|
- 2007/07/29 02:25スイスは永世中立であって、無防備都市ではありません
- 自衛隊に協力しないし、占領していいから戦争に巻き込まないで” 無防備・平和条例請求で臨時議会…宇治市は反対意見 本当だったら、あまりに唖然とする記事を読んでしまったので、つい・・。以前、スイス傭兵について記述いたしましたが、スイスという国は、遠い昔から永世中立国ではありません。地図を見れば一目瞭然ですが、スイスは、欧州の中央にぽつんと佇む、お山の中の小さな国で、時計産業と銀行業務が活発になる以前には... [続きを読む]
|
- 2007/07/27 00:03カノッサの屈辱=神聖ローマ帝国皇帝と法王とブォナローティ家
- ミケランジェロの父ロドヴィコは、正式には、「ロドヴィコ・ディ・リオナルド・ブォナローティ・シモーニ」という御大層な名前であるらしい。ブォナロート=シモーニ家は、12世紀からフィレンツェ年代記に登場するような古い家系で、ミケ自身、「最も高貴な家柄の市民」であることを誇りにしていたようである。で、その古い家系のブォナロート=シモーニ家は、父ロドヴィコが息子ミケに伝えたところによると、中世欧州にあっては... [続きを読む]
|
- 2007/07/19 00:29安田火災スパシャル〜ルネサンス未来への扉
- 1980年代の初め頃から、毎年11月3日に放送されていたのが、「安田火災スペシャル〜ルネサンス未来への扉」システィーナ礼拝堂のミケランジェロの壁画修復を追った記念番組でありますが、どういうわけか、この番組を、毎年のように見ていたんですね。で、ミケに入れ込んだそもそもは、この番組でありました。安田火災スペシャルとして放送された番組が、結局、何回あったのかは分からないのですが、その後を引き継いだ「ルネ... [続きを読む]
|
- 2007/07/11 00:10ミケランジェロ、誕生!!
- 1475年 3月6日 イタリア・トスカーナ地方にあるカプレーゼで、ミケランジェロ・ブォナローティ誕生。父・ロドヴィコは、フィレンツェ政府の小役人で、カプレーゼとキウジの施政長官(ボデスタ)として当地に派遣されていた。今でいう村役場の村長さんに当たるらしい。次男ミケランジェロが誕生した時、親父は31歳だった。そして母・フランチェスカ。この人が、丈夫なガッテンだ母さんだったら、ミケは親の言いつけを聞いて小役人... [続きを読む]
|
- 2007/07/08 00:18北海道で、ミケのダヴィデに遭遇!!
- 2泊3日で、北海道南の弾丸ツアーに行って参りました。メインは今流行りの旭山動物園でしたが、帰ってきてから、気になってしようがないのが、 「あのミケのダヴィデをウォール・プリントした白い建物はなんだったんだろう?」 です。思わず太字・緑字で書いてしまうほど、気になってしようがない。最終工程日で、バスの中では殆ど寝ていたおかげで、所在が不明なんですが、多分、美瑛の丘から富田ファームに向かう途上の、その辺... [続きを読む]
|
|
|
- 2007/07/02 02:01青池保子:アルカサル〜王城 ついに完結
- 前回、チェーザレの父ちゃんの記事のところで、青池保子さん「王城〜アルカサル」のご紹介をしましたが、この作品、現在、完結編が出ていたのですね!(^^)!今月発売中の「プリンセス・ゴールド」に『後編』が掲載されていました。長いこと休載していた作品で、続きを楽しみにしていただけに、もうビックリするやら、ガッカリするやら・・。何故、『前編』の時に気付かなかったんだろう・・。というわけで、『前編』に巡り合えなかっ... [続きを読む]
|
- 2007/06/30 00:19薫風のフィレンツェ:榛名しおり
- メディチ家に世話になっていた頃の若き日のミケランジェロが主人公で、作品中の愛称が「ミケル」という、講談社X文庫刊の少女小説で、BLも入っているっぽい。(BL=BOY''sでLOVEっちゃう御話)御話そのものは、ジュリオ・デ・メディチ(豪華王ロレンツォの弟ジュリアーノの遺児)とミケルと捨て子院出の美少女リフィアとの、三角関係っぽい、典型的な少女小説ですが、当時のメディチ家の背景や情勢は、案外きっちり描かれてい [続きを読む]
|
- 2007/06/28 02:22白のフィオレンティーナ:ダヴィデ像の行方
- 「白のフィオレンティーナ」6巻の前半は、ミケとジョバンニ・デ・メディチとメディチ家の関係の説明編だったのですけど・・。 「白のフィオレンティーナ」を読みながら、ずっと疑問に思っていることが、「ダヴィデ像」。ミケランジェロ・ブォナローティの彫刻で、「ピエタ」と並んで、不世出の名作である「ダヴィデ」が、何故か、「白のフィオレンティーナ」に出てきません。父親との相克は出てくるんですけど・・・。『身内と書 [続きを読む]
|
- 2007/06/27 00:13川原泉:バビロンまで何マイル?
- 白泉社文庫刊 川原泉著作「バビロンまで何マイル?」 チェーザレ・ボルジアと、その妹ルクレツィアと、ビシェリエ公アルフォンソが中心の御話で、どちらかと言うまでもなく、悲劇のヒロイン版ルクレツィアの典型のコミックであります。この御話では、チェーザレとルクレツィアは「出来ていた」説を取っていて、チェーザレ・ファンには、かなりシビアな展開ですね。ただ、フェラーラ公アルフォンソとルクレツィアは幸せに暮らしま... [続きを読む]
|
- 2007/06/26 02:29戸川視友と塩野七生とマリオン・ジョンソンのフェラーラ公夫妻
- 前後してしまいますが、冬水社文庫刊 戸川視友作「白のフィオレンティーナ」の5巻は、フェラーラ公爵夫妻アルフォンソ・デステとルクレツィア・ボルジアの関係の解決編でした。 ところで、歴史物、歴史小説というものには、完全無欠なものはありません。人間には、どうしたって好き嫌いがあって、同じ時代に生きて、たとえその人物と接していた人でも、平衡・中庸なものの見方は出来ないものだし、まして、後から色々な都市伝説... [続きを読む]
|
- 2007/06/23 23:18白のフィオレンティーナ:ティツィアーノ編
- 冬水社文庫刊 戸川視友著「白のフィオレンティーナ」の文庫版は、先頃20日に、5・6巻が出まして、主人公フィオレンティーナは、早くもヴェネツィアに・・。待ち受けていたのは、ジョルジョーネとその弟子ティツィアーノ。マントヴァ侯爵夫人イザベッラ、フェラーラ公爵夫人ルクレチア・ボルジアに続いて、現れたのはティツィアーノでしたかぁ。 って、その前に、ぬぁんとアルブレヒト・デューラーにも遭っていたりするんです... [続きを読む]
|
- 2007/06/19 00:09ハドリアヌス6世とエーベルバッハ少佐とサヴォナローラ
- ハドリアヌス6世という人は、法王としての在位はほんの1年ほどでしたが、とにかくお堅い人であったらしい。堅実にして質素。清貧を旨とし、融通が利かないほど真っ直ぐな人物であったようだ。今世紀に入って、パウロ6世やヨハネ・パウロ2世が、過去の過ちを認める教書や公式発言をして、世界を驚かせたけど、ハドリアヌス6世という人は、当時、教会の腐敗、高位聖職者の堕落を公式の席で認めた、過去類例を見ない人だったらし... [続きを読む]
|
- 2007/06/14 23:27急告!! 名古屋市博物館で信長画像展示!!
- 突然ですが、名古屋市博物館で、重要文化財・織田信長画像(豊田市長興寺蔵)を、6月16日(土)から6月24日(日)まで展示することになったそうです。信長像として一番有名なこれですが、実際、本物が公開されるのは、今回が初めてなんだそうです。いいなぁ・・、観たいなぁ・・。でも名古屋かぁ・・・。名古屋といえば、名古屋港に、ヴェネツィアを模した「名古屋港イタリア村」もありまして、ゴンドラがあって、ヴェネツィアンガ... [続きを読む]
|
- 2007/06/12 00:38米大統領ブッシュ氏、法王ベネディクト16世に会うも・・・
- バチカン関係者唖然参照:痛いニュースヴァチカンで9日、米大統領ブッシュ氏が、法王ベネディクト16世にお会いしていたんですね。その際、ブッシュ氏は、法王に対して、とってもフランクな態度でお会いになったそうで、ヴァチカンの関係者の口を開けたまま閉じさせることを忘れさせたようです。別に権威主義ではないけど、さすがブッシュだと、思ってしまいました。っていうか、歴代初のドイツ人法王だから、戦勝国としての見栄で... [続きを読む]
|
- 2007/06/09 23:05簡単年表を製作して思った事。
- ミケが生きた時代の法王様を軸にして、本当に有名どころだけを掻い摘んだ簡単年表だったのだけど、これが案外、てこずった。やっぱり年表って、神経使いますね。何度も繰り返し見て、何度も修正して、結局、5日も掛かってしまいました。でも、年表を作って改めて思ったのは、レオナルドより、ミケの方が、もしかして、「そういう」ことしてたんでは? という事。レオナルド=スパイ説という話はよく聞くけど、年表作ってみて、改... [続きを読む]
|
- 2007/06/09 22:31ピウス3世〜金の切れ目が製作の切れ目
- ピウス3世は、在位1503年9月22日〜同年10月18日の短命な法王様で、ミケは、「この法王」の為の仕事はしていません。 でも、この人のための仕事はしています。ピウス3世:俗名はフランチェスコ・トデスキーニ・ピッコロミーニといい、彼が法王に即位する以前、おそらくは枢機卿だった頃だろうと思うのですが・・。1501年6月5日に、シエナのピッコロミーニ礼拝堂祭壇の為に15体の聖者小像製作を依頼されて、1504年までに『ペテ [続きを読む]
|
- 2007/06/04 00:15ミケが生きた時代の法王様と、ミケの足跡
- ●シクトゥス4世(1471-1484)・・システィーナ礼拝堂を作った=ユリウス2世の伯父さん1475.3.6 イタリア中部のカプレーゼでミケランジェロ・ブォナローティ誕生 ●インノケンティウス8世(1484-1492)・・異端審問にも熱心だが、親族登用にも熱心だった1488,13歳 ギルランダイオの工房へ ジォットやマザッチオを模写1489,14歳 ロレンツォ・デ・メディチに認められ メディチ家に1490,15歳 階段の聖母子 1491,16歳 ラピ [続きを読む]
|
- 2007/05/29 00:21ロッソ・フィオレンティーノ
- 先日、戸川視友の「白のフィオレンティーナ」文庫版の3・4巻が発行されていて、早速、購入いたしました。フィオレンティーノと名乗って、男社会で活きていく決意をしていたフィオレンティーナは、無事?女の子に戻って、女流画家として売り込みを開始し、マントヴァ侯爵夫人イザベッラ・デステの元に行ってました。 でもって、本作品中のチェーザレの妹ルクレティア姫も、中々の食わせ者でした。パリス・ヒルトンというよりは、 [続きを読む]
|
- 2007/05/28 23:50ミケランジェロ ヴァチカン宮殿壁画
- 「ミケランジェロ ヴァチカン宮殿壁画:The Vatican Frescoes of Michelangelo」そのまんま、ミケの壁画の画集で、1981年に講談社から発行されたB4版サイズ 58頁。修復前の、システィーナ礼拝堂の壁画の画集です。当時の頒価は、1200円。冒頭に、ゲーテの「イタリア紀行」(相良守嶺訳)の、『システィーナ礼拝堂を見ないでは、1人の人間が何をなし得るかを眼のあたりで見てとることは不可能である。偉大で有能な人... [続きを読む]
|
- 2007/05/12 23:42ボルジア家の毒薬〜恐怖のアークエンジェル
- ボルジア家の毒薬・・っても、マリオン・ジョンソンさんではない。星野之宣氏の方の、ボルジア家の毒薬。少年マンガであります。 現在、集英社文庫刊で、「MIDWAY歴史編」と「妖女伝説2」の中に収録されております。が・・・。ここのルクレティアが、怖い。はっきり言って、物凄まじい(-_-) いえ・・、御話的には、兄に思慕を寄せる妹って枠ではあるんですけど(辛うじて)、その変容の仕方が、まさに恐怖のアークエンジェ... [続きを読む]
|
- 2007/05/10 01:19週刊モーニング:チェーザレ〜〜ジューリア・ファルネーゼ
- 週刊モーニングの発売って、明日なんですね。前回、待望のルクレティア姫が登場しましたね。待望の、・・っていうか・・・。そうねぇ・・。やっぱり・・、かなぁ。個性の強いハンサムな兄ちゃんに、騎士様を夢見る御姫様。この兄妹で、このパターンは、動かし難いな、やっぱり・・。ルクレティアを描く上での焦点は、今後、政争の道具になった時の変化なんですかね、やはし。それはさて置き。すっかり忘れていたのが、ジューリア・... [続きを読む]
|
- 2007/05/03 02:37白のフィオレンティーナ
- 冬水社文庫刊 戸川視友氏作の「白のフィオレンティーナ」 前述の「フェラーラの薔薇」に対して、こちらは、つい最近発掘した、イタリア・ルネサンスなフィレンツェの御話で、こちらも少女マンガです。御話は、イタリア・ルネサンスなフィレンツェで、当時、女は職人にはなれない時代、画家を目指す少女・フィオレンティーナの奮闘物語。なんですが、実は、少女・フィオレンティーナを狂言回しにしたメディチ家の御話かなぁ、とも [続きを読む]
|
- 2007/05/02 00:29フェラーラの薔薇
- イタリア・ルネサンス物として、きちんと意識して読んだ初めてのマンガは、多分、森川久美氏の一連のイタリア物だったと思いますが、実在人物を扱ったマンガは、多分、この「フェラーラの薔薇」だったかと思います。何年前のなるのかなぁ。雑誌の記録では、昭和59年8月10日発行になっておりますが、「グレープフルーツ別冊歴史ロマンSPECIAL」の「ヒロイン&ヒーロー」に掲載された、まつざきあけみ氏の描かれた作品です。... [続きを読む]
|
- 2007/04/29 00:30ヴァチカン衛兵隊と、カラフルな隊服
- 昨年2006年は、ヴァチカンの衛兵隊として名高い、スイス衛兵隊が結成されてから、ちょうど500周年に当たっていて、2006年前半期には、様々なイベントが催されていました。中でも、「スイス衛兵隊創設500年を記念して、創設時に当時の隊員達が辿った720キロの行程を行進する」という記事は、昨年の4月頃、読売新聞で取り上げられていて、写真入で紹介されていました。「スイスは平和を守ってきたが、作ったのは鳩時計だけ... [続きを読む]
|
- 2007/04/25 21:20次号、いよいよルクレツィア登場!!
- 週刊モーニングで連載中の「チェーザレ」に、次号いよいよルクレツィア登場かぁ・・、と思っていたら、発売はもう明日なんですね。どんなルクレツィアが登場するのかなぁ。海外で著されるルクレツィアは、大方、悪女、毒婦な印象が強いらしいのですが、日本で紹介されてきた彼女は、大方、父や兄に利用された可哀そうな御姫様タイプが多いです。少女マンガは、特に。小説の方は、日本の作家さんらしい、中庸であろうとする著し方が [続きを読む]
|