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- 2008/08/08 01:47拍手のお礼
- 毎日、蒸し暑い日々が続いております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。さて、先日、落雷により居間のテレビを草葉の陰に見送った管理人ですが、実はその後、今度は居間のエアコンの調子が悪くなりまして。何というか、風は出るんですけど、微妙に暖かいのですよ。熱風を撒き散らす扇風機を涼しいと思ってしまえるほどに。まあ、このエアコン自体が、購入から既に15年も経っていることもあって、「お前もか? お前も、草葉 [続きを読む]
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- 2008/08/08 01:46サンベリーナの憂鬱2・9−1
- 「イイ男を見つけたの」 ソファの上に置かれたうさぎのラグドールを撫でながら、千春は言う。「絶対にモノにするわ」 月曜日。 仕事を終えた千春は、保のマンションに来ていた。まだ帰宅していない保を待ちながら、夕食の準備を終えた凛緒子と一緒に、のんびりと茶話を楽しむ。 「どんな人?」 「まだ内緒。モノにしたら、教えてあげる」 当然ながら、これは嘘。実は、まだ相手の男の“設定”を決めていな [続きを読む]
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- 2008/08/04 02:00お題を更新しました。
- 久々にお題を更新しました! これが、例のアレです。鈴木兄のキメ台詞を書いている最中に、管理人がムカデに襲われたというトホホなヤツです。 今回は、ちょっぴり内容が急展開。鈴木兄は、相変わらず頑張っております。 どうぞ、本館にて、 『花を贈る五題・輝きと祝福を束ねて』をご覧くださいませ。 このところ、更新を頑張らせていただいております。深夜ばかりなのが、アレではございますが^^; 管理人宅は、8月は何か [続きを読む]
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- 2008/08/03 01:48サンベリーナの憂鬱2・8−4
- 夏休みが近くなり、本格的な夏の日差しが容赦なく降り注ぐ。 この日、午前中までの仕事を終えた千春は、ひなと一緒にピアノ教室に来ていた。優の幼稚園で親子遠足があった為、義姉さんがまだ帰宅していなかったからだ。 騒がしい蝉の鳴き声を聞きながら、千春が日傘を広げると、プードル柄のレッスンバッグを持ったひなが、不思議そうにこちらを見上げる。 「ねえ、ママもちーちゃんも、すごくお天気がいいのに、どうして [続きを読む]
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- 2008/08/01 18:48拍手のお礼
- とうとう8月に入ってしまいました。 暑さと落雷の恐怖から、だらけたり身を引き締めたりしている管理人です、こんにちは。 さて、先日、落雷により居間のテレビを草葉の陰に見送った管理人ですが、昨日の午前中も、やはり大きな雷鳴に怯えておりました。 と言っても、雷雨は午前中だけで、午後からは嘘みたいな晴天になったのですが、お向かいに住むお婆さんが、「午後になっても電気が点かない」と、管理人宅に駆け込んでこ [続きを読む]
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- 2008/07/31 16:08血迷ったものをUPしております。
- まさにタイトルの通りです。管理人、ちょっと血迷ったことをしております。本館の方に、児童向けのお話をUPしております。 こちらサイトを作る前に書いたお話です。多分、二年くらい前じゃないかと(記憶が曖昧なのですが)。小学校高学年〜中学生が読める現代童話をイメージして書いたのですが、何でこんなものを書いていたのか、自分でも不思議です(笑)児童向けなので、変人・変態・おバカな子&お腹の黒い子は出てき [続きを読む]
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- 2008/07/30 15:40拍手のお礼
- ちんたらぽんたらと日々を過ごしているうちに、気が付けば7月も終わり。意味もなく時の流れに焦りを感じる管理人です、こんにちは。さて、管理人は、文机の上にノートパソコンを置き、正座もしくは斜め座りで駄文を書くという、古風なんだか近代的なんだかよく分からない環境で執筆活動を行っております。和室大好き人間です。そして昨夜も、いつものように正座をして、妄想のままに駄文を書いていたのですが。「よし、ここで [続きを読む]
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- 2008/07/30 15:38サンベリーナの憂鬱2・8−3
- 帰りは、タクシーで市原に送ってもらった。 「一人で大丈夫よ」と千春は言ったが、「井上を一人で帰したら、俺が嫁さんに叱られる。うちの嫁さん、そういうことに厳しい人だから」と、市原は笑った。 お礼を言い、タクシーを降りる。「今度は、同窓会で会おうな」と言う市原に、千春は素直に頷く。凝り固まっていたわだかまりは、完全に氷解していた。次こそは、『仲のいい同級生』として会うことが出来る。 門扉を抜け、 [続きを読む]
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- 2008/07/28 14:26拍手のお礼
- ここ数日、安定しない天気に悩まされている管理人です、こんにちは。さて、昨日の午前中のことなのですが。管理人の住む地域で、大きな落雷がありまして。一時停電の後、テレビの電源を入れようとしたら……居間のテレビが、通電できなくなっておりました(T◇T)数年前にも、同じ状況でFaxが壊れたんですけど、近所のオジサン曰く、「家に電柱が近過ぎるから、落雷時の電圧負荷が大きいんじゃないか」と。実際の因果関係はよ ... [続きを読む]
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- 2008/07/28 14:26プラットホームの聖女 7(完)
- いつものように定期で改札を抜けると、やはりいつものように、友人の工藤と大久保が待ち構えていた。「今日は遅いんだな」と工藤に言われ、「まあな」と俺は答える。 「彼女のこと、諦めた?」 「別に」 「じゃあ、いいこと教えてやるよ」 小鼻を膨らませながら、工藤はニヤリと口の端を上げる。「あのコの名前と学年、とうとう突き止めたぞ。あのコは……」 「谷岡美咲。俺達と同じ高校二年、だろ?」 俺 [続きを読む]
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- 2008/07/26 01:34サンベリーナの憂鬱2・8−2
- 白衣を脱ぎ、帰る支度をする。 気が重い。 「今日は車じゃないの?」と聞く同僚に、「友達と呑みに行く約束してるから」と、千春は作り笑顔を見せる。 本当は、友達でも何でもない。でも――約束をしてしまったのだから、仕様がない。最初に、親しげに声を掛けてしまったのは千春なのだから。 バスに乗り、大吾の店に向かう。「どこの店でもいい」と言ってきたのは向こうの方だ。だから千春は、大吾の店を選ばせてもらっ [続きを読む]
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- 2008/07/24 13:39プラットホームの聖女 6
- 自転車を彼女の家のガレージに置き、梅酒の大瓶を括り付けた紐を解いていると、ガレージの灯りに気が付いたのか、家の中から彼女のお母さんと、弟の孝太郎君が出てきた。 「コウくん!」と大声を出す優を「近所迷惑になるから」と黙らせ、俺は簡単に自己紹介をする。と、不意に彼女のお母さんが、「あら?」と声を上げた。「もしかして、お総菜売り場のお兄さんじゃない?」 自慢ではないが、俺は哀しくなるくらいオバサン受 ... [続きを読む]
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- 2008/07/22 20:07拍手のお礼
- 世間ではチビッ子が夏休みに突入したらしく、窓の向こうから、元気な声が聞こえております。蝉の鳴き声よりも、チビッ子の喚声の方に夏を感じてしまう管理人です。さて先日、親戚の小学生(イチロー大好き少年)に、「美雨季ちゃんは、イチローが日本でプレーしてたの、知ってる?」と聞かれました。野球のことは全く分からない管理人ですが、そのくらいのことは、一般常識として知っております。「うん、オリックスにいたん [続きを読む]
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- 2008/07/22 20:07サンベリーナの憂鬱2・8−1
- 加藤のマンションを出て、車に乗り込む。 「今日は合コンに行く」と嘘をついているとは言え、そうも遅くなることは出来ない。それに、勘のいい義姉さんに怪しまれないよう、ちゃんと『合コン帰り』を装わなければならない。 だから千春は、少しだけ道を逸れ、車を走らせる。 大吾の店に、行く為に。 いい感じに鄙びた暖簾を潜ると、「いらっっしゃい!」と、威勢のいい大吾の声が響いた。千春の姿を認めるなり「お [続きを読む]
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- 2008/07/20 13:15拍手のお礼
- 暑さにやりきれない日々が続いております。管理人は、電気代と地球への優しさ、それに屋内熱中症の危惧などを天秤に掛けつつ、エアコンと扇風機の電源を切ったり入れたりしておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。さて先日、「インターネットのプロバイダを替えませんか?」という内容のお電話を、3日連続でいただきました。それも、すべて同じ会社からです。最初のお電話の際にお断りしたにも関わらずです。以前、電 [続きを読む]
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- 2008/07/20 13:14プラットホームの聖女 5
- 香織姉ぇ愛用のママチャリに優を乗せ、俺はカゴの中に、彼女のバッグと松前漬けを入れた。梅酒の大瓶はデカ過ぎて籠の中に治まらないので、強引にカゴの上に乗せ、落ちないように荷造り用の紐でグルグル巻きにして固定する。 俺が準備をしている間、彼女は留守番のひなと、別れを惜しむように話をしていた。どうやら、手にしている花柄の紙袋のことについて語っているらしい。何が入っているのかは知らないが、彼女は、それだ [続きを読む]
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- 2008/07/18 15:30web拍手を入れ替えました。
- 久しぶりに、短いお話を書いてみました。 タイトルは『赤い実、落ちる』です。よくしゃべる、“お腹の黒い子”が出てきます。 (もちろん、あの血脈の子です^^) こちら からご覧いただけます。今までweb拍手に入っていた『カウントダウンまで』は、本館サイトに移行しました。未読の方は、ぜひ、こちらもどうぞ。えーそんな訳で、今月は『花を贈る五題』をお休みさせていただきます。(ネタは出来てるんですけど、書く時 [続きを読む]
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- 2008/07/16 00:46サンベリーナの憂鬱2・7−4
- 「ただいま」 加藤が帰ってきたのは、午後七時半を過ぎた頃だった。珍しく、きちんとスーツを着ている。 「お帰り。今日は遅かったのね」と言うと、「職員会議が長引いた」と、加藤は答える。 進なら、ここでネクタイを弛め、上着を脱ぎ、それを義姉さんに渡す。そして義姉さんは、当然のようにそれらを受け取り、ハンガーに掛ける。でも加藤は、そんなことしない。こんな些細な行動ですら、ちゃんと千春に対して一線を引い [続きを読む]
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- 2008/07/14 17:05拍手のお礼
- 7月朔日まで長袖を着ていたくせに、今や早々と夏バテ状態に陥ってしまった管理人です、こんにちは。さて、7月に入ってから、何かと親戚のイベント事に駆り出される日々が続いておりますが(管理人宅は親戚過多の本家でして、如何なる冠婚葬祭も免れることが出来ないのです^^;)、先日、遠方にお嫁に行った従姉妹が、生後二か月の赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。さっそく抱かせてもらったのですが、もー可愛かったで [続きを読む]
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- 2008/07/14 17:05プラットホームの聖女 4
- あれから、一週間が経過した。 結局、あれから一度も、俺は彼女に会うことが出来なかった。早朝からプラットホームに立ち、何本も何本も電車を見送って、学校に遅刻しないギリギリの時間まで待っていたにも関わらず、だ。 大久保はと言えば、柄にもなくラブレターを書き、いつでも手渡せるように準備をした。対する工藤は、彼女が通っている女子高の知り合いに片っ端から連絡をし、何とか繋ぎをつけようと画策中だ。半ば冗 [続きを読む]
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- 2008/07/12 02:28本館サイトをリニューアルしました。
- さて、本館サイトのTOPページに予告しておりました通り、サイトデザインを一新してみました。 TOPページ以外をブックマークしていただいていた方には、本当にご迷惑をおかけしましたm(_ _)m 一見、あまり仕様が変わっていないように見えると思いますが、実はゴッソリ変更しております。 と言いますのも、最近、私事の方で、「あ゛ーーーーーーーー!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ彡」と叫びたくなるようなことがありまして。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/11 01:26サンベリーナの憂鬱2・7−3
- 「――……!」 加藤の首筋に両手を回し、強く唇を押し付ける。稚拙なキスであることは分かっている。きっと、大人である加藤の恋人とは、比べ物になんかならないだろう。でも、仕方ない。千春にとっては、初めてのキスなのだから。 加藤も、千春を拒まなかった。微動だにせず、ただ、重ねられた千春の唇に、されるがままになっている。何を考えているのか――否、きっと、驚きのあまり、思考が停止してしまってい [続きを読む]
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- 2008/07/10 02:12サンベリーナの憂鬱2・7−2
- 閉ざされた空間は、ほんの少しだけ薄暗くなった。「ちょっと、暑いね」と言いながら、千春が古びた合皮のソファに腰を下ろすと、「湿度が高いからなあ」と、加藤は答える。 「――で、夕べ、ちゃんと眠れたか?」 「うん。進と義姉さんが、一緒に寝てくれた。新婚さんと一緒の部屋に寝るのって、何か変な感じ」 「相変わらず、あいつらは親みたいだな」と言いながら、加藤は机の引き出しを開ける。中には小さな灰皿が隠してある [続きを読む]
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- 2008/07/08 13:20サンベリーナの憂鬱2・7−1
- 時刻は、六時を過ぎていた。 孝太郎君や由子ちゃんと話しているうちに、ついつい出掛けるのが遅くなってしまった。 スーパーで買い物をし、大急ぎで加藤のマンションにやってきたが、幸いなことに、駐車場に加藤の車は見当たらない。まだ帰っていないらしい。 これ幸いと、千春はバッグの中から革のキーホルダーの付いた鍵を取り出し、加藤の部屋に入る。 十八の誕生日に、加藤から貰った、大切な鍵。 ああ、でも [続きを読む]
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- 2008/07/06 01:59プラットホームの聖女 3
- 翌朝、定期で改札を抜けると、いつものように、友人の工藤と大久保が待ち構えていた。中学の同級生だった俺達は、同じ電車に乗り、同じ高校に通っている。「今日、休むかと思った」 ニヤリと、工藤は笑う。ムカつくヤツ。玉砕した俺をからかっているのだ。「この程度で休むかよ」と答えると、「慰めてやろうと思ったのに、つまんねーヤツだな」と、本気かどうか分からないことを言う。「電車をズラそうとか、考えなかったワ ... [続きを読む]
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