|
- 2008/06/14 21:05乳がん治療における緩和ケア
- 春は過ぎ、加速度的に夏に向かう頃となりました。私といえば、少しずつリンパ浮腫のお客様へのトリートメントを開始しだしたり、理学療法の勉強や試験に追い込まれたりしている内にすっかりブログがお留守になってしまいました。それでも、お立ち寄りいただいている読者の方に感謝しています。ありがとうございます。さて、今日は京都のリヴィッドという乳がん患者のサポートグループのセミナーに参加してきました。講師は滋賀県 ... [続きを読む]
|
- 2008/04/23 13:53手術でリンパ節とリンパ管に起こった事 2
- リンパ節やリンパ管を切除するという事は、血管から手や足に染み出してきた水分を流す役割のリンパ管の数が十分ではないという事を意味します。切除されたリンパ管の数がどれ位か、あるいは残っているリンパ管の数がどれ位かというのは手術の性質にもよりますし、元々あった数によっても個人差があります。先天的にリンパ管の数が少ないという場合では、たとえ手術によるダメージは余りないにも関わらず、リンパ浮腫に発展してし... [続きを読む]
|
- 2008/04/23 00:23手術でリンパ節とリンパ管に起こった事
- 乳がんの手術に際して、センチネル生検をして尚且つ検査結果が陰性だった、という場合以外は大抵腋下リンパ節を切除されます。それはリンパ節の内部あるいはその周辺にがん細胞が存在したからです。再発と転移を確実に防ぐという意味で、このリンパ節切除は必ずしなければならない事なのです。さて、私たちの身体のリンパ節の数や位置、そしてリンパ管の通り道には個人差があります。ただリンパ管の流れ方には一定のパターンがあ ... [続きを読む]
|
- 2008/04/20 15:33大変長らくご無沙汰しました
- 長らくのご無沙汰をしてしまいました!本当に申し訳ありません。私の不在の間もブログをごらん頂いた方々にお詫びと共に心から感謝申し上げます。実を申しますと最後に記事を書いた後、次々と時間に追われる日々が続きました。我が息子の受験、引越しに加え私自身の進学という一大事に直面していたのでありました。本当に迷いに迷った挙句に私は理学療法の専門学校の夜間コースの学生になることを決意いたしました。この歳で(2日... [続きを読む]
|
- 2008/02/03 09:42リンパの流れを良くするには?
- 血管の中にある間は血液であったものが、一旦血管から組織間に染み出してくると、それは組織間液と呼ばれるようになります。染み出してきたものの殆どは血管に又戻っていきます。しかし、血管に戻っていけないものがあって、それらをリンパ系が担当しています。組織間にある液体はまずリンパ系の一番先端部分である『毛細リンパ管』に移動しリンパ液となります。私達が身体を動かしたり、何かをしたり、筋肉に力を入れたり抜いた... [続きを読む]
|
|
|
- 2008/02/02 23:18リンパ系について(2)
- 身体の中を循環している静脈と動脈には触れることもできるし、出血した時には「血管が損傷した」とはっきりわかりますよね。ところが血管と比べるとリンパ管というのはとってもとってもデリケートで華奢にできています。これがリンパ管だと触って分かるようなものではありません。それに加えてリンパ液は透明な液体です。(水疱が出来た時に中に溜まっている液がリンパ液です。)兎に角リンパ系やリンパ液は、はっきりと目にする... [続きを読む]
|
- 2008/02/01 21:40リンパ系について(その1)
- お久しぶりです。このタイトルを読んで「『リンパ系』?何それ?『アキバ系』ではなさそうだし、」と思われたのではないでしょうか。聞きなれない言葉ではありますが、実はこれ,あなたの身体の中の動脈や静脈と同じ位大切な役割を持っているリンパのシステム全体を指しています。血液はご存知の通り私たちの細胞に栄養と酸素を運び、老廃物を回収していますが、リンパ系とは血管から組織の中に漏れ出した水分やその他の全てを排 ... [続きを読む]
|
- 2008/01/17 22:50阪神大震災
- 今日は13年前の1月17日の事を何度となく思い出していました。私は当時西宮市民でした。あの地震の一年ほど前から、小さな地震が何回かあったのも爆発寸前の予兆のようなものだったのでしょう。5時45分、まだ床の中にいた私は何やら地の底から沸き起こってくるような音で目を覚ましました。その音は次の瞬間には身も心も揺さぶる位の規模になり、家がきしみ、私は寝ていたベッドごと部屋の中を滑って反対側の壁にぶつかりました。... [続きを読む]
|
- 2008/01/13 22:44感情のメカニズム
- サイモントンのセミナーで聞いてきたことの中に、感情のメカニズムというのがあります。良い感情を持つようにすることが私たちの心と体の健康を支えると前回述べました。では、私たちを病気にさせる可能性が高い悪い感情とはどういう風に出てくるのでしょう?そもそも「出来事=感情」ではないのだ、とサイモントン博士は言います。悪い出来事が起こったから悪い感情が生まれるのではないのです。出来事に対するその人の捉え方、 ... [続きを読む]
|
- 2008/01/10 22:29Healthy thinking
- 今日、がん患者の心理療法の『サイモントン療法』のセミナーに参加してきました。私たちは良い感情によって健康になり、悪い感情によって病気を引き寄せるという事を経験しているのではないでしょうか?いわゆるマイナス思考に支配される時、私たちは不健全な思考回路の深みにはまっていってしまいます。例えば「私はきっと2年以内に死ぬだろう」という風に決め付け、自ら恐怖の中で、うつうつと過ごすようになります。それに反し... [続きを読む]
|
- 2008/01/08 22:25異常気象に思う
- 今朝、京都では街全体に濃い霧が立ちこめ全てが霞に覆われるという景色になりました。JRや阪急ではダイヤが乱れ、108本が運休、最長で約2時間遅れ、約10万人に影響が出たという事です。これも異常気象の一つなのかもしれません。大自然のシステムも一つの異常がきっかけになって少しの狂いを生じ、次第に奇妙な気象に変化したり、大災害の原因になることだってあるのだと思いました。人間の身体だって、たった一個の遺伝... [続きを読む]
|
- 2008/01/07 18:14MLDの鎮痛効果
- 先月の中頃、私の母が町内の集金にご近所を回った際、激しく吠えながら飛び掛ってくる犬に驚いて尻餅をついてしまいました。あまりの痛さに暫く立ち上がれなかったそうで、後日整形外科に行って検査をうけたら、胸椎の12番目を圧迫骨折しているとの事でした。帰国後、その話を聞いた私はちょうどMLDの適応ではないかと思い早速MLDを開始しました。そうなんです、Dr.ボダー式のリンパドレナージュはリンパ浮腫だけでは... [続きを読む]
|
- 2008/01/05 15:41新年のご挨拶
- 明けましておめでとうございます。皆様、よいお正月を迎えられましたでしょうか?私は年末年始には日本という国に生まれ育った事を改めて感じる事が多いです。特に今年は「源氏物語千年紀」とされていますよね。私は世界文学の中でも最も美しい物語の一つである源氏物語の舞台となった京都で、この年を迎えられることがとても幸運なことに思えます。先月の今頃国外で過ごしていた事もあるのかもしれませんが、私は日本という国 ... [続きを読む]
|
- 2007/12/26 13:24質のよい睡眠
- 実を言うと私は乳がんの手術以来の不眠症でした。特に勉強や試験を抱えた状態の時は神経が切り立つ様で、睡眠薬の助け無しには眠れませんでした。ところが、シンガポールから帰った翌日に京都のアロマサロンにお邪魔してヘッドマッサージを勧められ約30分の施術を受けた所、不眠症が解消してしまいました。やっと試験が終わったというのもあるのかもしれませんが、自然の睡眠の心地よさを味わえるようになりました。ヘッドマッサ... [続きを読む]
|
- 2007/12/24 15:21メリークリスマス!
- ただいま!!長らくご無沙汰いたしました。シンガポールから16日に帰ってまいりました。その後家族の手術などがあった為ご報告が遅くなってしまいました。決死の覚悟でシンガポールへと短期留学いたしました私、夢にまで見たリンパ浮腫の為のマニュアルリンパドレナージュと複合的理学療法の認定を取る事ができました。全ての授業と筆記試験と実技試験、口答試験が英語で行われ、そんなに英語に堪能でもない日本人一人、文字 ... [続きを読む]
|
- 2007/10/27 20:34日本アロマ環境協会
- 遅ればせながら報告させていただきます。9月に受験しました日本アロマ環境協会のインストラクター試験の通知が来ました。お陰様で『合格』でした。封を切る時には、結構ドキドキしました。結果が良くて本当にホッとしました。ここで不合格だったら落ち込んでしまって、今頑張っている気持ちが弱められるような気がしますから。そうなんです、今はもう本当にウンウン言いながら、英語のテキストを読んでいまして4冊あるうちの3... [続きを読む]
|
- 2007/10/09 15:57チャレンジ精神
- ほとんど毎日のようにブログを書き続けていた私がパタリと更新しなくなり、心優しい読者の方からご心配をいただいてしまいました。実は私、この数日間リンパ浮腫に関する本を英語で読んでいて、他の事に全く頭が働かない状態になっておりました。9月の末にアロマ環境協会のインストラクター試験が終わったばかりですが、ホッとする間もなく今度は英語を本当に必死で勉強する事になってしまいました。と言うのも、本来なら今年の... [続きを読む]
|
- 2007/10/02 19:59『喜び』という治療
- 『十二番目の天使』という本をご存知でしょうか?ティモシーという野球が大好きな少年が主人公なのですが、あまり野球が上手くはないのです。しかし、何時も精一杯のプレーをし、仲間の応援も精一杯する笑顔が素敵な少年なのです。その少年と監督が話している時に、少年はこう言ったのです。『僕は毎日毎日、色んな面でどんどん良くなっている』と。この言葉を聞いて、監督は非常に驚きます。それは監督自身がビジネスマンとして ... [続きを読む]
|
- 2007/10/01 11:50病気からのメッセージ
- 私たちは病気を経験しています。始めの時期には何故このような事になったのかと嘆いた事もありました。しかし、病気と共に人生を歩み始めてから与えられたものが実はすごくあるのだと気づかされてくる時がくるのですね。もしかすると病気と共に何らかのチャンスが与えられているのかも知れません。私の場合は、まず生きる上で当たり前のことなど一つも無かったことに気付かされました。健康にも日常生活にも何の問題も無いという ... [続きを読む]
|
- 2007/09/29 22:15病者の祈り
- DrKT様から『難病の中学生の詩』にコメントをしていただき、素晴らしい詩を教えていただきました。皆様に読んでいただきやすいように、改めてここに紹介させていただきます。ニューヨーク大学リハビリテーション研究所の壁に掲げられているそうです。 「病者の祈り」 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった より偉大なことができるようにと 健康を求 ... [続きを読む]
|
- 2007/09/28 09:54お月様
- 9月25日は旧暦の8月15日で、中秋の名月が見られました。去年のお月見の直後から私のリンパ浮腫は見る見るうちに悪化した事を、しみじみと思い出しました。それからの一年はまさに辛抱と努力の積み重ねでした。へこたれそうになりながらも、私を支えてくれる人達のお陰で何とか頑張って来れました。ようやく随分改善して、今年の月を眺める事ができ、本当に感謝です。月は私に「リンパ浮腫についての学びを深めなさい」とい... [続きを読む]
|
- 2007/09/27 23:08難病の中学生の詩
- 滋賀県のこども病院の中学3年生の藤本一宇君という男の子が書いた詩に感動しました。自分にとって病気はどんな意味を持つのかという問題と真剣に向き合っている人の姿に、年齢を超えて尊敬の念を抱きました。『病気』という詩が二つです。『病気』(1)この病気は僕になにを教えてくれたのか今ならわかる気がする病気になったばかりの頃はなぜ どうしてそれしか考えられなかった自分のしてきたことをふりかえりもし ... [続きを読む]
|
- 2007/09/26 15:33アメリカではリンパ浮腫の臨床試験
- アメリカではリンパ浮腫の知名度は日本より高いようです。米国国立癌研究所(NCI)のオンライン誌日本語版を読んでいたら、リンパ浮腫の予防に関する臨床試験が行われるという記事を見つけました。「リンパ浮腫予防のための教育と運動」を予防教育として実施するべきかどうかの比較試験だそうです。「乳癌の手術では病側の乳房に近い部分の脇の下にあるリンパ節を切除して検査することがある(腋窩リンパ節郭清とよばれる)。 ... [続きを読む]
|
- 2007/09/25 11:02お助けグッズのご紹介
- 乳がんの手術の直後から、私はどんなに頑張ってもペットボトルの蓋が開けられませんでした。握力がほとんど無い状態になっていて、その後も術側全体の痛みが随分長く続いたからです。普通に蓋を開けられる事がこんなにも重大な能力だという事を毎日の生活の中で思い知り、その度に苛立ちが募っていきました。そんな時に、家族からプレゼントしてもらったグッズがその問題を解決してくれました。こんなに小さな道具ですが、私にと... [続きを読む]
|
- 2007/09/24 10:44試験終了しました!
- 前回書いた『ある試験』、『日本アロマ環境協会 インストラクター試験』が昨日とうとう終わった事をご報告します。私はアロマセラピーのディプロマは他にも色々持っているのですが、精油の化学と解剖生理学をきちんと総復習する為にも今回チャレンジする事にしたのです。これがなかなか甘くはない内容でした。問題集をやってみると、裏の裏を読む必要があり範囲も広いので合格率が低い(40%)のもなるほどと思わせられました。 ... [続きを読む]
|