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- 2008/11/18 20:17アジアの街角 1枚の写真から‐54 路上の靴直し
- カトマンズの街の中を歩いていると、道の端っこに座り込んで靴の修理の仕事に 出会うことがよくある。 カトマンズはまだまだ使えるものは、最後まで使い切るという習慣が残っているから、 まだ充分に修理の仕事は成り立っている。 電気製品の修理、自転車、オートバイ、自動車の修理の店はいたるところにある。 日本の粗大ごみなど、ネパールに持っていけば、修理されて、売りに出され、 いい商売になるだろう。 私も靴の [続きを読む]
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- 2008/11/18 15:38東京 拡がる大麻汚染-2
- 大学生の間で卒業旅行と称して、海外旅行が流行り始めたのは いつ頃からだろうか。 ネパールのカトマンズで大学生の姿をよく見かけるようになって、もう12,3年に なるだろうか。 カトマンズでも何軒か 日本人旅行者の溜まり場になっている安ゲストハウスや 安ホテルがある。 そうした宿は 旅の情報交換の場にもなるし、ドラッグ、主にマリファナ、ハッシシの 初体験の場にもなる。 カトマンズやポカラでは簡単にド [続きを読む]
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- 2008/11/17 23:32東京 拡がる大麻汚染-1
- 25年近くに渡って インド、ネパール、タイあたりをうろうろしていると、 大麻についてのいろいろな話題を耳にすることが多い。 大麻が吸いたくて ネパール、インドにやってくる旅行者もよく見かけた。 ネパールのカトマンズやポカラを歩いていれば、うるさいくらいに 「ガンジャ、ハッシシ」と声を掛けられることも多い。 ネパールにしろ、インドにしろ、貧乏旅行者の溜り場といえば、 こうした大麻のジョイントの場所... [続きを読む]
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- 2008/11/17 10:53東京 1万2千円の生活支援定額給付金
- — 自民、公明両党は7日、生活支援定額給付金の額を一律1万2000円、65歳以上と18歳以下には8000円を加算し計2万円とすることに大筋で合意した。夫婦と18歳以下の子供2人の4人家族だと6万4000円が支給される。— この定額給付金の国民への支給は地方自治体に任せ、所得制限を設けるかどうかの 判断も地方自治体の責任に任せるといういい加減さである。 地方自治体が決めたことだと言って、国民の批判 [続きを読む]
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- 2008/11/16 11:07アジアの街角 1枚の写真から‐53 ネパールのマオイスト
- ネパールに行けば、必ず耳にする言葉は マオイスト(ネパール語でマオバティ)、 正式にはネパール共産党毛沢東主義派のことであり、その最高指導者は プラチャンダ議長である。 そして、現在のネパールの首相である。 1996年に バブラム・バッタライは統一人民戦線ネパールを代表してデウバ首相に 40ヶ条の要求を突きつける。デウバはこれを拒否する。 その中の主な要求は次のものである。 ・ネパールとイン [続きを読む]
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- 2008/11/15 15:15東京 秋の紅葉の中で
- 12月の展示会のための案内状のはがきも 印刷会社から届き、やっと一息ついた。 展示会用の案内のはがきのことをDMと呼び、このはがきの印刷代が、15年前に 比べると 格段に安くなっていることに驚いた。 マイクロソフトのOFFICEの中のPublisherを使って、版下を作り、それを印刷会社に メールで送れば、イラストレーターのファイルに変換してくれ、1500枚を印刷する費用は 220キロのコート紙に両面印刷して... [続きを読む]
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- 2008/11/12 16:16『アジアの布展 インド刺繍の世界』のご案内
- 案内状にありますように 神田小川町にあるギャラリー『TEORIYA』にて 12月8日から12月13日まで 展示会『アジアの布展 インド刺繍の世界』を 開催いたします。 インド ラジャスタン・グジャラート、パキスタンのアンティーク刺繍布、 刺繍を施したシルクショール、シルクサリー類の展示も行います。 インドの美しい工芸、手仕事の世界を味わって頂きたいと願っています。 **野蚕のシルク布を使った洋服類、ネ [続きを読む]
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- 2008/11/12 10:41懐かしい風景‐08 パタンの街角
- カトマンズ盆地の中には マッラ王国時代の中期に造られた三つの王国があった。 それまでは 一つの王国であったが、その時代の王ヤクシャ・マッラが、王国を カトマンズ、パタン、バクタプールと三つに分け、息子たちに分け与えてしまった のである。 はじめのうちは 互いに仲良く、親密であった王国同士も 時が経つにつれて、 争うようになってしまう。 この分裂が 後のゴルカの豪族 プリティビ・ナラヤン・サハの侵... [続きを読む]
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- 2008/11/11 19:24アジアの街角 1枚の写真から‐52 タマン族の老女
- カトマンズに滞在しているときのいつものバグマティ川の川辺の散策のコースにある 古い寺院に行くと、いつも一人の年老いたタマン族の老女に会う。 私は老女と言ったが、見た目よりも本当はもっと若いのかもしれない。 寺院を囲む建物の一部屋に 息子、そして孫娘と一緒に住んでいるようだ。 タマン族というのは チベット仏教を信仰する仏教徒であり、シェルパ族、 マナン地方に住むマナンギーも彼らと同じ仏教徒である。 [続きを読む]
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- 2008/11/11 09:25東京 インド刺繍布の展示会の準備‐03 ラジャスタン‐04
- インド・カシミール地方の針刺繍の手仕事のウールショール 幅100cm x 長さ200cm 冬が近づく日本の気候の中で 灼熱のラジャスタンの町バールメールのことを 思い出すことは、なんとなく違和感をある。 バールメールで唯一の宿、ダラムシャーラ(巡礼宿)セワサダン、石造りの建物は 夜になっても 日中の太陽によって熱せられた石造りの壁や天井から熱は去っていかず、 室温も35度近くあり、その暑さ... [続きを読む]
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- 2008/11/10 09:57アジアの街角 1枚の写真から‐51 ネパールの兵隊
- ネパールの軍隊といえば、ついこの間 王制が廃止されるまでは 王軍とも呼ばれ、 王制を支える重要な組織であった。 今から240年近く前、地方豪族 プリティビ・ナラヤン・サハが ゴルカから兵を 率いて、カトマンズに攻め入り、カトマンズ盆地の中で王国を築いていたマッラ王朝を 征服し、カトマンズにゴルカ王朝を創始し、ネパール統一を開始するのである。 4,5百年前から インドを征服したイスラム勢力に押され [続きを読む]
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- 2008/11/09 14:16東京 引きこもりの2週間
- バンコクから東京に帰ってきてから 2週間近くの日が流れてしまった。 この頃では 東京に帰る、日本に帰るという言い方に違和感を覚えるように なってきている。 東京という場所が自分にとっては ますます 生活舞台ではなくなっていることに 気づくからだ。 東京でのインド刺繍とインドサリーの展示会の準備のために、案内状のはがきの版下を コンピューターを使って作って、印刷会社に注文すること、展示会に使う布類 [続きを読む]
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- 2008/11/08 12:41懐かしい風景‐07 ネパールの中のインド
- 私の住んでいるバグマティ川の川沿いには 多くのインド系の人たちが住んでいる。 ネパールの南の平原地帯は インドと国境を接している。 昔、イギリスの東インド会社、イギリス政府はネパールでタライ地方と呼ばれる この平原地帯を領土にしていた。 ネパールとイギリスの戦争終結の和平条約締結の際、ネパールの領土であったこの地方を イギリスは獲得し、イギリスはその見返りにネパールに多額のお金を支払っていたが、... [続きを読む]
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- 2008/11/07 16:27東京 インド刺繍布の展示会の準備‐03 ラジャスタン‐03
- 昔 ラジャスタンのバールメールで注文した布や小物 12月8日から始まるインド刺繍の展示会であるが、この世界金融危機の中、 どうなるのか心配だ。 定期的に展示会を開いている知り合いに聞いても、あまりよくないという話を聞く。 やっと案内状のはがきの注文を済ませ、ほっとはしているが 展示会のほうは 大丈夫なのかという不安になっている。 荷物を背負い、片手にバッグを提げ、オートリキシャに乗り込み、デ [続きを読む]
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- 2008/11/06 20:12懐かしい風景‐06 木彫りの入り口
- カトマンズの先住民族 ネワール族は 木彫りの名手である。 しかし、誰でも木彫りをするというわけではない。 ネワール族にはカースト制があり、今から数百年前のマッラ王朝時代、 ジャスティス・マッラ王は その仕事の種類によって 64の職業カーストに分け、 それを ヒンズー教のカーストにしたがって 上下関係に分けていったようだ。 そのカーストの中にウダースと呼ばれる仏教徒の職人集団があり、 タムラカール... [続きを読む]
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- 2008/11/05 23:09懐かしい風景‐05 忘れられた場所
- カトマンズとパタンを結ぶバグマティ橋を渡って、パタンの町に入り、 橋のすぐそばにある階段を下りていくと バグマティ川の岸辺に立つことになる。 カトマンズの人口増加によって、すっかり汚染されてしまったバグマティ川、 岸辺に沿って造られている道を上流に向かってどんどん歩き続けていくと、 ラナ家専制時代の始まりの頃、今から150年以上前に作られたヒンズー寺院が ある地域に入っていく。 この道は地元の人... [続きを読む]
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- 2008/11/04 21:41懐かしい風景‐04 マニュアルのない世界
- ネパールやインドでは バスの屋根の上に座り込んでいる乗客をよく見かける。 乗客からすれば 込んでいる車内よりもバスの屋根に座り込むほうが快適と いうこともあるだろうし、運転手や車掌も出来るだけ多くの乗客を 積み込みたいという気持ちが合わさり、こんな状態が生まれるのだろう。 しかし、これは危険との隣り合わせであることも確かだ。 ネパールのニュースで ネパールのローカルバスやネパール人が使うツーリス [続きを読む]
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- 2008/11/04 01:05懐かしい風景‐03 子供から大人へ
- ときどき カトマンズの中心にあるラットナ・パークに行き、 この公園に集まるネパールの人々の様子を眺めることがある。 公園のベンチに座り込み、所在なさげに日長一日 この公園で過ごしている人、 公園の芝の上に座り込み、議論を戦わす人たち、香具師を取り囲んで香具師の口上、 パフォーマンスを楽しむ人々、仕事を求めて村からやってきたけれど、仕事を 見つけることが出来ず、ぼんやりを座り込んでいる人、この公園... [続きを読む]
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- 2008/11/03 13:26東京 インド刺繍布の展示会の準備‐03 ラジャスタン‐02
- ニューデリーのパハールガンジのメインバザールにあるナブラングホテルは マーケットロードの中間近くにあり、便利な場所に位置していた。 ラジャスタンの果ての町で小物を注文するときには 布を除いて、必要な材料は デリーで調達する必要があった。 そんなときには デリーで1番大きな雑貨や縫製材料の市場のサダールバザールに 行くのが手っ取り早い方法だった。 場所はニューデリーよりもオールドデリーに近く、 [続きを読む]
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- 2008/11/03 01:09懐かしい風景‐02 思い出通り
- バンコクのトンブリ地区とぶらぶらと歩いていると、何かにひきつけられるように 路地に入り込むことがある。 路地の両側に立ち並ぶ建物は 50年以上も前に建てられたような木造の建物、 この通りに並ぶ駄菓子屋も 美容院も 小さな食堂も 過去の世界へと遡ったような 気持ちにさせる懐かしいものだ。 駄菓子屋一つ見ても お菓子と子供の喜びそうな安価なおもちゃや当てものが並び、 昭和30年代の日本と同じものだ。... [続きを読む]
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- 2008/11/02 21:32東京 インド刺繍布の展示会の準備‐03 ラジャスタン‐01
- 今回 15年ぶりに開く展示会は 私がラジャスタンで手に入れた砂漠の民の刺繍布や 刺繍の施されたアンティークな小物類がメインである。 それと20年近く一人のデザイナーのために仕入れていたシルクサリー類の展示である。 ここに一枚の布の中にパッチワークのように刺繍布を縫い合わせたタペストリーがある。 この布を見ていると、20年近く前のラジャスタンの世界が 私の脳裏に広がってくる。 私がラジャスタンに向 [続きを読む]
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- 2008/11/01 02:09懐かしい風景‐01 寺院の上の人たち
- この世界には 激しく変わっていく風景もあると思えば、二十年一日のごとく 変わらない風景もある。 パタンの町からカトマンズにやってくると よく通りかかるのが インドラ・ チョークだ。インドラ・チョークで道は二つに分かれ、一つは外国人旅行者の集まる タメル地区へと向かい、もう一つは アッサン・バザールを抜けて、アッサン・ チョークへと向かう。 このインドラ・チョークには 昔から小さな寺院があり、昼間... [続きを読む]
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- 2008/10/31 22:05東京 インド刺繍布の展示会の準備‐02
- このところ 急に寒くなり、バンコクの暑さに慣れていた身体には 結構厳しい。 日本の連続した季節感は すっかりわからなくなっているから、 これが例年のことなのかどうかは 判断できない。 少し前から しまいこんでいたインド刺繍の施されたアンティークな布を出し、 展示会の案内状の写真を撮り始めている。 マイクロソフトのオフィスの中のPublisherと使って案内状作りに精を出しているが、 試行錯誤でなかなか大 [続きを読む]
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- 2008/10/31 01:13東京 インド刺繍布の展示会の準備‐01
- コンピューターもどうにか修理して どうにか前にあった状態に戻すことが出来た。 12月8日から13日に東京で開くインドの刺繍布、インドシルクサリー、インド布の 展示会の案内状、チラシの印刷のためにはコンピューターがなくては仕事にならない。 アジアの布の展示会を開くのも15年ぶりのことである。 といっても 展示会を開いたのは合計2回だけで それ以来やっていない。 1回目は1990年のアジアの布展 P... [続きを読む]
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- 2008/10/29 08:12バンコク バンコクから東京へ‐3
- 何時間かうつらうつらしているうちに 航空機は日本上空に差し掛かる。 腹の足しにもならないサンドウィッチとコーヒーが出る。 食べ終わると 千葉上空に近づき、降下体勢に入っていく。 そして着陸、もう何の感慨も湧いてこない。 入管を済ませ、税関を抜け、まずは空港の外にある喫煙所へ直行、タバコ吸いには どんどん世知辛くなる日本である。 喫煙所の中にいた若者に話しかけると、中国人の若者だった。 日本でコン [続きを読む]
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