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- 2007/07/02 18:02兄妹糸11
- 麻は、希恵の閉じている膝を乗せている手と共に開き其処に腕を割り込ませると、希恵がパジャマ代わりに着ているトレーナーを行き成りたくし上げた。「ぎゃ! ちょっと!」「何? つか、服掴んでて」 麻は、希恵の気などまるで無視。希恵の胸の上までたくし上げたトレーナーを掴むように指示した。希恵は、渋々その指示に従った。実際、恥ずかしいものの嫌な訳では、無かった。 そして、希恵の顔が瞬く間に真っ赤になっ ... [続きを読む]
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- 2007/06/22 21:11兄妹糸10
- 「んじゃ、続き」 そう言うと麻は、希恵の後頭部を右手で支え左手で希恵の肩を優しく掴むと、もう一度触れるだけのキスをした。 希恵は、突然の事に眼を瞑ることなく麻を見つめていた。そのキスから、再び深いものへ――。自然と閉じる希恵の瞼。希恵の閉じている唇から口腔に忍び込む麻の舌先。 麻の舌先が希恵の舌に、歯列に沿って触れていく。その度に希恵の体は、ビクリと反応する。麻を感じ取っている証拠かもしれない ... [続きを読む]
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- 2007/06/11 18:11兄妹糸9
- 「……え? 何で……?」 戸惑った様子で答える希恵。「ん、まあいいから。で、どうなの?」「……キスは、初めてじゃない……けど」「けど?」「2回目のは、……初めて」 希恵は、伏せ眼がちにぼそぼそと答えた。麻が今、どんな表情をしているかなど希恵は知る由も無い。「ふーん。キスした事あんだー。おもしれえ」「はっ? 何で! あたしだってあるもんっ」 馬鹿にする麻に、向きになって答える希恵。「ははっ、何でそ ... [続きを読む]
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- 2007/06/02 18:47兄妹糸8
- 麻が先に部屋に入り電気のスイッチを入れた。それに希恵が続く。希恵は後ろ手でドアを閉めると、誰も入ってくる筈の無い部屋にさり気なく鍵をかけた。希恵は麻が出す次の指示をドアの前に突っ立って待っている。「んじゃ希恵ー、ベッドに座って」「……うん」 ぎくしゃくと、歩くのも一苦労だ。ドアからベッドまでの道のりが嫌に長く感じる。緊張気味に、ちょこんと、そっとベッドに腰掛けた。「あー、違う違う。もっと奥 ... [続きを読む]
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- 2007/05/25 21:20兄妹糸7
- 麻の妙に優しい口調に、希恵の胸が強く波打った。麻はキッチンへ向かい、結局手を付けなかったアイスを冷凍庫に戻した。そのまま、リビングのドアに向かいドアを開けて希恵の方に振り向いた。「……おい。希恵? 行かないの?」 ソファに座って、俯いたままの希恵に麻が声を掛けた。「っうん、行くけど……アイス」 希恵は未だに、自分の身に起きている事全てを理解出来ず、残っているアイスのせいにして頭で必死に理解しよ ... [続きを読む]
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- 2007/05/25 20:58 久し振りです
- 何日ぶりの更新でしょう?;;お待たせして、申し訳ありませんでした。・・・と、言っても読んでくださっている方はいらっしゃるのでしょうか・・・。とりあえず!頑張ります。 ... [続きを読む]
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- 2007/05/19 19:49 兄妹糸6
- 「だから、希恵はあの女に嫉妬したって言うんでしょ?」 勘のいい麻は、希恵の考えなど直ぐに予想がついた。「……うん」「で?」「え?」 戸惑っている希恵に、呆れたようにため息を吐いて言った。「だからー、お前は俺を好きだって言って、それで終わりなの?」「……」「俺に、気持ち伝えて終わり?」「……」「俺に何かして欲しいんじゃないの?」 麻の容赦ない質問攻めの果て ... [続きを読む]
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- 2007/05/17 20:48 兄妹糸5
- 暫く希恵が上の空でテレビを見ていると、麻がドアを開けて脱衣所を出る音がした。ボーっとしていた希恵もその音に反応し急に背筋を伸ばし、麻がリビングのドアを開ける頃には体を強張らせた。 麻は、そんな希恵の様子に気付きながらも、そのままキッチンへ向かい冷凍庫を開けて何かを取り出してから希恵の隣に座った。麻の手には、カップアイスが二つ。希恵が好きでいつも食べている物だった。「アイス」 ... [続きを読む]
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- 2007/05/16 20:28 兄妹糸4
- 『あっ、そっか。お前も女だったんだ』 そもそも、何故麻はこんな一言を発する程、希恵を妹とさえも思っていなかったのか――。原因は麻にもあるが、希恵にも原因があったのだ。それは、希恵も薄々気付いていた。自分にも、原因がある――と。その原因とは――。「希恵ー。そういやさあ、今日の女さー――」「……うん」 今日も始まるこの会話。この会話こそ、麻が希恵を妹とさえ思わない、いや思え ... [続きを読む]
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- 2007/05/14 20:49兄妹糸3
- 部屋に戻り希恵は、ベッドの上に膝を抱えて座った。「あー。あそこまでムキになることなかったなー。自分みっともなっ……。」 そういうと、涙が堰を切ったように溢れ出した。希恵は先程の自分の行動に、今更後悔しているようだ。涙は頬を滑ってシーツに落ち、染みとなった。その染みをそっと撫でる。「っていうか、勉強なんかしてないんだけどね。ははっ」 希恵の笑い声は、部屋に虚しく響いて消え [続きを読む]
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- 2007/05/12 20:51 兄妹糸2
- 幾ら声がうるさくて、麻が好きだとしても、いつもなら我慢出来た。そんな、希恵をここまで行動させた決定的な出来事が起きたのである。それは、昨晩の事。希恵は、風呂から上がり脱衣所で体を拭き下着に着替えようとしていた。その時、脱衣所のドアが開いた。 運悪くその日に限って希恵は、脱衣所の鍵を閉め忘れていた。間抜けな顔で入って来た麻と、希恵との間に妙な沈黙が流れる。その沈黙を ... [続きを読む]
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- 2007/05/12 19:34 兄妹糸
- 「あっ、ああ! 麻、大好きーいっ」隣の部屋から聞こえる、喘ぎ声。声の主は、希恵の兄、麻が連れ込んだ女である。 そんな声を聞く度、希恵は不快そうな顔をする。希恵は、実の兄である麻が好きだった。希恵にとって、唯でさえ麻がそんな行為をしている事など知りたくないというのに、声まで聞こえるなど、堪ったものではない。それに、こんな事は今日に限った事では無かった。 麻は、誰もが認める程の ... [続きを読む]
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- 2007/05/12 18:54 兄妹糸 プロローグ
- もし、本当に運命の赤い糸があってもし、それと同じように兄妹の糸があったなら――そしてもし、その糸を自由に操れるとするなら、あたし達に繋がるこの糸を切り離してしまいたい。そして、その糸を運命の赤い糸としてお互いの小指に、きつく、固く結び付けてしまいたい。それが仮令、運命とは言われなくとも――。 あたし達に繋がるのは、強く切れる事の無い、 ― ... [続きを読む]
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- 2007/05/10 17:19 早速・・・
- 早速、『兄妹糸』という小説を書かせて頂きます。テーマは、ズバリ大好きな 禁断愛 です^^vではでは、よろしくお願いします。 ... [続きを読む]
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- 2007/05/10 16:58 初めまして
- 初めまして、こんにちは。大分前に、このブログを建設していたのですが、投稿は初めてです。今回は、最初の挨拶というところでしょうか。これから、小説を書かせて頂きます。拙い文ですが、暖かい眼で見守ってくださると有難いです。官能描写も含まれますので、苦手な方は御遠慮下さい。ではでは、改めましてよろしくお願いします。 ... [続きを読む]
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