イーゴン さん

イーゴンさん: 文芸イーゴン
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プロフィール

ハンドル名イーゴン さん
ブログタイトル文芸イーゴン
サイト紹介文私は街の写真店で3年働き、客の写真を焼き増しして「他人アルバム」というものを作った。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供13回 / 388日(平均0.2回/週) - 参加 2007/06/18 01:55

イーゴン さんのブログ記事

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  • 2007/11/02 02:43あの少年がみどころだ!/映画「グーニーズ」
  • キー・ホイ・クァンという俳優をご存知でしょうか。映画「グーニーズ」や「インディージョーンズ魔宮の伝説」に出てた、あのアジア系の少年です。私は幼少の頃、カンフー映画やホラー映画ばかり観て育ちました。金曜ロードショウ、ゴールデン洋画劇場、日曜洋画劇場と、週末にテレビで見られる映画はかならずビデオに3倍録画し、 120分テープを週に1本のペースでコンスタントに消費しておりました。子供ながらにな... [続きを読む]
  • 2007/07/14 02:36夜の連載小説『他人アルバム』6
  • 私は、旅行というものが苦手である。決して嫌いというわけではないし、むしろ人生においては「旅人でありたい」とすら考えている。旅は人間を大きくするという。馴染みのない土地の風に吹かれたり、新しい自分を発見したり、あと、食べ物が、おいしかったり、と、おそらくそんな感じの理由だからだ。私は生まれてこのかた、飛行機というものに乗ったことがない。もちろん、飛行船や熱気球、ハンググライダ−な・・・... [続きを読む]
  • 2007/07/14 02:36夜の連載小説『他人アルバム』6
  • 私は、旅行というものが苦手である。決して嫌いというわけではないし、むしろ人生においては「旅人でありたい」とすら考えている。旅は人間を大きくするという。馴染みのない土地の風に吹かれたり、新しい自分を発見したり、あと、食べ物が、おいしかったり、と、おそらくそんな感じの理由だからだ。私は生まれてこのかた、飛行機というものに乗ったことがない。もちろん、飛行船や熱気球、ハンググライダ−な・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/23 15:55夜の連載小説『他人アルバム』5
  • 写真の中の女というのは、男にとっては様々な可能性を秘めているものである。多くの場合、それは「愛すべき対象」であり、また多くの場合「欲情の対象」である。故に、いかんともしがたく、女の写真を撮るという行為自体が、欲情の可能性を大いに孕んでいるのも、これまた事実である。「はい、・・・チーズ」なんとも間の抜けた合言葉である。こんな馬鹿げたお約束に乗っかって、デジカメのモニター越しに女が・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/23 15:55夜の連載小説『他人アルバム』5
  • 写真の中の女というのは、男にとっては様々な可能性を秘めているものである。多くの場合、それは「愛すべき対象」であり、また多くの場合「欲情の対象」である。故に、いかんともしがたく、女の写真を撮るという行為自体が、欲情の可能性を大いに孕んでいるのも、これまた事実である。「はい、・・・チーズ」なんとも間の抜けた合言葉である。こんな馬鹿げたお約束に乗っかって、デジカメのモニター越しに女が・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:38夜の連載小説『他人アルバム』4
  • 例えば不運な事故や障害で体の一部分を失ってしまうことがある。交通事故による片足の喪失。悪性の腫瘍か何かによる眼球や乳房の喪失。仁義と責任問題による小指の喪失。様々な不運のヴァリエーションがある中、幸運な事に私は今のところ具体的な部分を失う事なくすこやかに生き延び、ささやかな生活の中に埋没して暮らすことが出来ている。自分が幸福であると言う事を実感するための技術として、自分よりもア・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:38夜の連載小説『他人アルバム』4
  • 例えば不運な事故や障害で体の一部分を失ってしまうことがある。交通事故による片足の喪失。悪性の腫瘍か何かによる眼球や乳房の喪失。仁義と責任問題による小指の喪失。様々な不運のヴァリエーションがある中、幸運な事に私は今のところ具体的な部分を失う事なくすこやかに生き延び、ささやかな生活の中に埋没して暮らすことが出来ている。自分が幸福であると言う事を実感するための技術として、自分よりもア・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:38夜の連載小説『他人アルバム』3
  • 店長は「ロンパリ」だった。左の眼球はロンドンを眺め、右の眼球はパリを眺める。いわゆる極度の「斜視」というやつなのだが、そのカメレオンのような独特な眼差しは、時として不本意にも小さな子供のお客さまを一時的なショック状態に陥れる。蛇に睨まれたカエルの緊張状態が店内の空気を度々凍らせるという事態も、ここでは特に珍しい事ではなかったが、当の本人である店長はその度に困惑し、ひたすらそのお子様の... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:38夜の連載小説『他人アルバム』3
  • 店長は「ロンパリ」だった。左の眼球はロンドンを眺め、右の眼球はパリを眺める。いわゆる極度の「斜視」というやつなのだが、そのカメレオンのような独特な眼差しは、時として不本意にも小さな子供のお客さまを一時的なショック状態に陥れる。蛇に睨まれたカエルの緊張状態が店内の空気を度々凍らせるという事態も、ここでは特に珍しい事ではなかったが、当の本人である店長はその度に困惑し、ひたすらそのお子様の... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:36夜の連載小説『他人アルバム』2
  • 私の働く写真店は駅から歩いて5分もかからない距離にあった。二台の自家用車がすれ違うのがやっとの細い道に、様々な小さい商店が軒を連ねる『南口商店街』。緩やかな坂道の商店街には、老若男女の歩行者や自転車が休みであろうが平日であろうがおかまいなしで賑わっていた。学生街というわけでも流行の店が立ち並んでるわけでも無かったが、通りにはいつもなま温かい生活の匂いが溢れていた。半袖シャツ一枚・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:36夜の連載小説『他人アルバム』2
  • 私の働く写真店は駅から歩いて5分もかからない距離にあった。二台の自家用車がすれ違うのがやっとの細い道に、様々な小さい商店が軒を連ねる『南口商店街』。緩やかな坂道の商店街には、老若男女の歩行者や自転車が休みであろうが平日であろうがおかまいなしで賑わっていた。学生街というわけでも流行の店が立ち並んでるわけでも無かったが、通りにはいつもなま温かい生活の匂いが溢れていた。半袖シャツ一枚・・・... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:35夜の連載小説『他人アルバム』1
  • 水曜日の正午になると、犬おばさんがやってくる事を私は知っていた。36枚撮りのコニカのフィルムを毎週3本持ってくるその犬おばさんは割と目鼻立ちがハッキリとした正統派の美人で、 おそらく45歳くらいなのだろうけど、パッと見35歳くらいに見えた。いつも長いスカートを履き、晴れた日には日傘をさして店に来た。名前はたしか「ナガシマ」さんだった。『30分スピードプリント』いわゆる、街の写真屋さん... [続きを読む]
  • 2007/06/18 01:35夜の連載小説『他人アルバム』1
  • 水曜日の正午になると、犬おばさんがやってくる事を私は知っていた。36枚撮りのコニカのフィルムを毎週3本持ってくるその犬おばさんは割と目鼻立ちがハッキリとした正統派の美人で、 おそらく45歳くらいなのだろうけど、パッと見35歳くらいに見えた。いつも長いスカートを履き、晴れた日には日傘をさして店に来た。名前はたしか「ナガシマ」さんだった。『30分スピードプリント』いわゆる、街の・・・ ... [続きを読む]
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