- 2008/05/11 20:44私にできること
- 「私にできることは、何だろう」入職4年目の若い看護師、渡辺しほさん(仮名)が言いました。私たちは、昨年の看護研究発表会であるドキュメンタリー映画を鑑賞しその映画を製作した若い女性監督を講師にお招きして講演を聞きました。 ドキュメンタリー映画 「にがい涙の大地から」 海南友子監督 http://kanatomoko.jp/__file/4video.htmlこの映画などで、監督は2007年にサンダンスNHK国際映像作家賞を受賞しています。戦... [続きを読む]
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- 2008/05/11 00:02いざ戦わん! クマノミの団結
- 5月10日 毎日新聞より転載 <ハマクマノミ>まるで「竜宮城」 沖縄・大浦湾 鮮やかなオレンジ色のハマクマノミが100匹以上乱舞する竜宮城のような光景が、 沖縄県名護市の 大浦湾で繰り広げられている。 ハマクマノミは、水深約5メートルの海底にある直径約2メートルのサンゴの死骸(しがい) に付いたイソギンチャクにすみ着いている。メスがオスよりやや大きく、黒みがかるのが特徴だ。 一帯... [続きを読む]
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- 2008/05/10 21:17東京の医療の現場から
- 私が所属する東京都内の医療・福祉法人の組織の看護部総会がありました。中小規模の病院や診療所、訪問看護ステーションで働く看護師たちの発言には、どれも驚くほどの地域の医療の崩壊の現状が、ありました。北区では、東十条病院が突然の休止を発表し患者さんは、通院先を失いました。大きな病院でしたので、人工透析をしている方など、新たな病院探しをするのに、本当に苦労されたようです。そこで働く職員も、職場を失いました... [続きを読む]
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- 2008/05/09 00:01葉山嘉樹 「淫売婦」
- 民主文学6月号の特集は、小林多喜二没後75年「多喜二の文学を語る集い」。韓国の大学教授である朴眞秀さんの講演記録から、私は初めて葉山嘉樹というプロレタリア文学の作家を知りました。この作家は、1894年から1945年に生きた人で多喜二にも影響を与えたそうです。今回、私が読んだ作品は「淫売婦」葉山の初期の作品で、1923年に書かれたものです。多喜二は、1926年の日記に葉山作品の感想を書いています。「... [続きを読む]
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- 2008/05/07 23:59退職して分かったこと
- 私のパートナーは、もうすぐ50歳。1年前、定年を目前に控えて、小学校の教員を辞めました。新しい担任も決まり、ちょうど1ヶ月が過ぎた頃のことです。不登校になったクラスの子どものことでその子の父親からの再三にわたるクレームがあり、悩んでいました。上司からのフォローもなく、「全部、君の責任だろ、どうするんだ」と責められる日々。孤立し、疲弊し切っていた彼は、妻の私にも打ち明けられずに苦しんだ挙句、突然、退... [続きを読む]
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- 2008/05/06 08:18血液型占いに夢中?!
- 高校3年生になる娘は、ただ今、血液型占いに夢中です。「自己中心的、マイペース、部屋が汚い」と断定されるB型の占いを自分にぴったりだと、信じ込んでいます。私も高校生の頃は、この手の占いを信じて、いろいろ占いの本を読んだことがあります。自我が大きく成長するこの時期、どうしても避けて通れない問いに誰しもぶつかるものなのですね。自分自身への問い、そして、これからの人生への問い長い人生の中では、青年期に限ら... [続きを読む]
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- 2008/05/05 09:49日本から、世界へ9条を広げよう!
- 5・3憲法集会、そして世界9条会議に参加してきました。どちらも、会場に入りきれない人たちが大勢いるほどの大盛況。その熱気に触れ、私は大きな感動と確信を感じてきました。作詞家 湯川れい子さんのお話をご紹介します。 湯川さんは、お父様、お兄様を戦争で亡くされました。 自宅の庭に防空壕を掘る作業をしながら、 お兄さんは、鼻歌を歌っていました。 まだ小さかった妹のれい子さんは、お兄さんに聞きました。 「... [続きを読む]
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- 2008/05/04 09:43スーパーのレジで
- 私の職場関係の新聞の記事の、編集者後記に掲載されていたお話をご紹介します。 スーパーのレジに並ぶ、ある親子の光景です。 買い物カゴを持って、レジに並んでいたお母さんの目を 盗むように、小さな妹がカゴの中にプリンを入れました。 「あっ、プリンなんかカゴに入れちゃ駄目だよね、おかあさん」 お兄ちゃんが、お母さんに言いました。 それは、3つで99円のプリンでした。 「そうね、どうしようか」... [続きを読む]
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- 2008/05/02 01:28祝 第79回中央メーデー
- 五月晴れのお天気に恵まれ、東京の代々木公園には4万人の労働者が集まり、第79回中央メーデーを開催しました。私も社会人になってから、毎年メーデーに参加しています。かれこれ20回以上になるでしょうか。今年のメインスローガンは、「なくせ!格差と貧困」「ストップ!改憲」「許すな!増税・医療改悪」初めて参加した1984年は、バブル景気で賃上げも1万円以上ありました。最近はベースアップどころか、賃下げもあるような状態。... [続きを読む]
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- 2008/04/29 00:08三浦綾子 「母」
- 小林多喜二の母、セキさんの語りで描かれた三浦綾子さんの「母」を読みました。明治、大正、昭和を生き抜いたセキさんはなんて心優しい母だったのでしょう。極貧の生活の中で病弱な夫を支え、三人の子どもを育てながら、いつでも人を思いやれる温かな方でした。強制連行された韓国人労働者をかくまったり、多喜二が莫大な借金までして身請けした女性を面倒見たり。想像することさえ及ばないほど無償の愛ある方だと思いました。もし... [続きを読む]
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- 2008/04/27 11:12仲間と学ぶこと
- 民主文学で文学を学ぼうかどうしようかと悩んでいたとき私の迷いは、自分が文学を知らなかったことともう一つに、同世代の人が少なくて、現役を退かれたご高齢の方が多いのではないかという不安でした。もう40代半ばの私だってそう若いとは言えませんがやはり大半は50代以上の団塊の世代を中心とした方々ばかり。70代80代の方も多く、私にとっては父や母の世代です。緊張でカチカチになりながら、大先輩たちとご一緒に文学を学... [続きを読む]
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- 2008/04/25 00:15小手先でつくる
- 民主文学の「創作専科」で、小説を学んでいる私はこの講座での2作目の作品「はつ恋」(ブログ掲載の作品)を仕上げて、先日、受講者や講師の方から合評をして頂きました。その中の様々なご意見やご指摘は、とても勉強になり、また励まされたのですが胸に突き刺さったまま、忘れられない指導もありました。「小手先でつくっちゃ駄目だよ」合評会の後の交流会で、私に向けられた言葉です。辞書を引いてみると小手先とは、[手の先の方... [続きを読む]
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- 2008/04/24 22:30白樺派カレーのお味
- 仕事帰りに、千葉県の我孫子市にある白樺文学館を訪ねました。白樺派を代表する志賀直哉や武者小路実篤などが、当時精力的に執筆活動に取り組んだところです。大正時代は、澄んで水底が覗けたという手賀沼を臨む小高い丘の上に志賀直哉が、書斎として使っていた小さな庵が残っていました。文学館には、小林多喜二の直筆の手紙が展示されています。大熊信行に送った多喜二の手紙は、小樽の拓殖銀行の便箋を使用し、万年筆の細かな字... [続きを読む]
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- 2008/04/19 07:30「姥捨て山」 みちのく民話より
- 現代の姥捨て山だと、お年寄りや国民の怒りが高まる後期高齢者医療制度。75歳以上のお年寄りの年金から保険料の天引きがすでに始まっています。今まで扶養家族だった人も、無年金の人からも容赦なく、お金を取り立てます。私の父も今年で80歳。否応なくこの姥捨て山制度の犠牲者です。そこで、みちのく民話から「姥捨て山」のお話をご紹介したいと思います。とってもコミカルで、そしてとても辛らつに、物語は訴えます。最後の... [続きを読む]
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- 2008/04/17 23:28笑顔がいっぱい
- これから始まる学校生活に、不安いっぱいの新入生。私もそんな新入生の一人です。2年生の先輩たちが、自分たちの1年間の歩みと学びを振り返りながら、新入生にガイダンスをしてくれました。合宿や田植え体験、技術演習、授業風景、グループワーク、病院実習・・・BGM入りのDVDにまとめられた写真の数々。どれも笑顔がいっぱいで、とっても楽しそうです。病院実習での学びの発表では、一転してまじめそのもの。患者さんへの実... [続きを読む]
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- 2008/04/13 20:42恋のゆくえ
- 今にも雨が降り出しそうな、厚い雲が垂れ込めていました。ふらふらと散歩に出た私は、ある不思議な光景を見たのです。それは葛西用水にかかる馬場新橋というあまりにもローカルで、何気ない橋を渡っていた時でした。用水は、かなり汚染が進んでいて、ゴミなども投げ込まれ見るに耐えません。時折、サギや鴨を見かけます。こんな汚い水でも、餌に困らないのかなあ・・・?と不思議に思っていました。まだ水が浅く、川底が見えていま... [続きを読む]
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- 2008/04/12 20:46私の本棚
- こどもの頃、父親が小学館の「世界名作童話全集 全20巻」を買ってくれました。金色の箱に入ったA4サイズのハードカバーで、当時としてはきっと高価なものだったでしょう。それは、イソップ、アンデルセン、グリムなどの名作のエッセンスをコンパクトに、教訓的にまとめられた児童書です。すでに廃刊になっており、原作に勝るものではないので、私は今、子どもたちにこの本をお勧めすることはできません。それでも、私の読書好... [続きを読む]
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- 2008/04/12 15:41”安心してくれる顔” に会いたい!
- 黄色い菜の花が土手をふく風に、やさしくゆれています。黒いスーツに身を包んだ初々しい新入生が期待と緊張でちょっぴり堅い顔をして教室に集まりました。きょうは、新しい職場での入学式です。教室の黒板には、先輩たちから新入生を歓迎するイラストやメッセージがにぎやかに書かれていました。「入学おめでとう!」「僕とtogetherしようぜ!」「1年生の終わりには、お互いに採血するんだよ〜」脅し文句まで書いてあるメッセージ... [続きを読む]
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- 2008/04/10 23:34投げつけられたゴミ
- 東京では、桜が冷たい雨に打たれて、花びらをほとんど落としてしまいました。ちょっぴり、淋しいのですが、もう初々しい新芽が枝の先に、顔をのぞかせています。病院に入職した新人看護師さんは、オリエンテーションを終え、そろそろ各職場に配属になります。どうしているかなあ・・・。学生の時に、少しだけ関わったあの子やこの子の顔が目に浮かびます。きっと、すごく緊張して引きつった顔をしていることでしょう。もう12年前の... [続きを読む]
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- 2008/04/08 07:42小説が書けない・・・
- 自分なりのテーマを見つけ、ぐいぐいと筆が運んで下手くそながらでも、作品を最後まで完成させられた、ここ半年間。その勢いが急にストップしてしまい、私は迷路に、はまり込みました。書いても、書いても、最後までたどりつけない。次はこれを書こうと思うのだけれど、どうしても頓挫してしまう。書き続けようとする意欲をそがれて、何作も中途半端なまま作品が書けなくなってしまいました。合評で、講師の先生や仲間から、厳しい... [続きを読む]
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- 2008/04/07 22:08たんぽぽ(ポエム)
- たん、たん、たんぽぽ、ぽっ、ぽっ、ぽたん、たん、たんぽぽ、かおだしたひとつ、ふたつ、みっつほら、もう足もと、いっぱいに・・・たん、たん、たんぽぽ、ぽっ、ぽっ、ぽたん、たん、たんぽぽ、ほほえんだよっつ、いつつ、むっつほら、もう両手に、あまるほど・・・たん、たん、たんぽぽ、ぽっ、ぽっ、ぽななつ、やっつ、ここのつ、とうほら、もうそこいらじゅう、いちめんに・・・たん、たん、たんぽぽ、ぽっ、ぽっ、ぽっほら、... [続きを読む]
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- 2008/04/03 20:39「ロクの恋物語」小林多喜二
- 「ロクの恋物語」は、多喜二が大学生の頃に書いた初期の作品です。まだプロレタリア文学を目指す前のもので、多喜二にしては、すごくユーモラスで軽妙な作品に驚きました。この作品は、ロクが飲み屋である人と楽しくお酒を酌み交わしながら、話している設定。ロクの会話文だけで、書かれています。友人Nが思いを寄せていた16歳の純潔な乙女Kさん。Nは転勤になり、ロクにKさんとの仲立ちを頼みます。ある宴会の席で、Kさんが不... [続きを読む]
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- 2008/04/03 02:06推敲する暇があったら・・・?
- 「推敲する暇があったら、次の作品を書く」これは、私の自戒の言葉ではなく、かの文豪、夏目漱石が言った言葉だそうです。たまたま、河合隼雄さん(京大名誉教授 心理学者)のエッセイ集を読んでいたら、こんな言葉に出会って、私は何だか心をかき乱されるような思いをしました。せっかく、その苦い記憶から逃れようとしていたのに・・・。何で、また思い出させるの!もうそのことには、触れないで!私は心の中でそう叫んでいました... [続きを読む]
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- 2008/04/03 00:44ある記者の夢
- Yさんは、ある医療・介護関係のネットニュースの記者をしています。私がYさんに、初めて会ったのは2年ほど前のことでした。看護師不足の問題を大きなうねりとし、全国で100万筆の署名を集めて、運動を進めていた時に取材に来てくれたのです。ていねいに取材を重ね、私たちの運動を真正面から真摯にとらえ、たくさんの記事を書いて応援してくれました。Yさんは言います。「僕はね、今の会社にいることに矛盾を感じているんで... [続きを読む]
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- 2008/04/01 22:08桜の夕景 (ポエム)
- 水面に柔らかな線を引きながら 夕暮れに染まる水鳥 朽ちた睡蓮の葉が風をゆらし うす紅の花びらに溶け込んでいく 花見客の雑踏に一人、君を思えば ざわめきが胸のうちにさざなみ立つ 炎に包まれて、重なり合うように もがき苦しみ黒焦げになった人々 この桜の下にも埋もれているのだろうか そっと耳を澄ませば、今も尚 ... [続きを読む]
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