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- 2008/01/24 00:35誰よりも君が好きだから 15
- 僕がドジをして以来、といっても立っていた場所に脚立を使って作業中だった生徒が落ちてきたので、僕は悪くないと思っているのだけれど・・・・・・不気味なくらい智也が優しかった。ちょっとは反省したのだろうか・・・僕には比較的楽な仕事を任してくれる。・・・・と思っていたら、どうも悠の仕事量が増えているらしい。さすが智也サマ・・・・おかげで悠が1人で行動することも少なくなく、悠の機嫌も完璧によろ ... [続きを読む]
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- 2008/01/23 16:35誰よりも君が好きだから 14
- なんて・・・何が見てるだけ?いや・・・少しくらい覚悟はしてたけど・・・散々働かされてるのは何で?そうだ・・・去年もそうだった・・・普段から生徒会室を使わせてやってるんだから働けとか言われて・・・嫌って言うほど扱き使われたんだった・・・日頃そういった活動には全く参加しようとしなかった僕と悠はここぞとばかりに囲まれて・・・話しかけられて、不躾な質問ばかりするから悠が物凄くキレちゃって・・ ... [続きを読む]
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- 2008/01/23 00:45Present whereabouts 10
- 翌朝・・・目覚めた直海の目の前に、昨日散々見惚れた颯真の顔があった。しかも颯真の腕が自分の体にまきついているせいで身動きが取れない。なんとか動ける範囲で辺りを見回すと、昨日の部屋とは違う場所で寝室のようだった。颯真と直海が寝転んでもまだ十分に余裕のあるベットはとても寝心地が良く、このままでは再び眠ってしまいそうになる。颯真が起きる気配は無いが、囚人の直海が同じように何時までも寝てい ... [続きを読む]
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- 2008/01/21 00:12Present whereabouts 9
- 検査の枠を超している筈なのだが、直海に嫌悪感はなく、むしろもっと欲しくて颯真に縋り付く。颯真に触られているそこが熱を持っていて、今にも出そうな感じがして、直海は自ら体を動かして颯真の手に擦り付けた。「・・・・あっ・・あぁ・・っ・・・」直海の動きに気づいた颯真がいっそう激しく腕を上下させた為、直海はあっけなく果ててしまった。初めての快感に直海の体がついていかず、今にも崩れ落ちそうになっ ... [続きを読む]
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- 2008/01/20 01:14Present whereabouts 8
- 「・・・・・・・・んっ・・・」「・・・・・・・・・・・」指はいやらしい動きを繰り返していたが、颯真の不機嫌な様子は全く変わらなかった。直海は不安になり颯真の指を受け入れながらも、じっと颯真を見つめていた。「・・・・・・・・慣れてるんだな・・・」突然颯真が呟いた言葉に直海の体が震えた。それに気づいた颯真は再度動きを止めて直海の様子を眺めている。その目は・・・物騒なほど据わりきっていた ... [続きを読む]
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- 2008/01/19 01:24誰よりも君が好きだから 13
- 「先輩!お願いしますっ」「嫌だ・・・」前は悠が後輩に囲まれていたけれど、今回は智也の番らしい。珍しく不機嫌な智也が、後輩のお願いを切って捨てた。「・・・手伝えと言っている訳ではないんです・・・ 傍で見てて・・・何か見落としがあればそっと助言して頂ければっ」「・・・・それを手伝いって言うんだ・・・」「・・・・・・でも・・・」「現生徒会役員はお前らだろう・・・ お前らで何とかしないと [続きを読む]
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- 2008/01/18 00:17誰よりも君が好きだから 12
- 悠の為に生きることを決意してから僕と悠は、周りの心無い残酷な人達を排除するようにしていつも一緒にいた。学校へ行くようになってクラスが違っても授業以外の時間はずっと一緒に過ごした。あの日以来、悠と僕は遼がいなくなる前の元気に走り回っていた頃の僕達には戻れなくて、はしゃいだりする事も無くなって、とても大人しい子供になっていた。それでも僕達兄弟と一番仲の良かった智也だけは、僕達に起きた出来 [続きを読む]
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- 2008/01/17 01:13 Present whereabouts 7
- 「出たのか。ここへ来い」直海に気づいた颯真が声をかける。服はソファの近くで脱いだ為、当然着る服は無く裸で戻るしか無かった。直海は一瞬躊躇したが、既に1度見られているのだと自分に言い聞かせた。けれど羞恥心はどうする事も出来ず、洗面所で見つけたバスタオルで体を隠し、ソファに腰掛ける颯真の傍まで歩く。「・・・わっ・・・」直海は颯真に手を引かれ颯真の足の間、颯真の真正面に立たされた。そし ... [続きを読む]
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- 2008/01/16 01:21誰よりも君が好きだから 11
- 遼の・・悠の・・・葬式が終わって、家族4人で生活を始めても僕は相変わらず誰とも口を聞くことが出来ず、父と悠に心配されながらも何とか生活を送っていた僕は、暫くしてある事に気が付いた。優しかった母は、あの日以来最低限の僕の世話をするだけで、それ以外で僕に関わる事を拒否していたのだ。毎日用意されていたはずの僕の分のおやつが無くなって、買い物へは僕を置いて悠だけを連れて行く様になった。けれど母 [続きを読む]
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- 2008/01/14 19:02 誰よりも君が好きだから 10
- あの後何があったのか、僕も悠も覚えていない。気づいたときには病院のベットの上だった。とっさに周りを見回して、隣のベットで眠る悠を見つけた僕は安堵し涙が溢れた。自分が遼の手を離してしまった事も忘れて、僕は悠を助けることが出来た喜びでいっぱいだった。その後家族がばらばらになってしまう事など想像もできなかったし、何よりも自分が遼を殺したのだという事実にすら気づいていなかった。僕と悠が無事だっ ... [続きを読む]
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- 2008/01/12 17:29誰よりも君が好きだから 9
- 「むこうであそぼ!」「りょう!そこはダメだよ!今日は水が増えてて危ないって ママが言ってたでしょ!」「だいじょうぶ!ほら、ゆうもいくよ!」「うん!すごいね〜いつもより水がいっぱいだよ」遼と悠は無邪気に川へ向かって走って行った。その後を僕は慌てて追いかける。「りょうっ!ゆうっ!戻ってきて!」幼い僕は母の言いつけ通りに、2人が川へ近づくのを止めさせようと必死で叫んでいた。そう・・・ダ [続きを読む]
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- 2007/12/29 14:41 Present whereabouts 6
- もう直ぐ颯真に命令された全ての作業が終わる。けれど、これからのことを考えると直美は憂鬱だった。直腸検査というものも、何かで聞いたことがある。髪については刑務所内で黒くし続けるのはさすがに無理があるだろう。そういった意味では颯真の言い分も理解出来る。けれど、検査自体を颯真が行う必要があるのだろうか。颯真を見ていると、直海の今置かれている状況と颯真の立場とを比較してしまい、なぜか惨めな気持ち ... [続きを読む]
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- 2007/12/27 01:00 誰よりも君が好きだから 8
- 「・・ん・・・ゆう?おかえり・・・ごはんは?」悠を待っているつもりがソファで寝てしまっていたらしい。抱き上げられる感覚で目が覚めた僕は悠の腕の中にいた。起きようとしたけれど、思うように体が動かない。「食べてきた。起きなくていい。そのまま寝てろ」「・・・・・うん・・・おやすみ・・・」僕は悠の腕の中に納まったまま目を閉じた・・・駄目だ・・・今日は本当に眠い・・・「あれ?柚?・・・・寝た ... [続きを読む]
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- 2007/12/26 01:41 Present whereabouts 5
- 直海はホテルの浴室のように豪華な作りの、広々とした浴室でシャワーを浴びていた。浴槽も大人2人が余裕で入れそうなくらい大きい。照明も落ち着いた雰囲気で、今のこの状況で無ければ、かなりくつろぐ事の出来る空間になっている。直海を迎えた少年といい、通された部屋の雰囲気といい、ここが刑務所の中の一部だとはどうしても思えなかった。高級感あふれる廊下を歩き、指定された部屋に入った時、直海はその部屋の ... [続きを読む]
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- 2007/12/26 00:37誰よりも君が好きだから 7
- 何とか授業に出ることが出来たけど、眠くてしょうがない・・・教室に入った僕を見て事情を察したのか、智也は同情的な顔をして僕を見たけれど、「柚の体調が悪い事にしたから、ちょうどいいか」とか言ってさっさと自分の席に戻ってしまった・・・智也のお陰で、どうやら先生も僕の不真面目な態度を見て見ぬ不利してくれている様で、僕は授業が終わったことさえも気づかないくらい、それはもうぐっすりと眠った。「・・ [続きを読む]
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- 2007/12/25 02:20 誰よりも君が好きだから 6
- 「ちゃんと舐めろ」「・・ん・・・」「・・・・出来ないなら、柚の中にいれるからな」「・・・ん・・・や・・・・」僕は悠のものを口に含んだまま、慌てて顔を左右に振った。「・・・っ・・・なら頑張っていかせろ」「・・・・うん・・・」ご飯を食べた後、僕たちは授業が終わるまで生徒会室で過ごすことにしたのだけれど、先程の件から、いまいち機嫌の良くない悠に、暇つぶしだと言われて今の状況になっている ... [続きを読む]
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- 2007/12/24 01:36誰よりも君が好きだから 5
- 僕は悠に対して罪を償っているふりをしながら、僕自身が悠の存在に救われているのだ・・・「遼も柚も兄弟だからって一緒に居すぎ・・・」だんだんと小さくなる彼の主張もきっとこの部分が一番訴えたい所なのだろうと思う。けれど、僕はその事に対して一切何も返すつもりは無い。黙り込んだまま、瑛太の顔を見つめる事しか出来ない。「・・・・・俺も柚も一緒にいたいからいるだけだ。 それこそお前の意見を聞く謂れは [続きを読む]
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- 2007/12/23 04:32誰よりも君が好きだから 4
- 「・・・・・ばかかお前は」僕を抱きこんでいる悠の腕に力が入ったのがわかる。・・・・悠・・・かなり怒ってる・・・「・・・・柚が可愛いのは当たり前だろ」智也・・・・訳わかんない事言わないで・・・・・・・目が笑ってないし・・・・・・・・悠・・・何でそこで智也を睨む??「なんだよ・・・睨むなよ・・・ 男2人して何殺気立ってんの?・・・・ねぇ柚?」「過保護なんだよ・・・許してあげて」「過保護 [続きを読む]
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- 2007/12/22 15:26誰よりも君が好きだから 3
- 「・・・見てるなら助けろ」僕たちの傍まで歩いてきた悠は、不機嫌な顔をして僕たちを睨み付けた。「何を言ってる。あれくらい1人で何とかしろ」「うん。下手に手を出しても余計に拗れるだけだと思うな」僕たちは結託して悠の非難から逃げた。・・・・何時もの日常お互い体は大きくなってしまったけれど、10年以上変わることなく繰り返されてきた学校での生活。傷ついて震える心を2人で慰めあうように。そんな僕た [続きを読む]
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- 2007/12/22 00:45 Present whereabouts 4
- 直海を残して部屋に戻り、ソファに腰掛けたところでタイミングを見計らったように内線が入る。「・・・・・・・なんだ」『守備はどうです?』「・・・・・・・・・・・・・・・問題ない」『近くにいらっしゃるのですか?』「・・・・・・・・・・・・・・・・・風呂だ」『何かご入用なものはございますか?』「・・・・・・・・・・・・・・・・無い」『そうですか。あっ雄飛様も直海様に会いたがって おられます。明 ... [続きを読む]
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- 2007/12/21 00:38 誰よりも君が好きだから 2
- 「・・・だいじょうぶか?」ぼーっとしていた僕を心配したのか、幼稚園からの親友である智也(ともなり)が僕の顔を覗き込んでいた。「・・・うん・・何でも無いよ。ついぼーっとしちゃって・・・ 夜更かししてるからかな凄く眠いんだよね・・・」当たり障りの無い返事をしながら、僕と智也が座っているベンチから少し離れたところで繰り広げられている壮絶な戦いを眺める。その僕の視線の先を智也も見ていた。「あい ... [続きを読む]
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- 2007/12/20 21:05 Present whereabouts 3
- 「・・・・・・はい・・・」直海の声は明らかに震えていた。「目は黒いのか?」もちろん颯真はその答えを知っている。再度直海が答えるのを待った。「・・・く・・・黒い・・カラーコンタクトを・・・」颯真は直海の顎を持ち上げ、直海の顔を眺めた。そして誰が見ても物騒としか言いようが無い顔で笑いかけた。「では自分でとるか、俺にとられるか選べ」「・・・・・・・・・自分で・・・」「なら、今から取れ。その ... [続きを読む]
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- 2007/12/20 00:18 誰よりも君が好きだから 1
- 幼い頃・・・僕は罪を犯した両親の本当の息子である遼を殺してしまった・・・そのせいで、兄弟の中で誰よりも自由で、人を惹きつけて止まなかった遼の双子の弟である悠の存在を消してしまった・・・そして・・・今もなお僕は罪を犯し続けている・・・僕はあの日からずっと・・・悠の傍でしおらしく罪を償っているふりをしているのだ。そう僕は・・・自分の罪を棚に上げて、悠の存在にしがみ付いていた。悠の存在 ... [続きを読む]
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- 2007/12/19 22:52Present whereabouts 2
- 両家が警察と交渉を始める前に、五龍が直海の身柄を確保してしまった為、両家からかなり抗議を受けたらしいが、彼らも五龍に対抗することの愚かしさを知っていたようだ。五龍には譲る気が全く無いと感じとった両家は渋々ながらその事実を受け入れた。まぁそれ相応の見返りは要求してきたらしかったが。それぐらい図太くなければ経済界のトップに君臨し続ける事など出来ないのだろう。また、その程度の事で直海が手に入 [続きを読む]
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- 2007/12/18 21:34Present whereabouts 1
- たった一人。全裸で立たされている事への羞恥心からか、直海の白い肌がほんのり赤く染まっている。颯真は直海の下半身部分をじっくりと眺めていた。余りにも露骨過ぎる颯真の視線に、益々直海の体が赤く染まる。直海は思わず前を隠そうと手を動かしたのだが、颯真に掴まれ、目的を果たすことは出来なかった。颯真は柔らかそうなプラチナブロンドのそれから視線を外すことなく問いかけた。「下がそれじゃあ髪は黒く [続きを読む]
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