- 2008/05/11 14:52継ぐのは誰か?
- ■継ぐのは誰か?■角川春樹事務所 ■小松 左京 若い頃はSF小説ばかりを読んでいて、小松左京は大好きな作家の一人でした。『継ぐのは誰か?』は読むのは2度目であり、久しぶりにSFらしいSFを読んだという気がします。年代設定は、地球上から戦争が途絶えてから久し... [続きを読む]
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- 2008/05/05 18:19口笛をふく時
- ■口笛をふく時■講談社 ■遠藤 周作 最近は昔読んだ本を読み返すことが多いですが、これもそのうちの一冊。再読には当たらないくらい、内容はすっかり忘れていました。この作品は、戦中派の父親と戦後生まれの息子の間の断絶がテーマの一つ。今は、戦後生ま... [続きを読む]
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- 2008/04/20 10:36灯のうるむ頃
- ■灯のうるむ頃■角川書店 ■遠藤 周作 ガンの特効薬の開発に取り組む町医者を描いた作品。主人公・牛田善之進はひとり黙々とガンの研究を続けているのですが、ある偶然から実験用のねずみがガンに強い抵抗力を示すことに気がつきます。それをきっかけに実験をかさ... [続きを読む]
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- 2008/04/06 15:56七瀬ふたたび
- ■七瀬ふたたび■新潮社 ■筒井 康隆 『家族八景』に続く、七瀬シリーズの第2弾。若い頃読んだ作品を再度読み直してみました。前作は、連作短編という形態でしたが、『七瀬ふたたび』は長編ものとなっています。精神感応能力(テレパシー)である主人公七瀬が... [続きを読む]
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- 2008/04/06 15:50エディプスの恋人
- ■エディプスの恋人■新潮社 ■筒井 康隆 七瀬シリーズ三部作の完結編。前作とはまた違った作品。筒井康隆の本を開いてまず感じることは1ページの中に文字がびっしりとあるということです。他の作家の作品と比べるその違いが一目瞭然です。たとえば、会話。普通... [続きを読む]
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- 2008/03/31 23:25生物と無生物のあいだ
- ■生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)■講談社 ■福岡 伸一 話題になった本だけあって面白いです。前半は、生命の謎に挑んだ科学者たちの熱きドラマがあります。DNAの発見をめぐる科学者たちの苦労と激しい競争が鮮やかに描かれていて、上質なミステリー... [続きを読む]
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- 2008/03/22 15:00逃亡くそたわけ
- ■逃亡くそたわけ (講談社文庫)■講談社 ■絲山 秋子 21歳の学生で自殺未遂をはかり精神病院に入院させられていた躁病の「花ちゃん」は、鬱病の「なごやん」を無理やり誘い病院から脱走する。二人は、なごやんの車で九州縦断の目的地の無い逃避行の旅に出る。『海... [続きを読む]
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- 2008/03/08 12:04辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件
- ■辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件■角川文庫■城山 三郎明治時代後半に実際にあった栃木県の足尾銅山公害事件を取り上げた作品。現在は渡良瀬遊水地になった栃木県下都賀郡谷中村の人々が理不尽な立ち退きを命じられ、それに抵抗する村人たちとそれを支援した田中正... [続きを読む]
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- 2008/02/23 18:18誰か - Somebody
- ■誰か - Somebody■文藝春秋 ■宮部 みゆき 財閥会長の個人運転手・梶田が自転車に轢き逃げされて命を落とした。梶田の娘たちの依頼で、事件の真相を追いかけるうちに意外な方向に展開してゆく..いきなりですが、「誰か」の文庫本の解説から引用します。-----... [続きを読む]
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- 2008/02/16 14:09家族八景
- ■家族八景■新潮社 ■筒井 康隆 『七瀬ふたたび』 『エディプスの恋人』と続く七瀬シリーズ三部作の1作目。生まれながらに人の心を読むことができる能力を持ち、それゆえに一目に付かず、ひっそりと生きたいと願っている彼女が、「お手伝いさん」として入った8つ... [続きを読む]
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- 2008/02/03 11:33零からの栄光
- ■零からの栄光 城山三郎 昭和の戦争文学 第三巻■角川書店 ■城山 三郎 第2次世界対戦で活躍した二式大艇、紫電改といった軍用機を開発した川西航空機(現・新明和工業)の物語です。前半は、二式大艇、紫電改の開発秘話。そして後半(戦後)は、PS飛行艇の開発秘... [続きを読む]
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- 2008/01/26 18:00わが友 本田宗一郎
- ■わが友 本田宗一郎■文春文庫■井深 大この本を読んだのは2回目です。初めて読んだのは随分前ですので、忘れていたものも多く、新鮮な気持ちで読めました。ソニーの創業者「井深大」が、ホンダの創業者本田宗一郎について語っています。この本を読むと、性格... [続きを読む]
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- 2008/01/20 11:11ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか
- ■ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか■筑摩書房 ■梅田 望夫 この本は、ウェブ時代の新しい働き方を提示している。しかし、「プロ野球選手になるには」、「プロ将士になるには」、「プロの演奏家になるには」、と同じように、ここで提示している生き方はそ... [続きを読む]
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- 2008/01/07 20:28壬生義士伝
- ■壬生義士伝■文藝春秋 ■浅田 次郎 心を揺さぶられる作品です。本を読んで目頭が熱くなることはあっても、涙を流すことはめったにない僕ですが、この作品では幾度と無く涙が頬を伝いました。実にいい本です。最近読んだ中ではNo1の作品ですね。慶応4年、大阪... [続きを読む]
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- 2007/12/29 16:01虹の天象儀
- ■虹の天象儀 (祥伝社文庫)■祥伝社 ■瀬名 秀明 とても、情緒的でノスタルジーを感じるSFファンタジー作品です。『パラサイトイブ』『BRAIN VALLEY』を書いた作家とは思えないほど、その作風が異なっていました。-----------------------「BOOK」データベース... [続きを読む]
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- 2007/12/24 14:15国語元年
- ■国語元年■中央公論新社 ■井上 ひさし 1985年にNHKで放映されたドラマのために書かれた戯曲。セリフとト書きで構成されているため、物語の中に入ってゆけるかなと心配したが、杞憂でした。実に楽しく一気に読んでしまいました。明治七年、文部官僚・南郷清... [続きを読む]
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- 2007/12/15 14:26PLUTO (5)
- ■PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より■小学館 ■浦沢直樹 手塚治虫 今回も読ませてくれました。また、一人のロボットがPLUTOに敗れ去ってしまいます。事件解決への大きな進展が無い中で、主人公ゲジヒトの過去が明かされ、憎しみという感情を持っっ... [続きを読む]
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- 2007/12/08 15:13平成お徒歩日記
- ■平成お徒歩日記■新潮社 ■宮部 みゆき 「お徒歩」と書いて「おとほ」ではなく「おかち」と読むんだそうです。この本、宮部みゆきの小説以外の本で、一風変わった紀行物というんでしょうか。江戸物を得意とする彼女ですが、苦労するポイントが、「時間と距離」... [続きを読む]
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- 2007/11/25 18:23西日の町
- ■西日の町 (文春文庫)■文藝春秋 ■湯本 香樹実 湯本香樹実の作品を読むには、『夏の庭』『ポプラの秋』に続いてこれが3冊目です。彼女の作品を読んで毎回驚かされるのはその文章の上手さです。説明調の文章はほとんどなく、それでいて登場人物の心の動きや情景を... [続きを読む]
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- 2007/11/11 23:23海馬―脳は疲れない
- ■海馬―脳は疲れない■新潮文庫■池谷 裕二,糸井 重里糸井重里と脳科学者・池谷祐二の対談集。 良い意味で予想を裏切ってくれました。 単なる知的好奇心を満たすだけの本ではありませんでした。実際に役に立つ情報も豊富で、脳を科学するってのは、生活をそして... [続きを読む]
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- 2007/10/28 13:13Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い
- ■Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い■アスキー ■山崎 秀夫 予想していた内容とはちょっと違いました。「リンデンリサーチやGoogleの戦略とか今後の行方」、「2社の対決はあるのか、あるとすればどうなるのか」、「セカンドライフなどのメタバ... [続きを読む]
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- 2007/10/23 23:54あのころの未来 - 星新一の預言
- ■あのころの未来 - 星新一の預言■新潮社 ■最相 葉月 ショートショートの神様・星新一の作品を題材にしたエッセイ集。臓器移植、クローン、バイオテクノロジーなど最先端技術が抱える問題と、星新一がショートショートの中で予想した未来の問題重ねあわせ、「最... [続きを読む]
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- 2007/10/06 23:47Joel on Software
- ■Joel on Software■オーム社 ■Joel Spolsky、翻訳:青木 靖 米マイクロソフトやjuno(大手ISP)などで、ソフトウェアの設計、開発に従事した著者(Joel Spolsky)のエッセイ集。http://www.joelonsoftware.comで公開していたものを書籍化したもの。プログラミン... [続きを読む]
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- 2007/09/29 11:26卵の緒
- ■卵の緒■新潮社 ■瀬尾 まいこ 家族を題材にした「卵の緒」と「7's Blood」という2編が収められています。 家族といっても、血の繋がりがない親子だったり、異母兄弟だったりと、いわゆる一般的な家庭ではありません。でも、そこに描かれているのは、確かな繋が... [続きを読む]
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- 2007/09/16 23:41幻色江戸ごよみ
- ■幻色江戸ごよみ■新潮社 ■宮部 みゆき 12編の短編が収められている時代もの。どれも、内容濃いです。読後の余韻を12回味わえるとてもお得な作品集ですね。『幻色』の名が示すとおり、ホラー的な要素を取り入れたものが多いですが、すべてがホラー的かとい... [続きを読む]
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