flyingdragon0208 さん

flyingdragon0208さん: 新しいギリシア・ローマの物語
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プロフィール

ハンドル名flyingdragon0208 さん
ブログタイトル新しいギリシア・ローマの物語
サイト紹介文ギリシアを舞台にした物語です。6月22日より第8章キュノスケファライの章。テバイとアテネ。全面的対決へ
参加カテゴリー
更新頻度情報提供459回 / 395日(平均8.1回/週) - 参加 2007/07/28 11:24

flyingdragon0208 さんのブログ記事

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  • 2008/07/22 07:19同盟を揺るがす(続き)-キュノスケファライの章16
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 同盟を揺るがす(続き)「わがマンティネイアは、古来より有名な立法者を輩出するなど、諸国の尊敬を受けている。わが国こそ同盟の盟主たるにふさわしい」 マンティネイアは、昔から、よく統治された国として有名で、新たなポリスが建設されると、立法者を派遣するよう要請されるほどであ... [続きを読む]
  • 2008/07/21 12:06同盟を揺るがす-キュノスケファライの章16
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 同盟を揺るがす  フェイリダスとスキピオは帰国した。 ところが、カドメイアの丘に登ると、騒然とした空気に包まれていた。 評議会の門前に人だかりができ、二派に分かれ、あちこちで口論が交わされている。次第に激してきて、衛兵が飛んできて割って入って制止している。「フェイリ [続きを読む]
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  • 帰国
  • 2008/07/20 07:53哲人と法(続き)-キュノスケファライの章15
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 哲人と法(続き) その時であった。二人の大人たちの会話する声が近づいてきた。 一人はスペウシッポスだ。が、もう一人の声に、スキピオは聞き覚えがなかった。 やがて、その二つの声は、プラトンの部屋の前で止まり、扉を叩いた。「先生、ただいま戻りました」「入りたまえ」 現れた... [続きを読む]
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  • 2008/07/19 10:31哲人と法-キュノスケファライの章15
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 哲人と法  夜が更けるのも忘れて、スキピオは、プラトンのシラクサ訪問の話に聞き入っていた。「と、まあ、こういう散々な目にあって帰国したというわけだ」 プラトンは苦笑した。 理想に燃えた二回のシラクサ行きが、いずれも不首尾に終われば苦笑せざるを得ないであろう。一回目は... [続きを読む]
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  • 帰国
  • 2008/07/18 07:08プラトン、シラクサを去る(続き)-キュノスケファライの章14
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) プラトン、シラクサを去る(続き) フィリストスは、プラトンの宿舎に赴いてディオニュシオスの言葉を伝えた。 プラトンは怒った。「このような無法に、私が唯々諾々と従うと思ってか。既に、諸国に善処ありたいとの手紙を送った」「ははは。ここは厳重に警護しております。手紙など出せ... [続きを読む]
  • 2008/07/17 06:05プラトン、シラクサを去る-キュノスケファライの章14
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) プラトン、シラクサを去る  それ以降、プラトンは、静かに日々を過ごしていた。 幽閉されているとはいえ、宿舎はとても広大。さらに、地中海を望む絶景の部屋にいたので、それほど苦痛は感じなかった。「我らは、いつまでここに閉じ込められているのでしょう?」 スペウシッポスは気... [続きを読む]
  • 2008/07/16 06:05ディオン追放(続き)-キュノスケファライの章13
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) ディオン追放(続き) 他方、プラトンは、何も知らずに王城内の宿舎で、明日からの講義の準備のため、ノートを広げていた。 と、そこに副学頭スペウシッポスが飛び込んできた。「先生!大変です!」「なんだね、騒々しい」 プラトンは、ノートから目を離さず答えた。「ディオン殿が、謀... [続きを読む]
  • 2008/07/15 06:23ディオン追放-キュノスケファライの章13
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) ディオン追放  ディオンは、ティモクラテスの背の後ろをついていった。 そのティモクラテスは、アクロポリスを通り過ぎ、その崖下に下りていく。一般市民の立ち入ることが許されない王城の敷地内であり、普段、誰も近寄らない場所であった。「ティモクラテスよ、一体どこまで行くのか... [続きを読む]
  • 2008/07/13 23:28猜疑(続き)-キュノスケファライの章12
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 猜疑(続き) フィリストスは、ある下ごしらえをして、再びディオニュシオスに面会を申し入れた。「今度は何だ?」 ディオニュシオスはぞんざいな口の利き方をしたが、以前のような快活さが消え失せ、猜疑に目を光らせる、孤独な独裁者の姿がそこにあった。(ふふ。わが国の支配者は、こ... [続きを読む]
  • 2008/07/13 08:02猜疑-キュノスケファライの章12
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 猜疑 ティモクラテスは、フィリストスから不首尾を伝えられると、「なんだ、うまくいかなかったのか」とがっかりした。 彼が、ディオンに、プラトンを旅行に連れ出させたのは、その間にディオニュシオスに讒言して、プラトンを追い払い、ディオンの国政改革を頓挫させるためであった。... [続きを読む]
  • 2008/07/12 06:02讒言(続き)-キュノスケファライの章11
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 讒言(続き) 数日後、ティモクラテスは、宰相ディオンの許に参上した。「おう。ティモクラテス殿、ご苦労であったな。どうであった、ラケダイモンは?」 シラクサは、スパルタ(ラケダイモン)の最大の友好国。スパルタがテバイの攻勢に押され窮地に陥ると、頻繁に援軍を派遣していた。 [続きを読む]
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  • 2008/07/11 08:02讒言-キュノスケファライの章11
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 讒言  それからもプラトンの講義は続いた。 ディオニュシオスの振る舞いも、日増しに賢君らしくなり始めた。それに従って、市民の間のプラトンと宰相ディオンの声望も高まった。「これで、シラクサも自由にものがいえる国になるぞ」「暮らしやすい国になるなあ。今までは、政治向きの... [続きを読む]
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  • 2008/07/10 07:07プラトンの帝王学(続き)-キュノスケファライの章10
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) プラトンの帝王学(続き)「ほう。あの高名なプラトン先生がこのシラクサに」 ディオニュシオス二世は驚いた顔をした。彼は、この時二十八歳。「はい。プラトン先生の教えを受ければ、閣下は偉大な指導者として名を刻むことができましょう。また、シラクサの人々も、善政を大いに喜びまし... [続きを読む]
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  • 2008/07/09 06:34プラトンの帝王学-キュノスケファライの章10
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) プラトンの帝王学 第一回シラクサ訪問は、プラトンにとって散々な結果に終わったが、ディオンは、プラトンの哲学を愛好するようになっていった。そして、プラトンと書簡をやりとりし、感銘を受けたディオンは、プラトンの弟子となった。 その後、ディオンは、ディオニュシオス一世の信... [続きを読む]
  • 2008/07/08 02:22ディオニュシオス一世とディオン(続き)-キュノスケファライの章9
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) ディオニュシオス一世とディオン(続き) 議論は次第に熱を帯び始めた。「では、いついかなるときでも命を惜しむことが、指導者にとって勇気があるということになるのですかな?」「どういう意味でしょう」「例えば、自分の命を狙っていると思って、用心のために敵になりそうな人を抹殺し... [続きを読む]
  • 2008/07/07 03:51ディオニュシオス一世とディオン-キュノスケファライの章9
  •  ↑シラクサ(シラクーザ)の海と空です。ジョバンニ氏撮影。ウィキメディアコモンズよりhttp://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) ディオニュシオス一世とディオン 紀元前367年。シラクサに四十年にわたり独裁者として君臨してきたディオニュシオス一世が死去した。 ディオニュシオス一世は、まさしく梟雄であった。彼は、父 [続きを読む]
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  • 2008/07/05 21:36寄り道-下(続き)-キュノスケファライの章8
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 寄り道-下(続き) プラトンは、執筆に夢中で、扉が叩かれているのに気づかなかった。しばらくして、かたんかたんと叩かれているのに気づいた。「誰だね」(私です。スキピオです) 意外な名に目を丸くしたプラトン、少し考えた後に、「入りたまえ」と振り向かずに返事した。 スキピオが... [続きを読む]
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  • 執筆
  • 2008/07/05 13:24寄り道-下-キュノスケファライの章8
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 寄り道−下 「お、もう日が傾いてきたようだな」 スキピオは友アポロドロスとの話に夢中になって、時間の過ぎ行くのを忘れていた。窓の外からは、太陽が黄金色になって沈み始めていた。「どうした。迎賓館に戻らねばならんのか?」「いや、今日一日暇をもらっている。久しぶりにアカデ... [続きを読む]
  • 2008/07/04 10:14志高く-キュノスケファライの章7
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 志高く アポロドロスは、スーサ和平会議が終わってアテネに帰国すると、直ちにイフィクラテスに出頭を命じられた。 彼は覚悟を決めて傭兵部隊本営に参上した。 彼は、ペルシアの都スーサにおいて、イフィクラテスに陰謀のあることを、敵方ともいうべきスキピオにそれとなく示唆した。 [続きを読む]
  • 2008/07/03 09:02寄り道-上(続き)-キュノスケファライの章6
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 寄り道-上(続き)(どこへ行ったんだ…) スキピオは、アポロドロスを訪ね歩いた。 エパミノンダスはアテネとの対決を確信している。当分、アテネに入ることはできないであろう。今、会っておかなければ、彼と会うことは叶わなくなる。(彼は、アテネ政界で名を馳せることを志としておっ... [続きを読む]
  • 2008/07/02 08:09寄り道-上-キュノスケファライの章6
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 寄り道−上 スキピオとフェイリダスの二人は迎賓館に入った。「フェイリダス殿、アテネ政府代表との会見は明日とお伺いしております」「うむ。まあ、今日のティモテオス殿の対応でアテネ国家の今後は大体分かったから、明日は儀礼上のもので終わろう」 アテネが、今後はティモテオスと... [続きを読む]
  • 2008/07/01 07:23断絶(続き)-キュノスケファライの章5
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 断絶(続き) そのアテネでは、政界の勢力地図に地殻変動が生じていた。 長年アテネ政界を主導してきたカリストラトスが退任したのだ。そして、それと入れ替わる形で将軍に就任したのが、ティモテオスであった。カブリアスの強い推挙によるものであった。 これからはティモテオスと協... [続きを読む]
  • 2008/06/30 07:58断絶-キュノスケファライの章5
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) 断絶 アンタルキダス自決の報は、テバイにももたらされた。「そうか…アンタルキダスが自決したか…」「これで、スパルタには、大した人材はいなくなりました。後任の監督官プロトオスも、アンタルキダスに比べれば人物は格段に落ちます。もはや、スパルタは我らの敵ではないといっても... [続きを読む]
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  • 2008/06/29 12:45アンタルキダスの最期(続き)-キュノスケファライの章4
  • http://www.blogmura.com/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効) アンタルキダスの最期(続き) アゲシラオス王の眉間に深い皺が刻まれた。(不明は余にもある。アンタルキダスだけを責められぬ) ペルシアを動かしテバイを封ずる。そのアンタルキダスの戦略を採用したのは、他ならぬアゲシラオス自身。大きな責任を感じざるを得ない。(が、今、内乱... [続きを読む]
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  • 2008/06/28 22:03地中海の真珠
  • 新ギリシア・ローマ物語〓「序章」地中海の真珠 紀元前381年の夏。ギリシアのアテネ。 既に陽は西に傾いていた。が、太陽は、あらゆる生命に、恵みを与えてやろうというように、まばゆい光を大地と海に注いでいた。 やがて、光ゆらめく海の彼方に黒い点が現れた。それは、次第に大きくなり、多くの櫂が忙しげに動いているのが見える。 旅人を乗せた船である。 この時代の船の動力は、風と人力だけ。風はあてにならないことが... [続きを読む]
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