rinka さん

rinkaさん: ピュア☆幻想
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創作SF小説・創作ファンタジー小説小説同盟長編小説、ノベルシリーズ
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恋愛、恋、愛、ラブ恋の独り言恋愛小説(オリジナル)
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異世界ファンタジー
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プロフィール

ハンドル名rinka さん
ブログタイトルピュア☆幻想
サイト紹介文異世界に迷い込んだ少女の恋と波乱の日常ー。じれったくて甘い恋愛ファンタジー。逆ハー傾向アリ。
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更新頻度情報提供393回 / 305日(平均9.0回/週) - 参加 2007/07/23 13:08

rinka さんのブログ記事

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  • 2008/05/13 21:44真夜中の貌 1
  • ネリスも足元のねずみに気付いて、その秀麗な顔に少しだけ嫌悪の表情を覗かせた。白いねずみは、発砲スチロールを擦り合わせたような声で鳴きだした。「…あら、出てきたのね」その声に反応したのか、ドアの向こうから、さっき、あたしの部屋の前でショコラ達と鉢合わせしたメイドさんがひょっこり顔を現した。確か、彼女はあたしにお風呂の用意が出来たと知らせにきてくれたのよね。すると、ネリスはこう説明してくれた。「彼女が [続きを読む]
  • 2008/05/11 22:27薔薇の鎖 金色の棘 8
  • その時、彼の右の琥珀の瞳が鈍く光ったような気がした。それに魅入られて途端、すっと生気をとられたように全身に力が入らなくなり、あたしはその場に両膝をつくように座り込む。湿った土がさらに自分の身体を打ちのめすかのように冷やしていく。この青年が現れたと同時に、辺りを覆っていた黒い霧がなくなったことに今、気付いた。所々に大きさや形の違う様々な岩が並んでいて、深い草が生い茂る野原のようで憂鬱で陰気だった。... [続きを読む]
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  • 薔薇
  • 2008/05/11 15:12お菓子シスターズとお茶会 7
  • 恥をかかされたマドレーヌは怒りと屈辱で顔を強張らせ、微動だにせずにネリスを凝視している。ネリスは動ぜず、憎らしいほどに礼儀正しく控えめな態度で笑みを深める。おまけのお菓子の二人も呆気にとられていたが、やがて顔を見合わせヒソヒソと小声で話し合う。「…まあ、あんなに自慢してたのにねえ」「世にも珍しい花だと私達も散々聞かされてたのにねっ」ショコラがそう言った後に、二人同時に小さくぷっと笑い出した。その... [続きを読む]
  • 2008/05/10 00:42お菓子シスターズとお茶会 6
  • 彼は気に止めず、紫紺の瞳を鮮やかにきらめかせて言い続ける。「いくら、あなたがフェリシア様にお気に入りの侍女だったとはいえ、彼女は嫁がれた身でこの屋敷の権限はほぼ無いに等しいのです。この屋敷の最大の権限を持っているのは、ラウル様であることが周知の事実。付き人である音々さんに危害を及ぼすことをラウル様は黙って許されるとお思いですか?考えなくてもお分かりになるでしょう。あなたが、フェリシア様と何度も連... [続きを読む]
  • 2008/05/09 23:42お菓子シスターズとお茶会 5
  • あたしは、ネリスの表情を見て冷や汗をかく。これは、毒を吐く寸前の彼女、いや彼の顔だ。マドレーヌは腕を組んだまま、両脇にお菓子達を従えて、険を含んだ眼差しでネリスを見つめる。彼は、柔らかい物腰で微笑みながら唇を開いた。「地下室に彼女を無理やり連れてきて、一体何をしようとしたのです?」「あら、人聞きの悪いことを言うわね。私達は、西の大陸からやってきた新入りの為に歓迎のお茶会を開こうとしただけよ。それ... [続きを読む]
  • 2008/05/08 23:38お菓子シスターズとお茶会 4
  • あんたみたいな人が淹れた紅茶なんか、怪しすぎて飲むわけないでしょっ!きっと毒を入れてるに決まってるんだから。と口を大きく開けて叫びたい所だけど、口を開けたら最後。口の中いっぱいに紅茶を流し込まれるに決まってる。あたしは顔を強張らせながらも、視線だけ紅茶のカップへと移した。そして、その紅茶の中身を見てさらに顔面が蒼白になる。そこには、あたしの大嫌いな虫の死骸が何匹も浮いていて、あたしは気持ち悪さの... [続きを読む]
  • 2008/05/08 21:45薔薇の鎖 金色の棘 7
  • 人影はそれに応じるかのように、姿ある形へと変化する。その姿を見て、最初は失望し、そして、秒が刻まれるごとに畏怖の念があたしをゆっくりと支配していく。あたしは、目を瞠る。健太郎とは似ても似つかぬ別人―。オッドアイだ、この人。あたしは、目の前の男の容貌に心底驚く。闇の如く漆黒の髪。左眼は碧玉。右眼は琥珀。左右異なる双眸は強烈な印象を与え、見る者を魅了せずにいられない、人外の美貌。でも、本当に人外かも... [続きを読む]
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  • 薔薇
  • 2008/05/06 20:57お菓子シスターズとお茶会 3
  • 後ろで一気にドアが強く閉める音が聞こえた。振り向くと、アルザシェンヌが能面のような顔で扉の前で立ちふさがっている。前を見れば、腕を組み、灰色の目に不適な光を浮かべたマドレーヌとおまけのショコラ。彼女らの様子は、まさしく前門の眼力マドレーヌと後門の怪力アルザシェンヌといった表現がぴったりで、陰鬱で薄気味悪い雰囲気の中、さすがのあたしも青冷め始める。部屋の中も湿っぽい冷ややかな空気が流れていて、何と... [続きを読む]
  • 2008/05/05 22:23お菓子シスターズとお茶会 2
  • あたしは、甘いお菓子につられて自然に縦に頷こうとしたけど、回廊の向こう側からショコラと同じ格好をしたメイドがこちらに向かってやってくるのが視界に入った。彼女は、あたしとショコラが扉の前にいることに驚いた表情を見せながらもあたしに遠慮がちに声をかけてくる。「お風呂の用意が出来ましたが…」その返事をあたしがする前にショコラがすっと前に出て口を開く。「音々さんは、あたし達と大事なお話があるの。お風呂は... [続きを読む]
  • 2008/05/05 16:38薔薇の鎖 金色の棘 6
  • ぴしゃっ。何か、冷たいものが頬を打った。それが、さっきから夢うつつと混沌としていた意識を現実へと目覚めさせてくれた。あたしは少し低く唸りながら、ゆっくりと瞼を開いた。視界に飛び込んできたのは黒い霧で、それが周りの景色を遮ってるかのように色濃く続いていた。「何、これ…。夢の続き?」あたしは、首を傾げながら身を起こした。そして服についた埃を払い、身体をゆっくり動かしてみる。怪我はないようだ。辺りは、立 [続きを読む]
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  • 薔薇
  • 2008/05/03 14:55お菓子シスターズとお茶会1
  • 「はぁー、疲れた」あたしは呟くように言って、用意された部屋の純白の清潔そうなベッドに真っ先に身体を沈めた。この部屋は何年か前まではアリシアが実際に使っていたらしい。彼女らしさがまだ残っている愛らしい部屋だった。足のつま先を見れば、薔薇のモザイク造りの床で幻想的さを醸し出していて、頭上を見上げれば、天井絵には可愛らしい妖精達が羽を広げていてあたしを迎えてくれた。とても素敵な部屋だけど、あたしには趣味 [続きを読む]
  • 2008/05/02 00:09頂き物(ラウル&レピスト)
  • アメ友さんの風鈴さんからなんと、ラウルとレピストのイラストを頂きました。いや、半ば強奪しましたっ!ラウル俺様的を上手く表現されていて素敵です…。私の作品では、服装の表現があまりないのですいません。髪の長さとか表現してないのに、イメージピッタリです。青味に帯びた銀髪が何とも…。(ピュアの長髪の男性は、セラとネリスだけです)絵心のある人ってうらやますぃ♪レピスト。ねずみのレピを気に入ってくれてありが... [続きを読む]
  • 2008/05/01 22:51新しい生活 9
  • そして、少しだけ眉根を寄せて拳を握りしめて、ほっと息をついてから、いつもの皮肉っぽい笑みを洩らした。「…女同士のことはよく分からんが、それくらいのことでいちいち腹を立てていたら、ここではやっていけんぞ。それに、この屋敷でマドレーヌはメイド達の中でも一番発言力のある取締役みたいなもんだから、表面上だけでも仲良くしておいたほうがいい」その他人事みたいな彼の言い方に、あたしはむっとした。しかも、あたしよ [続きを読む]
  • 2008/04/30 21:18新しい生活 8
  • 一瞬の静寂が場を包みこんだ。マドレーヌは勿論、ショコラやアルザシェンヌ、そして勿論、あたしも固唾を呑んで、ラウルの閉ざされた形のいい唇から低い響きのある声が出るのを待った。実は、あたしもそれは聞きたかったのよね。ずっと、ラウルに聞こう聞こうと思ってて、なかなか具体的なことは聞けなかったもの。すると、彼は厳しい表情の中にも妖艶さと不適さを含ませて、あたしの耳元に艶のある唇を押し当てた。「―それは、こ [続きを読む]
  • 2008/04/29 21:52薔薇の鎖 金色の棘 5
  • 有翼の猫っ!あたしは当惑しながら息をつめ、その猫を見つめた。何処かの極秘チームが苦心して研究に研究を重ねて、生まれた新種の猫が脱走したのかしら?それとも英国の妖精にケットシーという黒猫がいると伝承されているけど、その妖精が間違えて日本に来ちゃったとか。…どれもあり得ないよなあ。黒猫は、困惑気味のあたしにゆっくりと唇を開いた。「この無礼な人間な女。久方ぶりにこの世界に降りてきて、眠っている我に向かっ [続きを読む]
  • 2008/04/29 21:09薔薇の鎖 金色の棘 4
  • 「冷房、つけない?」健太郎は、少し暑そうに青のストライプのハンドタオルをこめかみに当てながら言った。それまで黙々と、健太郎が解いた数学の宿題を自分のノートにそのまま写すだけの作業を一旦停止して、空ろな目で顔を上げた。「エアコン、壊れてる」あたしは、ボソっと低い声で言った。健太郎は、そのあたしの様子にぎょっとしたような顔をして、ひきつり笑いをした。「そ、そっかあ。でも、冷房は、身体に良くないし、地球 [続きを読む]
  • 2008/04/28 23:04薔薇の鎖 金色の棘 3
  • あたしは、ゴクンと大きな唾を飲み込み、固まったまま、彼らを見つめた。何処からどう見ても、彼らの様は、友達に見えないほどの親密さだ。俊吾も視線に気付いたのか、何気なしに顔をこちらに向け、あたしと目が合った。瞬間、彼の瞳に驚きと、そして恐怖にも似た光が即座に駆け抜けた。そんな彼の様子に、隣に入る彼女も笑いを止めて、あたしを見つめる。彼女の長くて艶のある髪が、今通り抜けた風によって、少しだけ空気を含ませ [続きを読む]
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  • 薔薇
  • 2008/04/27 22:14新しい生活 7
  • マドレーヌは、笑いを治めると灰色の瞳を嬉々と輝かせ、あたしに詰め寄った。「まあ、それは本当なの?誓って、本当に彼とは、何もない間柄なの?」あたしは、悠然と迫ってくる彼女に少し圧倒されながらも縦に頷く。すると、彼女は勝ち誇ったように赤い唇を吊り上げた。「あらあら。一日中、ずっとラウル様の傍にいながら手も出して貰えないなんて、女としての価値が全く皆無と彼に宣言されたようなものね」「女として認められてい [続きを読む]
  • 2008/04/27 15:24読者登録・アメンバー&当選発表♪
  • 読者の皆様も通りすがりの皆さんもこんにちは。まず、読者登録とアメンバーについて、お知らせしたいことがございます。以前から、情報・アフィり系のサイト様から読者登録の申請がございまして、最初の頃は許可してたのですが、メッセージがうちのサイトについて一切触れず、またメッセージも何もないサイト様が多くなるにつれ疑問に思い、勝手ながら今後、全て拒否させてもらう形となりました。アメンバー申請も、以前からアメ... [続きを読む]
  • 2008/04/26 23:44新しい生活 6
  • 中央の背の高い女性は、腕を組みながら、余裕ありげな視線であたしをもう一度眺め回してから、一歩前に出て、唇を吊り上げた。「ラウル様も従僕を一人も連れて行かず、慣れぬ海の上での生活で、仕方なしにあなたを付き人にしたみたいね。それか西の女が珍しいかどちらかだわ。そうでないとねえ…皆様?」彼女は、他の二人にわざとらしく目配せしながら声をかける。すると、彼女たちも待ってたかのように、ねっとりとした高い声で好 [続きを読む]
  • 2008/04/26 00:36薔薇の鎖 金色の棘 2
  • 黒猫は、秒殺の一撃で、一旦、地面に倒れ込んだが、驚いたことに、すぐに何事もなかったようにすくっと四本足で立ち上がる。黒猫の無事な様子に、あたしは、ほっと胸を撫でおろす。けれど、黒猫のほうが怒りが治まらないらしく、全身の毛を逆立ちにして、「フー!」という唸り声をあげて、あたしを威嚇する。「ごめん、ごめん。まさか、あたしの蹴った石があんたに当たると思わなかったのよー」あたしは、とりあえず黒猫に声をか... [続きを読む]
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  • 薔薇
  • 2008/04/24 23:08新しい生活 5
  • 「お待ちしておりました。ラウル様」重厚な扉を開けた従僕がうやうやしく頭を下げる。淡い褐色と象牙色の大理石に敷き詰められた輝くばかりの玄関の間は、あたしみたいな一般庶民として生まれた者から見れば威圧さえ感じられ、あたしにだけ、目に見えない有刺鉄線を張られている感覚を受けた…。レンの家も凄かったけど、ラウルとこも引けを取らないなあ。本当にお金持ちだわ。何気なしに、見上げた天井も上品で落ち着いた金色で、 [続きを読む]
  • 2008/04/24 22:00新しい生活 4
  • あたしは、ピシャリと言いのけて、彼から激しく怒りを受けるのを覚悟で彼の顔を真っ直ぐ見据えた。けれど、彼はいつもの毅然とした表情のままであたしを射止めるように見つめるだけだった。その静かさが、余計、彼が憤りを感じてることを肌で感じた。でも、これだけは譲れないことだもの。虚勢を張ってるかのようなあたしに、彼は小さく吐息をついて、切なくなるほど美しい眼差しを遠くに向けて口を開いた。。「−俺は、からかって [続きを読む]
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