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  • これが教会一致(エキュメニズム)か ー 聖公会との合同礼拝式

    今日は年間第3主日だが、当教会では午後4時から聖公会との合同礼拝式がもたれた。正式名称は「聖公会とカトリック合同夕の礼拝」というものだった。「横浜教区からのお知らせ」によると、カトリック教会としては「2024年キリスト教一致祈祷週間」の行事ということのようだった。聖公会との合同礼拝は以前にも持たれていたようだが、今回は久しぶりとのことだった。エキュメニズムとか教会一致という言葉は近年あまり聞かれなくなった。公会議直後はよく話題になったが、近年は「諸宗教対話」(1)に関心が集中してしまい、肝心の聖公会との合同礼拝は少し関心が薄れてしまったのかもしれない(2)。エキュメニズムとか教会一致とか言っても、今までの教会の説明は理念や歴史の話が中心で具体的には何のことかよくわからなかったので、わたしは今回の合同礼拝に...これが教会一致(エキュメニズム)かー聖公会との合同礼拝式

  • 終油の秘跡から塗油の秘跡へ ー 4年ぶりの敬老の集い

    今日は年間第24主日なのだが、「祖父母と高齢者のための世界祈願日」でもあるそうだ。そのうえ明日は旗日(敬老感謝の日)ということで、今日のごミサの中で希望者に塗油の秘跡があった。また、ミサの終了後は敬老の集いが開かれ、記念写真の撮影が行われた。わたしはやっと敬老会に参加できる資格年齢に達したので、今日は皆さんとご一緒できてホッとしている(1)。ミサは病者の塗油の秘跡が入るので普段よりも長かった(2)。塗油の儀式はお説教と信仰宣言の間に挟まれた(3)。秘跡には七つあるとは知ってはいても(4)、塗油の秘跡はあまり考えたことがないので、今日のごミサはありがたかった(5)。ごミサの後、敬老の集いが行われ、80歳以上の方が祭壇の前で記念撮影をした(6)。そのあと日曜学校の子供たちがアーメン・アレルヤなど聖歌を歌ってく...終油の秘跡から塗油の秘跡へー4年ぶりの敬老の集い

  • 96歳の誕生会 ー 信者の鑑からロールモデルへ

    教会の先輩の誕生会に招かれた。96歳の女性の誕生会である。ホテルの一室にお祝いに駆け付けたのは(招待されたのは)4組のご夫婦の方々を含む9名ほどだが、全員戦前生まれだ。つまり80歳代の人々の会食ということになる。楽しい集まりであった。先輩のSさんによれば、誕生会の名を借りてコミュニケーションの場を持ちたいと思ったからだという。彼女は自らパソコンを操り、スマホを操作し、招待状を作られたという。感心するどころか、ただただ驚くばかりだった。これは高齢化が進む今日のカトリック教会の一つの姿であり、印象を少し書き残しておきたい。どこの教会でも見られる姿ではないだろうが、かといって例外的な出来事とも言えないだろう。Sさんは、教会では入門講座を担当しており、また、いくつかのグループをつくって教会のリーダー的役割を果たし...96歳の誕生会ー信者の鑑からロールモデルへ

  • 2018年10月堅信式

    松本教会です別の教会での堅信式です2018年10月堅信式

  • 小説家と神父

    自分の出会った神父によって基督教が好きにもなり、嫌いにもなる-そんなことはあってはならないことだけれども、この日本では往々にしてそのような出来事を見る。「わたくしにはムツかしい神学などわかりませんがね、……でも○○神父さまが、生涯かけてお信じになっているので、わたくしも信じる気になったのです」と洗礼を受けたある年とった婦人が言った。いかにも日本人的なこの改宗の説明に私は素直にうなずくことができた。彼女の気持がじいんと伝わってくるような気がした。切支丹時代の素朴な農民や漁師たちには、出会った宣教師のやさしさにふれて切支丹になった者も多かったにちがいない。文字も読めぬ彼等に教理はよくわからなかっただろうが……私も自分の半生をふりかえってみると、あの神父がいたから、今なお細々と信仰を持っていると言えるような気がする。...小説家と神父

  • 仏教とキリスト教

    ウイリアム・ジョンストン(上智大学名誉教授・イエズス会司祭)私には、諸宗教の邂逅は、瞑想や祈りのレベルで行わなければならないことが、ますます明白になってきています。その理由の一つは、今日、我々が望んでいることは、世界の平和であると認識するようになったということです。我々は、諸宗教間の一致と協力によってのみ、この貧窮する世界を破滅から救うことができると分かっているからです。第二の理由は、今日、人々はほとんど宗教的な教えに興味を示さなくなってさえいるのですが、瞑想には強い関心を示しています。神を信じない人々でさえ瞑想をしたいと思っているのです。我々自身、学びながら、かつて汎神論的といわれていましたが、現在では神秘主義的と呼ばれる体験を通し、我々の存在の底に神を見出せるように人々に教えなければならないのです。それ故、...仏教とキリスト教

  • Cosmic Energy

    (c)WilliamJohnston,S.J.March19,2008Inaninterview,reportedintheJapanTimeslastMarch,thewell-knownatheistStephenHawking,wasaskedifthestudyofphilosophyandtheologywasawasteoftime.Andhesaidwithagrimace,“Yes,mostofitisbasedonacompletedisregardofobservationalevidenceandmodernscience”.WhileIcannotcompletelyagreewithStephenHawking-oneofmygreatheroesistheJesuitsaintand...CosmicEnergy

  • ジョンストン師2007年講演〈続き)

    他の人の体験が分かりませんけれども、私は射祷を唱える、そして時々信仰に入りますけど、いつも信仰に入るということじゃなくて、時々、又、射祷を唱えるとか、イエズスに話すとかそういうことやります。だから、そういうことですね、今聖霊降臨の祝日に、聖霊について話しました。けれども現代の世界にはいろんな瞑想の種類があると思います。一つは、結局、中国には日本にも陰陽があるでしょ、女性と男性ということですね、そしてそのお祈りをするときには陰のやり方か、陽のやり方。そして聖福音にはマグダラのマリアの祈りは大切だと思います。マグダラのマリアはイエズスの復活のあとでイエズスに出会いましたけれどもイエズスだということが分かりませんでした。だから、どこにおきましたか、とか聞きました。そしてイエズスは突然”マリア”といいました。そして彼女...ジョンストン師2007年講演〈続き)

  • ジョンストン神父講演 2007年5月27日

    聖霊降臨祭の日2007年5月27日上智大学10号館地下教室にて全世界は瞑想について興味があります。そしてすべての宗教には瞑想があります。大切なのは宗教と宗教の出会いですが、神学的には争いの危険性があります。しかし一緒にお祈りをするということ、瞑想をするなら一緒になります。だから一緒に瞑想をする。私たちは今日は瞑想について考えましょう。今日は実際に聖霊降臨の祝日です。私は一つの祈りが大好きです。それは”聖霊来たりたまえ”私は英語で言います。”ComeHolySpirit”“ComeHolySpirit.”この祈りを皆さんに薦めます。ComeHolySpirit,ComeHolySpirit.そしていつでも出来ます。電車に座っている時に、ComeHolySpirit,ComeHolySpirit,とか、皿洗いをする...ジョンストン神父講演2007年5月27日

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