- 2008/03/25 16:45しおみまきという歌人から聞こえる読経
- 先々週ほどの毎日新聞の短歌の投稿欄で、気持ちを強く惹かれる歌を目にした。投稿者は、しおみまきという人で、最初は小学生だと思ってしまった。歌の素材自体が、子牛が市場へ売られていくというあの誰もが知っている哀愁曲の「ドナドナ」であり、なによりも平仮名ばかりの記述による歌の詠み方や名前からだ。一見すると幼いように感じられるため見過ごされてしまいそうな歌だったが、根底に表現されている意味の深さがとても... [続きを読む]
|
- 2007/11/19 19:22小沢一郎が託された再チャレンジ党首
- 民主党が迷走している。逆噴射機長というのが昔いたが、小沢一郎の逆噴射を幹部たちは誰も止められなかったようだ。党の命運を背負っている責任を、党首を筆頭に彼らはいったいどう受け止めているのだろうか。辞任は撤回することで落ち着いたようだが、先の参議院選挙であれほど国民の期待を集めて大勝したという結果に対しても、今回の騒動の顛末は大きな背信行為であることには違いない。政治の中身についての知識など無いの... [続きを読む]
|
- 2007/11/02 12:52始動した再逆転への亀田リベンジ
- 世界タイトルマッチという権威あるリング上で繰り広げられた反則だらけの滑稽試合。その試合直後から始まったマスコミとの形勢逆転劇。三日天下とは、まさにこういう状況のことを言うのだろう。やりたい放題にふるまっていたポジションを追われ、連日にわたってテレビから流れる「亀田家」という響きが、いまでは空しい喪称のように聞こえる。芸能リポーターや記者たちの要領を得ない質問の中身は置くとして、もうあまり書きた... [続きを読む]
|
- 2007/10/20 14:54謝罪会見に見るビッグマウスの代償
- この道一本のボクシング人生。まっしぐらに走ってきた道は、速度標識も信号機もない自家製突貫舗装工事によって開通した世界チャンピオン行き特急コースの亀田バイパスだった。あまりにも急ぎ過ぎている。記者会見場に集まった多くのカメラの前には、高校球児のような頭をした若者が終始うつむいたまま座っていた。惨敗した試合日までの威勢の良さなど微塵も感じられない変わりようだ。その横には、父史郎氏の姿。こちらも下を... [続きを読む]
|
- 2007/10/04 19:20世間による人物評価とニュース四方山
- いつのまにか蝉の声も消えて、涼しい初秋の風が立つ10月。昼間の残暑は少しあるものの、陽が落ちていっせいに鳴きはじめる虫たちの謳歌がこの九州の月夜にもこだまする。自然の成り立ちとは言え、季節の移ろいを俊敏に察して生きるその感覚は本当に見事なものだ。 社会状況の時節がら3回にわたって少々かたい話が続いてしまったので、今回はやわらかい内容で書こうと思う。最近テレビを見ていて、気になったことがいくつかあ... [続きを読む]
|
|
|
- 2007/09/18 21:06そのトップの人間は本当にいちばんか
- 内閣の人選のときになん度も適材適所を口にした日本の総理大臣が、やっと自分自身の不適格さに気づいて辞任することになった。国民のトップに立っていた人物が、じつはその地位にふさわしくない能力だったことが判明してしまったのである。宇野氏や森氏など過去にも似たような例はいく度となくあり、それ自体は特にめずらしいことではない。ただ、庶民の立場からして不思議なのは、なぜその程度の人間たちが当然のような顔を... [続きを読む]
|
- 2007/09/13 22:40安倍晋三というパーソナリティー
- あまりにも呆気ない幕切れとなってしまった安倍内閣。この終わり方は案外と言うべきか、案の定と言うべきか・・・。おそらく本人としては、ウソか冗談のような悪夢を見ている心境だろう。最初の組閣のとき、晴れがましい様子で総理官邸の赤い階段に立った顔が思い起こされる。しかも、この人物は2回めの組閣のときにも不可解なニヤけた顔をしていた。なにを思っているのか、とにかく解りにくい人間である。とくに、テレビカメ... [続きを読む]
|
- 2007/09/13 00:55伝統公芸としての社会保険庁シゴト
- 社会保険庁などの職員たちによる年金横領事件の調査結果が出た。なんとまぁ、こんなにも多くのネコババ職人たちが、全国各地で国の仕事にせっせと汗を流していたのである。まったく情けないと言うよりほかはない。 それにしても犯罪の規模もここまでくると、これはもはや国技としての全国競技と言ってもいいだろう。もしくは立派な伝統巧芸。いや、公務員だけに、伝統公芸といったところか・・・。しかも発覚時の処分があま過... [続きを読む]
|