- 2008/05/10 07:56酒を飲まない理由
- アルコール飲料の苦味が口に合わないことと分解酵素が家系的に少なく、飲むとすぐに頭痛のすることが鯨を飲酒から遠ざけている。同期との「飲み」でも殆ど飲まないし、アルコールの入った缶を目の前に突き出されて飲酒を勧められてもアジア的微笑を浮かべて断るか、少し... [続きを読む]
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- 2008/05/09 21:29脳病院の怪
- 食堂、数十人の男女が食事をとっている。ときおり、誰かが奇声を発する。断続的に泣き声が聴こえてくる。食べ物の穏やかな香りの裏に、薬品と糞尿の匂いがしつこくこびりついている。ここは脳病院の食堂、ある男の汚い手が、隣に座る男の平皿に置かれた肉切れをつまんだ... [続きを読む]
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- 2008/05/09 20:36skarabo
- Sur muro antaŭ mia ĉambro unu skarabo rampis.Nia vivo simila
s kiel tiu malgranda insekto.Ni daŭras rampi kaj piediri senhalte , senĉese.Pro tio,niaj korpoj estas lacaj kaj volas dormi iom,sie ston dolĉan kiel lakton m... [続きを読む]
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- 2008/05/09 17:18温泉
- 先輩の運転する車に乗せてもらい、セスリベーロイ温泉まで行った。温泉の前につけ麺を食べて、玄関先に波動水や気源石が飾られた温泉宿に入る。そこは変わった温泉宿で、玄関に波動石があったり、宇宙の波動を浴びる装置(30分2000円)があったり、縄文気功がで... [続きを読む]
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- 2008/05/06 23:45I Want To Hold Your Hand
- と書いて「アホな放尿犯」と読む。今日、鯨はまさしくカーペットに放尿する「アホな放尿犯」を見て、そいつの股関をいたぶりながら「♪アホな放尿犯〜」と歌い、腹を抱えて笑っていた。 そんな子供の日の次の日は実家に帰省していた院生たちが帰院する日であった。す... [続きを読む]
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- 2008/05/05 17:47COMITIA84
- 行き帰りに森茉莉の短編集を読んだけれど、一つの段落は長いし、修飾関係は複雑で、読点の打ち方もこんなところに打つのかと驚くほどに、ユニーク。ちなみに父親の森鴎外はドイツ語なのに、娘の茉莉はフランス語で、ある。それと森茉莉の随筆を読むと、鴎外への印象が... [続きを読む]
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- 2008/05/04 19:28文学館と文化館
- 人間の発した声[パロール]と人間の書いた文[エクリチュール]と、どちらがより現実的に感じるかは人によって違うだろう。鯨は声を信用しない。というのは電話だと鯨には半分以下しか届いていないし、対面しての会話でも鯨は半分以下しか理解していないからだ。逆に... [続きを読む]
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- 2008/05/04 19:08恋愛
- 恋愛小説というものは「恋愛なんて存在しないよね」とよく分かっている人たちが、「でもそれがないとちょっと寂しいよね」と知恵をめぐらせて、嘘を並べて書いたもの。だから恋愛小説とはファンタジー小説の一分野だし、恋愛は血液型心理学とか幽霊とかムー大陸とか「部... [続きを読む]
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- 2008/05/03 19:57水神マクワ
- 神々と魔神たちとが戦い、争い、血を流し、名のある神々は皆死んでしまった。湖に隠れて戦いに加わらなかった水神マクワは、地上が静かになるとひっそり湖から這い出て、びしょびしょに濡れた長い髪を搾り、大きなあくびを一つした。すると髪から滴り落ちる水は大地を覆... [続きを読む]
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- 2008/05/03 14:17西の果て
- いきなりアイス工房でミルフィーユ・抹茶大納言・ストロベリーシャーベットの三色アイスを食べて、南隣の町にある湿生公園を訪れたあと、ひたすら西に向かい、坂を登るとこんな処についた。ハゼホ市の西の果て。この先に、何があるのだろう? 梶井基次郎の小説はあ... [続きを読む]
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- 2008/05/02 23:17pigo
- Mi laboras en azilo por intelektaj perturbuloj. La azilo lokiĝas
ĉe monteto en urbo Hadano kaj tie ĉirkaŭ 200 homoj vivas , lernas kaj laboras. Mi estas ŝarĝita per klaso, kiu havas 14 homojn. 12 homoj de ili estas aŭt... [続きを読む]
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- 2008/05/02 08:54「僕の名前」
- 君は、僕が誰なのかを不思議に思っているんじゃないのかな。でも僕はちゃんとした名前を持っている人じゃないんだ。僕の名前は君しだいだよ。君の心の中に思い浮かぶ名前で、僕を呼んでほしい。 もし君がはるか昔にあったことを考えていて、誰かが君に質問して、君は... [続きを読む]
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- 2008/05/01 22:18ハゼホ市ソーヤ地区
- カーシェ学院からクーボ山系を越えたところ、山からオロクーロ川になだれ落ちる急斜面にソーヤ地区がある。いままで鯨は知らずに自転車でその前を通っていたのだけれど、かつてその地区は同和地区などと呼ばれていた被差別部落だったらしい。 これは何も鯨の妄想の産... [続きを読む]
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- 2008/05/01 16:40休暇中勤務
- 定時にあがれた!よし、瓦斯代を払い込んだら食材を買いに行こう!いや、その前に何をしよう?... [続きを読む]
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- 2008/05/01 07:29なぜ書くのか?
- 物語作家が黄ばんだ原稿を川向こうにある印刷工房に持ってきた。工房の親方は原稿を受け取ると、それがまるで美しい女の皮膚片であるかのように大事に扱って、一枚一枚めくって読む。そして工房のわきで、空を見ながらつっ立っている作家に尋ねる。「なぜ、あなたは書... [続きを読む]
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- 2008/05/01 07:08なぜ殺したのか?
- 女の血まみれの屍体。腹には裂傷が緋色の花のように咲き、花のまわりは黒ずんだ泥のように汚れている。その横にはひとりの男がぼんやりと立っている。蒼褪めた顔をしたその男は屍体の夫である。彼の顔が血の気を失って青白いのは、妻が死んだからではなく、つかみかけ... [続きを読む]
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- 2008/04/30 21:24帰省虫
- 昼は下北沢でぐったり過ごし、自炊のマンネリ化を防ぐために料理本『今日のごはんは?』を買う。お好み焼きを食べて荷物を取りに自宅に戻ってから、大学時代に働いていた塾に遊びに行く。男児1人、女児2人、女子中生2人、女子大生2人、男子大生2人、淑女3人の計1... [続きを読む]
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- 2008/04/30 20:15エスペランティストの使命
- 今後、数十年間におけるエスペランティストの使命は、エスペラント大会の運営でもエスペラントの広告でも論敵への反駁でもエスペランティスト同士の交流の実践でもない。 エスペランティストはひたすら英語、フランス語、日本語、ドイツ語、中国語、ロシア語などの文... [続きを読む]
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- 2008/04/29 23:06同窓会
- 今日は中高の同窓会があった。同窓会といっても3人だけの内輪の集まりで、内訳は仕事に関係がありそうでなさそうな知識を保有している鉄道員と女子中生に「胸の大きい順に並びます!」とからかわれている中学教員と仕事に誇りもやる気も持っていない児童指導員の3人で... [続きを読む]
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- 2008/04/29 17:04全裸でマスク
- 全裸でマスクは少しあぶない人。だからそんな人を見かけたら、マスクを取ろう、と言ってあげよう。それがあなたの本当に願うことであるのならば。下北沢の書店にいたら鼻につくシトロエンの香り。その匂いは微かな狂気への招待状。ハンニバル・レクター博士には憧れさせ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 07:25「マーガレット」
- 今朝、扉をたたく人がいた。たたき方でそれが誰だか分かってしまう。それに橋を渡ってきたのが聴こえた。 彼らは雑音のまじる板を踏む。いつもそれを踏む。僕にはなんでそれを踏んでしまうのかを理解できない。彼らがなんでいつも同じ板を踏むのか、どうやったら踏ま... [続きを読む]
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- 2008/04/27 22:00みんなちがって、みんなダメ
- 昨夜は同じ課での飲み会だった。一次会はただ食べていればいいだけなので良かった。でも二次会は気分が悪くなった。二次会はカラオケに行ったんだけれど、部屋の騒音の中でひたすら鯨世界だけは静かだった。そこでは苦痛なまでに静けさが保たれていた。カラオケボックス... [続きを読む]
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- 2008/04/27 20:50「西瓜糖のなかで」
- 僕の生活が西瓜糖のなかで営まれていくように、この西瓜糖のなかでは繰り返し行われてきたことがあった。それについて話そう、だって僕はここにいるし、君は遠くにいるのだから。 君がどこにいようと、できるかぎりのことをしたい。伝えるには遠すぎるし、ここには伝... [続きを読む]
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- 2008/04/25 23:54四連休と三連休
- 明日は院生たちが実家に帰省する日。脱衣場で体重80キログラムの羆君が鯨に尋ねる「あさってはロワーソにかえる?」たぶん、羆君の家はロワーソ町にあるのだろう。そして彼は、明後日には自分は両親の待つ家に帰っているのか?と尋ねているのだ。「おむかえくる?」自... [続きを読む]
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