝ているのか解らない日が続く。ふわふわとして、意識が覚醒して、彼がノートにペンを走らせていた。起きるのが辛くて、呆然と彼の指先を見ていると、彼が僕の髪を撫でる。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/25 01:53kiss me 13
- 朱い鮮血が畳を染める。目が霞み、息が出来ない。「んっ…んんっ……」無理矢理、押し込まれる雄の欲望。どろりとした白濁液が全て飲み込めずに、唇の端から滴り落ちる。「まだ、足りねぇよな、悠人」「ぁっ……」ぐらりと歪む視界。髪を引き上げ、葵が笑う。力が入らずかたかたと震える脚を抑え付けられる。「ゃ……」だらりと垂れた腕に、注がれる液体。身体は狂う程、熱くなっているというのに、尚も、麻薬が打ち込 ... [続きを読む]
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- 2008/07/22 22:28pass each other 12
- 『もう必要ないだろ』そう言って渡された紙切れを手に、何日か振りの大学を訪れる。眉を潜め、髪を受け取る教師。俺を真っ直ぐに見上げて、溜め息をついた。「家庭の事情かい?坂下君なら、奨学金を申し込む事だって出来るよ?」「いえ、良いんです」あいつが辞めろと言うから、俺はそれに従う。何も見ず、何も感じず。ただ、決められた事をやれば良い。「何か悩んでいるのかい?相談に乗るよ?」理由もなしに辞め ... [続きを読む]
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- 2008/07/20 20:4022day-act98
- 彼は困ったように、笑っていたけれど、結局僕の望みを聞いてくれて、あの時のように、ナースステーションの隣で、歌を唄ってくれた。この歌は、教会で良く謳われる聖歌だと彼は教えてくれた。羽間くんが、椅子を逆向きに座って、楽しげに見つめている。彼は羽間くんに諦めたように苦笑すると、その透き通るような声で、唄を歌った。「ぅ…わ……」呆然と見つめて、羽間くんは彼を見つめる。僕は彼の歌声に目を細めて聴き入 ... [続きを読む]
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- 2008/07/19 23:11Web Clap Chapter3-2 〜双葉×冬夜〜
- 双葉サイドです。 モノドラマ様より依存気味な10題。【have a story】シリーズ(双葉×冬夜)【2.触れていないと落ち着かない】***********************************目覚めると、隣にいるはずの冬夜さんの温もりが消失していた。青ざめて、ベットから飛び起きあたりを見る。ごほごほと咳き込む声に、慌ててトイレに駆けつけた。「冬夜さん…!」「ふた……」はぁ…と、息を吐き出して、額に汗を滲ませる。目の前には、 [続きを読む]
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- 2008/07/16 21:01pass each other 11
- 容赦なく身体を貪られる。身体中が軋み逃れる事すら許されない。心とは裏腹に身体は熱に溺れていく。ぼろぼろになった身体を横たえて、ベットで瞳を閉じていると、インターフォンが鳴った。「ルームサービスです」どこかで聞いた事のある声音。瞳を閉じたまま聞き流す。がらがらと音が鳴り、音が止まった所で息を飲む気配が聞こえた。「ボーイ。こいつと知り合いか?」「いえ……」吃った声音に不信に思い瞳を開く ... [続きを読む]
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- 2008/07/14 09:5222day-act97
- 咳が何となく多い。微熱が下がらない。だんだんと体調が悪化して、衰弱していくのが良くわかる。それでも、気持ちだけは穏やかで、僕は彼が来るのを待っていた。「あのね。くまさん、昨日、夢見たんだ。昔の夢、あの歌を聞いている夢」彼のお母さんが、唄ってくれたあの歌。一度だけ、チャペルで聞いた事がある。「僕、もう一度。哲也くんの歌聞きたいの。とっても綺麗なんだ。何て言うのかな。穏やかな気持ちになれる ... [続きを読む]
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- 2008/07/11 22:33pass each other 10
- 「んっ…ぁ……」ぎしぎしと鳴るスプリング。男の上に跨り揺する身体。引き落とす度に痛みが走り、朱い鮮血が潤滑油となる。「ぅ…はぁ……」「止まるな」冷たい瞳で見つめる西條に、身体の芯が冷えていく。「うっ…くぅ……」唇を噛み締めて、痛みと震える身体に鞭を打つ。上半身を起こして口付けを求める西條に舌を絡ませる。「ひっ…ぅ……」「震えているな」自身をぎりっと戒められて、痛みに呻き声が上がる。そんな [続きを読む]
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- 2008/07/09 22:3621day-act96
- 現実は厳しくて、体調が急変する。脚に力が入らなく、立つ事も出来なくなる。昨日まで、何でもなかった食事も、胃がおかしくなったみたいに逆流する。咳をする度に吐血する回数も多くなって来た。面会謝絶と言われても、僕は嫌だと訴える。蓮見を困らせると解りながら、僕は彼に逢う事を選んだ。彼が来ると、僕は彼に車椅子を押して貰い、チャペルに行く。いつも哀しげに見つめている瞳に、僕は気が付かぬふりをして、お ... [続きを読む]
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- 2008/07/07 22:51pass each other 9
- 来いと言われたのは、ホテルだった。俺は西條に言われた場所にタクシーを使って行く。降りた所で、待ち構えたように青いスーツに身を包んだ男に迎えられた。「お待ちしておりました坂下様」ここの従業員なのだろうか。身のこなしが丁寧で、不快感はない。男に部屋の一室を案内され、高そうなパーティー用のスーツを渡される。黙って受け取ると、カジュアル的な女物のスーツに、低めのヒールをだった。西條の趣味の悪さ [続きを読む]
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- 2008/07/05 22:4020day-act95
- 彼が、僕の頬をそっと撫でる。とても、心地良い温もりなのに、何故だか彼は哀しげだった。「ずっといられれば良いのに」彼は僕の髪を梳きながら、何処か遠くを見つめていた。「小さい頃は神様にお願いすれば、全てが救われると思っていた。母さんの病気も、父さんの病気も治るんだって信じていた。ミサの時にね、神父様が、そう言ってたんだよ」彼の指先がつっとなぞり、僕の胸元で止まった。胸の十字架を人差し指で押し [続きを読む]
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- 2008/07/04 20:22pass each other 8
- ※注 BL-R18でお願いします!******************************************「す…ばる……もう、いい」熱を帯びた圭奈の声音。こんな俺にも感じてくれる喜び。潤んだ瞳を見返せば、ぞくりと背筋が疼き出す。抱いて欲しいと思う欲情と、犯して欲しいと思う欲望。ふっと目を細めて、自虐的な笑みが漏れる。馬鹿らしい。最初から、悩む事なんてないじゃないか。俺は、心の何処かで圭奈に犯されたいと願ってる。手酷くあの [続きを読む]
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- 2008/07/03 10:31kiss me 12
- 内蔵をえぐられるような灼熱。パンパンと音を立て、揺すられる身体。突き上げられる度に、射精感が込み上げる。壊れた蛇口のように、どくどくと溢れ出す白濁液。崩れ落ちそうになる身体を無理矢理引き上げ立たせられる。「あっ…ぅ…あぁぁ……」一方的に押し付けられる性と言う名の暴力。快楽と苦しみに涙を流し、葵を受け入れさせられる。「あっ…あぁ……」ぐっと顔を上向かされ、、教師に突き出された。「なあ、セン ... [続きを読む]
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- 2008/07/01 23:01pass each other 7
- ※注 BL-R18でお願いします!******************************************圭奈に連れられた帰り道。部屋に戻るなり、圭奈に玄関で迫られた。「話を聞け、昴」怒気を孕んだ声音。かたかたと身体が震える。話を聞かない俺に、仕方なしにやっているのは、充分に承知していた。「聞きたくない」もう、何も聞きたくない。受け入れたくない。彼女の事も知りたくない。俺には知る権利はない。「だから、加奈とは……っ…… ... [続きを読む]
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- 2008/06/30 22:3920day-act94
- 珍しく彼は羽間くんとやって来た。片手を上げる羽間くん。僕がシーツから手を上げて、軽く振ると満足げな笑みが返って来る。ふっと笑みを浮かべると、彼と視線がかち合い、慌てて俯いた。『未夢くん…』昨日の熱っぽい彼の声を思い出す。かあぁぁと、真っ赤になってますます顔が上げられなくなった。哲也くんもどうなんだろう?と、気になって、ちらちらと見れば、気まずそうに視線を逸らしている。何となく話ずらくて [続きを読む]
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- 2008/06/30 20:10結婚式にもね
- ネクタイの正しい使い方の続きデス。脳内妄想垂れ流し(汗)******************************************「あっ…ぅん……」「兄さん、いつもより興奮してる?こんなに、いっぱい出てる」「ひっ…ぁ…やぁ……」「嫌よ嫌よも好きのうちって、知ってっか?」「ジジむさ」「何だと…」「んっ…はっ……やあぁ……やっ…めっ……」「あ、悪りぃ、つい…」「馬鹿だね…(ボソッ)」「……(怒)」「やっ…やだっ……んんっ……!!」「あ [続きを読む]
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- 2008/06/29 21:24pass each other 6
- 可愛いな…ほら、顔あげろ…何だ、その反抗的な目は…冷たい床で虐げられる身体。淫らに揺れ動くその肢体。それを冷たい瞳で見下ろす俺がいる。快楽を求め、伸ばされる腕。貫かれる度に、打ち震える肢体。男に縋り、ただ快楽だけを求める獣がいる。何て、滑稽なんだろう。卑猥で淫乱な生き物なんだろう。いや…だ……嫌?も…許し……本当に?お前は、悦んで男に縋っているんじゃないのか?ち…が……ならば、何 [続きを読む]
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- 2008/06/29 15:01ネクタイの正しい使い方
- 「お…?何、そのネクタイ」「ああ。セフレから貰った」「へぇ、今時ペアルック?」「ペアルックって、いつの時代だよ」「……、つーか何使うんだ。それ」「あー、これはね。当然…」「ただいま〜〜、……あの、何なんでしょうか。その視線は」「「え?何が」」「………(滝汗)」「ちょ…あっ…やめ……!!」「兄さん、あまり暴れると、折角貰ったネクタイが皺になるでしょう?」「だ…そう言う意味じゃ…っ……」「二 [続きを読む]
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- 2008/06/27 20:19時には甘く
- 目に入ったのは紫陽花柄。紫のグラデーションのネクタイ。似合いそう。ついつい、手を伸ばし、ぴたりと止まる。えっと…。ゼロが3つ……?生まれてこの方、千円以下のネクタイしか購入した事のない俺。百貨店の金額の高さに、顔が引き攣った。「お決まりですか」後ろから清楚な綺麗な顔立ちの店員が声を掛ける。いや、決まりも何も、俺の許容範囲を遥かに超えている価格。にこりと笑顔を向けるその店員に、ついつい [続きを読む]
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