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- 2008/07/23 00:14― 樹上の風 ―
- 作詞、作曲、歌:倉橋旭指先には桜貝空を見れば青い風 入道雲立ち上る道あの雲が食べたいと強請ったのは赤い金魚の少女僕は緑のトンボ姿で麦わら帽子二人被ってた風に吹かれその樹に登って精一杯手を伸ばしても その雲には届かない指先には桜貝 唇に紅を差しその風になりたいと泣いたのは桃色蝶々僕は緑色の若木になって蝶々を抱きしめる夜風に吹かれ 川辺にて精一杯手を伸ばしても その風には届かない知らな [続きを読む]
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- 2008/07/22 20:22+咎人の恋+ 57
- ― 太陽と月の巡り 9 ― 少女ミサとなんとなく一緒に暮らし始めて三日も過ぎた頃、薙の食生活は突然人間的になった。一人でいた時は、山や川で取れるモノを中心に、というか、それしか食べていなかった。幸い山菜も川魚も豊富で、水も綺麗だったので、二年の間、腹を壊して困るというコトはあまりなかったし、体調不良もおこさない…… 多少以前より痩せたかなとは思うが、まあもともとの我体がよかったので、それほど痩せ細 [続きを読む]
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- 2008/07/22 01:02― 螺旋上の恋 ―
- 作詞、作曲、歌:倉橋旭愛は死ぬからねえ その綺麗な琥珀の瞳を閉じて、そして耳を傾けて僕の言葉にどこかのヒーローが言ってた言葉で「愛は死なない」 っていうのがあるでしょう?でもね、それは違うんだよ愛も死ぬんだ愛はいつか死ぬからだから僕ら 毎日愛し合おう毎日愛し合って 毎日見詰め合って 毎日お互いに注ぎあおうよキミの中を僕でいっぱいにしてよ僕の中はもうキミでいっぱいだから今度はキミ [続きを読む]
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- 2008/07/22 00:40〜 黒い羊 1 〜
- 〜 「楽園の堕天使」外伝 〜著:有村司 〜 黒い羊 1 〜天にましますわれらの父よ、願わくは、み名のとうとまれんことを。み国の来たらんことを。み旨の天に行わるるごとく、地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与えたまえ。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるしたまえ。われらを試みに引きたまわざれ。われらを悪より救いたまえ。アーメン。――――――――手を祈りの形に組んで、 [続きを読む]
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- 2008/07/21 20:25+咎人の恋+ 56
- ― 太陽と月の巡り 8 ― うつらうつらしていると、物音がして目が醒めた、ふと横をみると手塚が間抜けな表情で立っている。その真剣そうな、それでいて間抜けな思いつめた表情を追うだけで、手塚が何を考えてるかがわかってしまう。さすがに蓮も一瞬反応に困ったが、その状況はどうにも出来ないし、それに面倒な事にはなりたくない。「どうした? 俺はもう寝るから、テメエももう寝ちまえ、」「あ、……ああ、」手塚は急 [続きを読む]
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- 2008/07/20 20:53+咎人の恋+ 55
- ― 太陽と月の巡り 7 ― それからビールを飲んでイカ焼きを食べて転がって、ヤキソバと焼きもろこしを食って転がって、かき氷を食べてまた転がって、一日中だらだらと海岸に寝そべって過ごした。あれからずっと、何を食べても、何を飲んでも、砂の味と泥水の味しかしなかったのに…… 不思議だ、今日はちゃんと食物の味がする。蓮は、こんなにのんびり過ごしたのはもしかしたら初めてなんじゃないのか? と思うくらい、ゆっ... [続きを読む]
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- 2008/07/19 23:57恋する詩神 130
- ― 螺旋上の恋 24 ―「ただいま」家に帰ると旭は必ずそう家の中へ声をかける、旭は一人暮らしなので、お帰りと言ってくれる人はいないのに、いつも必ず声をかける。圭はそれが不思議でならなかった、実は前に一度なぜかと聞いたコトがあった、だが旭はフフッと笑っただけで、答えてくれなかった。今なら、教えてくれるかな? そう思ってもう一度訊ねてみた。「旭くん、なんで誰もいない部屋にただいまって言うんですか? [続きを読む]
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- 2008/07/19 11:22+咎人の恋+ 54
- ― 太陽と月の巡り 6 ―「……で? なんで軽トラなんだ? 」蓮は真夏の太陽の下、軽トラの中で煙草を咥えながら潮風に吹かれていた。その横で鼻唄交じりにハンドルを握る手塚は少し決まり悪そうにチラチラ蓮のほうを見て頭を掻いた。「や、だってよぉ、いつもの黒ベンツじゃいかにも悪っぽいし、海向きじゃねえだろ? 」「軽トラだって海向きじゃねえよ、ってか、こいつマイクついてんぞ、竿竹屋のか? 」「ああ、ウ [続きを読む]
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- 2008/07/18 20:36恋する詩神 129
- ― 螺旋上の恋 23 ―旭の記憶や体調を考慮し、ワザと時間ギリギリにしたので、旭が歌い終わるとほぼ同時に番組が終了した。カメラのランプが消え、VTRが止まる。歌い終わっても動かない旭を不審に思い、圭が近づくと、旭はなにか大切なコトを思い出したように唇を噛んでいた。「旭くん? どないしました、なんか思い出したんですか? 」このタイミングで思い出すなら、絶対勇樹のコトだ、圭が嫌な予感に襲われながら ... [続きを読む]
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- 2008/07/17 19:42恋が終わる朝、愛が死んだ夜。
- 目覚めのいい朝、目を開けるとキッチンから味噌汁の匂いがしてきて愛しい恋人、竜樹(たつき)が起きているらしいことがわかる。時間はもう十時を過ぎようとしている、これが平日なら完全に遅刻で朝から喧嘩になるところだが今日は日曜日なのでそんな心配はない。ベッドの中で大きく伸びをした鏡史郎は自分がまだ裸でいることに気がついた。夕べは些細なことから言い争いになってしまい、たしかその後かなりハードなナニをした [続きを読む]
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- 2008/07/16 23:53+− 裏咎 −+
- ※このお話は、本編「咎人の恋」とはなんの関係もないモノです。こんな事実は「咎人の恋」には断じてないです。言わばセルフ二次小説とでも思ってください。性描写100%なので、嫌いな方、「咎人の恋」正編を好きで読んでいただいてる方でそういう話が苦手、または嫌い、と言う方は絶対に見てはいけません。そのあたりを考慮のうえ、それでもかまわない、と言う方のみ、「裏咎 ― ウラトガ ― 」へお進みください。では、 ... [続きを読む]
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- 2008/07/16 21:02恋する詩神 128
- ― 螺旋上の恋 22 ―スタジオについて槇村と先に話した、槇村は旭も仕事上、かなり世話になっているし、WOKEとの仕事も多い、それにコレで意外と槇村は頼りになる、一応旭の現状も言っておいたほうがいいと判断したからだ。「旭が記憶喪失? 」「はい…… 」「本当に全部忘れたのかよ、にしちゃあ、オメエ等、超慣れ慣れしくねえ? もうヤッタのか? 」「え、や…… まぁ、一応…… 」「一応じゃねえよ! 記憶喪失 [続きを読む]
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- 2008/07/15 20:48+咎人の恋+ 53
- ― 太陽と月の巡り 5 ―そう言うが早いか、蓮は目の前に立ちはだかっていた一番大きな男の膝下を蹴りつけた。一瞬のコトで反応が遅れたらしい男はあっけなくそのまま仰向けに倒れた。倒れた男の腹に膝を入れながら跨り、胸座を掴んで数発殴る、相手は血を流して殆んど無抵抗状態になる。胸座を掴んだまま振り回し、ソイツの後頭部をアスファルトに打ち付けてやると、さすがにグロッキーらしい、気を失ってしまったので仕方 ... [続きを読む]
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- 2008/07/14 21:10+咎人の恋+ 52
- ― 太陽と月の巡り 4 ―小さなアパートのドアを開けて蓮が戻ると、エプロン姿の由佳里が小走りで出迎える、少し心配そうな笑顔を作り、お帰りなさいと言った。蓮は当たり前のようにそう声をかけてくれる由佳里に当たり前のようにただいまと答える。靴を脱いで両手を差し出す蓮に由佳里は当たり前のように手を伸べ、玄関先で抱き合った。「蓮、ねえ蓮…… 苦しいわ、蓮? 」抱きしめる腕のチカラが強すぎて、由佳里は苦し [続きを読む]
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- 2008/07/14 20:00酒について。。。
- ・・・の、バトンです。雪弥さんからいただいて(分捕って)きました「酒バトン」。ただ答えるのもなんなので、ウチのキャラ数名にも答えていただきました(笑)桐(葉邑桐也)旭(倉橋旭)圭(尾崎圭)蓮(高塔蓮)では行きます!(1)酔うと基本的にどうなりますか?桐:大胆になる、多弁になって物事の許容範囲がひろがる。素面の人が見ればわかると思うが、一緒に飲んじゃってる人は気付ないらしい、全然変わらな [続きを読む]
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- 2008/07/13 21:05蜂蜜革命23
- ― BODY and SOUL 7 ―「こっちは息も出来ないくらい苦しいって時に暢気なもんさ、最低だぜ」そう言いながらも別に怒っているようにはみえない、怒っているというよりもどちらかと言えば落ち込んでいるように見えるのだけど、それはつまり秋坂自身も少なからずあの医者が好きだったという事なんだろうか?その視線に気付いたのか秋坂はメンドクサそうに付け足した。「誤解するなよ、別にアイツが結婚しようが ... [続きを読む]
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- 2008/07/12 23:35+咎人の恋+ 51
- ― 太陽と月の巡り 3 ―「俺が、手塚を薙の代わりにだと…… ?! 」蓮はそう叫ぶといきなり道明寺の胸座を掴み、殴りかかろうとした。だが、胸座をつかまれても怯まず、道明寺は冷ややかな目線と静かな声で言い足した。「気付いていないなら重症ですよ、それとも柳原でなく、浮岳のほうですか? 」ソレを指摘されて、蓮はさらに激高した、自分が浮岳に囚われていると言うのか、そう見えるのか、ソレが腹だたしく、ム [続きを読む]
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- 2008/07/11 20:02恋する詩神 127
- ― 螺旋上の恋 21 ―旭が持ちそうもないので、少し位置をずらしてバスタブの縁に掴まらせた。少し前かがみになるし、足への負担が減るので、軽く喘ぎながらも、だいぶ楽になったようだ、以前の旭だったら、からかうと臍を曲げてしまうので、あんまり煽れないが、何となくこの旭なら苛めても怒りそうもない、圭は少しだけ意地悪くワザと核心をずらした刺激を与え、旭の反応を窺う。「さっき洗うたばかりやのにもうこんなにヌ [続きを読む]
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- 2008/07/10 20:33恋する詩神 126
- ― 螺旋上の恋 20 ―カラリと戸を開け、脱衣所へ入った、と言っても、二人とも全裸で脱ぐ必要はないので、ただ見つめあってキスをする。圭の情熱が下腹に当たって否が応でも煽られながらの口づけは蕩けるほど熱い。旭はさっき三度もイカされたと言うのに性懲りもなくまた反応し始めている自らのモノに恥じいって泣きそうな顔で圭の肩を押す。感じているのを悟られたくないのか必死で逃げようとするが、圭はそれをさせなかっ ... [続きを読む]
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- 2008/07/09 20:00+咎人の恋+ 50
- ― 太陽と月の巡り 2 ―ドアの外では手塚がまだソコから動けず、蓮のいる事務所の中を窺うかのようにドアに張り付いて座り込んでいた。薙がいなくなってから、いっそう冷酷に徹しようとしている蓮が痛々しくて、もっと楽にしてやりたくて、ちょっと無理をして薙の真似をしてみた。案の定、蓮は赤くなってうろたえ可愛らしい声を上げてくれた、そういう顔がまた好きで、手塚の心も温かくなる。いつでも蓮には優雅に綺麗でい ... [続きを読む]
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