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- 2008/07/29 23:3921 Tradition2 ◆天の呼ぶ声 -6
- >>22話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・アポストロス・アルダ・・「………部隊に戻ったのではないのか?」 アルダを見かけた道士(メンター)は、不思議そうに彼女に声を掛けた。「道士(メンター)モンにお話を…急ぎですので」と、褐色の<回廊>内を一人駆けていく。 暫くしてから緩やかなカーブを描く廊下の手前に出た。さらに奥には何人かの人影が見え... [続きを読む]
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- 2008/07/29 23:3920 Tradition2 ◆天の呼ぶ声 -5
- >>21話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・朱(あけ)の瞳・・ 驚愕したままのアルダを前に、ノボアは戸惑った。「大丈夫?」 身元は確認済みだが、用心のため距離を置く。「あ…ええ、平気。――ノボアと言うのね」「そうだ」「この部隊………?」 アルダの眉間が険しくなる。「どうかした?」「なんでもない。私は――」言ったものかどうか、口をつぐむもの ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 23:3919 Tradition2 ◆天の呼ぶ声 -4
- >>20話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・闘う人々・・ 同日、ラントゥール。 ケラハーが惑星破壊(ディストラクション)の知らせを受けてから十数日が経過していた。 ヒブラの情報は信頼できたが、まるでそれを示唆(しさ)するようにこのところ連日、遥か上空から艦射ビームが降り注いでは大地を焦がしている。 莫大な時間と戦力を費やして、ラントゥール ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 23:3817 Tradition2 ◆天の呼ぶ声 -2
- >>18話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・最高意思決定・・『やあ、久しぶりだな』 画面の向こうで、実際の年齢より老けたような顔の男がにこやかに言う。「お陰様で順調ですよ。ラムザ博士」『機嫌がいいのは私だけかな?』「だと思います」 冷静にランミールトは返した。 珍しく彼の執務室ではない。深々と体を沈ませて、ランミールトは頭痛の額を ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 23:3816 Tradition2 ◆天の呼ぶ声 -1
- >>17話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・天の呼ぶ声・・ 戒厳令下の旧首都星ラントゥール。 焚き火のはぜる音は、過敏になっていた神経で眠りを妨げた。眠り足りない頭をめぐらし、ノボアは火元を確認する。 周囲は夕食も終えたダルさの真っ最中だ。 食欲も無く、ただ身体を休めたいだけなのだが、それすらも許されない研ぎ澄まされた感覚に支配されて ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 23:3712 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -9
- >>13話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・ユーデリウス・プログラミング・・「来るべきものは来るんだな」 死刑宣告をもたらされたような静けさの中で、道士(メンター)の報告は続けられる。「政変後にリヒマン評議会議長の指示で、惑星破壊(ディストラクション)用のリアクターの建造が開始されたとの噂もあったが、これはもう紛れもない事実である。マジッ ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:5114 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -11
- >>15話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・[FACE 3] 青年を呼ぶ星・・ 彼は純粋な性質の持ち主である。 ひとえに純粋、と言ってもいろいろあるが、その性質ゆえに周囲のあらゆる一切を受け付けないか、一切を併呑してしまうかに分かれる。 彼の場合、どちらかと言うと前者に当たった。 自身では己が正しいと感じたことに身を投じていると信じて、そこ ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:5115 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -12
- >>16話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・彼と少年の意志・・ 彼の手元に荷物が届いたのは、ランミールトと話をしてから一週間ほど経ってからである。 話によると惑星ナレイを出港して四日目に到着したのだが、何処をどう間違えたのか、別の部隊へ送られてしまったらしい。 やっとお眼鏡かなって、感じた第一印象が、(これをお守(も)りしろと言うのか) ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:5113 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -10
- >>14話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・ラントゥールで出遭う時・・ L.M.(ラストミレニアム)一二七一年にラントゥールが封鎖された時、その星に居た住民の脱出・移住は認められなかった。 暫くしてから軍が派遣され戒厳令が敷かれていたことを知る。輸出入による生命線はもちろん、外界との接触を一切絶たれたわけだから、間も無くどの星よりも貧しく... [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:5011 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -8
- >>12話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・ヒブラの中で・・ 褐色に統一された<回廊>内を一台のリニアが走りすぎ、ターミナルで止まると二人の男女が降り立つ。 数メートル先に扉があり、彼らはそちらへ歩を進める。 前に立つ警備兵が二人に向かって敬礼した。「導主(ラウ)はおいでかしら」「まだお見えになっておりません。アルダ様」「そう。あり ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:5010 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -7
- >>11話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・[FACE 2]少女が視るもの・・ ダハトの宇宙港で、アルダは迷子になりそうだった。 それで、ここが首都星だと言うのを実感したのだった。 だから入国ゲートで警備員に「観光?」と意地悪そうに問われても気にはしなかったし、機械の冷たい審査も平気であった。 白い帽子に薄い青のパンツルックをした少女は、自 [続きを読む]
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- 2008/07/29 00:499 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -6
- >>10話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・コズミック・リポート・・「――すべてはヒブラに繋がる、か……」 今の時点では、と博士は無言のままに付け足した。 ランミールトは脚を組み替えた。「この刻印についての説明はつきますか? …例えばこの、ユーデロイトと言う名は、皇帝にしか使えないものであったと、資料にはありますが」「あ……歴史の資料はその [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:048 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -5
- >>9話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・ヒブラとはなにか・・ ――刻印はかく語る。『残されたるを統(す)べ、導くもの、世に我が子として生を受ける……私は信頼し愛すべきこの者に名を贈る……ユーアン・ウティス・グレス=ユーデロイト。汝が名を二人より…帝政の一〇二九年、……マイアランデ』 話を具体的に進めるには、歴史を遡ること一千年以上も前 [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:037 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -4
- >>8話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・驚愕の事実・・「――ノボア・ガーハン。年齢十八歳、惑星グーヤー出身。ラントゥール解放戦線に共感する末端組織の学生兵。レジスタンス参加後すぐに惑星ナレイで官舎爆破に加担し、逃走中に身柄拘束――まあ、本人自供では騙されたらしいが……まだまだきれいなものだろう? ロワティエ」「確かに。よほど私のほうが... [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:036 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -3
- >>7話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・少年のこころ・・ 奇妙な孤独感。 心象に垣間見る、懐かしい風景。 覚えの無い、しかし確固たる自我意識。 誰もが「相容(あいい)れぬ」という拒絶感。 見知らぬ大地に縛られた閉塞(へいそく)感。 自分は、ここに独り――――(僕は、ここに育った、ここが故郷なのに………)(父さんと母さんと、妹と弟………... [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:035 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -2
- >>6話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・[FACE 1]幼子が出遭ったもの・・ 時ですら流れることをためらうような漆黒の闇の中、彼はただ眠り続けていた。 遠い星々で起こる騒ぎなど彼の意思に届くはずもなく、むしろまったくの無関係のようで、安寧(あんねい)の内にその身を委(ゆだ)ねていたのである。 しかし、時は確実に非情な謹厳(きんげん)さを ... [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:024 Tradition1 ◆運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで -1
- >>5話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次・・運命人(さだめびと)は時来(きた)るまで・・ ―――宇宙はあの事件から一千年以上もの刻が経っていた。 それは余りにも深い傷を負わせ、底知れぬ恐怖を与え、それから一千年の刻は忘却を与えたかのようだったが、突然の痛みが傷を疼(うず)かせては未来への不安を掻(か)き立てるのだった。 この永い年月の間に、いったいどれだけの人々がそれに立ち向かった [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:023 PROLOGUE◆太初(はじめ)にありき -2
- >>4話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・13年前の事件・・「今から十三年前のことです。『ヒブラ災禍』は大変な事件でした。と公式(アカデミズム)史学では一言で締めくくってしまっている。しかし自称ジャーナリストは歴史にロマンは感じません。常に腐臭を嗅ぎ付け、陰謀史観のスタンスを取る。増して歴史などという遠い時間(おもいで)に追いやるような言葉 [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:022 PROLOGUE◆太初(はじめ)にありき -1
- >>3話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・太初(はじめ)にありき・・ L.M.(ラストミレニアム)暦二一八九年、惑星ケーネ。 あまり機械化・文明化のされていない、典型的な辺境の星である。 地球化(テラフォーミング)工事中に投げ捨てられ、宇宙航行図のデータ更新時にも忘れられるような、辺境田舎マニアでさえ気がつかないようなところであった [続きを読む]
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- 2008/07/24 18:011 ◆過去と未来が今を語り
- >>2話★携帯★ TOP 目次 ◆PC◆ TOP 目次 「本館」HPでも読めます 目次・・過去と未来が今を語り・・ ――そして時は 遥かなり夢か現(うつつ)か何(いづ)れも憶(おぼ)えずただ祈りの内に眠りて『その未来(とき)』のみ汝、在るものよ亡霊の虜囚に永久(とこしえ)の契りは何ぞ安らきを与うか再び天の星が汝を呼びたもうなれば遣使赴きてわれ出(いで)でたる鍵門いよい [続きを読む]
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- 2008/04/30 17:26千年の夢幻 PC目次
- リンク工事中です 1 過去と未来が今を語り 2 太初(はじ)めにありき 3 13年前の事件 4 運命人(ううんめいびと)は時来(きた)るまで 5 [FACE 1] 幼子が出遭ったもの 6 少年のこころ 7 驚愕の事実 8 ヒブラとはなにか 9 コズミック・リポート 10 [FACE 2]少女が視るもの 11 ヒブラの中で 12 ユーデリウス・プログラミング [続きを読む]
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- 2008/04/26 02:106 Lyric 1◆招待者の名は -3
- >>7話★携帯→TOP 目次 ◆PC→TOP 目次・・呼ばれる者・・ サンド・ルーヴェと言う惑星は、皇帝養成学校の異名をとる、帝政共同体の最高学府(エリート)「インペリアル・アカデミー」が拠点とする星である。 皇帝養成学校、と言われるようになったのは、歴代皇帝の多くがこのアカデミー出身であった事に由来している。 このアカデミーは特に何の制限も無く自由に入学できる学校であり、“善悪は別として”あり [続きを読む]
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- 2008/04/21 01:395 Lyric 1◆招待者の名は -2
- >>6話★携帯→TOP 目次 ◆PC→TOP 目次・・皇帝立(いた)つ・・――もし彼女を、誰かに準えるならば人々は口々に云う事だろう。「第十二代皇帝エディッサ=ユーメ・ユーデロイトか」と。 帝政初の女帝としてエディット・フレイム(エディッサ)は帝位に就いた。早くから帝王学を教授され半ば計画的になるべくしてなった皇帝と云う。 その天才的な聡明さは誰の目にも明らかだったが、先走る頭脳に彼女の心は追い [続きを読む]
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- 2008/04/21 01:1414 Mission 2 ◆ アフリカの太陽 -3
- >>15話★携帯→TOP 目次 ◆PC→TOP 目次 本館HP→PCのみ・・黒い力・・ フレニーが急かすので、何となくケツを叩かれた感じのオウスは、ざっと荷物をまとめて出発の準備も早かった。原隊の仲間が通りすがりに合流してくれるというので、“此処”を脱出するのが早まったのである。 フレニーの居ないオウスは、手の付けられない暴れん坊と言うよりも、後始末の出来ない子供に近いものがあり、荒削りなエース [続きを読む]
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