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哲学書を読む〈イナバの会〉〜ウサギの口は二つある〜 http://inabanokai.liblo.jp/

哲学素人3名で不定期に行っている哲学読書会〈イナバの会〉。その活動報告、本の紹介です。

哲学入門書から専門書までがんばって読んでいます! 古今東西問わないのが理想です。哲学科を出ていない者による哲学科を出ていない人のためのブログです。

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山形市
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泉区
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2017/02/26

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  • サイトのお引っ越し

    あけましておめでとうございます!始めて1周年を迎えた「哲学書を読むイナバの会」。第5回分の報告より、別のサイトに移りました。今後ともご愛読よろしくお願い致しますm(_ _)mイナバの会新ブログサイト↓http://ameblo.jp/inava-k?frm_id=v.jpameblo&device_id=1

  • 『反哲学史』~アンチであることが未来の思考を生む。(第4回イナバの会)

    木田元著『反哲学史』講談社、1995年/定価2200円『反哲学史』は、第3回で取り上げた『もう少し知りたい人のための「ソフィーの世界」哲学ガイド』の中で、「さらにもう少し詳しく知りたい方に」と紹介されていた本である。著者の木田元(きだげん)さん(1928~2014

  • 哲学者を殺さないで(第4回イナバの会)

    三木清『哲学入門』岩波書店、1940年.にほんブログ村 ある人は言った。「哲学は役に立たない。」本当にそうだろうか。 確かに哲学は「如何に」には答えられない。「どうすれば」に「こうです」とは言えない。それは科学の分野だ。それでは哲学とは何ぞや、と

  • プロジェクト・デカルト(第3回イナバの会)

    ルネ・デカルト著、谷川多佳子訳『方法序説』岩波書店、1997年.にほんブログ村 地球外生命体は存在する、と言ったらどうなるか。恐らく友人は面白がって話を聞いてくれるだろうし、TVなら不思議体験を披露する番組に出られるかも知れない。真剣に研究する学者が

  • 種を蒔く人

    斎藤環『生き延びるためのラカン』筑摩書房、2012年.にほんブログ村ジャック・ラカンはフロイトの流れを汲む精神分析家だ。著者の斎藤環は、精神科医であり、ラカニアン(ラカン派精神分析を好む者)だ。この著書は、少しくだけた言葉でラカンの考え方を説い

  • 『もう少し知りたい人のための「ソフィーの世界」哲学ガイド』 ~自らの力でワンダーランドの扉をひらけ。

    『もう少し知りたい人のための「ソフィーの世界」哲学ガイド』須田朗著/日本放送出版協会(第1刷1996年)/定価1000円(本体971円)にほんブログ村こんにちは。会員ナンバー1783のnagiです。3ケ月ぶりに開催された第3回イナバの会。天気も良く、世間は

  • 我は服従せず(そして服従させず)

    文学の記号学 著︰ロラン・バルト 訳︰花輪光 みすず書房 1981年08月20日発行にほんブログ村 この本はコレージュ・ド・フランスで行われた講義だ。最初にはっきり言ってしまえば、ロラン・バルトに暗い私にはよくわからなかった。仕方がないので、多少なり

  • 脱・真実

    木田元『マッハとニーチェ 世紀転換期思想史』講談社学術文庫、2014.にほんブログ村ハイデガーの研究者として有名な木田元は、2014年に亡くなった。ハイデガーの『ニーチェ』講義(1961年)を読んでから彼はニーチェに興味を持った。彼に言わせれば、ハイデガーはニ

  • 『ソフィーの世界』~うさぎの毛の先っぽへよじ登れ。

    新装版 『ソフィーの世界~哲学者からの不思議な手紙』 (上・下)ヨースタイン・ゴルデル著/NHK出版発行(第1刷2011年)/上下巻それぞれ定価1000円(税抜)2015年の暮れに聞いた哲学者鷲田清一さんの講演は、哲学の専門用語は一切出てこなかったのに、講演が

  • 『神話と意味』

    「神話と意味」(1996年)レヴィ・ストロース著 大橋保夫訳みすず書房にほんブログ村 「巨人族との最終戦争で火山を投げつけて戦う」だとか「 八つの首をもつ大蛇を酔わせて寝首をかく」だとか、 とかく神話は面白いものだ。 世界各国にある神話の中には荒唐無稽

  • 邂逅

    「快感原則の彼岸」1920年.ジークムント・フロイト著、竹田青嗣編、中山元訳『自我論集』筑摩書房、1996年. 定価1200円(税抜)にほんブログ村イナバの会は二人で始まった。フロイトは生の欲動と死の欲動の二つにより人間の無意識を説明している。生の

  • ソクラテス×ソクラテス

    読書は一人でするものです。しかし著者という相手がいますから、孤独とはいえません。読書は著者との対話です。古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、最も賢い人は自らの無知を知っている人だと言いました。「無知の知」を認めることで人間の知の営みが始まり、新たな

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