うた  さん

うた さん: うたうようにあいしてる
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BL小説(創作)オリジナルBL小説・・・ストーリー系
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プロフィール

ハンドル名うた  さん
ブログタイトルうたうようにあいしてる
サイト紹介文まったりだらだらとBL小説を書いてます。
まだまだ生温いです。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供43回 / 288日(平均1.0回/週) - 参加 2007/12/14 12:40

うた  さんのブログ記事

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  • 2008/08/26 01:12彼と彼等とゆーれい 6
  • 彼と彼等とゆーれい 6場の空気が、見事に凍った。寒々しい雰囲気、ってゆーれいに雰囲気も空気も関係ないはずだけど居心地サイアク。ついでにミナミ君の表情も固まってる。すげえ怖いんですけど。 『あの、知ってますよ、アレですよね? なんかあの、死んだら成るやつ』ワタワタと無駄に両手を動かして、空気をかき混ぜてみる。多少空気変わらないかなと期待して。 変わらなかったけど。「何?ゆーれい成仏できな ... [続きを読む]
  • 2008/08/15 23:21彼と彼等とゆーれい 5
  • 彼と彼等とゆーれい 5「今日もあっついなー」「夏休みだからな。」ソファ代わりにベットに腰掛けたミナミ君の膝に新堂君が頭を乗っける。暑いのは気温のせいだけじゃないと思うな。ゆーれいには気温関係ないけど。『少しは涼しくなりませんかねー』試しにぴったりとミナミ君に寄り添ってみる。「全っ然笑えねー・・・」「え?何?オレだけ仲間はずれはやめて〜」「・・・」あの後、本当に新堂君にとり憑いてし ... [続きを読む]
  • 2008/08/15 16:00彼と彼等とゆーれい 4
  • 彼と彼等とゆーれい 4新堂君の肩から首に腕をまわすようにしてしがみついてみる。以前試した時には、ねばねばした「何か」に引っ張られて外に踏み出す事も出来なかったのが嘘のようにらくらくと外に出れた。あ・ゆーれいだけど足あります。自分では見えてるけど、人に見えてるかどうかわ分からないけど。振り返ると、どれだけの時間ソコに留まっていたのかはわからないけれど、今までずっと中にいた、トイレの入り口が ... [続きを読む]
  • 2008/08/14 23:31彼と彼等とゆーれい 3
  • 彼と彼等とゆーれい 3「どうも、新堂です。いつもお邪魔してます。」ゆーれいがいる、とミナミくんの説明をあっさりと納得した新堂君はあさっての方向に挨拶をしている。お邪魔してます、ってなんか違う気もするけど。「そっちじゃない。こっち。」「え?マジ?」狭い個室の中ぐるぐると方向転換をする二人。いくらゆーれいに実態が無いって言ったって狭い。仕方ないので、個室の間仕切りの上にまでふゆふゆと移動する ... [続きを読む]
  • 2008/08/14 23:26彼と彼等とゆーれい 2
  • 彼と彼等とゆーれい 2今度狭い個室の中を満たしたのは、押し殺す事も忘れた悲鳴と二人分の疑問だった。「うえええええええええええええええ?!?」「あれ?イッた?イケちゃった??」『えええええええええええええええええええええええええ??』「何コレ?!!!?」「何コレって・・・」『うええええええええええええ?触れちゃったよ!!!触れたよ!!!』「つか何コイツ?!!ええエエエエエエエ??」「え ... [続きを読む]
  • 2008/08/14 23:22彼と彼等とゆーれい 1 ・・R−18・・
  • 暑中お見舞い申し上げます。夏らしく?ホラーチックです(一応。R−18です(一応。18歳以下及び高校生はご遠慮ください。彼と彼等とゆーれい 1狭い個室の中。二人分の吐息で満ちる。「ん・・・・っ」掌は慣れた仕草で、感じやすい部分を攻めつづける。壁についた腕は細かく震えている。とっくにボタンは外され、シャツははだけ素肌が露わになっている。薄い皮膚の下の骨を一つ一つ確かめるように [続きを読む]
  • 2008/07/01 21:57花が咲くまで ・・5月の花びら・・5
  • 「辻本さあ、諦める事も決められないんならちゃんとしてこいよ。」じゃないと、何時までも引きずってまた絡まれそうだし、と笑っていた国安にまんまと背中を押された形になって、北の街から東京行きの電車に乗ってしまったのは翌日だった。東京までの車内での時間を殆ど使ったメールは結局素っ気の無い文面だった。指先が冷たいのは、緊張のせいじゃない、冷房が効きすぎてるだけだ、そんな言い訳を自分にしながら、久々の都会 [続きを読む]
  • 2008/06/26 19:39花が咲くまで ・・5月の花びら・・3
  • 詫びに夕飯でも奢る、と言ったのに国安はもう一度花見に行こうと言った。「ろくに花見てないだろ?俺もおまえの面倒押し付けられちゃったし。結構咲いてたんだけどな。」「スミマセン。てかもー、酒は飲まねえ。」「そうしてください。」だらり、と傾斜がゆるい変わりに長くゆるく曲がった坂を昇っていくと、道の両脇に会った住宅は数を減らし、代わりに雑木林が増えてくる。春の夕暮れは早い。街灯があっても薄暗い道を二人で ... [続きを読む]
  • 2008/06/26 19:37花が咲くまで ・・5月の花びら・・2
  • 東京よりも一足も二足も遅い桜前線がこの街にもやってきて、ほぼ通り過ぎた。大学の裏の高台、というより山の上は、高低差のお陰でまだ咲いてるだとか、穴場だとか、親睦会だとか、とにかく飲み会だ、と先輩達に誘われた――むしろ拉致されたんだった。はっちゃけた先輩に苦いばかりのビールを飲まされて、桜を見た記憶も無く・・・。「・・・・・・うぁ」きっちり一部分(と思いたい)記憶が抜けている。どうやって家まで帰 ... [続きを読む]
  • 2008/06/26 19:36花が咲くまで ・・5月の花びら・・1
  • 散り始めて、やっと桜が咲いていたことに気が付いた。地面に落ちて誰かに踏まれ風に弄られ色の変わった花びらが、立ち止まった足元に吹き溜まっていた。見上げると、緑が覗く枝に花びらがしぶとくしがみつくようにさいている。越してきてから毎日歩く道。異様なほどひねくれた枝、生きている植物と思えないような黒さのごつごつとした肌、この木が桜の木だったのか。風の中、枝に必死でしがみついてる花びらが妙に惨めで、 ... [続きを読む]
  • 2008/03/03 18:40(無題)
  • カウンターが酷いことになってます。設定してないのにバカスカ2重カウントされてしまう・・・・・・どころか、ページを移動するだけでカウンタが回るようで。(2重カウンタってそう言うもの?PCの調子も悪いし、今週は更新できないかも。 ... [続きを読む]
  • 2008/02/27 20:44花が咲くまで5 ・・胸に白い2・・
  • 造花の白さに、妙な照れを感じたけれど、同じように誇らしさも感じた。漫然と三年間を過ごしただけだけど、それでも区切りがついた安心感なのか。隠すのも勿体無い気がして、寒さを感じながらもコートは着ないまま歩き出す。人気の無い廊下は、広く、どこまでも長く、寒い。窓の外、振り返り、仰ぎ見ていく傘の中の生徒たち。この廊下を見る自分と同じように、寂しさを感じていたんだろうか。廊下に並ぶ教室はどれも空っぽ ... [続きを読む]
  • 2008/02/25 19:06花が咲くまで4 ・・胸に白い 1・・
  • 窓から見下ろす校庭には生徒や保護者が幾つもの群れを作っていた。冷たい雪が降る中、笑いあってるのか泣いているのか、傘の中の表情は判らないけれど、その群れは校門の外へと流れ出ていく。時々、振り返り傘をあげ名残惜しそうに校舎を見上げえていく生徒たち――卒業生の姿があった。 [続きを読む]
  • 2008/02/24 01:34qualify 2
  • キスが気持ちいいとか、顔にかかる息が甘いとか、そんなのは妹の読む少女漫画の中にしか無いことだと思ってた。 ... [続きを読む]
  • 2008/02/19 00:19花が咲くまで ・・三月におくる・・
  • 東京で雪は三月に降る。重たく冷たいそれは、地面に落ちた途端ぐずぐずと溶け進まない足をさらに重く、押しとどめる。重たい足を無理やり前に運び、国安に背中を向けて先を行く。 ... [続きを読む]
  • 2008/02/08 23:34 qualify 1
  • いつも、壁に押し付けられるようにキスをする。単に部屋の隅に置かれたベットに腰掛け、だらしなく壁に寄りかかってるから、そうなるだけなんだけど。吸い上げられて、舐めまわされて、広げられて、絡まれて。でも、キスをしている時、なんだかうまく行かない。狭い部屋の中で聞こえるのは柔らかい水音と、二人分の荒い呼吸と、時々自分が上げるはしたない声。自分の二本の腕や、足や、指や、目を、どうしていたらいいのか ... [続きを読む]
  • 2008/02/02 14:16 花が咲くまで 2 ・・二月にわたす・・
  • 意外と、二月は暖かい日が続く。受験に追いまくられた日々続き、いつもつるんでるメンバーが久しぶりに全員顔を揃えた。状況はそれぞれバラバラだけど。センターの点数で希望どうりに行く事がほぼ確定になった国安。本人曰く、死刑執行待ち、第一希望の合否判定を待っている河野。 確実に落ちている自信が有るらしい。数うちゃ当たる、でとっくに開き直ってる山中。本番の試験がまだ先なのに緊張感が緩み始めてる浦野。 ... [続きを読む]
  • 2008/01/21 14:26 花が咲くまで1 ・・一月にはなす・・
  • 校舎の中は、外より空気が静かに冷たく張りつめているように思う。細い糸が張り巡らされたような緊張感も今日は少し和らいでいる。普段なら、各学年ほぼ全生徒でごった返す昇降口で今日は二人きり。「センター終了ー。 あー気合抜けそう。」「入れ直しとけよ。二次までそんなにないだろ。」「・・・そっちは?他人事みたいにさー。」人が居ないとやたらと長く感じる廊下をぺたんぺたん、とゆっくり足音を響かせながら並 [続きを読む]
  • 2008/01/18 20:59 cutout/cutin ラスト
  • 家に戻ると、いつの間にか兄が来ていた。幸せそうな顔をリビングから出してきて笑う。「早くこないとおまえの分食っちゃうぞー。」「いいよ、どうぞ、召しあがれ。」カレーなどでは満たされない幸せに浸っているのだ。ほっといてくれ。そんな気分で恭は返事をする。後ろから母と妹の声が聞こえたけれど、どう返事したのかすら覚えていない。自室に戻りベットに体をズルズルと引き伸ばす。指先が異様に冷えてる事に気が ... [続きを読む]
  • 2008/01/16 20:57 cutout8
  • 不器用に掌が伸びてきて頬に触れる。情けなくも、止められなかった涙を親指が拭う。「ずるいよてっちゃん。・・・俺のがずっとてっちゃんの事好きで、ずっと悩んできたのに。ずっと怖かったのに。あっさりあんなふうにてっちゃんから言うなんて。」すっと自分の気持ちにバリケードを張ってきたのに、それをあっさり打ち崩すような事を君は軽々とやってのける。「フジ・・・でも、だったら・・・」「俺、多分酷いことする ... [続きを読む]
  • 2008/01/11 20:02 cutin5
  • 数軒先の駐車場まで無言で歩く。ジャリジャリと砕石を踏む音があたりに響く。街灯の明かりが届かなくなった中央でフジが足を止める。数歩後ろを歩いてきた恭はそのままの距離で立ち止まる。沈黙に弱い恭が先に口を開いた。「あ、あの。フジ・・・?」振り返ったその目は相変わらず狂気に近い光り方をしている。「さっきのは、その・・・・」「さっきの、どう言うつもり?」「いや、あのその・・・」ゴメン、とひと ... [続きを読む]
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