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さきの小さな大発見 https://plaza.rakuten.co.jp/sakisakisf/

ひとつでも発見があれば、その日は大成功、 そんなさきの「こんなもの、見つけたよ」ダイアリー。

さき
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2014/12/23

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  • ダニスとクロエ

    すでにお気づきになられた方がいらっしゃるかもしれませんが、今、古い記事を整理しています。断捨離といったところです。 そして、「カクヨム」というサイトで、新しい小説を書いています。 今度はギリシャ神話

  • ニジンスキーの物語

    「カクヨム」で、「ニジンスキーはなぜ狂ったか」を書き始めました。 (追記)書き終わりました。 読みたい方はここです。 https://kakuyomu.jp/works/16817330651481715152 これで、行きつけますかね。

  • トキノナガレ

    去年今年と、 他人の人生、自分の人生について考えることが多かったです。 振り返ってみますと、これまで歩んできた道で、 いろんな人が、いろんな場所で、いろんなことを私に語ってくれました。 そのことを

  • トキノナガレ

    アルファポリスというサイトで、小説を書きはじめました。 ひとつは何でもありのファンタジー小説で、 もうひとつは児童小説。 トキノナガレというのが、わたしのペンネーム。 ちらっと覗いてみてください。

  • Hさんへ

    妹Cのお友達の白石区のHさん、 緊急にお伝えしたいことがあります。 どうぞご連絡ください。

  • 8月8日

    オリンピックのマラソンは故郷の札幌で行われたので、テレビに映る街並みを懐かしく見ていました。 午前にもかかわらず、女子の時には31度C、男子は27度まで上がったようで、驚きです。 私が子供だった頃は、23度

  • マネとモネの「草上の朝食」

    マネの「草上の昼食(1863年)」は、 どうして世間からの大バッシングを浴びたのでしょうか。  208x265.5cm オルセー美術館 マネはこの絵を1863年のサロンに出品して落選しましたが、その時にも称賛され、皇帝

  • ピカソの「草上の昼食」(2)

    80歳近くになり、予想外にひとりなったピカソはなぜ、大量の「草上の昼食」を描いたのでしょうか。 これはすべて私のGuessですので、物語みたいにして読んでください。 私は、ピカソはここで、もう一度、注目の人

  • ピカソの「草上の昼食」(1)

    「草上の昼食」と言えばマネですが、モネ(1866)やセザンヌ(1875年頃)、ピカソも同タイトルの作品があります。 神話の世界ではなく、いわゆる普通の女性の裸が描かれていたことから、専門家から不謹慎だと批判され落

  • マネの「フォーリー・ベルジュールのバー」

    前回のピカソの緞帳を見た時、あれはパリのミュージックホールの様子なのではないかと思いました。 フランス革命から約100年、パリ改造が行れ道路が整理されなどして、産業革命も進み、19世紀後半のパリはベルエポ

  • ピカソの「Le Tricorne」、おかしい

    前月6月の末に、メイン州のクローゼットの中からピカソの「Le Tricorne(三角帽子)」というニュースがあり、写真が載っていました。 40x40cm これがピカソの作品なわけがないでしょうと思っていたら、 なんと1

  • シャロットの女

    先日の「七夕」のところで、思い出した絵というのがこれです。 「シャロットの女」 1905年、  188.3x146.4cm、 ワーズワース・アラニアム美術館、コネチカット州 背後に丸い窓があり、フラメンコを踊ってい

  • 宇宙へ

    米国の西海岸時間、7月11日午前8半過ぎ、 リチャード・ブランソンさん達を乗せた宇宙船が、ついに飛びたちました。 長年の夢が叶う時、どんな気持ちなのでしょうか。 これが宇宙船の母体、 真ん中の飛

  • モンドリアンのブギウギ

    サンフランシスコの現代美術館にあるモンドリアンの「教会のファサード(正面玄関)」 1914年 71.76x48.53cm、Momasf 私は最初にこれを見た時、モンドリアンの原点はこのキュービック的な絵なのかと思いまし

  • 七夕の歌

    七夕(星祭り)というのは中国から伝わった牽牛と織姫が年に一度天の川で出会うという伝説と、日本にあった「たなばた」、つまり機織りや裁縫、習字の上達を願う儀式が一緒になった行事だそうです。 広重の浮世絵

  • 七夕

    今夜は七夕、 でも、外は強風。 友達が送ってくれた星飾りの写真、 これはぜひ今夜アップしたいので、ここに。 というわけで、記事はあとになります。

  • ツェッペリンの町 フリードリヒハーフェン

    7月3日、 姉たちはボーデン湖西にあるドイツ湖畔の町に行ってきました。 その町というのが「Friedrichshafen」という名前で、最初はドイツ語で書いてあったので、おお、これはお手上げ、と思いました。 まず読め

  • Green Thumb

    今日は花と鳥の巻、 シアトルに住んでいる妹のアフリカン・バイオレットです。 この写真を引っ越ししていった友達に送ったら、 「She definitely has a green thumb!」というメールが来ました。園芸上手な人

  • ベリンツオーナ 世界遺産の城

    ヨーロッパでは、今も古い城壁が残っている町々があり、かつての侵略や防衛の深刻さを想像することができます。 ルツェルンにも、時計塔のところに、城壁の一部が残っています。 7月1日に、姉たちが出かけたのは

  • ルガノ&リギ山とコーヒー

    6月6日 その日、姉の住むルツェルンあたりは雨、 しかし、ルガノのほうは晴れなので、そちらに行くことにしたそうです。 なんと、フットワークの軽いカップル。 ルツェルンの出発は8時18分、直行便電車で、

  • タミナ峡谷とハイジ

    大谷選手のあとは、スイス編です。 もう7月、時間ばかりがたって、記事が随分たまってしまいました。 姉たちが5月の末に訪れたところは、タミナ峡谷です。 スイスには高級温泉地として名高いバートラガッツとい

  • July 4th、独立記念日

    今日は米国の独立記念日、 1776年に独立宣言がされてから、245回目のお祝い。 東部に引っ越していった友達から、こんな写真が届きました。 アメリカ国旗風にアレンジしたようね。 私はひとりになってから、独

  • ピカソとモンドリアンの盗難画

    今日は数日前に、ギリシャのアテネから南東に45キロの山中で、ピカソとモンドリアンの盗難絵画が発見されたというニュースがありました。 その絵は2012年の1月に、アテネの国立美術館から盗まれたもので、建築関係

  • スーティンの「牛の死体」

    今日はスーティン(1893-1943)の代表作であるふたつの作品を見ていきたいと思います。 (1) 「牛の死体」 1925年、 104.3x107.63cm、 オルブライト=ノックス美術館、バッファロー、ニューヨーク (2)「エ

  • スーティンの「菓子職人」

    下の絵はスーティン(1893-1943)が有名になるきっかけになった絵です。 (1) 「菓子職人」 1919年、 66x 51cm バーンズ・コレクション アルバート・バーンズ(1872-1951)はアメリカはペンシルベニアの化学者

  • モディリアーニとスーティン(3)

    前述の本の中で、スーティンについて、次のようなエピソードが語られています。 ☆ ☆ ☆ 新進芸術家たちが住んでいたラ・ルーシェでは、モデルを雇ってのデッサンのクラスがあった。スーティンは後

  • モディリアーニとスーティン(2)

    スーティンがパリにやってきたのは1913年、 その時知っていたフランス語は、「モンパルナス」と「ラ・リューシュ」だけだったとか。 ヴィリニュスの美術学校で知り合ったふたりの友達が、前年にパリに行き、「ラ

  • モディリアーニとスーティン

    今日はモディリアーニと、前回に名前が出たシャイム・スーティン(1893-1943)とのことについてです。 スーティンについては以前に書きましたが、付け足し情報については後で述べることにして、ここではまずは先入

  • Unknownモディリアーニ (4)

    イリヤ・エレンブルグ(1871-1967)の回想を続けます。 ☆ ☆ ☆ 映画や本では、モディリアーニが絶望したり、激怒したりする場面が描れている。しかし、つまるところ、モディリアーニはロトンドで、飲ん

  • Unknownモディリアーニ (3)

    ポール・アレキサンドルが所有していたモディリアーニの写真。昔の映画俳優のようです。 それでは、イリヤ・エレンブルグ(1871-1967)の文章を続けます。 ☆ ☆ ☆ たいていの伝記によると、1914年は

  • Unknownモディリアーニ (2)

    このスケッチには、左から、ディエゴ・リベラ(1886-1957)、モディリアーニ(1884-1920)、イリヤ・エレンブルグ(1871-1967)、そして壁にはピカソの絵があります。 彼らは当時、パリに住み、誰もがまだ無名でした。

  • Unknownモディリアーニ (1)

    以前、モンパルナスの墓地にある「キス」という彫刻を取り上げたことがありました。その作者はブランクーシ(1876-1957)というルーマニア出身の彫刻家でした。ある時期、モディリアーニ(1884-1920)がこのブランクー

  • スイス ルンゲルン湖

    先週、姉から届いた写真、 美しい山と湖、 「スイス」のイメージにぴったり。 ここは「ルンゲルン湖」、そこに10キロの歩きに行ってきたそうです。 まずは写真から。 遠くに見える白い山々は、アイ

  • 石田徹也 (3)

    石田徹也はを20代後半までに、すでにいくつかの賞を受賞し、彼の才能を知る仲間からは、近い将来、全国区の画家になるだろうと考えられていたようでした。 彼はそれまで、学校とか会社とか、そういうことへの社会風

  • 石田徹也 (2)

    石田徹也(1973-2005)の作品を見ていきたいと思います。 ここに書くことが的を得ているのかどうか、また他の人がどう考えているのかはわかりません。ブログの他の記事もそうですが、私自身のオリジナルな感想です。

  • 今、石田徹也 (1)

    日本で「孤独と不安」を独自のスタイルで描いた画家といえば、石田徹也(1973-2005)です。 私が彼の絵を初めて知ったのは2015年1月のことで、その10年前、彼は31歳という若さで踏切事故で亡くなっていました。 石田

  • ムンク(3) 絶望

    今回はムンクの「絶望(Despair)」をとりあげようと思います。 「絶望」 1894年、 92x74cm、ムンク美術館、オスロ この「絶望」は、1893年に描かれた「叫び」と ここの1894年の「不安」と合せて

  • ムンク(2) 不安

    前回では、モネ(1840-1926)やピカソ(1881-1973)も最初は酷評されていたと書きました。彼ら以前は、新古典派の時代で、神話や歴史の知識、そしてなめらかに描くかという技術、またそれも習得するにはかなりの時間が必

  • ムンク(1) 赤い空

    ノルウェーにいる友達が送ってくれた写真、 ノルまるで、ムンクの空のよう。 ムンクの有名な「叫び」がこれ。 ノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)の代表作「叫び」、 1893年、91x73.5cm

  • スイス マッジョーレ湖

    今回はマッジョーレ湖への小旅の巻、 5月の初旬、スイス姉たちは南部のイタリア地区に出かけました。 先日はフランス語圏でしたが、南部はイタリア語圏、あったかくてリゾート地として知られ、私もルガノ/ロカルノ

  • 陳情令 ラスト(2)

    またいつか会えるとわかっていても、別れは悲しいですよね。さっきまで普通にそばにいた人が、もう目の前にはいないのですから。 ウェインとランジャンはこの丘の上で別れ、別々の方向に歩いていきます。 カ

  • スイス ルソーの島

    ここのところ「陳情令」にかかりきりだったので、書こうとしていた別テーマの記事や写真がかなりたまっていてます。 さて、どれから行こうかなとメモを読み返してみると、中には、これはおもしろそうと食指が動くよ

  • 陳情令 ラスト(1)

    陳情令の50話、ラストです。 観音寺で金光瑶が死に、ウェインの腕の傷も消えました。ここで、ウェインはようやく莫さんの復讐のラスボスが誰なのかわかりました。 莫さんの束縛から解放されたウェインは、ロバを連

  • 陳情令 逆さまの空

    最初、このドラマの第1話を見た時、不思議に思ったのが、このシーン。 空が逆に映っていました。 ① ②この後、あやしい風がふき、町中に枯葉のようなものが舞い散り、 ③そこに霊媒師みたいな人が呪文を

  • 陳情令 一番の謎(3)

    いとこは「自分のお金を使った」と言って激怒していましたから、莫さんはこの書類に、多額のお金を払ったと思います。 古本屋で買ったのでしょうかね。 私は金光瑶の秘密の部屋にあったと思います。光瑶は母を蘇ら

  • 陳情令 一番の謎(2)

    聶懐桑は義城に通っていましたが、薛洋のことに気がついていなかったでしょう。しかし、薛洋が聶懐桑のことを知らないはずがありません。 それでも、薛洋が聶懐桑の邪魔をしなかったのは、彼がウェインを尊敬してい

  • 陳情令 一番の謎(1)

    私にとってこのドラマ一番の謎は、聶懐桑と莫さん(莫玄羽)がどうやって知り合い、身代り(舎身呪)の話にいたったのかということです。莫さんはあのセミナーに来ていたのかもしれないし、莫さんが金家にいた時には

  • 陳情令 聶懐桑について(4)

    ここで聶懐桑がしたことを整理してみます。まずは、 ウェインをすぐに見つけて、洞窟に運び、そのあとで義城に移し、16年間、世話をしていたこと。ウェインを生き返らせたいとは思っていましたが、成功はしませんで

  • 陳情令 聶懐桑について(2)

    ウェインが不夜天の崖の上から飛び降りた時、聶懐桑が誰よりも早く彼を発見してたというのは 想像に難くないです。 前回に書きましたように、彼には地理感がありますし、墓エキスバードがいますから。 では、ウェ

  • 陳情令 聶懐桑について(3)

    聶懐桑は兄が錯乱して、暴れているところを目撃しています。 そして気絶していて気がついた時、金光瑶は、覇下(赤峰尊の刀)が、その身体を斬り落として、どこかへ行ってしまったと聞かされ、信じました。先祖がそ

  • 陳情令 聶懐桑について(1)

    ドラマ「陳情令」では、かわいいのはウェインとランジャン、身のこなしが美しいのは金光瑶ですが、台本において、特に丁寧に書かれているのか聶懐桑(ニエ・ホワイサン)だと思います。彼の台詞には意味が隠されてい

  • 陳情令-Untamed(4)

    ウェインとランジャンは剣霊が示す方向に出かけます。 この袋の中に、剣霊がはいっています。 ふたりは清河の町に着きます。活気があって、何でもありの町、楽しいことも多ければ、デマの発祥地でもあります。

  • 陳情令-Untamed (3)

    前回のあらすじの続きです。 ドラマのおもしろさはサイドや隠されている部分、木に例えたら枝や葉にあると思います。早くその部分を書きたいのですが、幹の部分がわからなくて何の話だかわからないので、こんなあら

  • 陳情令-Untamed (2)

    今回は前回に予告をしましたように、ウェイン、ランジャン、金光瑶、この3人だけの名前を使った「陳情令」のあらすじです。 白服が琴の術が得意なランジャン、 黒服がウェイン、 彼はいろんな術ができます、

  • 陳情令-Untamed (1)

    2019年に中国で放送された「陳情令(ちんじょうれい)」というウェブ放送されたドラマが大人気で、中国では4人にひとりが見て、社会現象にまでなったそう。 中国の人口は14億人ですから、ものすごい数の人が見たと

  • バンクスキー(2)

    バンクシーのグラフィティを初めてサイトで見た時は、とてもおもしろいと思いました。 これは刑務所の壁に描かれたグラフィティです。 ここはオスカー・ワイルドが同性愛の罪で投獄されていた刑務所で、 この

  • バンクシー(1)

    バンクシーはクラフィティ(落書き)ライターでしたが、今では路上アーティストと呼ばれています。 落書きは違法なので、バンクシーという仮名を使って活動しており、その素性はわかってはいません。でも、本人はそ

  • アポロン神殿とチャリオット・ライダー

    先日「ポンペイのチャリオット」というタイトルで書きましたが、 今回はその時に思ったあれこれ、つまり雑感です。 アルゴス王がアポロンの神託を聞いて、娘を青銅の塔に閉じ込めました。しかし、彼だけではなく

  • 満月、イースター、絵画

    イースター(復活祭)は春分の日(3/20)の後の、最初の満月の、次の日曜日です。 つまり、昨日(3/28)がその満月で、 来週の日曜日(4/4)がイースターです。 姉がイースター前の満月は、ヨーロッパ人にとっては特

  • ポンペイのチャリオット

    最近、ポンペイ近郊で、青銅のチャリオット(馬車)がほぼ完ぺきな姿で見つかったとうニュースがありました。 ヴェスヴィオスが大噴火したのはAD79年ですから、1942年ぶりに発見されたということです。2万人の町で

  • ブランクーシ@モンパルナス墓地(3)

    ブランクーシ@モンパルナス墓地(2)で、 自殺したタニアナ(Taniana Rachewskaia)のことが書いてあるかもしれないロシア人の日記があることを書きました。 その本はうまく探せたのですが、届くまではしばらくの時間

  • 「若き使徒の肖像」byラファエロ

    前回の続きです。 ラファエロの「若き使徒の肖像」 「キリストの変容」のスケッチの一部です。 黄色いの↓の部分を大きくしてみましょう。 彼は「聖小ヤコブ」というキリストの弟子のひとりで、聖

  • 「空間の鳥」を買った人

    ブランクーシの彫刻が、一般の人から注目されだしたのは2005年に、「空間の鳥」が27億円で買われてからでした。 それまでの約100年は、モンパルナス墓地の「キス」に、盗難の恐れは全くありませんでした。 とい

  • チューリッヒ湖一周 (2)

    ☆3日目、25キロ 出発する時の空の色、 この色は、サハラ砂漠から吹いてくる砂によるものです。 私が中近東に住んでいた時、地元ではこのサハラ風のことをハマターンと呼んでいました。呼吸をする分には何も感

  • チューリッヒ湖一周 (1)

    スイス姉が、チューリッヒ湖を一周しました。 3月の初め、4回に分けて、計70キロを歩きました。 我らにしたら、すごい快挙! ここ数年、姉は心臓に問題が生じて、おととしに坂の多いリスボンへ旅行した時など、妹

  • KOGEI@米美術館

    前回、ブランクーシの作品について書いていた時、彼の作品が展示されているフィラデルフィア美術館のサイトを訪れたところ、午後に美術館からご案内のメールがきました。 その日、3日8日が国際婦人デーだということ

  • ブランクーシ@モンパルナス墓地(2)

    ブランクーシから「キス」を買ったソロモン(Solomon Marbais)については、今のところは何もわかっていません。彼の年齢もわかりませんし、医師だったのかどうかも、確かではありません。 普通に考えたら、ルーマニ

  • ブランクーシ@モンパルナス墓地(1)

    パリには特に有名な墓地が3つあります。 モンマルトル、モンパルナス、そして、ペール・ラシエーズ墓地で、そこを巡る墓地ツアーというのもあります。 先月のアートニュースで読んだ話なのですが、 今日はそのモ

  • ワクチン接種

    昨日の金曜日、新型コロナのワクチン接種に行ってきました。米国ではすでにたくさんの人が接種済みで、親しい友達もほぼみんな済んでいますから、私が注射を受けたところで、珍しくい話ではありません。 でも、私自

  • 3度の盗難 ーハルスの絵

    もう昨年のニュースになりましたが、フランス・ハルス(1581-1666)の絵がまた盗まれました。正確には、3度目なので、またまた、です。 フランス・ハルスはオランダの画家、 ルーベンス(1577-1640)よりは後、レン

  • 桃の歌

    明日は雛祭りです。 先日、テレビの日本語チャンネルで、 埼玉県ではひな祭りに向けて、「はなもも」の出荷をしたというニュースがありました。桃の花は「厄払い」なのだそうです。 それを見て、「そういうこ

  • ボッティチェリ@オークション(3)

    下は「メダリオン(円形額)を持つ青年」のレントゲン写真です。 これを見た時、なぜ、メダリオンが後で付け加えられたのか、 なぜ髪が長く描き直されたのか、 もしかしたら、こういうことではなかったかという

  • ボッティチェリ@オークション(2)

    「円形額をもつ青年」を見た時、ボッティチェリのいくつかの作品を思い浮かべました。その中の女性モデルの特に目が、とてもよく似ていると思います。 まるで、弟のよう。 それはボッティチェリが描く絵なのだか

  • ボッティチェリ@オークション(1)

    和歌の話が続きましたが、今度は絵画(彫刻)の話です。 時々メモっておいたアートニュースがたまっていますので、しばらくはそれについて書いていきたいと思います。 2020年の暮れに、ボッティチェリの絵が、オ

  • 古今集仮名序の六歌仙

    古今集仮名序には、 大伴黒人の歌について、「そのさまいやし」と書かれていました。 今回は六歌仙その他の5人がどう評されているのか見ていきたいと思います。 序にはこのように書かれています。 (2) 僧正

  • 躬恒の「恋もするかな」

    前回の続きです、 凡河内躬恒は古今和歌集の撰者の中で、貫之よりも13歳年上で、一番の年長者。また、古今集の中では、貫之に次ぐ二番目多い60首の歌が採られている人です。 さて、今回の「恋もするかな」の歌は、

  • 古今和歌集「恋もするかな」

    古今和歌集には「恋もするかな」の歌は、7首あります。私が見落としていなければですが、「よみ人しらず」が3首、友則2首、忠岑1首、貫之1首です。 恋一は、題しらず、よみ人しらずのこの歌から始まっています。

  • 大伴黒主(3) なぜ「いやし」

    下は後撰集に載っている大伴黒主の歌です。 (1)白浪の よする磯間をこぐ舟の 梶とりあへぬ 恋もするかな(後撰集670) (2)玉津島 深き入江を こぐ舟の うきたる恋も 我はするかな(後撰集768) (3)何せむに へ

  • 大伴黒主 (2)

    下の浮世絵は、中村芝翫が演じた大伴黒主です。 歌川国貞 1831年 今回は大伴黒主の古今集の歌(前回の)①と②について考えてみす。 ①春の下88番の歌は、このような配列の中にあります。 ( )は私の現代訳です

  • 大伴黒主はなぜ悪人(1)

    先日、能の「草紙洗小町」では、大伴黒主が歌合で小野小町に勝ちたいと思い、卑怯な手を使ったのでした。 この作者についてはウィキペディアに、 「推定作者は世阿弥また観阿弥などともされるが、不明。 ただ

  • ベルニーニの「真実」(余話)

    少し前、ベルニーニの「聖テレジアの法悦」や「真実」について書いていた時、いくつかのおもしろいエピソードと出会いました。 それを記事にするチャンスがなかったのですが、このまま通り過ぎるのは惜しいので、今

  • 天皇とお月見

    前々回の大河ドラマ「麒麟がくる」に天皇がお月見をなさるシーンがありました。 その回はおもしろく、ちょっと思うところがあって、すぐに記事を書いたのですが、写真を撮らなかったので、それに付けるある写真があ

  • ナワリヌイさんと「Daididau」

    ロシア反体制派のリーダー、ナワリヌイさんの釈放を求めて、各地では抗議デモが行われ、3500人以上の人々が治安当局に拘束されたというニュースがありました。 モスクワでは4万人がデモに参加、拘束された中には、

  • ベルニーニの「真実」(2)

    真実を求める旅に行ってきました。 といっても、コロナ禍ですから、いつものような旅はできません。 机に向かい、グーグル、想像力、そして粘りの旅、 ベルニーニの「真実」の本来の姿を捜そうというヴァーチャル

  • ベルニーニの「真実」(1)

    米大統領就任式のテレビ中継を見ながら、これを書いています。 テレビに写っているすべての人がマスクをしていて、また前例がないほどの厳重態勢なのが、今を物語っています。 1月6日の議事堂での暴動は、詳細が

  • Samaltau カザフ民謡

    年頭の「発見事始め」にカザフスタンの歌手、ディマッシュさんのことを書きましたが、彼って、キセキ、 暗いコロナ禍に輝くヒカリのようです。 技術力、表現力、集中力が傑出しているだけではなくて、彼には人の心

  • 聖テレジアの法悦

    昨年、アルテミジア・ジェンティレスキの「マグダラのマリア」がきっかけで、 (1)「マグダラのマリアの法悦」、(2)「セシリアの法悦」、(3)「聖フランチェスコの法悦」と進めてきました。今回は(4)「聖テレジアの法

  • 若冲の芦雁図

    今日は若冲の「芦雁図」についてですが、その前に一言。 2021年、1月6日、ワシントンDCの連邦議会議事堂に、トランプの支持者が暴徒となって乱入した事件について。 大統領が煽動したということになっていますが

  • 若冲ドラマ

    私は昨年の春、池大雅について書き、大典彰常、売茶翁、蕪村などについても触れました。でも、まだまだ途上、勉強中で、いつか京都に行ってそのゆかりの場所や美術館を巡ってみたいと思っています。 ところで、お正

  • 2021年、発見事始め

    コロナ禍でも、新年がやってきました。 暮れの姉妹Zoomでは、2021年の目標は「Survive」、 「生き延びましょう」。それぞれが生き抜いて、「また一緒に旅行がしましょう」で幕をしめたのでした。 そして、元日に

  • 2020年の年末に

    年末のカリフォルニアの朝、 「紅白歌合戦」の後半が放映されている頃だと思って、テレビをオンにしてみました。夜にも、再放送されるのですが、私はその時間、姉妹とZoom年末をすることになっているので。 ゆず

  • (3)聖フランチェスコの法悦

    アッシジの聖フランチェスコ(1182-1226)のことは前に書きましたか、彼はフランシスコ会を創立したカトリックの修道士で清廉、貧困をモットーとしました。とても人気のある聖人のひとりで、今でも、アッシジを訪れる

  • コロナに感染したと思ったら。

    「コロナウィルスに感染したと思った時、5-10日の間がとても大事」、という話です。 私は少し前に鼻風邪を引いた時、もしかして、コロナに感染したのではないかしら、とびくびくしました。 いつ医者に連絡すれば

  • クリスマス2020

    メリー・クリスマス、 25日の朝です。 ロンドンのナショナル・ギャラリーからメールが届き、その中に、 グイニ・レーニの「羊飼いの礼拝(Adration of Shepherd)」についてのクイズがありました。 この絵

  • 「セシリアの法悦」、その他

    神の声を聴いて悦悦(エクスタシー)する場面を描いた絵画には、(1)「マグタラのマリア」のほかに、 (2)「セシリアの法悦」、(3)「聖フランチェスコの法悦」、そして、(4)「聖テレジアの法悦」があります。 「マ

  • 正倉院の香木

    昨夜、驚いたことがありました。それは正倉院の香木の大きさです。 正倉院の宝物の中に、蘭奢待(らんじゃたい)と呼ばれる香木があるということは以前から知っていました。それって、どんな匂いなのかしら。そし

  • エストニアの思い出など

    4回目のアドベント、4本目のキャンドルに火をつけて、いよいよクリスマスの週にはいります。 青いキャンドルには「タリン」と書いてあります。 「タリン」は「エストニア」の首都で、青、黒、白が国旗の色で

  • アルテミジア・ジェンティレスキ(4)

    前回はアルテミジア・ジェンティレスキの「マグダラのマリア」を取り上げました。 それが下の2作です。 (A) 1620年頃 (B) 1620-1625年 アルテミジア・ジェンティレスキの「マグタラのマリア」は他に

  • アルテミジア・ジェンティレスキ(3)

    今日は「マグダラのマリア」についてです。 アルテミジア・ジェンティレスキ展では写真左下の絵が展示されていました。 左側が「マグダラのマリアの法悦」で、 英語のタイトルは、「Mary Magdalen in Ecstacy(

  • アドベント・キャンドル

    アドベント・キャンドルの写真をアップしようとしたのが11月29日の日曜日のことですです。 クリスマスから数えて、4週間前の日曜日がアド版とチャンドルに火をともす第1回目で、 それから12/6、 12/13、 12/20と日

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