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- 2008/05/10 23:15過去を超えて
- 人は、記憶によって、過去の出来事に返ることができる。しかし、頭の中に想起された過去の出来事は、当然ながら「今ここにある出来事」ではなく、既に今ここには存在しない何ものかである。今頭の中に浮かんできている事は、自分にとって都合のいいように加工されているものではないのか。その「都合のいい」パターンに気がつかない限り、何時まで経ってもその過去から抜け出せないことになる。 自分にとって都合のいいパターン... [続きを読む]
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- 2008/05/09 23:15生命の本体
- どんな生き物でも、生命のしくみは同一だ。人間は、他の生物にはない優れた特質を持っているが、その土台となっている生命のメカニズムはあらゆる生物に共通である。身の回りにある存在の共通の土台に多く気づけば気づくほど、自分の生きる土台も大きな事に気づく。 ... [続きを読む]
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- 2008/05/08 23:15美しい話をする人
- 話のうまい人というのがいる。文章のうまい人という人もいる。美しい言葉を使い、闊達に話をするというのは、それはそれで一つの大事な技術であるが、そこには、大きな危うさも含まれている。 ちょっと疑いの眼で見てみる。なぜ、その人はそんなに美しい言葉で語らなければならないのだろうか。そんなにいい言葉を使わなければならない理由は何なのか。そんなにいい話に仕立てあげなければならない理由は何なのか。 その真意は... [続きを読む]
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- 2008/05/07 05:29恐怖とのつきあい
- テレビで脳科学者の茂木健一郎氏が「恐怖は脳の栄養」と言っていた。恐怖という感情は、人間にとってマイナスな、不要のものと思われがちであるが、実は、生命維持の為に存在する非常に重要なものなのだ。現代人は、原始人の様に生命の危機にダイレクトに瀕する機会が少ないため、恐怖を感じる機会が少なくなっているのだという。適切に恐怖を感じる事ができるということは、人間にとってとても大事なことなのである。 「恐怖を... [続きを読む]
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- 2008/04/15 16:40後ろに広がる世界
- 武術では「前に隙がないのは当たり前で、後ろにも隙がなくなったとき初めて本物となる」と言われている。世界は自分の前にしかないとついつい思いがちだが、単に自分の眼が前についているからそう思い込んでいるにすぎない。自分の横にも後ろにも世界は広がっている。自分の前にあるものを凝視するとき、どうしても世界が狭くなりがちだ。どんなときでも、思っているよりも遥かに広い世界に人間は囲まれているのだ。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/07 01:18妥協だらけの人生だから
- 妥協だらけの人生だからこそ、ほんの僅かでも「これだけは妥協しない」というものを持たないとな。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/06 01:18あらゆる色を含む色
- 全ての波長の光を合わせると、普段見ているような「透明な光」となる。あらゆる「色」が渾然一体に混ざり合ったところに透明な世界がある。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/02 05:02徹した経験
- 何事をやるにせよ、後で「いい経験」となってつながるのは、それに徹したかどうかである。そのときは、仮にいい結果が残せなかったとしても、真剣に物事に徹するプロセスが、次のものを生み出すのだ。中途半端に、力や手を抜くことを考えるべきではない。真剣になること、それは文字通り、自分自身の生と刀を持って生命をかけて向きあうことである。 ... [続きを読む]
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- 2008/03/30 19:21かけがえのない人間
- [asin:4062879360:detail] 人間の生きる意味や充実感はどうすれば見いだす事ができるのか。それは、一人一人が自分のことを「かけがえのない存在」であると思う事ができるかどうかだ。代替可能な部品として存在するのではなく、他の人によって取り替える事が不可能な存在であると思う事ができれば、そこにこの世界で存在する意義を見いだす事ができる。 自分のことを振り返ってみても、自分の生の声を殺し、世の中の価値観に... [続きを読む]
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- 2008/03/20 20:02洗脳からの脱却
- 多かれ少なかれ、人は洗脳されている。自分が当然そうだ、100%間違いないと信じていることでさえも、よくよく考えてみれば、特に普遍的な根拠があるという訳ではなく、誰かの都合のいいように作られた情報だったりする。 自分の信じていたことが、嘘であったとか、間違いであったとか、それほど絶対なものではなかったと認めることは、これまでの自分の生き方や信条を否定することであるから、当然辛いものだ。でも、その辛さを... [続きを読む]
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- 2008/03/09 05:23仏も時には鬼となる
- 仏様は、いつも仏の姿をして現れるとは限らない。自分を鍛えるために、時には鬼となって、厳しい試練を与えることもあるだろう。いろんな姿をして現れるのだ。「神も仏もない」ように思える試練のときは、仏は実はいちばん近くにいるので、分からないのだ。 ... [続きを読む]
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- 2008/03/03 23:51自分の中で起こっていること
- 「身体と心はひとつのものである」と言われる。これまで自分が何度も聞いてきた言葉でもある。でも、その真意は、単なる知識のレベルでは、分かるはずもない。本当に自分で体験して初めて分かってくるものであるのだ。 今自分が思っていること、考えていることは、そのまま自分の身体のあり方である。存在のあり方と言ってもいいかもしれない。 何で、今自分はこんなことを考えているのか、思っているのか。身体がそれを教えて... [続きを読む]
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- 2008/03/02 00:07責任を取ること
- 映画「[http://www.ashitahenoyuigon.jp/index1.html:title]」を見た。 主人公は、岡田資中将という、藤田まことが演ずる実在した日本軍人。岡田中将は、名古屋の空爆に関わり、その際に撃墜され捉えられた米軍の航空戦闘員を処刑する。終戦後にその責任を問われ、横浜で軍事裁判が開かれるのだが、その模様を映画化したもの。 軍事裁判というものは、大体において、戦勝国に有利な展開で進められるものである。そのような状況... [続きを読む]
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- 2008/02/26 07:28痛みを通して、人とつながる
- 痛みがあるのは、身体があるから。それは、この世界に生きている証だ。 痛みを通して、人の痛みを知る。 痛みを通して、自分も人も痛めつけないように優しい気持ちを知る。 痛みを通して、人の痛みを想像する力を知る。 痛みを通して、人と共感できること、つながることができることを知る。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/25 08:17どこかで誰かが笑っていたら
- 全く自分と会ったこともなく、面識もなく、名前も知らないどこか遠くの国にいる人、そんな人がニッコリ笑っていたら・・・その笑顔を想像することができるか。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/24 19:08右の頬を打たれたら、左の頬も出せ
- キリストが聖書で言っていた言葉。 右の方は、予期せぬ出来事、不意打ちのようなトラブルやアクシデントだが、左の方には自分の主体的な意志が入っている。主体的な意志をもって物事に対処せよ、と教えている。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/23 19:08透明
- 湖の水も透明であればあるほど奥底まで見通すことができる。 同じように、心も透明であれば、人の心の奥底まで見ることができるだろう。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/22 19:08根性
- 「根性」とは、数々の困難にもめげずに、気を取り直して、前に進んでいく力のことをいう。 これは、人間にとって、特に男にとっては非常に大切なものである。何事につけてもそうだが、全てが順風満帆に行くわけもなく、行く手に様々な障害が立ちふさがるのが常である。その中でくじけることなく、自分にとって最善のあり方を粘り強く探して物事に関わっていくというのはとても大切なことだ。 しかし、身体の力を抜いた使い方な... [続きを読む]
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- 2008/02/21 19:08憂きことの
- なおこの上に つもれかし 限りある身の 力ためさん 江戸時代の陽明学者、熊沢蕃山が詠んだ歌。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/20 12:51無名の偉人
- いまここにこうして生きていられるのも、名を残すことなく、ただ人々の幸せのみを願って生き、死んでいった「無名の偉人」たちの働きのおかげなのだろう、きっと。 教科書には載らない。もう、その人のことは、誰も覚えていない。 そんな人たちの仕事や、思いや、魂に支えられて今の自分がいるのだとしたら。 きっとそうだ。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/18 17:05心は料理
- 心は料理のようなものである。素材を組み合わせて、煮る、焼く、揚げるといった調理を施し、調味料で味付けをする。理想的な自分の状態とは、実はそんなふうにつくることができるのだ。 子供は外界から刺激を受けることによって、新しい情報を手に入れ、成長していく。だから、心は外側からの刺激によってのみ作られるものと思われるのかもしれない。でも、外界のあり方に依存することなく、自分の心は自分で作ることが可能だ。... [続きを読む]
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- 2008/02/17 17:05過去への執着を捨てて
- 過去に執着するとその分だけ自分が弱くなる。成功にせよ、失敗にせよ、過去に執着すれば、それがそのまま「捨てることのできない弱さ」を作り出してしまう。歳を取るのも速くなる。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/16 17:05答えなし
- 年齢を重ねるにつれ「答えなし」の問題が増えてきているような気がする。学校での試験勉強の時は明確に「答えがある」問題であり。その「正解」に短時間で到達できれば、よしとされた。思えば、のどかな時代であった。 でも、この世界ってそんなに簡単に答えが出せるものばかりではない。そもそも「宇宙がどうして存在しているのか」とか「人間はどうして生きているのか」といった究極の問いに答えはないのであるから、生の根源... [続きを読む]
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- 2008/02/14 11:38怒りとのつきあい方
- 怒りはたいへん強力なエネルギーだが、その方向性は「破壊」である。だから、怒りにかられて、自分をコントロールできずに行った行動は、えてしてよくない結果を生む。 怒りはもともと自分を守るための感情である。外敵から身を守るために、身体を緊張させ、相手を威圧し、攻撃する。その裏には自分の生存が脅かされることへの恐怖がある。怒りと恐怖は自己保身という目的のためにセットになっている感情だ。 怒りに対していか... [続きを読む]
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