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- 2008/07/27 00:04黍の守番
- 「 金魚入荷 」ひと口が 身に染み渡る 冷奴枝豆は 止められなくて 夕餉前路地裏に 金魚入荷の 朱の手書き地に伏して 爪切草の したたかさ黍番も 心... [続きを読む]
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- 2008/07/26 00:12夏を堪えて
- 「 ギヤマンの青 」広縁に 円座を占める 猫ひとりギヤマンの 辺りに零つ 青き影いつからか はたと絶えたる 夏見舞麦帽に 下着一枚 夏... [続きを読む]
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- 2008/07/25 00:07遅滞無く
- 「 冷やし瓜 」少年の 足に余りし ゴム草履井戸端に 浮きつ沈みつ 冷やし瓜陽は落ちて 今日のとどめの 水を打つ癇癪を 飲むも哀しき 河童の忌遅滞... [続きを読む]
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- 2008/07/24 00:06雲と唐黍
- 「 夏 蓬 」天牛は 己の夢を 噛むばかり追われても 水辺離れぬ 川蜻蛉葉の裏に 草蜉蝣は 夢結ぶ黍畑 遠い雲に 呼びかけているシャガの花 ひっそりと... [続きを読む]
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- 2008/07/23 00:05夏 猫
- 「 薄荷水 」宿酔いに 効くか効かぬか 茗荷汁ガラス酒器 頃合いとなる 冷し酒小腹空き ようも冷えたる 白玉よ海は凪 祖母の呉れたる 薄荷水倦怠感 ... [続きを読む]
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- 2008/07/22 00:03今日の朝
- 「 キャンプ・ファイアー 」へぼ囲碁に 猫も座を占む 竹床机里心 俄かに起こる 烏賊火かな子は育ち 遠くなりけり 海の家短夜の 明けて一日 歳をとり... [続きを読む]
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- 2008/07/21 00:05韮の花
- 「 夾竹桃と白き雲 」誘われて 庭に陣取る 蝦蟇使い道 分からぬままで 紫蘇と胡麻逃げ道を開けてやれども出らぬ蝿老鴬は 暗き林に 住まうなり片隅に ... [続きを読む]
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- 2008/07/20 00:06そして誰も居なくなった
- 「 虹の橋 」片足は 故郷にある 虹の橋旅恋し 早く早くと 夏嶺呼ぶ雨上がり 浴衣の腰の 団扇かな冷や麦と 野菜サラダでも なおメタボ帰るなり 帽子... [続きを読む]
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- 2008/07/19 00:07青 葡 萄
- 「 茄子炒め 」日は高し 三毛と二人の 昼寝かな片陰を 選んで歩く 日向街監視員 プールあれども 入られず青葡萄 あくまで優しく 揺れる朝船溜まり ... [続きを読む]
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- 2008/07/18 00:10花の後
- 「 裸 子 」雨近し なんと鳴こうか 青蛙まひまひは 遊び疲れて 岸に寄る敷石に 私案投げ首 昼蜥蜴花終えて まだし残しの 青き実や蘇る 故郷の山 雲... [続きを読む]
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- 2008/07/17 00:07ひまわり
- 「 雲とひまわり 」水辺には 鷺草舞いて おるばかり河童忌や 誰も責めたく 無き夕べ噴水を 虚ろに眺む 人の群れまさに今 雲とひまわり 並び立つ沢蟹... [続きを読む]
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- 2008/07/16 00:04カンナ
- 「 茅舎忌 」帰り船 先に迎える 夏鴎松に風 ただ親恋し 烏の子白鷺は 歩数確かめ 川渡る列なして 岸辺を巡る 目高かな堤防に 白き帽子は 小鯵釣緋... [続きを読む]
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- 2008/07/13 00:10雨あがる
- 「 土の匂い 」青鷺の 高き住家に 月薄く百合咲けば 優しき叔母を 思いけむ青空に 紅の刷毛なる 合歓の花雨あがる 花は白きに 戻りけむ夕立や 土の... [続きを読む]
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- 2008/07/12 00:08遠い雲
- 「 走り薯 」羽ばたきを しばし忘れて 風蝶花百日紅 強き陽射しに 向かい咲く風絶えて 天使が通る 花瓢母の里 青唐辛子 摘み帰る遠い雲 呼べど蜩 ... [続きを読む]
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- 2008/07/12 00:05古 寺
- 文京区音羽「護国寺」、この門は正門ではありません、「音羽ゆりかご会」などがある方の門です、尾崎豊の葬儀はここ護国寺で行われました。「 走馬灯 」夜濯... [続きを読む]
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- 2008/07/11 00:07ぽわんぽわん
- 「 花火屑 」滝行の 髭の行者は 口結び従兄弟等は 皆帰りたる 花火屑白服の 眩しさだけが 消えずして白き花 ぽわんぽわんと 夢に咲く不慣れなる 貸... [続きを読む]
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- 2008/07/11 00:04一夜漬け
- 「 ダチュラ 」 空蝉の なお夕暮れを 見るがごとささやかに 生きむとすれど 蟻地獄青苔を 纏いて朽ち... [続きを読む]
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- 2008/07/10 00:06ひとひらの夏
- 「 風死す 」炎帝の置き忘れたる雲ひとつ短夜の ページ気になる ミステリー来た道を 戻るも遠き 小暑かな切なきは 雲より出ぬ 西日なり眉上げて ひと... [続きを読む]
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- 2008/07/09 00:07朝 顔
- 「 麦 笛 」麦笛を 一人で吹きし 郷の道母は留守 蝿の出られぬ 蝿入らず猫ひとり 欠伸ばかりの 夏座敷峠越え 山菜飯の 葭簾茶屋朝顔は 二三日留... [続きを読む]
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- 2008/07/08 00:07この世の花
- 「 冷し飴 」箱庭の 水車を指で 押す子かな鮎釣りの 竿先にある 薄き月旅衣 掻き合わせ見る 烏賊火かな山荘の 打ち捨てられて 草の中夏に咲く この... [続きを読む]
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- 2008/07/07 00:05edge of the knife
- ** PCがぶっ飛んで、皆様のところにコメントを書く暇がありません、どうかしばらくご容赦ください、拝見はさせていただいております。「 鴎外忌 」舞姫の 伏... [続きを読む]
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- 2008/07/06 00:09変なあなた
- 「 衣 紋 竹 」コップ酒 影蒼くして 江戸切子娘留守 無聊なるかな 衣紋竹荷物番 空き缶だらけの 砂日傘山鳥の 声遠ざかる 避暑の宿家篭り 憧れて... [続きを読む]
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- 2008/07/05 00:03病みたる子猫
- 道の真ん中に子猫が蹲っていました、良く見るとどうやら具合が良くないようです、殆んど目が見えていないようなのです。抱っこして道の端に置くことしか出来... [続きを読む]
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- 2008/07/04 00:10橋の上から
- 「 羊 蹄 」山雀は エイトビートで 歌うなり藻の花と 泳ぎたきよな 橋に立つ山里は 酒と山菜 岩魚串黒鯛の ぐいぐいと引く 河口かな彼方より 令法... [続きを読む]
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- 2008/07/03 00:05雑司が谷鬼子母神
- 「 みほとけ 」藻は咲くも 水は新たな 山の水頬かむり 蚊遣を腰に 草を抜く鵜篝に 時代絵巻の 櫓は軋む蚊帳に射す 月光青く 添い寝かな御仏の 祈り... [続きを読む]
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