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- 2008/11/04 16:42双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (13)
- 奇しくもこの主治医自身が言っている通り,双極性障害(躁鬱病,躁うつ病)と境界性人格障害(ボーダーライン・パーソナリティ・ディスオーダー)の鑑別はしばしば困難で,横断像だけからでは判断できないことも少なくありません。そして適切な治療がなされずに慢性化してしまった双極性障害の病像は,多くの場合で人格障害のように見えてしまいます。応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング(現在113... [続きを読む]
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- 2008/10/13 07:25双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (12)
- 端的に言ってしまえば,「マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low」と「マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!」におけるたなかみる氏の主治医の腕は日本の精神科医としては標準的なところでしょう。典型的な経過をたどる躁うつ病(双極性障害)の診断は付けられるものの,この病気の治療方法のスタンダードは知らない――その程度の知識レベルでも,日本では平均点をとることができます。... [続きを読む]
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- 2008/09/30 21:19双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (11)
- 前回取り上げた毎日新聞(2006年9月27日)の記事の解説の続きです。ラストセンテンスの「当面は大学病院や総合病院の精神神経科,うつ病専門の開業医にかかるのがよい」というの樋口輝彦・国立精神神経センター院長のコメントが全てを物語っています。国立精神神経センターは高度な専門施設ですから,当然,他の医療機関で治療がうまくいかなかった患者さんが多く紹介されてきます。それはすなわち,国立精神神経センターで働いて... [続きを読む]
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- 2008/09/29 13:02医師がブログを書くということ:jupiさんからのコメントについて
- jupiさんから2つのコメント・ご質問をいただきました(?,?)。メールマガジンで回答するには馴染まない内容ですので,この記事において私の見解を示させていただこうと思います。? まずハンドルネームを用いている点ですが、ペンネームで創作活動をしている医師はたくさんいますし(名前を挙げるのもおこがましいですが海堂尊氏とか箒木蓬生氏とか),ブログ執筆ということになれば本名で書いてらっしゃる方の方が少数派だと思... [続きを読む]
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- 2008/09/22 23:04双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (10)
- 前記事では,「マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low」と「マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!」で描かれているたなかみる氏の主治医(恐らく実在の人物……というか、阪南病院の医師で、実名で巻末に「発刊に寄せて」という文章を載せています)に精神科薬物療法の基本的な知識が欠けていると結論づけました。なんて傲慢な奴だと思われた方も多かったかもしれませんが,実のところ,... [続きを読む]
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- 2008/09/11 21:27双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (9)
- うつに対しては、案の定というか、抗うつ薬が用いられています。パキシルによる治療経過中に起こった躁転を機に双極性障害へと移行した患者さんなのでパキシルは使いづらいのかもしれませんが、実は数ある抗うつ薬の中で双極性障害のうつ状態への有効性と安全性がもっとも検討されているのはSSRI、なかでもとりわけパキシルです。ただ、抗うつ薬に関しては相性もあるわけですし、大規模試験で好結果が出た薬が全ての患者さんに良い... [続きを読む]
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- 2008/09/03 00:36[お詫び] 本日メルマガ発行できません
- メルマガスタンドのシステムトラブルのためです。原稿は書きあがっていますので1〜2日中には間違いなくお届けできます。大変申し訳ありません。>>>「メンタルクリニック.net」トップページへ... [続きを読む]
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- 2008/09/02 12:39双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (8)
- さて,たなかみる氏が双極性障害(躁うつ病,躁鬱病)と診断されたうえで施されている治療の内容についてです。結論から言うと,たなか氏は双極性障害(躁うつ病,躁鬱病)と診断されているにも関わらず,気分安定薬(ムードスタビライザー)を飲まれていません。ここに描かれているように,その時々の状態に応じて,たなか氏みずから判断して(もちろんそれは病状があるていど安定している場合なのでしょうが),必要と思われる薬... [続きを読む]
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- 2008/09/01 23:16mixiからのブログ訪問
- 昨日から突発的にアクセス数が増えてます。アクセス解析を入れているのでリンク元を辿ってみたところ,mixiの掲示板(?)からの訪問者がアクセス数急増の理由であることが判明。ただ,私はmixiユーザーではないので,どのような掲示板にどのような文脈でリンクが張られたものなのかを知る手立てがありません。招待制なんですよね? mixiって。閲覧が増えているのは「患者さんが自分の紹介状(診療情報提供書)を読んでよいか?」... [続きを読む]
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- 2008/08/27 08:01双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (7)
- ここからはいよいよ「マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low」と「マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!」においてたなか氏に施されている(そして現在も施されているであろう)治療の問題点について述べていきたいと思います。双極性障害(躁うつ病,躁鬱病)がなかなか診断が難しい疾患であることは既に述べました。双極性障害と診断が付くまでは多くの患者さんが単極性うつ病と診断さ... [続きを読む]
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- 2008/08/24 16:16双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (6)
- 双極性障害(躁うつ病,躁鬱病)と境界性人格障害の鑑別診断に関する基礎知識をつけていただくために,今回は,いっとき「マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low」と「マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!」から離れて,医学論文のレビューをしてみることにしましょう。文字ばっかりになりますがご容赦ください。「精神科治療学」という雑誌の2005年11月号に,自治医科大学の阿部隆明先... [続きを読む]
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- 2008/08/24 10:13「自律神経失調症」と「うつ病(鬱病)と攻撃性」
- 今週はメールマガジン水曜版を発行できなくて誠に申し訳ありませんでした。仕事の多忙と夏風邪が重なり,原稿を書く余裕がありませんでした。もうすっかり回復しましたので,来週からは間違いなく通常のペースでメルマガ原稿を石動氏に納入していく所存です。さて,そうこうしているうちにまた興味深いご質問を欝寸前さんからいただきました。質問の要点は2つ。ひとつは,「自律神経失調症」という疾患単位が存在するのか,という... [続きを読む]
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- 2008/08/15 19:13双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (5)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング(現在80位↑↑)メルマガ会員絶賛募集中です!→「メンタルクリニック.mail」購読申込フォーム双極性障害(躁鬱病)において抗うつ薬単独での治療を行った場合に現れるマイナスの結果のひとつとして、前回は「急速交代化」を取り上げました。今回は「混合状態」です。これまた典型的な病像が「マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low」、「マンガ境界性人格障害&躁... [続きを読む]
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- 2008/08/11 14:14双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (4)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在133位→うつ病に対して第一選択で行われる薬物療法は,抗うつ薬の投与です。この場合はうつ病は狭義のうつ病――単極性のうつ病のことです。うつ病に対して抗うつ薬が有効であることについては,膨大な研究成果によって証明されているといってよいでしょう。では,双極性障害(躁うつ病,躁鬱病)のうつ状態(双極性うつ病)に対してはどうでしょう。ぱっ... [続きを読む]
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- 2008/08/11 13:52メールマガジン,今後の予定
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在133位↑なんと7週間を費やしてしまいましたが,今週の水曜日発行分の「メンタルクリニック.mail」でタマゴ丼さんからのご質問への回答を終えることができそうです。回答をしながら,私も学ぶところの大きい課題でした。さて,この間にも本ブログの他の読者の方々からもご質問が寄せられています。これらにもメールマガジンを通じて順次回答させていただく... [続きを読む]
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- 2008/08/07 13:22双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (3)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在174位↓「最近は躁鬱病が医療業界でもトピックになっていると書かれていましたが、どうしてですか?」というご質問をyoshiからいただきました。理由は主に2つです。?この疾患は診断が付くまでにかなりの時間がかかり,患者さんはその間に不適切な治療を受けて難治化してしまう。?多くの精神科医のこの疾患の治療に関する理解度の低さのために,双極性障... [続きを読む]
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- 2008/08/03 22:37双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (2)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在150位↑前置きの付け足しから始めますが,S医師が私にこの記事の再録を強く勧めた理由のひとつは彼自身が感じているフラストレーションであるとのことです。彼は現在は臨床を離れて関西某所で研究職に就いているのですが,週に1回,神戸市内の病院で外来のアルバイトをしています。他医から引き継いだり,他院から紹介された患者さん診察しているわけです... [続きを読む]
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- 2008/08/02 21:42双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (1)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在205位↓↓私の悪い癖ですが,現在進行中の「睡眠薬と安定剤の正しい止め方」が完結しないうちにまた別のシリーズを開始することにしました。理由は,二重の意味で,私が記事を寄稿しているメールマガジン「メンタルクリニック.mail」です。ひとつめの理由は,メルマガの水曜版で本ブログにタマゴ丼さんからいただいたご質問に回答しているうちに,「睡眠薬... [続きを読む]
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- 2008/07/06 22:46睡眠薬と安定剤の正しい止め方 (21)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在171位↓↓安定剤の減量方法ですが,これまた感覚的に,私ならデパス(エチゾラム)から減らしていきます。過去にデパスの自己断薬でベンゾジアゼピンの離脱症状を起こしたことがあるので,あるいは患者さんが尻込みするかもしれませんが,これについては患者さんが減薬のモチベーションを保てるような説明をして受け入れていただくしかないでしょう。ソラ... [続きを読む]
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- 2008/06/24 23:20睡眠薬と安定剤の正しい止め方:番外編
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在72位↓↓もしくは,メールマガジン「メンタルクリニック.mail」の編集方針改定のお知らせ,といったところでしょうか。5月28日のエントリー「メールマガジン始めます」にも書いたように,本ブログのメールマガジン版である「メンタルクリニック.mail」が既に始まっていますが,当分は私はメールマガのために新しい記事は書かないつもり(書く余裕がない,... [続きを読む]
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- 2008/06/13 22:45メールマガジン登録時のお名前の文字化けについて
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在95位↓明日「メンタルクリニック.mail」第3号の発行が予定されています。お蔭様で購読申込の登録は出足順調であるようですが,登録時にお名前が文字化けするという現象が起きているようです。詳しくはこのメールマガジンの発行元である「オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」をご覧下さい。約半数の登録者の方で文字化けが起きているそうです。... [続きを読む]
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- 2008/06/08 23:13睡眠薬と安定剤の正しい止め方 (20)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在94位↓↓さて,更新が滞っているうちにやや横道に逸れた「睡眠薬と安定剤の正しい止め方」ですが,話を本筋に戻すことにしましょう。「睡眠薬と安定剤の正しい止め方 (13)」で示したような経緯で「睡眠薬と安定剤の正しい止め方 (12)」に記載したような処方になってしまった24歳の男性患者さんのベンゾジアゼピンの減量・中止の仕方です。「睡眠薬と安定剤 [続きを読む]
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- 2008/06/03 23:14メルマガ創刊準備完了!
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在124位↑先週の告知から1週間遅れで,6月7日にメールマガジン「メンタルクリニック.mail」が創刊されることになりました。詳しくは発行元である「“オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」の最新記事をご参照下さい。このエントリーには“オフィス ノー・ホールズ・バード”の石動(いするぎ)氏が用意してくださったメルマガ購読フォームを設置... [続きを読む]
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- 2008/05/28 13:04睡眠薬と安定剤の正しい止め方 (19)
- 応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在129位↓↓前の記事で再開は少し先と書きましたが,勢いで書き出してみることにしました。一昔前のドラマなどで,睡眠薬を過量服用して自殺するという描写をしばしば目にすることがありました。当時は睡眠薬というのは「たくさん飲むと死ぬ薬」だと認識されていたわけですが,この場合の睡眠薬というのがほぼバルビツール(酸)系睡眠薬と同義です。バルビ... [続きを読む]
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