E さん

Eさん: 僕の短編小説な日々。
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プロフィール

ハンドル名E さん
ブログタイトル僕の短編小説な日々。
サイト紹介文星新一と村上春樹をミックスしたような短編小説。5分でサクッと読めるのばかりです。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供11回 / 303日(平均0.3回/週) - 参加 2007/07/10 22:34

E さんのブログ記事

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  • 2007/07/17 22:19「私がまだ、生きていた頃」1
  • (”私”の視点)私がまだ、生きていた頃。彼女とは友達だった。けれども、私が彼を好きになった時から彼女は変わった。きっかけはたぶん、そんなところ。今思えば、もしかしたら・・・彼女も彼を好きだったのかもしれない。(あのときみたいに。)それを知らずに私は彼女に相談し、アドバイスを受け時にはそれとなく彼に想いを伝えてくれて・・・そうして彼女は私の望みを叶えてくれた。だから私は真の友達と思ってた。あの日が来... [続きを読む]
  • 2007/07/17 21:18「私がまだ、生きていた頃」2
  • あれからいくらか時が流れた。(”私”の視点)本当は私が彼に依頼したのだ。彼女のストーカーになることを。最初は面白半分に、楽しんでいた彼だったがそのうちそれが本気になった。もともとそんな性質が、彼にはあったのかもしれない。結局は、私は彼女に殺された。彼女はとっくに忘れたみたいだがかつて、私の初恋の人を彼女はこともなく私から奪った。最後には、まさか私の命まで奪うとは・・・こうして今も、私は信じられない... [続きを読む]
  • 2007/07/15 00:07「夏の約束」
  • 1年前の約束を、どれだけの人が覚えているだろうか?ましてや別れた恋人にとって、別れる前の約束など何の意味があるのだろうか?とても小さなすれ違いで、僕ら二人の心は離れた。この僕がイラついて、そして君が涙を流して君からの短い別れのメールに、僕らはずっとあのときの去年の夏で止まったままだ。今年の夏は無理だったけど、次の夏はきっと二人で・・・。君はまだ、覚えているだろうか?夏のたびの約束を。小さな旅のパン... [続きを読む]
  • 2007/07/13 20:14「わたしがわたし、だった頃」1
  • ・・・わたしがわたし、だった頃・・・「菜摘、はやく・・・そんなんじゃなくて新刊をやるんだよ」本屋で菜摘はためらっていた。何度繰り返しても終わる事のない過剰な心臓への負担。今にも爆発しそうなほどの。夕刻の少しにぎやかな店内。最近ハヤリの曲が流れてる。「万引きは犯罪です」それはあらゆる場所に書かれているが、今の菜摘にとってのそれは自分を守るための手段でしかなかった。・・・わたしがわたし、だった頃・・・... [続きを読む]
  • 2007/07/13 20:13「わたしがわたし、だった頃」2
  • ・・・わたしがわたし、だった頃・・・「私にはもう、名前も存在も何もないから・・・」床を見つめ、菜摘はその言葉さえ、消えゆくように小さくつぶやく。感情のない涙の雫が床に何滴か落ちた。菜摘がスカートのポケットから、ハンカチに隠したナイフを取り出すと、左の手首にそれをあてがった。・・・わたしがわたし、だった頃・・・・・・まだ、優しくされてた頃。まだ、私でいられた頃・・・若い警備員が、すんでのところでその... [続きを読む]
  • 2007/07/12 00:14「再放送 愛の奇跡」
  • ”それから二人は結婚していつまでも幸せに暮らしました。”そんなふうに終わったありきたりなテレビドラマを見ながら彼女はこうつぶやいた。「私は”いつまでも幸せに暮らせた”というその状況を見てみたいわ」たかがテレビドラマにこんなふうにマジに思うのもどうかと思うが・・・彼はそんなふうに思った。「確かにさぁ、”ほんとは嫁姑のバトルがありました”なんてこと言ったら、ハッピーエンドにならないよ。そこはさらっと流 [続きを読む]
  • 2007/07/09 20:46「彼女への贈り物」1
  • その女の子は泣きじゃくりながらこの僕を覗き込み「どうしよう・・・どうしよう」と声にならない声をあげて、人生最大の出来事にうまく対処できない様子だ。この僕は、頭から大量の血を流し、バイクは原形をとどめておらず足は反対方向を向き、とても普通の状態じゃなかった。メットのベルト、外れかかってたもんなぁと今は少し後悔している。ほんの数分前のことだ。彼女の乗る赤っぽいピンクの軽と僕の原チャリが思いっきり正面衝... [続きを読む]
  • 2007/07/09 11:57「彼女への贈り物」2
  • 「願いを叶えてくれるって?」僕はとても驚き、そう聞き返した。(正確には心でそう思っただけだが。)「あぁ、叶えてやるさ。見てくれはこうだがな、わしは神だからな。ま、お前さん達が思う神とは少し違うかもしれないけどな。そんなことはどうでもいい。彼女を助けてやりたいんだろ?」「あぁ、彼女を助けてやってくれ」「お前さんは助かりたくないのか?」「あぁ、いいさ。彼女が助かるんなら」おじいさん、いや、神様は僕をじ... [続きを読む]
  • 2007/07/05 22:23「初恋」1
  • それは僕にとって初恋だった。ひとめぼれと言うヤツだ。でも、彼女はこの僕に銃口を向けていた。僕は自分の体にいくつもの爆弾を巻きつけて起爆装置は右手に握っていた。彼女は叫んだ。「おやめなさい。もう、この戦争は終わるわ。今、あなたがこんなことをしても、意味のない死を増やすだけだわ」僕は叫んだ。「これが僕の使命なんだ!ほっといてくれ!」そんな中でさえも僕は、とても不思議に思ってた。どうしてこんなときに恋な... [続きを読む]
  • 2007/07/05 22:22「初恋」2
  • 「君はココで死ぬような人じゃないよ。う、ちくしょう・・この大きな瓦礫が邪魔になっている。これさえ、どうにかなれば・・・」「もう、いいわ。ありがとう。あなたって私の弟によく似てる。だからこんなふうに私、心が丸くなっちゃってるのね。ねぇ、お願い、ここから逃げて生き延びてちょうだい。たぶん、あなたの殺したがってる人は、さっきの爆発で逃げたと思うわ。名も知らないような私達兵士を残したままね」「・・・うん。... [続きを読む]
  • 2007/07/03 22:26「窓から来た彼女」
  • 「追われているの!お願い!助けて!」女の子は窓から突然、部屋に入ると僕に倒れこむように叫んだ。マンガを読んでいた僕は、あまりの驚く出来事にイスから転げ落ちそうになるほどだった。なんだ?いったい?新手の詐欺か何かなのだろうか?それともテレビのドッキリ物か?などと思ったりもしたけれど見たこともない可愛いセーラー服を着ているし僕好みでとても目がきれいだし「きっとこれから素敵なことが起きるんだ」とまるでラ [続きを読む]
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