- 2008/05/16 23:40[日記] 国木田独歩
- The New York Trilogy: City Of Glass, Ghosts, The Locked Room (Penguin
Classics Deluxe Edition)(2006/03/28)Paul Auster商品詳細を見 るネット上でニュースを見ているとたいてい気持ち が落ちこんでくるのだけれど、そのニュースにたい して誰かがするある種のコメントや意見などを見る と何故かさらに落ちこんでしまう。そしてほとんど の言説というのは僕の言う「ある種」のものだと思 っている。 だから、もし僕があるニュース [続きを読む]
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- 2008/05/14 16:53[日記] どんな問いも 愛の答えも すべて政治につながっている
- シンボルスカ詩集 (世界現代詩文庫)(1999/12)小海 永二、伊藤 桂一 他商品詳細を見る最近、mixiの日記もブログの更新も滞っていて、とても良い感じだった。その理由をかんたんに言えば学会に向けてのアブストラクトをしあげたりアルバイ トをしていたりしたからなのだけれど、その忙しさというのは実に中途半端な忙しさで、本などはわずかに読んでいられたのだけれど(ネット上に)何かを書こ うという気持ちにはまったくなら ... [続きを読む]
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- 2008/05/10 23:39[日記] 大江健三郎×岡田利規 公開対談
- ぼくが電話をかけている場所 (中公文庫)(1986/01)村上 春樹、レイモンド・カーヴァー 他商品詳細を見る5/8 大江健三郎×岡田利規の公開対談を聞きにいった。 長くなったのでブログのほうにアップした。 http://kizuki39.blog99.fc2.com/blog-entry-237.html 僕は小説について何か書くとき、その小説のストーリーやアウトラインを語ることがどうしてもできないのだけれど、それと同じように、僕は何かものごとがリアルタイムで進 ... [続きを読む]
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- 2008/05/10 23:18第2回大江健三郎賞受賞記念 大江健三郎×岡田利規 公開対談
- わたしたちに許された特別な時間の終わり(2007/02/24)岡田 利規商品詳細を見る 大江健三郎×岡田利規の公開対談を聞きにいった。講談社の前にはすでに長い列ができていて、すこしだけ緊張しながらその列に並んだ。来ているのは年配の方が多く、おじいさんがたくさんいた。僕は比較的後ろのほうの席につき、高い天井を見上げてことがはじまるのを待った。 大江さんは非常におだやかで、歳をとっているかのように歳とり、お ... [続きを読む]
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- 2008/05/09 00:26[日記] 名前変更
- 「ノルウェイの森」を40頁まで読みすすめたところで重大な間違いに気づいた。 のでニックネームを変更しました。 ついでにブログのタイトルも変更しました。 変えないと言っていたのに変えました。 意志薄弱です。 大江健三郎×岡田利規の公開対談に行ってきました。 そんなにおもしろい話はしていなかったと思うのですけれど、なんか知らないけれどふたりの声がものすごい聞きとりづらかったので、あんがいおもしろ ... [続きを読む]
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- 2008/05/09 00:25ブログタイトル変更のお知らせ
- ブログタイトルを変更しました。名前も変更しました。リンクしてくださっている方、お暇だったらブログタイトルを変えてやってください。 ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 23:45[日記] WANDS
- みなさん、こんにちは。 春ですね。ぽかぽかと気持ちの良い陽気なのでお昼ごろなどついうとうとして机につっぷしていたら教授に肩をたたかれる春ですね。 ところで、春になると人々は、特に僕はぼけてくるものらしいです。僕は最近になって、というか、ここ数年、なんだかすっかりぼけてきたように思えます。もうだめな気がします。 大江健三郎×岡田利規の対談に入場のために必要な葉書、下宿先に忘れたまま実家に帰って ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 02:33書評 村上春樹/ノルウェイの森
- ノルウェイの森〈上〉(1987/09)村上 春樹商品詳細を見る 僕は今とても混乱していて、同時に、僕のまわりにいる数すくない人たちもとても混乱しているのだと思う。僕らはつねに混乱しつづけている。でもそのなかで僕らは自分たちなりの生を営んでいかなければいけない。その生の営みかたについてのいくつかの解答を導きだし、そしてそれが鍵穴にきっちりとはまらないことだけをたしかめ、僕らはそっとため息をつく。 僕はある ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 00:39書評 真鍋昌平/闇金ウシジマくん(1巻)
- 闇金ウシジマくん 1真鍋 昌平小学館530円Amazonで購入書評/経済・金融_uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();『闇金ウシジマくん』1巻は献本としていただいたものなのだから書評を書かなくてはいけなかったのだけれど、うっかり忘れていた。本当に申しわけない。 これはおそらく情報マンガとしての側面も備えているのだと思う。でも、だいたい人気のあるマンガ、たとえば『のだめカンタービレ』(クラシック)とか... [続きを読む]
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- 2008/05/05 23:59[日記] 舞台の上で首を吊る
- ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク(2000/09/27)ザ・バンド商品詳細を見るとてもたくさんのいやな予感があった。どれもが僕のなかでちいさなけれど消えにくい炎みたいにくすぶって、ちりちりと必要なものを燃やしていた。僕がこん な思いにとらわれるのは、おそらく僕がひどくまちがっているからだと思う。でも、たくさんのことにたいしてまちがいを続けてきたからこそ今の僕があり、そ して、他人から見れば短い時間なのか ... [続きを読む]
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- 2008/05/05 16:39映画評 諏訪敦彦/2/デュオ
- 2/デュオ(2001/11/23)柳 愛里(主演)、西島秀俊 他商品詳細を見る 諏訪敦彦監督の『M/OTHER』を最初に見たとき、「なんだこれは!」とびっくりしたのだけれど、今回『2/デュオ』を見たときもやっぱりびっくりした。 というものの、びっくりした、という感想はやっぱりどこかずれていて、それでいて間が抜けていて、僕が実際に見ているときに抱いていた感想とはほど遠い。 僕は基本的に洋画ばっかり見て日本の映画はあまり見な ... [続きを読む]
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- 2008/05/03 22:43[日記] わたしの場所の複数
- わたしたちに許された特別な時間の終わり(2007/02/24)岡田 利規商品詳細を見るさっき岡田利規の「私の場所の複数」について書いたことはまるっきり見当ちがいだった。それはたぶん僕が本を読む環境ではないところで本を読んでいたからだと思いたい。あるいは僕がたんにばかだからか。 彼女のような、大きめでがっしりした体つきや、カエルみたいに目が離れている顔の感じは、きっと彼のタイプのはずだと、わたしは思う。なぜな [続きを読む]
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- 2008/05/03 22:40[日記] わたしの場所の複数
- わたしたちに許された特別な時間の終わり(2007/02/24)岡田 利規商品詳細を見るさっき岡田利規の「私の場所の複数」について書いたことはまるっきり見当ちがいだった。それはたぶん僕が本を読む環境ではないところで本を読んでいたからだと思いたい。あるいは僕がたんにばかだからか。 彼女のような、大きめでがっしりした体つきや、カエルみたいに目が離れている顔の感じは、きっと彼のタイプのはずだと、わたしは思う。なぜな ... [続きを読む]
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- 2008/05/03 22:04[日記] ロバート・キャパ
- 隠喩としての建築 (講談社学術文庫)(1989/03)柄谷 行人商品詳細を見る贖罪(2003/04)イアン マキューアン商品詳細を見る本谷有希子の日記を読んだあと、いざ自分の日記を書こうかと思ったらちっとも自分の文章になっていなかった。4/30の日記のこと。誰もが自分の文体を 持っていると思いこんでいるけれど、そんなのはまるで嘘で、自分の文章は実はほかの誰かの文章のよせあつめや断片にすぎない。でもその断片というのは僕の すり... [続きを読む]
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- 2008/05/01 20:36片桐ユズルによるディランの訳詞
- 追憶のハイウェイ61(2005/08/24)ボブ・ディラン商品詳細を見る 音楽を褒めるときに「歌詞が泣ける」と言う人がたくさんいるけれど、僕はどんかんな人間なのでそういうことがよくわからない。洋楽を聴くときにはもちろん何を言っているのかわからないので歌詞なんて全部聴きながすのだけれど、日本語の音楽ですら僕は歌詞を聴きながす。そしてそれがいい曲だと感じることができたならば僕はもそもそと動きだし、歌詞カードを ... [続きを読む]
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- 2008/04/30 23:28書評 岡田利規/わたしたちに許された特別な時間の終わり
- わたしたちに許された特別な時間の終わり(2007/02/24)岡田 利規商品詳細を見る 岡田利規の『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を21頁まで読んだのだけれど、なんだかものすごい傑作な予感がするので、今ここでとりあえず何かを書いておきたい。 始まりはとても抽象的な視点だ。 かたまりの中の六人のうちで、今自分たちがライブハウスに行こうとしていることはおろか、そのライブハウスの名がスーパーデラックスと ... [続きを読む]
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- 2008/04/30 20:33[日記] 映ポ
- 28日の夜のことから。下宿先から実家に帰る途中でブックオフに寄ったら、お宝のような本がざくざくあった。ピンチョン「V.(1, 2)」デリダ「マルクスと子供たち」フッサール「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」ゴダール「ゴダール映画史(?・?)」本谷有希子「江利子と絶対」(100円)バタイユ「眼球譚」志村貴子「どうにかなる日々(1・2巻)」(100円)「テオ・アンゲロプロス シナリオ全集」「ビートルズ全詩集」 ... [続きを読む]
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- 2008/04/29 12:58書評 志村貴子/どうにかなる日々
- どうにかなる日々 (1)(2002/12)志村 貴子商品詳細を見る志村貴子というのはひょっとしたらとんでもない書き手かもしれなくて、それは『青い花』の一巻を読んだときにそう思ったのだけれど、『どうにかなる日々』(一・二巻)を読んでもやっぱり同じことを思う。『青い花』は女の子同士の恋愛の話なのだけれど、僕がいちばんびっくりしたのは女の子同士の恋愛がそのマンガのなかではまったく不自然に書かれていないことだった。『 ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 23:58[日記] 我輩は猫である
- 隠喩としての建築 (講談社学術文庫)(1989/03)柄谷 行人商品詳細を見る昨日は案の定眠れなかった。 でも朝一の授業があったのでちゃんと起きて行った。 がんばった。 そのあとの授業まで間があったので家に帰り仮眠をとったところ、 眼が覚めたときには授業は終わっていた。 がんばらなかった。 昨日眠れなくて、 柄谷行人の「隠喩としての建築」をずっと読んでいたのだけれど、 こんなわけのわからない本を読みつづける ... [続きを読む]
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- 2008/04/27 23:59[日記] テーブルと瓦礫
- 欲望 (紙ジャケット仕様)(2004/09/23)ボブ・ディラン商品詳細を見る今日一日何をしていたのか、記憶が失われている。13:00に起きて確か僕はいろいろなことをやっていたはずなのに、今思いかえしてみれば、なんにも思い だせない。あれもこれもやった。でもあれもこれも一日を消化してしまうほどに時間がかかる作業ではない、気がつけば貴重な時間の束がごっそりと抜けてい て、あとに残るのはひたすらの荒れ地だ。おそらく... [続きを読む]
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- 2008/04/27 17:52書評 考える人2008年春号
- 考える人 2008年 05月号 [雑誌] 新潮社1400円Amazonで購入書評/海外純文学_uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();「考える人 2008年春号」を読む。特集は「海外の長編小説ベスト100」。日本の作家・翻訳家・批評家などにアンケートを求め、10冊の本を挙げてもらい点数をつけ順位決定したらしい。ランキングというのにはやはり本質的な意味はないと思うけれど、ゴシップ的な意味ではとってもおもしろい。僕は本... [続きを読む]
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- 2008/04/26 19:56[日記] ミカとミカンは似ている。
- 昨日実家に帰ってきた。 持ち帰ってきた論文を読もうと思ったが無理だった。 何故なら論文がひどくつまらないからだ。 しかも自分の研究に関係あるかと思ったらあまり関係なかった。 これからでかけるのだけれど、それはまではひたすらごろごろしていた。 「セーラー服と機関銃」を見た。 長澤まさみ主演のではなく、1981年、相米慎二監督。 ただのアイドル映画だろうと思っていたのだけれど、ぜんぜんちがった。 とても ... [続きを読む]
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- 2008/04/26 15:26映画評 相米慎二/セーラー服と機関銃
- セーラー服と機関銃(2006/10/20)薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦 他商品詳細を見る 相米慎二監督の『台風クラブ』がすばらしかったので、あわてて『セーラー服と機関銃』を見た。薬師丸ひろ子主演。ものすごくおもしろい。 相米慎二監督と言えば長回しで有名らしくて、ただふたりの人物が話しているだけなのにカメラは部屋のそとから内側までゆっくりとまわっていて、それがとても心地いい。『セーラー服と機関銃』を見ていて、押井守 ... [続きを読む]
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- 2008/04/25 22:23[日記] 圧倒的カタルシス
- 芝生の復讐 (新潮文庫 フ 20-3)(2008/03/28)リチャード・ブローティガン商品詳細を見るこんばんは。 コンビニで買ったソースカツ弁当にソースかけないで食べてました。 どうりで味が薄いなと思ったんです。あんまりソースの味がしないなって。 電子レンジであたためるときソースが入っているちいさな袋をはずしますよね。 いざ食べるときになったら僕らはその袋のことを思いだし、それをかけてから食べなくてはいけないのです ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 18:42寝苦しいうさぎ
- 一瞬一瞬が幸せでありたいと思うから、私は鍵のかかった部屋のベッドにまるまりひとつだけの光でひとつの本を読み、翌日の夜には友達と一緒におしゃべりをしながらお酒を飲んだりするのだけれど、それであなたってばけっきょく何が好きなのと訊かれると口をつぐむ。だから私はそういうのではないんだよって言うんだけれどそういうのではないってどういうこと。 過去は過ぎさってしまった未来であり、未来はまだ起きていない過 ... [続きを読む]
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