家賃を払い終えると、財布にはもう200ペソしか残っていなかった。。。 作動を始める脳内勘ピューター。 この200ペソであと2週間、、、 1日10ペソ以上でいけるかも。。。 端数はタバコにつぎ込もう。 どうせ吸うならいいやつだ。 イギリス産のマルボロちゃん。 迷わずつぎ込む2...
メキシコの地下鉄には、色々な人が乗り込んでくる。 乗客だけでなく、物乞いの人、物売りの人、路上アーティスト、フーリガンっぽいサッカーファンなどなど。 大きいリュックにコンボをはめ込み、音楽を流しながら海賊版CDを売り歩く人。 車両を劇場に見立て、突如演劇を始める若者。 椅子...
メキシコシティの地下鉄は 急ブレーキ、急発進が日常茶飯事だ。メキシコ人にとっては、お茶の子さいさい。 急ブレーキなんて、なんのその。 僕はただただ、メキシコ人の体幹の強さに、日々驚かされていた。 ぼくが使っていた地下鉄路線の座席シートは メキシコ地下鉄界でセミクロスシートが...
心と時間に、いつもゆとりを。 こんな言葉を胸に抱き、いつもより30分早く自宅を出発。職場へと向かう。 とある地下鉄の駅を降り、すぐのところのタクシー乗り場。あまり人は並んでいない。次から次へと矢継ぎ早に到着するタクシー。数分すぎてとうとうぼくが先頭に。 僕の後ろには誰もいな...
ある日の夕方、一台のタクシーに乗り込む。 交差点の信号待ちで、異様な臭いが立ち込める。 何の匂いかわからずに、歪まるぼくの眉と表情。間髪入れず、一言運転手。 「お前はマリファナ吸うのかい??」 「え??吸いません。」 直球勝負のこのオッサン。でもなるほど、、、これがマリフ...
バイト終わりの日曜日。初夏の小雨が降りしきる夜の街。こんな日に限って傘がない。さらに運が悪いことにタクシーも来ない。もう真夜中の12時過ぎ。どのくらい待っているかも覚えてない。さきほどまでの弱い雨も、いつのまにか大粒に。このままでは、ずぶ濡れ確率100%。タクシーの早期登...
メキシコにも梅雨がある。雨期なんて言うのだろうか。ちなみに梅毒はアメリカ大陸発祥らしい。。。そんなことはどうでもよい。雨がふると自然とバスよりタクシーに乗る機会が増える。これはある雨の日、タクシーを捕まえた時のお話。 タクシーを捕まえようと、道で待っていると遠くから空車...
「あそこの角で待っていれば、大体15分に1台30番のバスは来るからね。わかった?」 引っ越し完了の日、僕に教える大家さん。 翌日、早速バスでお出かけ。30番のバスで目的地までダイレクトに行ける。心を踊らせバス停(と呼ばれている、十字路の一角)へ。その角に立つこと数分。まず...
メキシコの都市部は知らないが、メキシコの田舎に住んでいると、宗教が人々の暮らしと密接に関係しているように感じることが多い。特に日曜日のお昼には、家族みんなで教会へ行く姿や、教会でお祈りしているメキシコ人の姿をよく見かけることができる。そんなある日の日曜日。お昼のミサの時間...
ある、日曜日。ぼくはローカルバスに乗って、温泉へと旅立った。僕の家から大体8キロの距離に、温泉がある。お湯はちょっとぬるいけど、疲れをとったり、リフレッシュをするのには、本当に最適。シャワーしかないぼくの家なので、温泉は本当にありがたく、いつも重宝いている。その日も19番...
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