ちーふか さん

ちーふかさん: 新。引きこもり文学青年の読書日記
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プロフィール

ハンドル名ちーふか さん
ブログタイトル新。引きこもり文学青年の読書日記
サイト紹介文文学・人文/社会科学系の書評が中心。その他に音楽や美術、映画、旅行、古着の話題など。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供88回 / 187日(平均3.3回/週) - 参加 2007/11/15 17:48

ちーふか さんのブログ記事

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  • 2008/05/11 21:25中村文則 『土の中の子供』
  • 中村文則 『土の中の子供』 新潮文庫中村文則:1977(昭和52)年、愛知県生まれ。福島大学行政社会学部卒業。2002(平成14)年、「銃」で新潮新人賞を受賞しデビュー。本作「土の中の子供」で第133回芥川賞受賞。一貫して人間の孤独と死を見つめる作品で、新世代の文学の担い手として期待される云々……と書くと、本ブログをお読みいただいてきている皆様は、いかにも小ブログ子が小馬鹿にしそうな作家だとお思いになることでし [続きを読む]
  • 2008/05/10 21:59『エルミタージュ幻想』 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
  • 『エルミタージュ幻想』 監督:アレクサンドル・ソクーロフロシア皇帝の「冬宮」として栄華を誇った時代から、ロシア革命を経て現在の美術館としての姿に至るまで、エルミタージュ美術館を舞台に繰り広げられる一大歴史映像絵巻です。冒頭で主人公は気がつくとロシア帝国華やかなりしころの、舞踏会の日のエルミタージュにいます。時の迷児たる主人公の姿に人々は気がつかず、混乱する彼。しかしそこには、ウィーン会議に ... [続きを読む]
  • 2008/05/09 23:44中条省平 『小説の解剖学』
  • 中条省平 『小説の解剖学』 ちくま文庫我々は時折、素晴らしい文章に触れては言い知れぬ感動を覚えます。人によって差はあるでしょうが、これは誰もが経験している普遍的な現実です。しかしどれだけ高名な文学や詩であっても、それを構成するのは、所詮は普段我々が口にしている言葉に過ぎません。では、優れた文章とその辺(この辺)のブログに書き殴られているような駄文とでは本質的に何が違うのでしょうか?それとも実 ... [続きを読む]
  • 2008/05/08 22:46『キル・ビル』 監督:クエンティン・タランティーノ
  • 『キル・ビル』 監督:クエンティン・タランティーノ一言でいうと、日本オタクが作った究極のB級映画です。結婚のためにギャングの一味から足を洗おうとした主人公の元女殺し屋。しかしその結婚式当日、かつての仲間達の襲撃を受けて夫と出席者、そしてお腹の子供までも皆殺しにされてしまう。当の彼女は九死に一生を得るも、昏睡状態となって長い眠りにつく。4年後に目覚めた彼女は組織への復讐を誓い、リストに載った ... [続きを読む]
  • 2008/05/07 23:56『カポーティ短篇集』 
  • T・カポーティ 『カポーティ短篇集』 ちくま文庫『ティファニーで昼食を』や『冷血』の著者としてその名を知られ、現代アメリカ文学を代表する作家であるトルーマン・カポーティ。彼については今さら私がくだくだ言うまでもないでしょう。最近は伝記的な映画も製作されているようで、カポーティ人気未だ衰えずといったところでしょうか。本書は、本邦初訳を含む、カポーティのちくま文庫版オリジナル短篇選集です。初 ... [続きを読む]
  • 2008/05/06 19:49『ナショナルジオグラフィック傑作写真ベスト100―ワイルドライフ 』
  • 『ナショナルジオグラフィック傑作写真ベスト100―ワイルドライフ 』 日経ナショナルジオグラフィック社 これも勉強の合間に息抜きで読んだ本。ナショナル・ジオグラフィック誌に掲載された写真のベスト100集で、本冊は野生動物編。砂漠から極地、水中まで、カメラマン達が命を賭けて撮影した躍動感ある写真の数々は素晴らしいの一言に尽きます。息抜きといいながらついつい見とれてしまった。実は、ナショナル・ジオグ ... [続きを読む]
  • 2008/05/06 19:35『文法から学べるフランス語』
  • 佐原 隆雄 『文法から学べるフランス語』  ナツメ社これはフランス語のお勉強編。何冊か教科書使ったけど、これはなかなか出来のよい本です。基礎的な文法事項は網羅しているけれど、それほど詰め込みすぎの感を与えない構成でわかりやすい。平行してフランス語検定の勉強もしてたんですが、3級くらいならこの本マスターしてもう少し語彙を増やせば充分対応できそうです。私のような初学者にはうってつけの一冊かと思い [続きを読む]
  • 2008/05/06 19:28『あなたの知らないミミズのはなし』
  • GWも本日で終わり。悲しいですねー実に。連休、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?私、今年は秩父の羊山・長瀞へ一日出かけた以外は近所の図書館でずっと勉強をしておりました、マジです。家帰ってからは映画観てたけど。大学院試験まであと4ヶ月。いよいよ瀬戸際なんです。仕事行きたくねーというわけで、ここからは教科書と息抜きに読んだ本を半ば事務的に紹介してゆきます。しばらくお付き合いのほどをば。山村 紳 ... [続きを読む]
  • 2008/05/05 22:45『硫黄島からの手紙』
  • 『硫黄島からの手紙』 監督:クリント・イーストウッド以前に紹介した同監督の『父親たちの星条旗』と対を成す作品が本作です。太平洋戦争の中でも激戦として知られる「硫黄島の戦い」を日米両軍の視点から描く二部作のうち、本作は日本側のものとなります。妻と腹の中の子供を国においたまま出征した若者を狂言回しに設定し、家族の下へ届かなかった手紙をテーマに、絶望的な戦局下の硫黄島で玉砕していった日本軍の内 [続きを読む]
  • 2008/05/03 22:45ロッセリーニ 『ドイツ零年』
  • 『ドイツ零年』 監督:ロベルト・ロッセリーニイタリア人映画監督ロッセリーニの、戦争三部作と呼ばれる作品群の掉尾を飾る作品です。舞台は第二次世界大戦敗戦直後の窮乏に打ちひしがれるドイツ。廃墟と化した都市には失業者が溢れ、街角には配給を待つ列が引きも切らない日々。主人公は12歳の少年。母親を戦争で無くし、父親は病気、兄はナチス協力者で家の中に潜伏中、姉は夜の仕事に手を出す寸前と、絵に描いたような ... [続きを読む]
  • 2008/05/02 23:17映画 『ハーダー・ゼイ・カム』 
  • 『ハーダー・ゼイ・カム』 監督:ペリー・ヘンゼル1972年発表。ジャマイカ初の長編映画にしてレゲエ映画の元祖。ジミー・クリフ(超有名なレゲエミュージシャン)自ら主役を演じ、キングストンの街がそのままセットとして撮影された本作は、当時のジャマイカの混沌と熱気をそのままフィルムに収めたかのようです。主人公はレコードを出して金持ちになることを夢見る一人のジャマイカ青年。彼は成功を目指して田舎から首都キ [続きを読む]
  • 2008/05/01 21:37ヴィム・ヴェンダース 『レイン』 
  • 『レイン』 監督:ヴィム・ヴェンダース舞台はクリーブランド、雨模様の三日間に起きる様々な人間ドラマ。それぞれ主人公の異なるオムニバス・ドラマを、出来事の時系列順に入れ子にして描いた作品です。他のヴェンダース作品同様、本作でも事件らしい事件は起きず、未来への予感を感じさせながらも淡々と時は過ぎていくわけです。主人公各々の道行はすれ違いそうですれ違わずになんとももどかしいのですが、しかしながら、 ... [続きを読む]
  • 2008/04/29 20:33村上春樹・柴田元幸 『翻訳夜話』
  • 村上春樹・柴田元幸 『翻訳夜話』 文春新書カーヴァーやジョン・アーヴィングの紹介者であり、自らも小説を手がける村上春樹と、東大文学部助教授として、またオースターやエリクソンの翻訳者として知られる柴田元幸。現代日本を代表するアメリカ文学の紹介者二人がおこなったワークショップの記録を元に、彼らの翻訳観を披瀝する一冊です。元となった講演は、学部生向けの授業、翻訳教室の授業、若手翻訳者との座談会と、 ... [続きを読む]
  • 2008/04/27 20:19アーウィン・パノフスキー 『ゴシック建築とスコラ学』 
  • アーウィン・パノフスキー 『ゴシック建築とスコラ学』 前川道朗訳 ちくま学芸文庫曲がりなりにもこうやって何年も書評のまねごとみたいな事をしていますと、たとえ専門外であっても、大概の本であれば適当にそれらしく文章にまとめることが出来るようになってくるわけです。それが良いか悪いかは別にしてね。と思っていたのですが、今回ばかりは大苦戦。ゴシックの建築思想とスコラ哲学を比較して、そこにメタフォリカル ... [続きを読む]
  • 2008/04/26 18:05山田孝子 『アイヌの世界観』 講談社選書メチエ
  • 山田孝子 『アイヌの世界観』 講談社選書メチエ著者は京都大学の人類学教授。本書ではサピア・ウォーフの仮説を枠組みとして援用し、アイヌ語彙を綿密に分析することによって、アイヌたちの世界観を認識人類学的に解き明かすことが試みられます。なお、サピア・ウォーフの仮説というのは、一言で説明すると「言語が世界を規定する」という考え方のことです。日本人にとっての五月雨や秋雨や梅雨もアメリカ人にとっては全て" [続きを読む]
  • 2008/04/24 00:59ゲーテ 『ファウスト 第二部』
  • ゲーテ 『ファウスト 第二部』 相良守峯訳 岩波文庫少し前に前半を紹介した『ファウスト』の下巻になります。第一部の感想はこちらね↓http://fukachi.blog53.fc2.com/blog-date-20080409.html上巻のラストからかなりの時が経ち、グレートヒェンの悲劇からようやく立ち直ったファウストさん。再び悪魔のメフィストフェレストと組んで、今度はどこぞの皇帝に取り入るところから下巻はスタートします。彼は悪魔の不思 ... [続きを読む]
  • 2008/04/20 20:46川村湊 『言霊と他界』 講談社学術文庫
  • 川村湊 『言霊と他界』 講談社学術文庫『古事記』『日本書紀』から始まり、本居宣長や平田篤胤といった国学者たちを経て、折口・柳田に連なる民俗学者、あるいは幸田露伴や泉鏡花ら明治期の文学者たちなどのテクストに現れる言霊観を分析し、言葉の持つ力の根源についてどのようにして認識されてきたかを明らかにすることによって、言葉についての日本人の精神史を構築しようという意欲的な試みの書物です。本書は13の章に ... [続きを読む]
  • 2008/04/19 17:03三崎亜記 『となり町戦争』
  • 三崎亜記 『となり町戦争』 集英社文庫第17回のすばる新人賞を獲得し、著者のデビュー作となった本作。地方都市間の見えない戦争という特異な状況を描き、以前にちょっとしたブームを起こしていたので、読まれた方も多いのではないでしょうか。主人公は一人暮らしのサラリーマン男性。彼はある日、町の広報紙に「隣町との開戦のお知らせ」が載っているのを目にします。しかし、開戦日を過ぎても町はなんら変わることのない [続きを読む]
  • 2008/04/19 00:00絲山秋子 『イッツ・オンリー・トーク』
  • 絲山秋子 『イッツ・オンリー・トーク』 文春文庫リーマンデビュー以来、リアルタイムの日本文芸とはすっかりご無沙汰の私。この絲山秋子女史は私が就職する直前にデビューし、面白い人が出てきたなと思ったような記憶があります。本作は、今や芥川賞作家としてすっかりメジャーな存在となった彼女のデビュー作。10年あまり勤めた会社を鬱病で辞め、細々と絵を描きながら暮らす30代半ばの、著者本人と思しき女性が本作の ... [続きを読む]
  • 2008/04/17 21:44日本の聖地
  • 久保田展弘 『日本の聖地』 講談社学術文庫宗教学研究者である著者が、日本各地に点在する「聖地」と呼ばれる土地について論じることにより、日本における宗教の特質について明らかにしようと試みる講談社学術文庫の一冊です。本書は12の章より成り立っており、それぞれの章ごとに具体的な一箇所の聖地について言及されております。各土地について以下に箇条書きしますと、アイヌの大地(北海道)/熊野/三輪山・葛城連峰 ... [続きを読む]
  • 2008/04/16 00:55茂出木心護 『洋食や』
  • 茂出木心護 『洋食や』 中公文庫BIBLIO著者は日本橋の洋食屋「たいめいけん」のマスターとして、またテレビの料理番組出演などを通して、日本における「洋食」の普及に尽力した洋食界の草分け。らしいです。らしい、というのは要するに私がこの人のことを存じ上げなかったからなのですが、本書に収められた江戸っ子気質に溢れるエッセイはまさに珠玉と言うに相応しいものでした。ものによっては文庫本の一頁にも満たない ... [続きを読む]
  • 2008/04/15 00:24吉本隆明 『最後の親鸞』
  • 吉本隆明 『最後の親鸞』 ちくま学芸文庫浄土真宗の開祖親鸞。教科書的に述べるならば、実に味も素っ気もない要約になってしまいます。ですが、ひたすら念仏を唱えることで仏になれると説く称名念仏の思想や、悪人こそ救われるとする悪人正機の教えなど、時代に対して極めてラジカルな主張をなし、その結果としての越後への配流と処刑直前からの奇跡的な生還など、当時の日本にとって、彼は本来の意味でのパンクな存在であ [続きを読む]
  • 2008/04/13 22:47フェスの季節へ 渚音楽祭・春2008
  • 渚音楽祭・春2008@お台場オープンコートフェスシーズンの始まりを告げる渚音楽祭・春。今回も行ってまいりました!渚って言うのはねー、お台場のフジテレビの真ん前の広場(駐車場?)で毎年春と秋の二回やってるフェスの小さい版みたいなイベントです。http://www.nagisamusicfestival.jp/↑これねそこまで大物は出ないけれどそれなりに通好みのメンツだし、近場でフェスの雰囲気が感じられるし、早割り券だと2日で4000 ... [続きを読む]
  • 2008/04/13 21:46映画批評の根源へ 佐々木基一『映像の芸術』
  • 佐々木基一 『映像の芸術』 講談社学術文庫作家・文芸評論家の著者による映画論集。実は私この人のこと知らなくてウィキペディアで調べてたんですが、1914年生まれの東京帝大卒で「現代文学」同人と、コテコテの文学青年っぷりに驚きました。日本における映画評論の第一人者でもあるらしく、不勉強にすっかり恥じ入る次第であります。で、本書で論じられる作品は、時代的にはリュミエールやエイゼンシュタインといった [続きを読む]
  • 2008/04/12 10:38もうすぐ情報処理試験ですね
  • 上原孝之 『情報処理教科書 テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)』 翔泳社来週は情報処理試験なもので、エセSEもお勉強です。とはいえ、先週は花見、今週は今から渚2008、試験前日はフジロック飲み。遊んでばっかりで全くやる気が見えないですが。まぁ春の情処は相性がいいので、報奨金のためにも頑張りたいところです。渚楽しみ♪フジは泥棒猫サマソニとエレガーデンのせいでかなりモチベーション低下。。。 ... [続きを読む]
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