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- 2008/07/01 16:57今
- 過去にとどまるほど暇ではないし未来に遊ぶほど退屈はしていない今この瞬間だけが私に触れまたこの瞬間だけに私も触れることができるそれはつねに鮮やかで唇... [続きを読む]
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- 2008/06/27 15:46回転
- いつからだろう私は ただ純粋に生きようとしている私は ただ懸命に残そうとしている未だ見えることのない闇の先へと両の腕をのばして指先に触れた僅かな欠... [続きを読む]
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- 2008/06/26 12:47後悔
- 私は見たことがない後悔しながら咲くヒマワリを後悔しながら飛ぶ鳥を私は見たことがない後悔しながら泳ぐ魚を後悔しながら実るリンゴをだから私も後悔はしな... [続きを読む]
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- 2008/06/25 15:08私
- 私は私の行方を知らない少年の日の夏 雨上がりの夕暮れにあの公園のくぬぎの林に消えたまま私は私の行方を知らないコウモリの影の飛び交う空に光りはじめた... [続きを読む]
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- 2008/06/19 14:47真実
- 煙草も飲まず酒も飲まずビデオも借りずレコードも買わず歌わず触れ合わず昼には日替わりの定食を食べためらいながらも一杯のコーヒーをたのむそれでも君は楽... [続きを読む]
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- 2008/06/18 19:02河虫
- 河原の石をひっくり返してひっくり返して日が暮れるまで捜しつづけた夏の日を振り返れば果たしてあの虫を見つけたという記憶さえ今では思い込みではないかと... [続きを読む]
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- 2008/06/17 12:36月
- その丘に足繁く通うのは月を見るためだったそこにいればいつもその白く透き通る光りに照らされることができたから風もなく雲もなく丘の上月が万物を照らして... [続きを読む]
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- 2008/06/17 11:16蚊
- 重く湿った空気の中を一匹の蚊が飛んでいる羽音は聞こえない誰かの血を吸わねば生きてゆけぬ者生きるために恨まれる者今はわたしも同じ軒の下で6月の雨をしの... [続きを読む]
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- 2008/06/12 19:34入江
- 自由であるということは目的を持たない者にとっては窮屈で事実わたしが雨にうたれてもなにも変わるものはなく今も世界は拡がり縮みつづけている波間に漂うヤ... [続きを読む]
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- 2008/06/06 19:50アーケード街
- その昔 この商店街には空があった飴色の夜明けがあった(とうふ屋のにおい 新聞屋のバイクの音)午前中の月があった(肉屋にならぶ コロッケやメンチカツ... [続きを読む]
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- 2008/06/06 19:10瀬戸内
- 50年前独りで渡ってきたこの海を結局親父は二度と渡ることはなかった何かを誓ったから帰らなかったのか何かを置き去りにしたから帰れなかったのかあるいはそ... [続きを読む]
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- 2008/06/06 19:05茶室にて
- 鳥も鳴かず虫も鳴かずただ古い軒からおおつぶの雨の落ちる音だけが途切れることなくきこえている恋しくて恋しくて古人の庭に遊ぼうとするが口に含んだ抹茶の... [続きを読む]
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- 2008/06/06 19:03蓮の沼
- 雨に煙る山を背に沼がひろがっている起きているようでもあり眠っているようでもありただ大きな蓮の葉だけが時折溜まった雨を沼へと注いでいる雨に煙る山を背... [続きを読む]
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- 2008/06/06 19:02古城跡
- 夕闇の中古城の石垣だけがくっきりとやけにくっきりと高層ビルなど空にぼやけて... [続きを読む]
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- 2008/06/02 16:06黒蝶
- 雨上がりの庭先を大きな黒蝶が飛んでいる一度だけちらりと見えた気がした赤い模様を確かめたくてわたしはしきりに目をこらすしかし蝶はひらひらと右へ左へ気... [続きを読む]
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- 2008/05/29 12:27石のみる夢
- 6月の晴れ間をくるくると舞う真白な小鳥よ私はおまえの休む枝をもっていないあの新緑を生い茂らせたクヌギのようにあの美しく優しい白樺のようにだが小鳥よも... [続きを読む]
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- 2008/05/28 17:13アホウ
- なにからなにまで他人のせいにしてみたら自分が居なくなったなにからなにまで自分のせいにしてみたら消えてなくなりたくなった半分だけ他人のせいにしてみた... [続きを読む]
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- 2008/05/28 16:58夢の横
- 夢を信じていた頃男は怠けていた夢を疑いだしたので男は歩きはじめた何度も曲がり角を曲がり何度も坂を上っては下りた雨の日も 星の日もある日何かがしきり... [続きを読む]
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- 2008/05/28 15:12石のみる夢
- 6月の晴れ間をくるくると舞う真白な小鳥よ私はおまえの休む枝をもっていないあの新緑を生い茂らせたクヌギのようにあの美しく優しい白樺のようにだが小鳥よも... [続きを読む]
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- 2008/05/27 11:43花泥棒
- 摘んでしまうのはもちろんだが自分の庭へ植えようとしても枯れてしまうのだろう花はそこに咲いているからこそ美しく明るく薫るだから僕はただ見つめていたい... [続きを読む]
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- 2008/05/27 11:32初夏
- 繰り返される毎日の中変わるのは定食屋の日替わりぐらいだがそれだってすでに食べ尽くした少額のおつりを受け取って地下からの階段をあがると馬鹿みたいに晴... [続きを読む]
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- 2008/05/27 11:00歌っている
- 何か歌っているのだ午後の白い陽を浴びて乗車口によりかかって君は何かを歌っている嬉しいような口元と悲しいような眼差しと時折すれ違う列車が反射するライ... [続きを読む]
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- 2008/05/23 15:20一輪の花
- 星の人かと聞かれればやはり星の人なのだろう王子であるかどうかは別としてそれに一輪の花のためだけに生きるのも悪くはない信じられないのならばそれでもい... [続きを読む]
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- 2008/05/21 13:43飛べない鳥
- 小学生の頃に知った飛べない鳥がいることを鳥は思うだろうか?飛べないのならばいっそ鳥ではないものとして産まれたかったと鳥は思うだろうか?飛べないこと... [続きを読む]
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- 2008/05/19 16:55雨あがる
- 都心にも雨は降る横断歩道を渡る傘の群れ誰もいないカフェのテラス少し弱くなった雨の向こうに自分が産まれる前に建てられたビルのレリーフが黙って濡れてい... [続きを読む]
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