ベッキー さん

ベッキーさん: 小さな恋の物語
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プロフィール

ハンドル名ベッキー さん
ブログタイトル小さな恋の物語
サイト紹介文中年オヤジの切なくも甘い恋・・・
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供421回 / 356日(平均8.3回/週) - 参加 2007/10/31 10:15

ベッキー さんのブログ記事

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  • 2008/10/12 09:23告白
  • 約束の日は、丁度、店の定休日であった。私は約束の時間の10分前に待ち合わせの喫茶店に・・・そると既に純は来ていた。「ごめんなさいね!お忙しいのに・・・」そんな私の言葉に純は・・・「いいえ・・今は、次回作の準備期間ですので・・結構、時間があるんです!」と「そう・・それなら良かった・・」「それで、お話とは???」そんな純の言葉に決意してきた強い意志が揺らいだ・・・私は、正直、どう話して良いか解らなかっ [続きを読む]
  • 2008/10/11 07:41愚か者
  • 「大変、お騒がして申し訳ございませんでした・・・これは、当店からの心ばかりのお詫びでございます・・」そう、頭を下げ各テーブルにボトルを配る。席で純が唇から血を流してうずくまっていた。「大丈夫・・・弱いのに無理をして・・」「へへへ・・情け無い男で・・・カッコをつけようと想ったら逆に・・・」そう、言いながら純は笑った。「あ・・ママ、お願いがあるんだけど・・」「あら、何かしら今夜のお詫びに私が出来る事で [続きを読む]
  • 2008/10/10 07:28お帰り・・・
  • 毎日、純を想う度にイライライとし、そして切なくなっていた。しかし、私は店のオーナーである。自分の感情に任せ仕事をしない訳にもいかなかった。私の肩には多くの従業員の生活が掛かっているからだ。私は、この銀座に店を出す前・・・銀座の町と言う物を美化していた。多くの金持ちが集まり、安全な町だと・・しかし、それは大きな間違えであった。佳子が店を渡しに譲る時にある大きな暴力団の幹部を紹介すると言った。私は、そ [続きを読む]
  • 2008/10/09 07:23天使なのか?悪魔なのか??
  • 数日後、純が私の店に笑顔で現れた。「ママ!やはり君は天使なのかもしれない・・・」「あら、おせいじも上手くなったのね!」そんな私の言葉に・・・「ママと会って次の日に大手出版社から仕事の依頼が来てさ〜これで、次の小説が完成するまでなんとかなりそうだよ!ありがとうね!」「フフフ・・私は別に何もしていないわよ!でも、きっと神様はいるのね!正直者には、ご褒美を・・・・そして、嘘つきには罰を・・・」そんな話を [続きを読む]
  • 2008/10/08 07:22重い想い・・・
  • 「ママ・・でも、私はやはり、誰かを蹴落としてでも掴まなければいけない成功はいらないよ!」その晩、私の頭の中からその言葉が離れなかった。私は・・そんな人生を歩んで来たし、それを正解だと思って生きて来たから・・人の心の支えは・・・お金でも地位でも無い・・・愛である。ふと、そんな戯言を想う・・・だから、人は常にどんな状況になっても恋をしている。自分に家庭があろうが・・・相手に家庭があろうが・・・愛を望む [続きを読む]
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  • 人生
  • 2008/10/06 15:59さだめ・・・
  • 席に座り純達が飲み始めた。なんか、見ながら笑いを堪えるのに必死になった。純は、全ての事が抜けている。奥さんへの接し方もお店で飲む事も・・きっと、生きる事もそうなんだと想う。彼の本を全部読んだ・・引き込まれそうな世界がそこにあった。山田とは違う世界・・・陰と陽ともでも言うのだろうか・・・純の小説には悲しみの中に暖かさが存在していた。そんな間抜けな純を見ながらなぜか心がポカポカした。私と15歳以上も離 [続きを読む]
  • 2008/10/06 06:55征服欲・・・
  • 「なに!しかたツラをしているんだ!ここは楽しく飲むところだぞ!お前なんか一生、こんな美人と飲めないんだから楽しく飲めよ!」そんな山田の言葉に純は無理に笑顔を作り妙なテンションではしゃいで居た。世話になっている・・・どのくらい??自分の感情を殺してまで彼との関係は重いのか???純には奥さんと子供が1人居た。普通にサラリーマンをしていたが、ある日どうしても自分の夢を追いたくなった。嫁はそんな旦那の夢を [続きを読む]
  • 2008/10/03 07:48純との出会い
  • 今日、1人の夜の蝶が銀座と言う街を旅たった・・・銀座の夜の女王などと言われていた女の最後は実にあっけないものであった。お別れ会をしてくれる訳でもなく・・・誰が会いに来るわけでも無い・・・こんな物なのかと想ってしまうほど静かな最後であった。ただ、それは佳子自身が望んだ静けさであった。なぜなら、その後、私の店に彼女の連絡先を聞きに来る人間が後を絶たなかったからだ・・・正直、この女には永遠に勝てないと想 [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • 銀座
  • 2008/10/01 10:55卒業
  • 私が大学に入学してもうすぐ3年が過ぎようとしていた。父の会社は、誠の会社のおかげで起動にのり安定した売上をあげていた。私は私で、あの時、恭子を抜いて№1になってから3年、佳子の店の№1を守り続けていた・・・「就職・・どうする??」3年になり周りからそんな話が聞こえ始める。私は・・・何をしたいのだろう???私は・・どうしたいのだろう???皆が目指す一流と呼ばれる世界に私は興味が無かった・・・なぜなら [続きを読む]
  • 2008/09/30 07:46悪魔のプライド・・
  • 誠が店に来てくれた日の数日後、私の携帯が鳴った。「あ・・今日子!誠だけど・・食事にでも行かない??」「うん!何処で??」「そうね・・銀座のあなたの店の前で5時では??」その日の5時に私は店の前で誠を待っていた。数分後、綺麗に着飾った誠が現れる・・・・「少し、時間・・・良い??私のお店・・見に来ない??」「うん!」2人で銀座の街をブラブラと・・・銀座の一等地に彼女の日本第一号店が開店をしていた。店内 [続きを読む]
  • 2008/09/29 13:35愛・・
  • 「今日子さん・・お話があるのだけど・・」私は佳子に呼ばれ彼女の部屋に呼ばれた。大きな立派な机・・・そして高そうな椅子・・彼女はその椅子に腰掛け私に話しかける・・「おめでとう!まさか本当にあなたが恭子を抜くとは想っていなかったわ!あなたのバックには相当な者がいらみたいね・・・まあ・・私は売上が上がれば良いのだけど・・」そう言って佳子はタバコに火をつけた・・・「お話ってなんですか??」そんな私の言葉に [続きを読む]
  • 2008/09/27 09:36奇跡・・
  • カッ・・カッ・・カッ・・・ 静寂の中に響き渡るハイヒールの音・・ それを追うように聞こえる数人の足音・・・ 店のドアを今、1人の女性を開けようとしていた。 「いらっしゃいませ!会員証をよろしいですか?」 そんな大久保の言葉に・・ 「あら、私、初めてなんだけど・・・」 その女はそう呟いた・・ 「申し訳ございません・・当店は会員制になっておりまして・・ご紹介が無いと・・」 「そう・・面倒くさいわね!たいした店 [続きを読む]
  • 2008/09/26 13:32最終決戦
  • 作家の山田が新たに2名の指名客を紹介してくれた。私は、№2の純子を抜いて有頂天になっていた。期限の日まであと、5日・・・現在の金額の差は200万円・・・恭子が勝っていた。ただ、200万くらいなら何とかなる・・・そんな妙な自信が私を奮い立たせる!幸一も友美も・・そして私の派閥の女達全員が一丸となって恭子に向かって行った・・・そして、とうとう最終日の前日・・奇跡は起こった・・・閉店後のミィーテングで... [続きを読む]
  • 2008/09/26 07:44失う事を怖がる気持ち・・
  • 「若僧が!なめんじゃね〜〜よ!!」静かな和やかな店内に山田の怒鳴り声が響いた・・・平謝りの編集者らしき人物・・・「俺が落ち目だとでも言いたいのか!!」山田の興奮は収まる事を知らなかった・・・「今日子!お前の客だろ!なんとかしろよ!」そう黒服の大久保が私に怒鳴る・・・って・・それは、お前の仕事だろ・・・と心の中で思うもそうもいかない。私は、笑顔で山田の席についた。大分、お怒りのようで・・・そう、友美 [続きを読む]
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  • 大分
  • 2008/09/25 07:21戦い・・
  • 次の日、お店に行くと店の中がざわついていた・・・「お・・お願いです!もう一度・・もう一度、ここで働かせてください!」幸一・・・私の目の前で幸一が佳子に土下座をしている。「一度、クビになっておいて!お前・・・」そう、呆れ顔で黒服の大久保がたしなめる・・・「佳子ママ!お・・俺!ここで無いと、この店で無いとダメなんです!他の店からも誘いはありました!でも・・俺はこの店で働きたいんです!!お願いします!... [続きを読む]
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  • お店
  • 2008/09/24 07:19愛とか恋とか・・うんたら、かんたら・・
  • 私達の派閥は確実に売上を伸ばしていた。あと・・もう少しで№2になれる・・・そんな矢先の事であった。「おい!友美を呼んでくれよ!!友美を・・・」豪華な店内に場違いの青年・・・・「友美さんは、まだ、出勤してませんが・・」そんな黒服の言葉に彼は不満げに言った!「なら、恭子を呼んでくれ!!恭子!!」そんな言葉に居たたまれなくなったのか友美が控え室から出て行く・・・「幸ちゃん!何???お店には来ないでって... [続きを読む]
  • 2008/09/23 07:32友美・・・
  • 次の日、店の朝礼の時間・・・各派閥の人間が派閥ごとにミィーテングをしている。「あら・・・・友美!あんた、そんなド新人と組む事にしたの??あんたも・・いよいよね・・可哀想に・・」そう、恭子が馬鹿にしたように友美に言った。「あら・・恭子!このド新人は、ここの№1になるそうよ!何処かのババァ〜を抜かしてね!」戦いは既に始まっていた。私は、ワクワクしながら2人を見守った。しかし、№1になるには、2人では少 [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • 派閥
  • 2008/09/22 06:58逆襲
  • 小説家 山田昇 年は38歳・・・私は、彼と出会ったその夜に直ぐに本屋に行き彼の本を全て買った。驚いた事は、彼が本当に人気作家と言うことだ。本屋には、彼の特設コーナーが設けられ彼の新作が売上ランキングの1位と表示されていた。私は、自宅の戻ると寝る暇も割いて本を読みまくった。ネットで彼の名前を検索すると多くの掲示板が表示される。その中で多くの読者が言っていた。山田先生の小説は私の生きる為の道しるべだと [続きを読む]
  • 2008/09/20 11:29作家、山田との出会い
  • 「いらっしゃいませ!今日子です・・ご指名ありがとうございます。」そう笑顔で挨拶をする。席には2人の中年男性・・・「初めまして!宮本と申します。勲様には、大変にお世話になっております。」宮本名乗るこの男が勲の紹介してくれた男であった。「宮本様・・本日はご指名ありがとうございました。」そんな私の言葉に・・・「いや・・私は、リンカを何時も指名しているので・・・」そして、私に耳打ちするように・・「今日子様 [続きを読む]
  • 2008/09/19 07:18戦闘開始!!
  • 4月になり何気に大学生活が始まった。もう、高校の時のように天国だの地獄だのそんな格差はこの世界には無い。ただ、私が3年間で築いて来た力は不動の物であった。入学式を済ませると、私は佳子の店に向う。数人の女性たちの前で佳子に紹介をされる。まばらな拍手・・・そして、敵を見るようね眼差し・・・多くの人間が有名店でトップを取ってきた女達であった。私よりも大分、年を取っている。その眼差しは・・若さへの嫉妬なの [続きを読む]
  • 2008/09/18 07:32卒業
  • 進む道は違っても私達は何時までも友達だから・・そんな戯言が飛び交っていた。その日、私の高校生活が終った。静香は、大学に行かずに兄の居るアメリカに旅立った。秩父の山奥で佐々木一家の惨殺死体が発見され犯人が自主したのは・・・静香が旅立って一週間後の事であった。親との金銭トラブルが原因と発表されたその事件の真相を知っているのは私だけであった。仲良し3人組は、一緒に大学に進学した。そして、私も大学に進学し [続きを読む]
  • 2008/09/17 07:33親子の絆
  • 親子の絆は深いなどと偉そうに・・・それは、現実を知らない愚か者の考え・・・何度も父から電話があった。お金を貸してくれと・・・私は、全て調査済みであった。父や母がどのくらいのお金を持っているか・・そして、いくら借金をしているか・・・全て知っていた。3千万は、彼らにとって大金である事も知っていた。だから、私はあえて言ったのだ。別にお金は要らなかった。ただ、親の愛を信じたかった。数日後、私の携帯電話が鳴 [続きを読む]
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