月と夜と空 さん

月と夜と空さん: 月舟文庫館
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プロフィール

ハンドル名月と夜と空 さん
ブログタイトル月舟文庫館
サイト紹介文R18指定のBL小説ブログ。エリート捜査官×チンピラ捜査官の物語とイタリア男×ドイツ男の物語を更新中。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供159回 / 326日(平均3.4回/週) - 参加 2007/07/02 21:24

月と夜と空 さんのブログ記事

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  • 2008/05/15 22:49ブリュー・デ・ブリュー 2
  •  私は会釈をして、そばを離れた。ヴァカンスで鈍った肉体を目覚めさせなければならない。軽くウォーミングアップをして、グラウンドを走ることにした。 だが、その前にバーン監督が手招きをした。 監督はグラウンドではなく、背後にあるロッジ風のクラブハウスを見ている。つられるように私も振り返ると、クラブハウスのドアが開いて、誰かが走ってきた。 監督が何事か口にした。英語ではない。フランス語でもない。我々の [続きを読む]
  • 2008/05/15 00:09ブリュー・デ・ブリュー 1
  •  -1- 私が彼と出会ったのは、暑い夏の日の午後だった。 その日はクラブの初練習にあたっていて、ヴァカンス明け早々、リバプール市内にある練習場に姿を見せると、エロール・バーン監督がグラウンドに立ち、私と同様に初日から馳せ参じた少数の精鋭たちを眺めていた。「地中海の船旅は楽しかったようだね」 私の日に焼けた顔を見ると、監督はまともな英国紳士らしい穏やかな微笑を浮かべた。「しばらく行方不明になろう [続きを読む]
  • 2008/05/14 23:23毎回ありがとうございます!
  • ブログ拍手ありがとうございます!毎回同じ言葉を言っているだけのように思われるかもしれませんが、本人、まじでかなりの励みになっております(^^)何か……形となる御礼ができたらな……と思案中です。ブログ拍手をなさった方だけ読める小説とか。機械オンチで、いまだにブログ機能をきちんと把握していない私ですが……この気持ちを形にできるよう頑張りたいです拍手コメントも本当にありがとうございます!コメントに返事 [続きを読む]
  • 2008/05/14 22:08FBI連邦捜査官2‐8
  •  二人は一度近くに借りたホテルへ戻ることにした。「車で待っていてくれ。すぐに行く」 トラヴィスはミリアムを先にエレベーターへ乗せ、自分はそのフロアの男性用トイレに入った。綺麗に清掃された中に人影はなく、個室に入って、鍵を閉める。小用を足すわけでもなく、コートのポケットに手を入れると、先程のプリントを取り出した。 トラヴィスは四つ折にした紙を開いて、再び見る。黒髭を生やした中年の男と、二十代後半 [続きを読む]
  • 2008/05/14 22:06ちょっと気になりまして……
  • 小説の途中で申し訳ないのですが・・・日本ブログ村のランキングに登録させて頂いているんですけど、「FBI連邦捜査官?」の表示が「FBI連邦捜査官?」になっているのが、少々気になっておりまして(悩)どうしようかな〜、放っておこうかな〜、とか考えたのですが、初めて目にされた方には、「何この小説?」みたいに思われるかな・・・と。考えた結果、次のタイトル名から「FBI連邦捜査官2」とすることにしました。カテゴ [続きを読む]
  • 2008/05/12 02:23FBI連邦捜査官? 7
  • 「君たちは私の指揮下に入ってもらう」 ニューヨーク支局長は二人をそれぞれ見やった。「ここで情報を収集し、三日後,、共に行動してもらう。君たちの仕事は後方支援と現場での援護だ」「了解」 ミリアムは頷く。「トラヴィス?」 レイモンドに呼ばれて、トラヴィスは我に返った。「……ああ、了解」「ちゃんと聞いていたのか?」「……大丈夫だ」 トラヴィスは軽く頭を振った。 その優秀さを買われて、この時期にニュ [続きを読む]
  • 2008/05/10 00:11フランツとパウロ 4
  •  パウロもフランツを抱きしめて、背中や頭をあやすように撫でた。それがフランツの心を落ち着かせた。「大きくなったな、フラ」 やがて互いに体を離し、正面から向き直った。「いい男になった」 フランツは頬が火照るのを感じた。「そんなことはない……パウの方がよほど格好いい」「馬鹿を言うな。ちゃんと鏡を見ているのか?」 パウロは手を伸ばして、フランツの髪にそっと触れる。「ブロンドの髪、青い瞳、白い肌」 [続きを読む]
  • 2008/05/06 23:05FBI連邦捜査官? 6
  •  二人を乗せた車は、五番街を通り、支局へとまっすぐに向かう。「いいこと、トラヴィス」 ミリアムは警告をする。「今回、私たちは現場をサポートするために行くのだということを忘れずにね。自分の立場を忘れて、くだらない喧嘩なんかしないのよ」「わかっているさ。大人しくいい子でいるぜ」 トラヴィスは窓に肘をついて、ウィンクをした。 ミリアムは期待しないというように肩を竦める。 やがて、FBIニューヨーク支 [続きを読む]
  • 2008/05/06 19:23登場人物の紹介(捜査官?編)
  • FBI連邦捜査官?に出てくる登場人物たちの紹介です。トラヴィス・ヴェレッタ捜査官・・・一応主人公のイタリア系アメリカ人。ニューヨーク出身。アカデミーを落第ぎりぎりで卒業したいわゆる落ちこぼれ。捜査のパートナーはミリアム。今回は元地元だったニューヨークへ麻薬密売に関する捜査の応援に出向く。ジェレミーとは表向き犬猿の仲だが、極秘に付き合っている。ミリアム・ウィリアムズ捜査官・・・トラヴィスのパートナ ... [続きを読む]
  • 2008/05/06 01:28フランツとパウロ 3
  •  若者の後に続いて、フランツは部屋へ入った。 まっさきに目に飛び込んできたのは、大きなベッドだった。中世の貴族が使用していたような豪奢な天蓋付きのベッド。白いシーツは真新しく、枕もふかふかである。 次に気づいたのは、そのベッドの周りに置かれている機材だった。どこをどう見ても、スタジオで使われるような三脚のカメラである。それが二つ、ベッドの前と後ろで、レンズを向けている。黒いコードは壁のコンセント ... [続きを読む]
  • 2008/05/02 23:14FBI連邦捜査官? 5
  • 「……ニューヨーク?」 三週間ほど前、自宅のベッドの上でジェレミーと甘い時間を過ごしたトラヴィスは、その余韻を味わうように、気だるげにうつ伏せになっていた。激しい愛撫を物語るかのように肌という肌が濡れ、猥らな匂いを漂わせている。「ああ、捜査だ」 ジェレミーはトラヴィスの背中に覆いかぶさり、首のうなじに顔を沈めて、背後から抱きしめている。トラヴィス同様に全身が汚れているが、まるで気にしていない。「 ... [続きを読む]
  • 2008/04/28 16:20FBI連邦捜査官? 4
  •  ベンはすぐには返答しなかった。胃をくすぐるような美味しい匂いのピザを食べて、ゆっくりと口元をティッシュで拭く。トラヴィスもパスタを口に入れて、海の幸に舌を鳴らした。「そうだ、トラヴィス」 ティッシュを足元のゴミ箱に捨てた。「ニューヨークでトラブルに巻き込まれた」「悪いが、自業自得だ。そいつの親もどうかしている。子供はまだ未成年だろう?家を飛び出した時点で警察に届けるべきだった。たとえ、警察と [続きを読む]
  • 2008/04/28 16:15小説を再開します。
  • どうもこんにちは。ようやく、帰ってきました(^^;)もし、待っていて下さった方がいらっしゃいましたら、本当にお待たせいたしました!これから、バリバリ書いていこうと思いますので、再び、よろしくお願いします(^^)約一週間ぶりに自分のブログを見てみたら、お休み中にも、たくさんの方がいらっしゃっていたみたいで、すごくありがたい気持ちになりました。BL小説系の検索エンジンにも色々と登録させていただきま [続きを読む]
  • 2008/04/20 23:01再び、ちょっとお休みさせていただきます。
  • 突然で申しわけないんですが(泣)仕事の関係で、一週間ほど家を留守にするので、更新をストップさせていただきます。次回再開は、来週あたり・・・かな?せっかく二つの物語を書き始めたばかりなのに・・・(凹)よろしければ、お待ちいただけると、本人も嬉しいです(本当に)いつも拍手をありがとうございます。ああ、読んで下さっているんだと感動しております(まじです)これからも、みなさまに楽しんで読んでいただ ... [続きを読む]
  • 2008/04/18 23:33FBI連邦捜査官? 3
  •  一週間ほど前に、突然ベンから電話がかかってきた。トラヴィスは驚いたが、喜んで電話に出た。お互いの近況を教えあった後で、よかったら会ってくれないかという話になり、二つ返事で快諾した。どのような理由であれ、ベンに会えるのは嬉しかったからだ。「電話じゃ、はっきりと言ってくれなかったから、ちょっと心配していたんだ。盗聴でもされていたのか?」「されているかもしれないが、聞かれて恥ずかしいことは何もないよ ... [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • 盗聴
  • 2008/04/17 01:20FBI連邦捜査官? 2
  • ‐1‐ 待ち合わせのレストランに時間ぎりぎりで到着したトラヴィスは、駐車場にとめた車から飛び出ると、急ぎ足で入り口に向かった。首都ワシントンDC一帯は、大統領官邸であるホワイトハウス、連邦議会議事堂、連邦最高裁判所などの最高機関や、中央官庁などの行政機関など政府関係の建物が集結しており、その関連の繋がりが強い。FBI本部ももれなく存在するのだが、トラヴィスが本部配属を言い渡された時、まっさきに思ったの... [続きを読む]
  • 2008/04/15 19:43FBI連邦捜査官? 1
  • プロローグ 人々が行き交うストリートで、建物の陰に隠れて辺りを窺う少年たちがいた。「あそこだ、ほら」 薄い金髪の少年が、顎で指した先には、店がある。雑貨屋だ。「あそこのじいさん、この間、ぼくのこと万引き犯人扱いしたんだよ」「なんで?」「じいさんが置いたばっかりの商品がなくなっていたんだ。お会計もしていないし、その時店にいたのはぼくだけだったんだ」「へーえ、マヌケだな!」「ほんとだよ!まだ盗 [続きを読む]
  • 2008/04/15 15:37フランツとパウロ 2
  •  ローマから小型の日本車を運転してきたのだが、よく無事に着いたと思った。道路には信号という世界共通のルールがあるはずなのだが、イタリアではただのオブジェなのか、ほとんどの車が無視していた。赤信号でも車が来なければそのまま通過。交差点で青信号のフランツがスピードをゆるめず走っていたら、赤信号でとまるはずの車が曲がってきて、あやうくぶつかりそうになった。フランツは窓を開けて抗議しようとしたが、なんと... [続きを読む]
  • 2008/04/12 23:58拍手と拍手コメントへの感謝 2
  • 毎回、拍手ありがとうございます!拍手コメントもありがとうございます!本当に刺激になります!(^^)新しいシリーズも、ぼちぼち始まりまして。捜査官シリーズもそろそろ?をスタートさせたいなと思っております。この二つを平行して書いていきたいと、無謀にも考えておりますが・・・(苦笑)あたたかく見守っていただけたら、嬉しいです。「フランツとパウロ」もどうぞよろしくお願いします。          ... [続きを読む]
  • 2008/04/12 23:06フランツとパウロ 1
  • Chapter1 再会 目的の家を見つけて、ようやくフランツはほっと息をついた。 イタリアの首都ローマのドイツ大使館に、この春武官として赴任することになったフランツは、まずスイスに住む両親に報告し、苦笑交じりの祝福を受けてから、部屋のレターケースに仕舞っていた手紙の束をひっくり返した。少年の頃、両親の仕事の都合でイタリアで暮らしていた時に親しくなったビアンチ家の手紙を見つけ出し、それに書かれていた電話 ... [続きを読む]
  • 2008/04/10 10:15フランツとパウロ Chapter0
  • 〜始めに〜この物語は、イタリア男×ドイツ男のBL小説です。なので、18歳未満の方や苦手な方はご遠慮下さい。〜物語の主人公たち〜フランツ・ツェーゲラー・・・性別男。国籍ドイツ。生まれミュンヘン。年齢25歳。宗教プロテスタント。職業軍人。金髪。碧眼。白い肌。パウロ・ビアンチ・・・性別男。国籍イタリア。生まれミラノ。年齢26歳。宗教カトリック。職業ポルノ監督兼俳優。茶髪。ブラウンアイズ。褐色の肌。 注 [続きを読む]
  • 2008/04/09 00:25エピがき その二
  • エピソード2を読んで下さってありがとうございます!もっと早く書き上げる予定だったのですが・・・どうも小説を書くバイオリズムが一定ではなくて(泣)こんなに日にちがかかってしまいました(凹)さて、物語は少年たちが再登場です。アシュリーの視点で書いたのですが……何というか、すごく清純なBL小説というか(?)純情可憐なストーリィになったと思います。レイジーの視点で書いたら、その正反対でドロドロブラックな感 ... [続きを読む]
  • 2008/04/08 23:43エピソード2−Sweet 16?−
  •  アシュリーは起きあがって、窓の方を見る。薄手のブルーのカーテンで覆われた窓は、今日一度も開けてはいない。昨夜から鍵はきちんとかかっている。 息を殺して、耳を澄ました。 すると、ほんのちょっとの後で、またカツンという音がした。ガラスの窓に、外から何かが当たった感じだった。小石のような何かが。 アシュリーは急いでベッドから下りると、窓に近づいた。カーテンを引いて、鍵を開け、格子状の窓を押し上げる [続きを読む]
  • 2008/04/08 16:11エピソード2−Sweet 16?−
  •  寝室のドアを閉めて、ようやくアシュリーはひと息ついた。 今日、16歳の誕生日を祝うために集まってくれた親戚や友人たちは、日が沈む前に帰って行った。アメリカでは、16歳の誕生日を盛大に祝う習慣がある。親戚や知人、友人たちをゲストに招いて、家で派手にバースディパーティーを行うのだが、スミス家もまた、一人息子の記念すべきパーティーを愛情を込めて開いた。家中に煌びやかな飾付けが施され、料理も母親手作りのケ ... [続きを読む]
  • 2008/04/03 21:18拍手と拍手コメントへの感謝
  • だいぶ遅くなってしまい、恐縮なのですが……拍手を下さったみなさま、ありがとうございます!また、拍手コメントを下さったみなさま、ありがとうございました! まだブログの機能に関してわからないところが多少ありまして(←つまり機械オンチなのです・・・)いったいどこをどうやったら、みなさまへありがとう!と伝えられるのか考えたのですが・・・この場でお礼申し上げます。みなさまのおかげて、本人、俄然やる気 [続きを読む]
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