麦 さん

麦さん: トーキング・マイノリティ
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広島・長崎に原爆(原子爆弾)投下歴史世界史(世界歴史)
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塩野七生「ローマ人の物語」イラク戦争と暴動掃討昔話、伝承、神話
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イエス・キリストイラン情勢ホロコースト ――holocaust――
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歴史好き (ジャンル不問)日本史(日本歴史)宗教
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国際政治&近現代史
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プロフィール

ハンドル名麦 さん
ブログタイトルトーキング・マイノリティ
サイト紹介文読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想
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更新頻度(2年)情報提供269回 / 403日(平均4.7回/週) - 参加 2007/09/19 23:12

麦 さんのブログ記事

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  • 2008/10/12 20:28ノーベル賞再考
  •  今年のノーベル賞で物理学賞が3名、化学賞1名と日本人学者が受賞した。まずは受賞者たちのこれまでの功績を讃えたい。ただ、私はどうもへそ曲がりの性分ゆえか、立て続け4名もの受賞者には腑に落ちない。アジア諸国で最多の受賞者を出しているのは日本だが、続いてはインドであり、日本よりお先に受賞者を出している。しかも、英国からの独立以前に。 アジア人初のノーベル賞受賞者はインドの詩人タゴール。詩人ゆえ文学賞で受 [続きを読む]
  • 2008/10/11 20:28教会は最大の犯罪組織?
  •  在日ドイツ人ハウプト・ホルガー氏はそのHPで、「教会は最大の犯罪組織」という、キリスト教会が行った恐るべき犯罪の歴史を紹介されている。薄々予想はしていたが、中世のみならず20世紀や第二次大戦後に至っても、教会の本質は殆ど変わらなかったという事実を改めて知らされた。 ホルガー氏は母国ドイツでの政教分離の実態を紹介されている。これも本物のドイツ人ゆえに書けるのだ。日本の左派文化人が賞賛する「過去を真摯に [続きを読む]
  • 2008/10/10 21:2812人の怒れる男 07/露/ニキータ・ミハルコフ監督
  •  1957年の米国映画『十二人の怒れる男』を、舞台を現代ロシアに置き換えたリメイク作品。監督はロシアを代表するニキータ・ミハルコフ。ミハルコフ作品を見るのは『太陽に灼かれて』以来2度目だが、この映画も秀作だった。父親殺しを問われた少年を裁くという「法廷もの」の設定は同じでも、人種や経済などの社会問題が浮彫りにされている。 冒頭に出たクレジットは「些細な日常より、人間の本質に真相を求めよ」。B.トーニャの言 [続きを読む]
  • 2008/10/07 21:22日教組
  •  先日、「日教組は日本の教育の癌」と発言し、辞任した閣僚がいた。もちろん問題なのは日教組に加入している一部教師であり、全員が教育界の癌と化している訳ではない。実は公立小学校の教師をしている私の従姉も、かつて日教組に入っていた。組合活動に熱意があったからではなく、職場の付き合いが理由だったが、会合や活動での不満を漏らしていたことをふと思い出した。 従姉が言うには、日教組での会議は学校や教育問題より、 [続きを読む]
  • 2008/10/06 21:23エコノミスト、このいかがわしきもの
  •  高級紙を自称するフィナンシャル・タイムズ(以下FT)は、日本でも経済通のみならず経済に素人の一般人からも絶大な信頼を寄せられる経済紙である。そのFTのジリアン・テット記者による米国の金融政策への論評記事が、先週ネットにも掲載された。題名が「危機の種はすでに撒かれていた 不透明な金融に」。経済にはドのつく素人の私だが、読んだ印象は典型的な後知恵とアリバイ工作を兼ねた弁明記事だった。 冒頭、テット氏は数年前 [続きを読む]
  • 2008/10/05 21:13グーグーだって猫である 08/日/犬童一心 監督
  •  私はこれまで猫を飼ったことがない。余所の家の猫が我が家の庭をトイレ代わりにするのは腹が立つが、それでも愛らしい生き物なのは確かだ。特に子猫など、見ているだけで和む。まして、猫好きの人にはこの作品は堪らないだろう。大島弓子の自伝的漫画を映画化したのこそ、この映画。 吉祥寺在住の漫画家、小島麻子がクリスマス特集の締め切りに追われる中、愛猫のサバが静かに息を引き取った。そのショックで漫画が書けなくなっ [続きを読む]
  • 2008/10/02 21:28もうひとりの海賊女王 その?
  • その?の続き 結婚の1年後、グラニュエールは夫を城から追い出し、離婚を宣言した。女海賊らしく城を乗っ取るものの、この夫婦はまた結ばれ、1583年にリチャードが死ぬまで共に暮らしたという。愛が芽生えたのか、子供を身ごもったためか、理由は不明。彼女が3番目の息子を産んだのは船上であり、ティボット・ネ・ロング(船団のトビー)と名付けられる。臨月になっても海賊業を行っていた訳だ。出産の翌日、船はアルジェの海賊に襲わ [続きを読む]
  • 2008/10/01 21:23もうひとりの海賊女王 その?
  •  欧州史で海賊女王と呼ばれた女なら、大抵はエリザベス1世を思い浮かべるだろう。たが、同時代に英国の隣国アイルランドにも海賊女王と謳われた女傑がいたことを、私も最近知ったばかりだ。その名は、グラニュエール(またはグレイス)・オマリ。エリザベス1世が軍艦に全く乗らなかったのに対し、グラニュエールは文字通り船に乗り込み海戦を指揮した。 グラニュエール・オマリとは同時代の英国支配者から、「大いなる略奪者にして反 [続きを読む]
  • 2008/09/30 21:16大いなる陰謀 07/米/ロバート・レッドフォード監督
  •  複数の舞台での出来事が同時進行して展開する映画がある。この作品もアフガニスタンの雪山、カリフォルニアの大学、ワシントンの3ヵ所が交互に映され、それぞれの地における2組の人物の言動を描いており、後半それら全てが関連性があることが分ってくる。そして米国の「テロとの戦い」の内幕には暗然たる思いにさせられる。 ベテランの女性TVジャーナスリト、ロスは未来の大統領候補と目されるアーヴィング上院議員の独占インタ [続きを読む]
  • 2008/09/27 20:22日本人と中国人 その?
  • その?の続き 田沼時代の儒学の権威失墜の影響は幕閣のみならず、町人階級にまで浸透する。当時、衣食住は元より礼儀・作法などに至るまで中国式を模倣しようとした文化人があり、彼らは「唐人仲間」と呼ばれていた。浮世草子『世間学者気質』(明和5(1768)年)に、もったいぶり、見識家ぶるだけの中国かぶれ型唐人仲間の会合を皮肉たっぷりに記されている。件の仲間の寄り合いとなれば、「何やらちんぷんかんぷん。唐人の小唄やら、 [続きを読む]
  • 2008/09/26 21:24日本人と中国人 その?
  • 「文藝春秋」の昭和47(1972)年12月号〜昭和49年4月号にかけ掲載された『日本人と中国人』(イザヤ・ベンダサン著、山本七平ライブラリー?文藝春秋社)を読了した。代表作『日本人とユダヤ人』とはまた論調が異なり、控え目だった主張が全般に断定型に変化している。著者の心境の変化なのか不明だが、江戸時代の中国ブームを分析した箇所は実に面白く、現代にも通じる風潮がある。 この本の第2章「鎖国時代におこった中国ブーム」での [続きを読む]
  • 2008/09/25 21:23おくりびと 08/日/滝田洋二郎 監督
  •  納棺師という聞きなれない職業に就いた男が主人公。葬式そのものを撮った邦画もあったが、納棺師の仕事を描いたのは、この作品が初めてかもしれない。文字通り、遺体を棺に納めるのが納棺師なのだ。身内に不幸でもない限り、まず出会わない職の人だろう。 所属していた東京の楽団が突如解散、失業したチェロ奏者の大悟は演奏家を続ける夢を諦め、妻の美香と共に故郷の山形に戻ることにする。楽団解散前に購入したチェロも処分す [続きを読む]
  • 2008/09/22 21:17愛の年代記
  •  私が読書するのは大抵就寝前の時間となっている。内容により早々眠気を感じる本もあれば、逆に頭が冴えて眠れなくなる種類もある。塩野七生氏の『愛の年代記』(新潮文庫)は後者であり、題名どおり男女の色事を描いた歴史短編集だが、殆どは不倫を扱った作品なのだ。 特に衝撃的だったのが、『フィリッポ伯の復讐』。不貞を働いた若い妻への陰惨極まる復讐の物語には慄然とさせられた。1,300年代後半のローマにフィリッポ伯と呼... [続きを読む]
  • 2008/09/21 20:56不倫について
  •  10年以上も前、「不倫は文化だ」と発言してバッシングされた芸能人がいた。ただ、不倫に陥るのは件の発言をした色男に限らない。傍目にもモテるとは思えない人も、既婚者と関係することもある。私の職場の同僚にもそのような者がいた。 私が社会人となって日が浅い頃、職場の同僚に40歳前後の人妻と不倫関係に陥った同僚がいた。彼はまだ20代半ばであり、色男どころか硬派、まだ童貞ではないか、と他の同僚が憶測するほどの男だ [続きを読む]
  • 2008/09/20 20:23イースタン・プロミス 07/英=加=米/デヴィッド・クローネンバーグ監督
  •  ロンドンで暗躍するロシアン・マフィアを描いたサスペンス作品。何といってもヴィゴ・モーテンセンが主演、扮するのがロシアン・マフィアなので、関心があった。映画特有の誇張もあろうが、売春や麻薬で移民を食い物にしているマフィアの内情が描かれている。 助産師アンナの勤める病院に、ある時1人の少女が運び込まれた。彼女は妊娠しており、運ばれた時すでに胎盤剥離で重態、女児を出産した後、間もなく息を引き取った。少女の... [続きを読む]
  • 2008/09/18 21:27レッテル張り
  •  先日、レッテルを張る行為について書かれたサイトを興味深く見た。反日とレッテルを張りたがる人々に対する異論・反論を取り上げている。人間はとかく安易にレッテルを張りたがる生き物であり、己と異なる主張をする者に対する口封じや恫喝のため、実態とかけ離れた的外れな決め付けをする者が少なくない。だが、これは国家や民族、文化を問わず、人類の陥りがちな永遠の病なのだ。 戦時中の日本は、戦争に懐疑的な見解を示す者... [続きを読む]
  • 2008/09/17 21:27主観的、客観的
  •  歴史ブログではあまり見かけないが、政治ブログには結構「主観的(論)」「客観的(論)」の言葉が乱用されている。大抵の書き手は己と意見の異なる人に対し、その表現を使う場合が多い。マスコミに限らずネットでは主観的な意見が多数なのは事実で、ブロガーがその見解や風潮を批判するのは健全なことだと思う。だが一部にせよ、その見方は主観的(論)と何度も非難する方こそ、客観的視野も欠いた決め付けであることもある。 私は「... [続きを読む]
  • 2008/09/16 21:20臓器移植
  •  ネットをしていると、考えさせられたり発想を得たりするブログ記事を発見することもしばしばだ。先日見た『山林、杜の人のブログ』さんの外国体験を描いた「何故アメリカで臓器移植が盛んに行われるか?」は実に興味深かった。紹介されたアメリカの臓器移植のお話は共感したし、記事を見る限り移植を受けたケン氏も好青年に感じた。ただ、臓器移植は第三世界にもあり、こちらはかなり問題も抱えている。 2年程前だったと思うが [続きを読む]
  • 2008/09/13 20:28サーサーン朝ペルシア滅亡後 その?
  • その?の続き イランのイスラム化が進むにつれ、様々な伝説が誕生した。その代表的なものがサーサーン朝最後の皇帝ヤズデギルド3世(在位632-651)の娘シャフル・バーヌー(国婦の意)の伝説。この皇女はアラブ軍の捕虜となり、奴隷として売られるところを、ムハンマドの従弟で正統カリフのアリーがその高貴な身分を知り、次男フサインの嫁にしたというのだ。シーア派からすればアリーは初代イマーム(導師)でもあり、フサインとシャフル... [続きを読む]
  • 2008/09/12 21:24サーサーン朝ペルシア滅亡後 その?
  •  4世紀に亘り繁栄と高度な文化を誇ったサーサーン朝ペルシア帝国も、651年(※642年のニハーヴァンドの戦いをもって滅亡とする学者もあり)、新興のアラブ・イスラムの前にあっけなく滅亡。アラブのイラン支配とイスラム化はイラン史上類のない影響を及ぼし、2,500年以上のイラン史はイスラム前とイスラム以降に2大区分されるのもこのためである。社会のあらゆる分野が大きく変化する中、伝説と文化遺産が遺された。 サーサーン朝滅 [続きを読む]
  • 2008/09/09 21:25サーサーン朝ペルシアの文化 その?
  • その?、その?の続き女性 ゾロアスター教神官は後のイスラム神学者のように男女隔離を強要しなかったため、この時代の男女は比較的自由に交流できたらしい。特に女性にチャドル着用の習慣がなかったので、当然ながら容姿やスタイルに細心の注意が払われた。サーサーン朝時代のペルシア男から見て魅力的な女とは、まず思考において異性に同情的である必要があった。続いて背丈は中くらい、胸は広く、乳房はマルメロ(カリンの一種)の [続きを読む]
  • 2008/09/08 21:20サーサーン朝ペルシアの文化 その?
  • その?の続き絵画 サーサーン朝時代の絵画は、現代は一枚も残ってはいない。ただ、当てにならぬ伝説にせよマニ教の開祖マニ(210-275頃)が中国に行き、現地で画法を学び、帰国した後それを伝えたという。実際イランの細密画には中国画の影響が見られ、マニならずともイラン人絵師が中国に行ったことは考えられる。現代のイランではマニの名は消滅した古代宗教の開祖よりも、昔の天才的画家として知られる。 ゾロアスター教の教義は... [続きを読む]
  • 2008/09/07 20:25サーサーン朝ペルシアの文化 その?
  •  ベストセラー『ローマ人の物語』(塩野七生著、新潮社)の影響により、古代ローマの歴史や文化は一般の日本人からも関心をもたれるようになった。しかし、ローマと覇権を争った古代ペルシア(現イラン)は殆ど知られず、学者もかなり少ない有様。先日、サーサーン朝ペルシア時代の文化を記載した本が読めて、とても面白かった。 サーサーン朝ペルシア時代には絢爛たる文化が花開き、東西にそれが伝播する。パフラヴィー語(中世ペル... [続きを読む]
  • 2008/09/05 21:16ゴヤの絵画
  •  ネット掲示板等に常駐する所謂ネットサヨが、よく使う言葉のひとつがオナニー。これは一部ブロガーにも見られ、いかにネットでも、やたらこの刺激的な言葉を使うとは、さぞ己自身が自慰行為を頻繁に行っているのだろう。実際にこの類の者には相当歪んだ人格が感じられ、当然モテるタイプでないのが知れる。欲望を自主処理するしかない男を想像するだけで、哀れというか滑稽だが、スペインを代表する画家ゴヤも自慰する男を描いて [続きを読む]
  • 2008/09/04 21:58江戸と明治の華-皇室侍医ベルツ博士の眼
  •  先月末、仙台市博物館の特別展「江戸と明治の華-皇室侍医ベルツ博士の眼」を見に行った。博物館のHPには、以下のように解説されていた。 −明治9(1876)年来日したドイツ人医師ベルツ(1849-1913)は、「お雇い外国人」として東京医学校(のちの東京帝国大学医学部)で教鞭をとりながら皇室の侍医もつとめ、日本医学の発展に大きく貢献した人物として知られます。日本をこよなく愛したベルツは、30年近くに及ぶ滞在期間中、数多くの日... [続きを読む]
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