- 2008/01/28 12:06お知らせ
- しばらくの間、お休みさせていただくことにしました。年が明けてから仕事が妙に忙しく、しばらく続きそうなのです。私の場合、書くのが非常に遅いので、時間に余裕がないと更新ができません。お越しいただいても、ずっと更新していないのは申し訳ないので、きちんとお話してから休止することにしました。再開後は、必ず完結させますので、その際はまたよろしくお願い致します。作者... [続きを読む]
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- 2008/01/21 16:06小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第86話
- 「やっと帰れるわね。昨日のレセプションで、ほとんど片付いたし」 ゆかりたちが騒いでいたのと同じ頃、遠くマレーシアのみどりは、きつい陽射しを避けるように、綾乃と、すこし郊外に出たところにあるカフェに逃げ込んでいた。「ホント、今回は大変だったわ。やっと終るのね」 残りのすくなくなった紅茶を置いて、窓の外に目を移しながら綾乃が呟いた。相当に気をつけてはいたのだろうが、街を眺める横顔は、かなりの日焼けに侵... [続きを読む]
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- 2008/01/13 12:53小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第85話
- 予鈴のあとにもう一度、講義の開始を告げるベルは、すでに鳴ってしまっていた。最後部にある戸を開いて、恭子が、そっと教室の中を窺った。教授の姿は、まだなかった。「よかった、間に合ったわよ」と、頬を緩めて恭子が、ゆかりと美香を手招きした。「え〜、またダメなの〜?土曜日も?」 席はほとんどが埋っていた。仕方なしに座った最前列で、真ん中の恭子が口を尖らせた。金曜日に合コン、土曜には、クラブに行こうと誘うの... [続きを読む]
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- 2007/12/23 14:36小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第84話
- 「すぐに帰ってくるって言ったのに・・・」 窓際の席で講義を聞いていたゆかりは、つまらなそうに、小さな声で呟いた。肘をついた手に頬を乗せ、ぼんやりと、窓の外を眺めている。 みどりが日本を発ってから、すでに、二度目の水曜日を迎えていた。 窓の外は、梅雨時の雨だ。視線の先に拡がっているのは、見ているだけで気も滅入ってくる、どんよりと、薄暗いキャンパスだ。鬱陶しい空模様に重ねたわけではないが、ゆかりは、同... [続きを読む]
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- 2007/12/14 15:12小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第83話
- 「い、痛いです。みどりさん、痛いっ」 きつく手首を掴んだまま、みどりは、大股でどんどんと行ってしまう。ふらつく脚には、はやすぎる。みどりに手を引かれるままに、後を追うのが精一杯だ。腕が肩から抜けそうだ。手首も千切れてしまいそうだ。「しっかりしなさい。ゆかりちゃん、あんな高校生、気にすること無いのよ」 耳に届いていないのだろうか。みどりは、振り返りもしないで、怒りのままに声を荒げている。「ゆかりちゃ... [続きを読む]
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- 2007/12/08 18:21小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第82話
- まだ、、、まだなの? 店員は何も言ってこない。代金はもう支払ったのに、釣り銭を渡そうともしなければ、商品も出てこない。いったいどうしたのだろう。一刻もはやく立ち去りたいのだ。待ちきれずにゆかりは、レジテーブルに落ちた視線を、おそるおそる上げてみた。 ああ、、、そ、そんな、、、 待っていたのは、つらい現実だった。瞬時にして頭の中に、哀しい疑念が駆け巡る。店員は手を止めていた。レジ袋に電池を入れ... [続きを読む]
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- 2007/12/01 18:36小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第81話
- ピロリロリ〜ン ピロリロリ〜ン 腰を引きながらもようやく、レジに辿りついたそのときだった。来客を知らせる電子音が、店内に響いて聞こえてきた。 ゆかりも、レジの中の店員も、釣られるように入り口に向いた。入ってきたのはみどりだった。電話を手に持ち何食わぬ顔で、レジにまっすぐ歩いてくる。 お願い、もう電話はしないで。そう頼もうとゆかりは、レジテーブルに電池を置くと、みどりに声を掛けようとした。ところがみ... [続きを読む]
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- 2007/11/23 18:33小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第80話
- 「遅いわよ、ゆかりちゃん」 エントランスに出るとそこには、財布だけを手にしたみどりが、つまらなそうに立っていた。「だって、みどりさん、、、つらいんです。ちゃんと歩けない、、、」 引き気味の腰を震わせながらも、みどりの声に顔を上げた。涼しげに笑うみどりの向こうには、静かに暮れた夜が、ひっそりと横たわっている。週末の遅い時間だからだろうか、暗がりの中には思いのほかに、人の姿は見当たらなかった。「そう。... [続きを読む]
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- 2007/11/17 15:27小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第79話
- その手には携帯電話。小さなビニール袋に押し込まれ、バイブモードにセットされている。 こ、こんなものを入れてコンビニに行くなんて・・・ 見ているだけで恐ろしかった。考えただけで怖くなった。ところがバイブレーターを欲しがった身体は、気持ちとは裏腹に、みどりの言葉に従順だった。「あら、ゆかりちゃん。簡単に入っちゃったわよ」 脚を開いたゆかりの横で、呆れ顔のみどりは目を丸くした。驚くのも無理もない。決... [続きを読む]
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- 2007/11/14 11:10小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第78話
- 「いいわよ。じゃあ、ちょっと待っててね。取ってきてあげるから」 そう言い残して奥の部屋に行き、みどりが持ってきたのはバイブレーターだった。この部屋でしか使わないのだからと、ずっと置きっぱなしにしてある樹脂の塊。生命を吹き込まれる前だというのに、今にも奔り出しそうに黒ヒョウは、荒々しく煌いていた。「やってあげようか?」 えっ、、、 意外だった。そんな言葉が出てくるなんて、思ってもみなかった。いつも... [続きを読む]
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- 2007/11/10 14:17小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第77話
- 「ゆかりちゃん、ゆかりちゃん」 そっと頬を抱いた手が、優しくゆかりを揺り起こす。瞳こそ閉じずにいたものの、半ば放心状態のゆかりは、みどりの声で我に帰った。「みどりさん・・・」 ぼんやりとみどりに目を移して、ゆかりは小さく口を開いた。蕩けた瞳は虚ろなままで、染まった頬もまだひくついている。気を失ったわけではなかったが、ゆかりもまたみどりと同じく、いや、それ以上に自分の身体に戸惑っていた。 わ、わた... [続きを読む]
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- 2007/11/07 00:45小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第76話
- 「可愛いでしょう?綺麗に整えようって思ったんだけどね。面倒だから、全部剃っちゃった」 まるで悪びれた様子もなく、みどりは、どうだとばかりに誇らしげだ。「でもゆかりちゃん。子供みたいになっちゃったのに、こんなに濡らして・・・、なんだか可笑しいわよ」 そんな、、、ひどい、ひどすぎる、、、「そうだ。写真撮っときましょ。うふふ・・・、いい記念になるわ」「ダメっ、それだけはダメぇっ」 写真なんてとんでもな... [続きを読む]
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- 2007/11/02 18:49小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第75話
- ああ、、、み、見ないで、見ないで、、、「あら、どうしたの?ゆかりちゃん、どんどん出てくるわよ」 ところがその屈辱的な格好は、ゆかりを更に刺激してしまう。もはや草原とは言えない場所の先からは、みどりの言うとおりに、今までにも増して淫らに水流が溢れ出ている。そのあまりに異様な情景は、匂い立つ芳香とともに、静かなみどりの部屋の中を、淫靡な空間へと誘っていった。「ふふふふ・・・」 そしてみどりはまた屈... [続きを読む]
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- 2007/10/30 18:18小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第74話
- 「ゆかりちゃん、協力しないから縛るわよ」 すぐに戻ってきたみどりの手には、何本かのストッキングが携えられていた。妖しい笑みをそのままに、ソファに動けぬゆかりを正面から見下ろしている。「うふふふ・・・。じっとしててね」 そしてそのまま屈み込むと、みどりはゆかりの脚を抱えて、両方の太腿に、足首をピタリと密着させた。 や、やめて、、、みどりさん、何をするの、、、 言葉が詰まって出なかった。それでもみど... [続きを読む]
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- 2007/10/26 18:40小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第73話
- 震えるほどの羞恥にあっても、この身は甘美な悦びに溺れてしまう。心ではそれを否定しようとも、いくら欲望から逃れようとしても、燃え滾るように込み上げる悦楽は、その度にゆかりの心を折ってしまう。 あの恥辱にまみれたショッピングから数週間。幾度となくゆかりは、みどりに導かれるままにその身を晒した。しかしそれは自らの、内なる意思にも従って。打ち震えるように身体を包む、悦楽を追い求めてのことだった。 咲き乱 [続きを読む]
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- 2007/10/24 00:48小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第72話
- 西に傾いた日が沈んでいくと、若い子たちで賑わっていたこの街も、また違った様相を見せるようになる。制服を着た子たちが目に見えて減っていき、そのあとは入れ替わるように、すこし落ち着いた服装が目立ちはじめる。そんな夕暮れどきの雑踏を抜け、駅に戻ったふたりは、ちょうどホームに滑り込んできた電車に乗った。「ねえ、ゆかりちゃん。試着室にいたときと、トイレに行くときは、どっちがよかったの」 さほど混雑している... [続きを読む]
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- 2007/10/19 18:43小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第71話
- 「ずいぶんのんびりだったわね。中で何をしていたの?」 あまりに待たされるので近くのショップを覗いていたみどりは、トイレから出てきたゆかりに気がつくと、すぐに寄っていって声を掛けた。「みどりさん・・・」 振り返ったその一瞬だけはホっとしたような顔を見せたものの、そのままゆかりはどこか浮かない表情になり、不安げにみどりの顔を見返した。もちろんみどりは、すぐにゆかりの異変に気づいたが、その口をついて出て... [続きを読む]
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- 2007/10/14 18:52小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第70話
- ところが人が多過ぎた。まるで年末のセール時のようなフロアでは、ごった返す客たちに視界を遮られて、トイレを探すことすらままならない。羞恥に染まったゆかりの顔には、次第に焦りの色が漂いはじめ、過度の不安と緊張に、冷や汗までもが背中につたう。 どこ?トイレはどこなの? それでもひたすらに歩き回り、トイレを求めてゆかりは彷徨う。もちろん、その辺のショップにいる店員に聞けばすぐにわかるのだが、そんな機転... [続きを読む]
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- 2007/10/09 18:51小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第69話
- 大丈夫って、、、何が?そんなわけないじゃない、、、 周りからはザワザワと、客たちの賑やかな声が聞こえてくる。もう試着室にいるわけでも、ショップの中にいるわけでもない。みどりを見失ったゆかりのそばを、引っ切り無しに客が通り過ぎていく。 下着もつけずに、超のつくミニスカートを穿き、おまけに太腿を、恥ずかしい液体で濡らしている。そんなとんでもない格好をしたまま、人の絶えないファッションビルに、ひとり... [続きを読む]
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- 2007/10/06 21:01小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第68話
- 手の届くところにあったというのに、ゆかりは服を取り戻す機会を逃してしまった。繰り返された辱めに動転しているうちに、服の入ったショップの袋は、みどりの手に渡ってしまっていた。 あっ、、、ダメっ、みどりさん、、、 そしてゆかりの受難は尚も続く。袋を受け取るとみどりは、こともあろうに、そのままひとりで店を出て行ってしまったのだ。凛と伸びた背筋を見せて、振り返りもせずに行くみどり。とんでもない格好で残... [続きを読む]
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- 2007/10/02 19:09小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第67話
- 行ってしまう。スカートも下着も全部持って、みどりが遠くへ行ってしまう。せめてここにいてくれたなら、服を取り返せたかもしれない。力ずくにでもみどりの手から、下着だけでも奪い返せたかもしれない。しかしみどりは行ってしまった。店員と一緒に行ってしまった。「ゆかりちゃん。はやくいらっしゃい。お会計してもらいましょう」 フロアの一角にある小さなショップだ。それほど広いというわけでもない。すぐにレジに着いて... [続きを読む]
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- 2007/09/29 19:04小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第66話
- そんな、、、ひ、ひどい、、、 装っただけのみどりとは違い、ゆかりは本当に開いた口が塞がらなかった。決して自分から脱いだわけではない。みどりに言われたから脱いだだけなのだ。それなのに、どうしてそんな酷いことを言うのだろう。憤りを通り越してゆかりは、哀しくさえなってしまった。 とはいえそんなみどりの無慈悲な言葉は、ゆかりにひとつの事実を思い出させる。それはもちろん自らのこと。その身の今の状態だ。何... [続きを読む]
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- 2007/09/27 18:45小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第65話
- 「あっ・・・」 思わず声が出てしまった。外から手が伸びてきて、置いた下着が一瞬にして姿を消してしまったのだ。 み、みどりさん・・・、下着をつけないで帰れってことなの? みどりさんの悪戯だ。ゆかりはすぐにそう思った。そんなことができるのは、みどりの他には誰もいない。なにしろ置いた瞬間に取っていったのだ。そこに下着が置かれることを知っていなければできるはずがない。とはいえ持っていったのが、みどりであ... [続きを読む]
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- 2007/09/25 18:55小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第64話
- シャーっ・・・。 背中に聞こえたその音とともに、間髪を入れずにカーテンは閉じられ、ゆかりは狭い個室にひとりになった。ついに中に入ってしまった。もう着替えるしか道は残されていない。目の前の壁に取り付けられた大きな姿見には、ポーっと真っ赤に頬を染め、虚ろな目をした自分がいる。 ほ、本当に?私、、、本当にここで脱ぐの・・・? 覚悟を決めて入ったとはいえ、いざひとりで取り残されると、不安が先に立って仕... [続きを読む]
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- 2007/09/23 18:30小説「 露出遊戯〜危険な誘い 」第63話
- 「大丈夫よ、外で見ててあげるから。あ、あとそれからね。私もちょっとだけ覗きたいから、全部脱いだら、下着を足元に置いて合図をしてね」 そう悪戯っぽく笑ってそのまま、みどりはゆかりを置いて行ってしまった。すぐに近くにいた店員をつかまえて、なにやら笑顔のままに話している。 みどりさん・・・ 大丈夫、大丈夫よ・・・。繰り返されたその言葉は、ゆかりに過去の記憶を呼び起こさせる。それはもちろん先週のこと。あ... [続きを読む]
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