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2016/04/14

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  • クビ撤回(らしい)

    前回の続き。 (パソコンがぶっ壊れて更新できなかったため一週間前の話) 同僚の中国人教師が色々動いてくれたらしく、書面で説明すればクビにならないようなことを言われる。とりあえず書面は出しておいた。 最初、学生に通訳してもらったときは「クビ決定」みたいな言い方だったので、なんで簡単に撤回するのか不明だが。日本語科と教務課と国際交流センターの意思疎通がグダグダで行き違いがあったのだろう。 クビにされかかるわ、パソコンがぶっ壊れて授業準備もできないわで、この学校にもだいぶケチが付いてきた。 これは「そろそろ学校を換われ」という天の声か。 この大学でも仲の良い学生がたくさんできたので、たまにしか会わな…

  • クビ。

    学校の国際交流センターというところから呼び出し。 身に覚えはないにも関わらず、なんとなーく予感めいたものはありつつ、学生を通訳に連れて行って話したところ、クビ宣告。 理由は、「今学期第一回目の二年会話授業の時、15分早く授業を切り上げたから」というもの。 全員に自己紹介をさせるも時間が余ってしまい、「初回だしまあいいか」と早く切り上げたのを教務課の見回りに見られていた。 「その程度でクビかよ」という話なんだけど、理由はどうでもよくて辞めさせたかったのかなと思う。 例えば、もっと実績のある良さそうな先生が見つかったとか。 私も、この街に住み続けるのもどうなんだろうとなんとなく感じていたので、あっ…

  • 古典文法

    この学校で担当する授業は、いつもは「会話」「作文」、そしてたまに「日本文化」「日本社会」という感じで、まあ一応は守備範囲なんですが、今学期は無茶ブリきました。 「日本古典文法」です。 古文なんて大学受験以来全く縁のない世界で、しかも一番苦手な科目でした。 日本で普通に生活していて古文に触れることはほとんどないし、古文を知らなくて困ることもありません。 誰も使ってない言葉を中国人に教える意味ってなんだろう。 だいたい、現代日本語もまだ怪しい中国人学生に日本の古文を教える意味がわからない。 と前々から思ってましたが、古文が大の苦手だった自分にお鉢が回ってきました。 古典文法担当の先生が産休に入って…

  • 書くことは「考える」こと。

    久々の更新。 このブログ、長期放置状態にも関わらず、なぜか一日50アクセスある日もあったりして、不思議だなと感じるこのごろです。 こんなものなのでしょうか。 中国の大学も今学期の授業はあと一ヶ月ほどで終わります。 今は、今月末が締切の「中国人の日本語作文コンクール」に向けて、学生たちに指導(大したことはやってませんが)しているところです。 今年の参加者は2年と3年合わせて10人程度かなと。 コンクールのホームページ日本語作文コンクールを主催する、日中交流研究所 を見ると、各大学の先生方の作文指導法も書かれていて大変参考になります。 特に、普段の作文授業で参考にさせていただいているのは 日本僑報…

  • 『君の名は。』と中国人

    先日、学生たちと一緒に市内の映画館で『君の名は。』を観てきました。 12月2日に中国公開されて以来とんでもないことになっているようで、ウィチャット(中国版ライン)でもたくさんの中国人が話題にしています。 中国での爆発的ヒットが日本でも大きな話題になるほど。 公開スクリーン数や客足から見て、おそらく大ヒットした日本よりも大きな収益を上げるものと思われます。 中国人、特に若い人たちは本当に「日本の流行りもの」が大好きなんですよね。 PPAPも学生たちはみんな知っています。 それはやはり、中国ではまだまだ若者向けコンテンツが圧倒的に不足しているという事情によるものでしょう。 テレビをつけても、ドラマ…

  • 中国人女子は「嵐」に夢中

    先日、家でカレーライスを作って学生4人に食べさせました。 時々学生と外食したり、家で一緒に料理を作って食べたりします。中国の大学では、授業以外でも学生と交流することが外国人教師にわりと求められている気がします。 こちらも異国での一人暮らしの侘しさも紛れるので、学生から誘われればなるべく断らないようにしています。 勉強漬けの毎日を過ごす学生たちも、時々は息抜きを求めているでしょうから。 学生たちと色々なことを話しました。 みんな女子ですが(日本語専攻学生は中国人女子が多い)、とにかく中国で「嵐」の人気がすごいことに驚きます。 「おおのく~ん」(大野)「ニノ~」(二宮)なんて言って喜んでいます。 …

  • 貧乏日本語教師、家を買う。

    日本語教師に「貧乏」をつける必要、ないかもしれません(笑)。 今回は日本語教師と全く関係ないネタなので、興味のない方はここまで。 埼玉に家を買いました。築36年の戸建です。(相変わらずただの貧乏独身中年です) 学生時代から東京の下宿に20年以上住んでいたんですが、日本と中国行ったり来たりの生活になり、中国にいる間も家賃(格安にしてもらってたとはいえ)払い続けるのもどうかというのと、「持ち家」への憧れが抑えきれなくなりました。 安定した会社に長期間勤めたことはなく、今も中国で日本語教師をしている身分ですから、貯金はたかが知れています。それでも、東京から一時間ちょっとの場所に、かなりの格安でそれな…

  • 緊張せずに授業する方法

    4ヶ月ぶりの更新。 中国の大学は7,8月が夏休みなので、その期間は帰国していたのですが、帰国中に家を買ったり忙しかったので放置してました。 私は元々すごく緊張しやすい人間です。 今でも人前で自己紹介やスピーチするのはとても苦手です。 緊張すると、うまく喋れなくなって吃音がでたりします。 学生時代の私を知っている人に「教師をやっている」と話せば、きっとビックリするでしょう。 それでも人に教えることが好きだから、この仕事を選びました。 今でも緊張して授業がうまくいかなくなることはあります。 私の場合、緊張して物事がうまくいくことはほとんどないですから、なるべく緊張しないに越したことはないですね。 …

  • 求められているところで働くのが一番

    給料がたくさんもらえる仕事に就けば幸せか。やりがいのある仕事ができれば幸せか。人間関係に恵まれた職場で働ければ幸せか。幸せのかたちは人それぞれだと思うので、自分で決めるしかないですね。 若い頃は、どんな生き方が自分の幸せか自分でもわからなかったので、世間に出回っている意見や情報を見て、なんとなく「条件」のよさそうな仕事や会社を選ぼうとしていました。自分の中に確固とした「幸せのかたち」がなくて、情報に振り回されていたんだなと思います。結構長いこと振り回されてきましたが、四十過ぎてからようやく「かたち」が見えてきました。 自分がそこで求められていること。そこに楽しさ・やりがいを見出せること。自分の…

  • 反抗期な女子学生

    前回のエントリーで、中国の学生は「みんな基本的に素直で真面目」と書きました。 中国でも「教師は尊敬するものだ」という考えは根強いので、学生たちはみんな素直です。 9月上旬には「教師の日」という日があって、その日になると学生たちがプレゼントをくれたり、「教師の日おめでとう」メールをくれたりします。 (何がおめでたいのかイマイチわかりませんが) ただ、ものごとには例外がありまして。 2年生に一人、ちょっと風変わりな女子学生がいます。 先学期、2年会話授業を担当した時のこと。 最初の授業で、学生の自己紹介も終わり時間も余ったので、「ゲームをやりましょう」と言ったところ、その学生だけが即答しました。「…

  • 当世中国学生気質

    普段接している中国の学生たち。 基本的にみんな日本が好きですね。 小さい頃から日本のアニメを見て育ち、日本の漫画を海賊版?で読み、日本のゲームにハマり、日本のドラマや歌や芸能人にやたら詳しい。 日本人教師よりよっぽど日本の芸能界に詳しいので、話が合わなかったりします。 日本の流行り物や流行語も意外と知っています。 「オタク(宅男・宅女)」は当たり前として、「萌」「腐女子」「BL」「中二病」「壁ドン」なんてのも大体知っています。 女子の間の「BL」人気は完全に定着している感があります。 ゆるキャラの「くまもん」「フナッシー」も有名。 コスプレ大会はすごい人気で、共産党政府主催で開催されるほど。 …

  • 日本で働くのはストレス

    以前にも言ったように、日本国内ではあまり働きたくないなあと思っています。 国内の普通の日本語学校で働いたことがないので、想像でしかありませんが、自分のペースで働けないような気がするんですよね。 私のようなタイプはおそらく、一般的な国内の学校では評価されない気がします。 「人に教えること」と「学生と接すること」は好きなのですが、「社会人としての立ち居振る舞い」にあまり自信がないので、他の先生方や上司、事務方とうまくやっていけるかどうか不安です。 普通の日本語学校で働くとなると、当然「他者との協調」が求められます。 他の先生と引継ぎをしなければならないということになれば、授業が予想外に盛り上がって…

  • 「中国人の日本語作文コンクール」応募妨害事件

    「中国人の日本語作文コンクール」というイベントが毎年あります。 日本の中国系出版社が主催しているコンクールで、今年で12回目になります。 昨年は中国全土約200の大学から5000人近くが応募しました。 昨年、三等賞以上の入賞者は71人いたのですが、教え子2人が見事入賞してくれました。 うちの大学からは17人ほど応募したのですが、その内2人が入賞というのはなかなかの結果だと思います。 教え子が入賞したことで、私も「優秀指導教師賞」なる賞をいただきました。 入賞という結果は、勿論学生自身のポテンシャルによるものですが、教師としてはたとえわずかな助力であったとしても、こうやって「形」に残る結果という…

  • 作文添削を楽にするために

    中国の大学で日本人教師に求められていること 当然ネイティブチェックです。 いちいちやってくださいと言われるわけではありませんが、中国人教師ではなかなか難しい、日本語発音矯正や日本語作文の添削が当然求められているはずです。 発音矯正はその場でできますが、作文添削は毎回何十枚もあり、結構大変です。 私は元々出版社で編集の仕事に関わったり、予備校の現代文模試の採点もやっており、校正や添削は好きな方なので、その点でもこの仕事は向いていると思っています。 ですが、中国人の日本語を添削するとなるとやはり勝手が違ってきます。 作文の授業をやりたがらない日本人教師もいるようです。 学生の作文を添削しない先生も…

  • 日本国内の日本語学校って本当に必要か?

    中国での日本語教師歴3年ちょっと、国内の(普通の)日本語学校で働いたことがないので、的外れなことを書くかもしれないことを最初に断っておきます。 最近、国内の日本語学校に勤めていた知人に何気なく「そちらの学校ではN1(日本語能力試験一級)に何人くらい合格するの?」と聞いてみたところ、「毎年1人か2人」とのこと。全体で数百人規模の学校だったと思います。色々な日本語学校のデータを調べてみても、N1N2合格者が数えるほどしかいない学校がたくさんあります。最近は非漢字圏の学生が急増していることを考慮しても、2年間の日本語教育の成果としてはどうなんだろう。日本語学校の中で、N1合格者というのは毎年僅かにい…

  • 授業は「ライブ」だ

    教育方針というほど大げさなものではありませんが。 教師が百人いたら百通りの教師像(教育方針)があって、どれが正解ということもないと思うのですが、一応私にも自分なりの教師像があります。 私は普段、教室で怒ることはほぼありません。 うるさい時は「しっ」と指を口に当てるなど他の学生に迷惑がかかる時は注意しますが、他の学生に迷惑がかからないなら内職したりスマホ弄っててもほっておきます。勉強したくない学生に無理強いしても意味がないと思うので。 怒った方が教育効果が高いのならそうするべきなのでしょうが、怒り方にあまり自信がありません。私自身が子供時代は本当に勉強しない(できない)生徒だったので、そんな私が…

  • 中国の日本人教師は奇人変人の宝庫?

    今働いている大学には、私以外に日本人教師がもう一人います。先学期から新しく来た人です。 普段その先生と話しをすることは殆ど、というか全くありません。 中国にいる日本人教師って、もしかして奇人変人の宝庫だったりするのかなと感じます。 日本の就職市場では、まず普通の会社にどこにも引っかからなそうな感じというか。 私自身が日本で働くことに疲れて(日本で就職できなくて)中国に来たようなところがあるので、自分のことは思いっきり棚に上げて語らざるを得ないのですが、変な日本人、中国に多い気がします。 一番最初、その先生の授業風景をチラッと拝見した時に、何とはなしにただならぬ雰囲気は感じました。 神経質そうな…

  • 国内の日本語学校と中国の大学の教え方の違い

    日本国内の日本語学校と中国の大学の、教え方の違いについて多少述べたいと思います。 中国以外の国や、中国の日本語学校などについてはわかりません。 日本の一般的な日本語学校=クラスが多国籍で教師(当然日本人)が文法も含む全てを教える。直接法。 中国の大学の日本語科=クラスは中国人だけ。文法は中国人教師が教え、日本人は会話や作文を担当。日本人教師は直接法。 国内の日本語学校で教える場合何が大変って、日本語が不自由な学生に日本語だけで日本語文法を教えるというハードルが課されること。 学生からの文法に関する質問にも答えなければなりません。 その辺りの教え方は日本語教師養成講座でも学びますが、これが上手に…

  • なぜ中国で日本語教師?

    日本で就職できないからです。 今まで零細印刷会社、ブラック制作会社、やくざな社団法人、零細出版社などで編集や制作の仕事をしてきました。 現在の職務経歴と年齢では、すでに日本でまともな会社に採用される見込みは限りなく低いでしょう。 というか、採用されたとしても日本であまり働きたくないです。 日本で働くのは向いてない。 トロい私ですが、40代半ばになってようやくそのことに気づきました。 現在は広東省のとある町の大学で教師をしています。 中国での教師歴は通算4年目、今の大学は2校目です。 楽しいです。 あまり「働いている」という感覚がありません。 学生と一緒に遊んでいるとまでは言いませんが、これで給…

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