|
- 2008/11/18 23:38てん婦羅 天寿々 上野
- 上野広小路駅近くの路地奥にある。夕方から賑やかになりそうな一画だが、昼もお店を開けている。カウンターに座りご主人の仕事を眺めるのが一番なのだろうが、独りきりで行ったので他にお客のいないテーブル席の方を選んだ。上天丼を頼めば、まずは朝目だがなかなかの漬物が出てくる。上天丼の種は、海老2本、穴子にししとう、きすに茄子。海老を一口噛むと、その歯ごたえで実に上質の素材を使っていることが分かる。だらしなく、... [続きを読む]
|
- 2008/11/17 21:28おつまみ二品
- 今回は醤油ベースのソースがらめの特集のようになりました。鶏の砂肝はかみごたえがあるので、小さめに切って炒める。ちゃんと火を通すために酒蒸しにしてもよい。ニンニクは微塵切りにして低温の油に香りを付けるように炒める。キツネ色になったら、酢、醤油を加えてソースの完成。炒めた砂肝に、ソースをからめて出来上がり。醤油漬けにしていた大辛唐辛子を胡麻油で炒めます。種まで入れたので、本格的に大辛です。エノキダケは... [続きを読む]
|
- 2008/11/16 21:42橘寿司 下北沢
- 駅前の雑踏を抜けて少し歩くと、まさしく隠れ家のように佇むお店がある。まずは、突き出し。数の子やら、アボガドやら、お酒にもよく合う。全体に優なる薄めの味付けが、この先を期待させる。旬の牡蠣、平目に雲丹。初手からこう来ますか。昆布締めの平目は甘さが増す。殻付きの牡蠣はしっかりと握られて、シャリは牡蛎をしっかりと受け止めるように計算されている感じだ。鯛も、白魚も、クルマ海老も文句なし。赤貝には、ひものお... [続きを読む]
|
- 2008/11/15 21:32真田邸 松代
- 長野市の東南東にある松代を訪れた時は紅葉の盛りだった。。歴史ある屋敷の表門を背景に邸内の紅葉を眺める。目指した真田邸は改修工事の最中で、屋内は見学できない。その分、庭園は無料で見学できた。よりすぐった庭樹を植えたからなのだろう、ここの紅葉はさらに素晴らしい。本当に血が滴るような赤の色だった。十数年前に訪れた時には、屋敷・庭ともにやや荒れていると感じた。今回、じっくり時間をかけて、改修工事をされるの... [続きを読む]
|
- 2008/11/14 22:05蔵之内 長野市
- 上高田北交差点は長野市の中でも最も交通事故の多い交差点だそうだが、この辺りでも裏道へ入れば畑なども残っており、東京と比べれば相当に長閑な風景が展開する。このエリアに「西座敷」「にしざわ」といったそうそうたる蕎麦屋さんが店を開いている。蔵之内さんはこのエリアにあって、今回初めて訪れた。交差点よりも更に長野駅に近いというのに、お店の構えには余裕がある。今は、北御牧の秋新蕎麦を使われているそうだ。蕎麦は... [続きを読む]
|
|
|
- 2008/11/13 22:18荒野にて
- 寒い北風が吹き出した日に、一面ススキの荒野を歩く。空は高いが、山は霧に覆われ標高が高い所では雪になっているようだ。霧は紅葉の山から、ゆっくりと垂れこめてくる。多分これが最も深い秋の姿なのだろう。この辺りの冬の厳しさは、普通ではない。... [続きを読む]
|
- 2008/11/12 21:27おつまみ二品
- 今回は、ちょっとだけ高級材量を使ったおつまみです。鮟鱇の肝は、日本酒を振りかけるように汚れを落とし、7−8分蒸します。中まで火を通し、1センチ弱に切ります。これを和風に紅葉おろしに酢醤油でも美味なのですが、今回はアンチョピソースにしました。ニンニクは薄切りにして、オリーブオイルでカリカリに炒めます。そこへアンチョピーのフィレを加えて、身をくずしながらよく和えます。アンキモの海の風味に逆らわない、濃厚... [続きを読む]
|
- 2008/11/10 21:49旧古川邸日本庭園 西ヶ原
- ジョサイア・コンドルの洋館で有名な旧古川邸だが、バラ園の外側には立派な日本庭園がある。立派などころか、庭師は大正期に活躍した小川治兵衛。やはり巨匠だと思う。この庭で治兵衛が最も手をかけたのが、この大滝。実際の水の流れがあるので、不思議な気配が漂ってくる。しかし、その気配を醸し出す滝そのものは、決して生の姿で晒されないような工夫がある感じだ。どんな角度から見ても、全体を見せようとはしない所に、気配の... [続きを読む]
|
- 2008/11/09 23:22しなの屋 旧戸隠村
- 店に入って席につけば、サービスの蕎麦団子が出てくるのが最近の戸隠のスタンダードのようだ。それにしても、このお店の団子は揚げたてで熱々だ。外側は揚げたてでサクサク。中は、蒸された状態の蕎麦掻。うす甘いタレでいただく。注文したのは、山菜、キノコ付きのざる。キノコは地物の香り高いもの。山菜は春先から塩漬けしたのを柔らかく戻したのだろう。こちらの蕎麦は、戸隠オーソドックスという感じだろうか。そばの実さん、... [続きを読む]
|
- 2008/11/07 23:03東京国立博物館庭園開放 上野
- 東京国立博物館は上野公園の北端にある。上野の杜に余裕をもって建物が立ち、隠れ里のような庭園が背後に有ってもなかなか気付かない。普段は公開しない庭園だが、秋と春の盛りの時期には足を踏み入れることが許される。春草盧と呼ばれ、そもそもは江戸初期に造られたお休み処(工事監督に来た大名のためだろう)であった。それが茅葺屋根の形なども面白く、次々と移築されてこの庭に移ったのは昭和も34年という。転合庵は江戸もご... [続きを読む]
|
- 2008/11/05 23:25簡素なパスタ
- ベーコン、タマネギ、トマトだけあれば出来る簡単なパスタです。お好みで、トウガラシやパルメザンチーズを加えると、グンとひきたちます。... [続きを読む]
|
- 2008/11/04 21:07旧大田黒庭園 杉並区
- 昭和8年、住まいを大森山王から荻窪に移した大田黒 元雄氏は当時38歳。20代には妻とともに1年半も外遊し、西洋文化の素養を深く身につけ、音楽や写真の評論の分野で活躍(というか当時のパイオニア)されたらしい。レコード芸術なる雑誌も氏の手により創刊されたらしい。昭和初期には、荻窪駅の南側はただ田畑が広がるばかりで、相当な土地を求めるのも当たり前であったようだ。立派な門をくぐれば庭まではちょっとした並木道。当... [続きを読む]
|
- 2008/11/03 22:52鮨やまあい 神楽坂
- 神楽坂に新しい寿司屋さんが出来たので、ランチに行ってた。ランチメニューには、もれなくサラダと茶わん蒸しが付く。手前の手巻き寿司には、とても寿司に適した海苔が使われていて、パリっとした口触りの海苔が口の中でホロっと崩れる。こうなると、手巻きだけでなく巻物を試したくなる。全体に丁寧な仕事で、手巻きの鮪に柚子を隠し味のように使ったり、なかなか珍しい趣向が凝らされている感じだ。... [続きを読む]
|
- 2008/11/02 14:35本ブログの古民家・庭園一覧を作りました(2)
- [神奈川]横浜 三渓園 三渓園 花の盛り 松永記念館(松永耳庵老欅荘) 小田原市 古稀庵 小田原市 小田原文学館 (田中光顕別邸) 古民家と雪 合掌造り 川崎市日本民家園 起雲閣 熱海市 [長野]長野県須坂市 豪商の館田中本家 雪の田中本家 須坂市 田中家本家 須坂市 信州中野 ふくろや 高井鴻山記念館 小布施 上田市柳町 ... [続きを読む]
|
- 2008/11/02 13:04本ブログの古民家・庭園一覧を作りました
- [山形]酒田 本間家旧本邸 酒田 本間美術館鶴舞園 山形県朝日町 佐竹家住宅 山形県中山町 柏倉家住宅 天童市 出羽桜美術館 [福島」]会津 大内宿 奥会津地方 歴史民族資料館 只見 長谷部家 [栃木]栃木県市貝町 入野家 [茨城]西山荘 ギャラリー和空間 真壁市 真壁の町並み 結城の町並み 偕楽園 水戸 鷹見泉石記念館 古河市 ... [続きを読む]
|
- 2008/11/01 22:24フェットチーネ ローマ風
- フェットチーネはイタリアの平打麺、イタリア版のきし麺のようなものです。平打ちで、茹でるのが難しいので、立体構造になった乾麺を買いました。日本で入手する限り、20年位前からこの姿です。オリーブオイルでニンニクを炒め、ベーコン、グリーンピース、クリーム、チーズを加えたまったりとしたソースを作ります。そこへ、茹でたてのパスタを投入。乾麺ながら、玉子の風味が相当な力を出して、ソースといい感じの、味を出します... [続きを読む]
|
- 2008/10/31 20:41そばしげ 飯山市
- 江戸時代の庶民にとって善光寺(長野市)から日本海へ抜けるには、飯山から北北西へと進む塩の道がメインルートだった。現在の国道18号線の北国街道は、加賀前田家や佐渡からの御用金輸送のルートに使われ、道を空けなければならない庶民にとっては必ずしも使いやすくはなかったようだ。その昔の塩の道により伝わってきたのか、飯山の街には富倉や大沢にみられるオヤマボクチつなぎの蕎麦が、根を張っているように感じられる。こち... [続きを読む]
|
- 2008/10/30 22:05おつまみ二品
- あいかわらずの手抜きで、今日も火を使いませんでした。山芋をすりおろし、マグロの赤見をのせれば、やまかけです。マグロは高級なトロよりも赤見が合います。二品目胡麻ペーストに隠し味の砂糖をごく僅か加え、醤油漬けの唐辛子と合わせてよく混ぜます。それを冷奴のトッピングにします。胡麻が周りについて、唐辛子というよりはキノコのような姿ですが、黒姫産の大辛ナンバンなので凄く効きます。なお、豆腐は薄切りにして、薬味... [続きを読む]
|
- 2008/10/29 22:09大棟山美術博物館 松之山
- 信濃川沿いの津南の町から松之山に出るには、それなりに山深い道を何キロも行くことになる。その間には、本当に耕して天に至るばかりの棚田も見ることができる。そんな山深い土地にも薬効作用で有名な松之山温泉があり、その近くの山を背にして村山本家(大棟山美術博物館)がひっそりと佇んでいる。村山家は700年も続く古い家柄で、門の前には由緒ある古寺のような杉の並木と石段が続く。山門とでもいいたい門は、大変な風格があ... [続きを読む]
|
- 2008/10/27 21:29夕食にイタリアン
- イタリア料理、特に外食の場合は皿数で、料理の進行具合を表現する。プリモ ピアット、セゴンド ピアットという風に。セゴンドまで出てくれば、十分な量を提供した事になる。ちょっと、気張ればそれにアンティ パスタやら付くが、日本でもそれまでやれば日常食の範囲からは逸脱するように思う。本日のプリモ ピアットはスパゲッティ カルボナーラ。ソースは白いようでいて、キツネ色に炒めたニンニクが味の基本。後は、ベーコ... [続きを読む]
|
- 2008/10/26 19:41しんばし 湯沢町
- 江戸の蕎麦屋さんは、一人でもサッと暖簾をくぐり、手早く昼酒まで片付けるのを当たり前とする気風があるが、地方によってはそういう習慣が無くて、昼酒の相方となるつまみものがお品書きに無かったり、または蕎麦屋さんは基本的に一人ではなく数人かそれ以上で行く場所だったりする。新潟は湯沢町から十日町、そして小千谷にかけての魚沼川沿いの地域では、蕎麦屋さんは基本的に数人で行くという文化のようだ。そういう処へ一人で... [続きを読む]
|
- 2008/10/25 16:58清水園 新発田市
- 新発田は小さいながら独立した藩であり、溝口家三代目藩主宣直は17世紀中頃に、この清水園の場所に下屋敷を築いた。四代目の重雄の時代には遠州流の茶人であった縣宗知を招いて、造園が始まり完成したのは元禄年間だという。この辺りは清水谷と呼ばれ、確かに庭園に隣接して新発田川が流れている。そのためか、この庭園は非常に苔が見事で、石組にとても柔らかい印象を与えている。明治以降に荒廃していたこの庭を、見事に再興した... [続きを読む]
|
- 2008/10/24 21:33妻有 トリエンナーレ
- 国道17号線が走る三国峠と、信濃川沿いの国道117号線の間には、魚沼の山々がそびえている。標高こそ1000メートル少々なのだが、世界的に見ても大変な豪雪地帯で、非常に辺鄙な場所と感じられる。魚沼川方面から十二峠を越えると、その山懐深い土地にも隠れ里のような集落がある。この辺りから十日町にかけての妻有と呼ばれる地域で、3年毎に現代美術を野外に展示するフェスティバルが開かれている。その第一回の、案山子をモチーフ... [続きを読む]
|
- 2008/10/23 20:26おつまみ二品
- 相変わらず、お手軽路線ひた走りです。エノキダケはさっと茹でて、細かく切る。本当は、茹でる前が切りやすいのだが、茹で上げたときにざるの目からこぼれてしまう。明太子と柚子の皮を合わせて、出来上がりです。サラミは袋から出して、薄めに切っただけ。ただし、この信州ハムさんのサラミは羊の腸を使っているので、切ったサラミの薄皮をはがさないで、そのまま食べられるのがよいところ。ビニールの薄皮をはがすのは結構めんど... [続きを読む]
|
- 2008/10/22 21:37旧古川邸およびバラ園 北区西ヶ原
- 旧古川邸本館は、ジョサイア・コンドルの設計により大正5年に竣工した。多くの財閥の邸宅は、本館の和館と別館の洋館の二棟が造られていたのだが、古川邸は二階部分を見事な和室とすることで、外観上は洋館の一棟に集約されている。日本贔屓のコンドルの、腕の見せ所だったのだろう。本館の周りには、よく手入れされた芝生が広がり、建物に沿ったバラ園では見事な開花がみられた。確かに、役者も背景も一流と感じた。... [続きを読む]
|