青豚 さん

青豚さん: 青豚マスクの悲劇
  青豚さん 携帯プロフィール QRコード   

参加トラコミュ

笑い、お笑い、ユーモア、ジョーク、ギャグ自作小説!!小説同盟
笑い、お笑い、ユーモア、ジョーク、ギャグ自作小説!!小説同盟
自作オリジナル小説掲載短編小説オリジナルなコミカル系、コメディー系小説
自作オリジナル小説掲載短編小説オリジナルなコミカル系、コメディー系小説
小説執筆長編小説、ノベルシリーズ僕の小説を紹介して♪
小説執筆長編小説、ノベルシリーズ僕の小説を紹介して♪
オリジナル小説発表創作SF小説・創作ファンタジー小説
オリジナル小説発表創作SF小説・創作ファンタジー小説

プロフィール

ハンドル名青豚 さん
ブログタイトル青豚マスクの悲劇
サイト紹介文母親の命令で青い豚のマスクをかぶる少年。理不尽な運命にもまれつつも花を愛する心は忘れない。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供12回 / 209日(平均0.4回/週) - 参加 2007/10/05 17:16

青豚 さんのブログ記事

記事削除機能過去の記事 …
  • 2007/10/31 05:57窓の下の小さい人
  •  それからしばらく、五郎は部屋から出なかった。 公園に行っただけで警察につかまるのだ。おそろしくてなにもできなくなった。 窓の下の秘密基地に毛布をひいて寝転がる。 窓を開けておくと空の青が濃い。雲が動くのを目で追っている。 青い青い、白い白い。光で目が少し痛い。 ガキンガキングシェグシェ 工場で金色の楽器を作る音がする。 お昼のサイレンが鳴って、静かになる。おなかがすいた。お母さんはまだ寝てる。な... [続きを読む]
  • 2007/10/24 01:44町の平和を乱す者
  •  五郎は交番に連れて行かれて、いろいろ質問された。 年のこと、マスクのこと、体のこと。 五郎はつっかえつっかえ、でも一生懸命に、正直に話した。おまわりさんは、ずっと眉間にシワを寄せて五郎の話を聞いていた。五郎が話せば話すほどシワは深くなった。 交番に母親の京子が迎えに来た。カンダさんも一緒だった。カンダさんは大きな声で大げさにおまわりさんに挨拶した。どうやら知り合いのようだった。しばらくゴルフと町... [続きを読む]
  • 2007/10/19 17:16砂場の変態
  •  「ねえねえ、今日さ、ユウとエミつれて電車公園行ったの、そしたらさ、マジほんとやばい人いて、ほんとマジこわくなっちゃってさ、 なんかさ、砂場で遊んでたら高校生ぐらいかな、変な豚のボロいマスクかぶった奴が来て、そいつピンクのパーカーとか派手なヒール高いサンダルとか履いて女の格好してんだけど、もう、すね毛とかボーボーで明らかに男なのね、 ねっ、ねっ、ちょー危なくなくない? そんで、そいつ変なカゴになん... [続きを読む]
  • 2007/10/17 05:27青豚、謎の変身
  •  「ふぃーーーっ!やぁーーーっ!」 猫をひっくりかえしたような悲鳴が楽器工場に響いた。 ちょうど終業のサイレンと重なって工員たちは気づかなかったが、カンダさんは三段抜かしで階段を駆けのぼり、ドアを軽く壊しながら部屋に飛び込んできた。「京子、だいじょうぶか!?」  京子は両手に持ったグラスをガチガチ打ち鳴らしながら足先で床を指した。「すね毛が、はえてる!」 床には京子の悲鳴に驚いた五郎がペンギンのぬ... [続きを読む]
  • 2007/10/15 17:52青豚ちゃんの公園デビュー
  •  五郎は小学校に入るまで、幼稚園にも保育園にも行かなかった。 入園の手続きやら送り迎えやら、京子は面倒くさいことが嫌だった。かといって、もちろん五郎と遊んでやることもなかった。 五郎はいつも一人で静かにあそんだ。外で遊ぶときも一人だったので、一度迷子に間違われて交番に連れて行かれたことがあった。呼び出しの電話で起こされた京子は機嫌が悪くて、五郎はしばらく外出禁止になった。それから五郎は一人でいても... [続きを読む]
  • 2007/10/12 02:11お母さんの彼女
  •  「なんだってそんなモノ、かぶってんだ?」カンダさんが真正面から、マスクの目の穴の辺りを覗き込むようにして聞いてきた。五郎は胸がドキドキして下を向いた。声が出ない。人にじっと見られることに慣れていないのだ。  カンダさんは五郎たちが住む楽器工場の持ち主の娘で、一階の工場で働いていた。年は京子と同じくらいか、ひょっとしたらずっと上かもしくは下。(二人とも年齢不詳の顔つきなのだ。)いつも作業服で、冬で... [続きを読む]
  • 2007/10/10 17:49いやといえない青豚ちゃん
  • 青い豚のマスクは、京子の古いTシャツで出来ていた。荒っぽい縫い目が目立つ。青い糸で縫えばいいのに、ありあわせの白や黒でざくざく縫ってある。布の端は切りっぱなしで、古いクモの巣みたいにあちこちから糸がぶら下がっていた。けれど、かぶると不思議としっくり顔に馴染んだ。洗濯するのを忘れて一年しまいこんでいた服のような酸っぱい匂い。(これがかあさんの匂いなのかなぁ)五郎は大きく息を吸うと、マスクが顔に張り付... [続きを読む]
  • 2007/10/09 20:58青豚マスク誕生秘話
  • アメリカに行くといって行方をくらましたのだが、京子と五郎は結局、隣町の小さな楽器工場の2階に住むことになった。もともと物置小屋だったようで、古いソファだの長持なんかが放置してあり、京子はそれらを片付けもせず、適当に使って暮らし始めた。五郎は五歳になった。ある日、朝食の最中に、京子は突然箸をちゃぶ台にたたきつけた。驚いて五郎が顔を上げると、白い顔の肉をぶるぶる震わせながら京子がにらみつけていた。「あ... [続きを読む]
  • 2007/10/08 04:33女装する青豚ちゃん
  • そもそも京子は子供が嫌いだったが、生んでしまったものを育てないわけにもいかず、そこはそれ多少なりとも努力はした。男の子だというのが余計に嫌なので、とりあえず女の格好をさせた。五郎を呼ぶときも、『うさぎちゃん』とか『わんわんちゃん』とか、自分の好きなぬいぐるみの名前で呼んだ。五郎のことをかわいいと無理やり思い込もうとしたらしい。だから五郎がうっかり風呂上りに裸でウロウロしようものなら大変だ。「きゃー... [続きを読む]
  • 2007/10/07 01:02青豚のお母さま 
  • 五郎の母親は京子という。実際の年よりやたらに若く見える女で、カブト虫の幼虫のような白い肌をしていた。しかし五郎の父はいつも「お前は黄色っぽいな、みかんの食べすぎじゃないか?」などといって京子をいじめるので、京子は家にいるときも厚くおしろいをはたいていた。京子が化粧をしているとき、鏡台の前にもやもやと白い煙が立つ。おかげで京子の前髪や眉毛やまつ毛は、いつも少し白っぽいのだった。五郎の父親が愛人の家に... [続きを読む]
  • 2007/10/05 18:03ぽち
  • C:Documents and SettingsOwnerMy Documentsaaaブログ用aaaぽちボタン.gifhttp://blog.with2.net/link.php?535453 [続きを読む]
  • 2007/10/05 17:50青豚ちゃんの父
  • 五郎の父親はひどい男だった。とにかく家に寄り付かない。ブルガリア人とロシア人とフィンランド人の愛人がそれぞれ沖縄と八丈島と群馬にいて、彼女達のあいだを転々としてると言ううわさだったが、父の仕事すら五郎は知らなかった。ある日父の背中にべったりソースがついていたことがあって、「仕事だからしかたがない」といって五郎のスカートで拭いた。五郎が泣いて文句をいうと、「こんな服、これで百枚でも百一枚でも買いな!... [続きを読む]
過去の記事 …

にほんブログ村

>

青豚マスクの悲劇