茉莉花 さん

茉莉花さん: 清風之逢竹 世外閑天地
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プロフィール

ハンドル名茉莉花 さん
ブログタイトル清風之逢竹 世外閑天地
サイト紹介文広島市内より車で約1時間。片田舎の古美術店の もの と ひと。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供32回 / 282日(平均0.8回/週) - 参加 2007/12/26 16:01

茉莉花 さんのブログ記事

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  • 2008/08/11 14:15残暑お見舞い申し上げます
  • この頃大活躍の扇風機。三菱製。じつはわたしは古い道具、特に電化製品というのは眺めて楽しむものだとばかり思っていた。それなのにそれなのに、店主が綺麗に磨きあげた後、おそるおそる電源を入れると なんと動くではないか。眠りから覚めたこの扇風機はゆっくりと回りはじめ、意外にも静かに首を振りつつ風を起こした。菊の一六紋をこよなく愛する社長さんがお見えになり、これは、菊の紋があるじゃあないですか、と、嬉しそう... [続きを読む]
  • 2008/07/18 12:07天女
  • 「天女」 北村西望天河神社の御秘神、日輪大辨財天がご開帳となっている。60年毎のご開帳、本来はあと33年後であるにもかかわらず、である。弁財天は水と音と財宝の神様なのだが、そこへさらに 日輪 とは、さぞかしのご威光なのであろう。まるで天照大御神が天岩戸から姿を現す場面のようではないか。世知辛いとはこのことだといわんばかりの世の中にお出ましになる御秘神。これは、何かが終わって、何かがはじまる合図に違い... [続きを読む]
  • 2008/07/07 15:31窓辺の聖地
  • 八本松にも夏がやってきた。ここは盆地なので冬寒く夏暑い過酷な地域である。とはいえ、朝夕は広島市内に比べてずいぶん涼しい。窓を開けると気持ちのいい風がよく通る。うちの店の窓辺は仏さまの集団の定位置となっている。ある日、小さい小さいおばあちゃんが来店され、おお 阿弥陀さんがおってじゃと、観音さまを拝んで行かれた。おばあちゃん。御歳92歳。わしゃ毎晩お経を唱えてぽっくりいかしてくれ言うて頼みよる、というお... [続きを読む]
  • 2008/06/26 15:03観音ブーム
  • ひさびさ店主が街にお出かけ。ゆっくりPCに向かえるマイナスイオンいっぱいの長閑な昼下がりである。どういうわけか、最近 観音様がよく売れる。国宝写しの十一面観音立像。高村光雲・聖観音。白衣観音坐像。などなど。店主は 高校野球の監督時代に、生徒の情操教育の一環として 観音の教え なる文章をしたためており、それを来られるお客様にお渡ししては解説をしている。なんでも観音様というのは願いを叶えるための方便を教... [続きを読む]
  • 2008/06/15 13:58続 古美術たちばな譚
  • ついに表の工事も完了し、またまた売場面積が広がってしまった。もう店の中には入りきらないものたちが、今度はお外でお嫁入りの日を待っている。毎日、朝晩、この商品の山を店の中から出したり入れたりしていたのだが、これでもう開店も閉店もらくらくである。梅雨も猛暑もいつだってかかってこい、なのである。わたしもどっちかというと行き当たりばったり方式で今日まで生きてきたが、どうやら店主もこのタイプのようである。必... [続きを読む]
  • 2008/06/11 10:57金城一国斎 波千鳥干菓子盆
  • 古いものではないのですが。高蒔絵でもないのですが。箱を開けると漂う木の香り。このお盆をみると、えいこ先生を思い出す。えいこ先生はかつてのわたしのお花の先生で、それはそれは美しいお方である。えいこ先生の活けるお花は、はっとするような清清しさで凛としている。先生が少し手を加えるだけで、誰が活けたお花でもなにやら命を吹き込まれたかのように輝きはじめるのだ。外回りをしていた頃。わたしは広島の寺町が担当で、... [続きを読む]
  • 2008/05/14 13:07古美術たちばな譚
  • 扉を開けるとまず目に入るこの光景。ときには 一歩も店に入らず、あっ、と小さく言って帰って行く人もいる。なんというか、圧倒されそうな品物の量なのである。店主はもともと勝負師なので、ふいにいろんなことを思い立っては行動するのだが、ちょっと通路のものをどけよう、と言い出し、今朝は久々の大騒動。で、片付けたあとが、これである。まだまだ。まだまだまだまだ整理する余地大有りである。この店を、掃除の本なんか書い... [続きを読む]
  • 2008/05/12 16:24黄昏の獅子
  • いかにも中国なこれまたでかい香炉。わたしは彼をししっちと名付け、かわいがっている。ししっちは、頭のてっぺんに”肉”ならぬ”王”の文字を描かれている。本来はもうひとつ、阿吽の吽、口を閉じた片割れが居るはずなのだがどこかではぐれてしまったのだろう、ししっちはひとり、店の前に佇んでいる。となれば王の字がなぜだかますます不憫に感じられ、わたしは掃除が嫌いだが このししっちだけは毎日必ず拭いてやっている。店... [続きを読む]
  • 2008/04/23 14:19ウランガラスのビーズ
  • ずっとずっと気になっていたウランガラスのビーズ。ブラックライトで蛍光色に光る、かわいいやつである。はじめて手にしたこのガラス。かるい。こんなに小さいのに 薔薇の花柄が彫ってあったりなんかして、なんとも手が込んでいる。だから昔のものはいいんだな。これは、ふるいボヘミアのもの。毒をもって毒を制するというのは、このかわいらしいビーズには不似合いな言葉のようだが、実際、このガラスは微量の放射線を発し、それ... [続きを読む]
  • 2008/04/12 12:44Welcome to the Earth
  • 店主はきのう夜おそく、おじいちゃんになった。写真を携帯の待受にしてみたら、何度も開いてみては にやにやしている。無理もない。店主は 違う、と言うが、どうみてもこの顔は店主にそっくりなのである。誕生日おめでとう、佑磨。将来は何になるかな。プロ野球選手?骨董屋?それとも DJ??・・・・・it's up to you and wish your life is shine!!!... [続きを読む]
  • 2008/04/10 14:52古いガラスのピッチャー
  • 気泡の入ったすこし青いガラス。瑠璃の取っ手。金魚鉢といっしょにやってきたこのガラスには、高橋永順のような投げ入れが良く似合う。古いはずなのに、いきのいい花とともに このガラスも新鮮なエネルギーを放っている。(ピッチャーで思い出したが、高校野球の春の大会が終わってわたしはほっとしている。店主は甲子園にも出場した元・高校野球の監督で、連日、”解説”をしてくれていたのである。)... [続きを読む]
  • 2008/03/18 22:45チベット僧のターコイズ
  • ゲンギャウという赤い袈裟を着たお坊さんがいる。南インドのチベット寺院、デプン・ゴマン学堂のお坊さんである。デプンにはヤマーンタカという大黒天の忿怒形を祀るお堂があり、ゲンギャウはその大黒堂を仕切っていたエラい人である。ゲンギャウは4年前からの友達。人生の転機に出逢った人のひとりだ。一昨年。 わたしはデパート勤めを辞めようとしていて、 その是非についてゲンギャウに相談してみた。気持ちは既に決まっていた... [続きを読む]
  • 2008/03/06 14:43大黒天by光雲・田中・unknown
  • 一気に大黒さんが集まってきた。高村光雲。平櫛田中。そして 江戸期のもの。わたしの住んでいる町には出雲大社の広島分院がある。例年、行きつけ?の神社で神宮大麻を買ってくるのだが今年は売り切れていたので出雲大社の御玉串なるものを買ってみた。(ついでに熊手も買ってみた。 えびす講にも行きそびれていたので。)出雲大社といえば大国主命。大国。大黒。これはもしや。何かの絡みがあるのやも知れぬ。今年は何卒、よろし... [続きを読む]
  • 2008/03/01 15:53天龍寺青磁蓮弁文鉢
  • まだまだ寒いが 3月というと気分はすっかり春である。春になると店主は中国へ行くはずである。大学の冬休みも終わり、新学期がはじまるのだ。これは、店主が中国でみつけてきたもの。6枚の蓮弁のなかには、龍や芙蓉が描かれている。ある日、中国から とある博物館の館長が店主の家にやってきた。館長は この青磁を、天龍寺で間違いない、と言い、虻止めがあるのが惜しい、もし完品なら2000万円の値がつくだろう、と言ったそうな... [続きを読む]
  • 2008/02/28 17:34Dragon meets Phoenix
  • 龍は鳳凰の羽が起こした風に乗って空を舞う。龍と鳳凰は陰と陽を表わし、ふたつの力は太極となる。店主はこの大きな硯を中国から手で持って帰ったという。ケース込みで5キロはあるだろうか。中央の龍が居るところがふたになっていて、自然に発色した白い箇所を珠にみたてて彫り出している。(店主いわく、端渓。)実際 墨を摺るのはこの丸い部分。あとは全部飾りというわけで。なんと贅沢な。... [続きを読む]
  • 2008/02/27 22:24POP不動明王
  • 大日如来の忿怒形。内なる不動心。力づくで救う との決意。いかめしい。なんとも。ときどきならまだしも年がら年中これっていうのはちょっとしんどい。その分、この際本気で楽しんで、ちょっとPOPな感じでやっていこうや。... [続きを読む]
  • 2008/02/25 18:11備前かぶせ香炉 福助
  • このふくちゃんは結構な大きさである。ふくちゃんは香炉なので 煙をゆらゆら漂わせるのもひとつの仕事なのだが、その吐き出し口が 目と耳と鼻、そして背中に抜いてある家紋なのである。まだ試してはいないが、こわいもの見たさで一度何かを焚いてみたい。煙が出ているところを想像すると、それは全く粋とか、上品とか、味があるとか、そういう状態からは程遠いものであるが是非 一度、ふくちゃんから煙を出してみたい。それが伽... [続きを読む]
  • 2008/02/25 12:31アンカーホッキング ピーチラスターC&S
  • うは!”錦城 ヨーロッパ里帰り”が売れた!この店主という人はこどもみたいな人である。そして、おそろしく勘がいい。わたしがオールドノリタケを集め始めたら、もーそんなに張り切らんでも・・・、と言いたくなるぐらいの速攻で”錦城”を仕入れてきた。かと思えば、次はこのアンカーホッキング。それと知らずに仕入れてきたらしい。アメリカの古いやつよ、ええじゃろう、と、ちょっと誇らしげである。わたしはまさにこのピーチ... [続きを読む]
  • 2008/02/24 22:57アンダラ ルミネッセントホワイト
  • これはアメリカ・シェラネバダ産のガラス質の石。最近になって、ほんの少し、地表に現れてきたらしい。この石にはすごいパワーがあるそうで、そう聞くと気になる。... [続きを読む]
  • 2008/02/22 15:23ラスター彩燕文スナックセット
  • ラスター彩 という単語を初めて知ったのは外商時代、加藤卓男の作品をみたときのこと。元来わたしは 水晶に映る虹だとか、玉虫色に光るガラスだとか、そんな光のうごきが大好きで、ペルシャの図柄とともにその色彩に心惹かれたものだ。そんな人間国宝級の作品とは比べる次元にないのかも知れないが、この、池の上を飛ぶつばめ。時折ラベンダーに変化する水色と、愛嬌のあるつばめの顔がひとめで気に入った。コーヒーだとつばめが... [続きを読む]
  • 2008/02/20 22:45星条旗に降る星のかけら
  • ぱらぱらという音とともに落ちてきたのは雪の結晶そのものでした。ここ八本松はある程度覚悟はしていましたが非常に寒さ厳しい土地で、もう何度も雪かきをしました(店主が)。この雪の結晶は 瞬く間に景色を白くします。でも、積もりません。粉砂糖をふるったかのようです。ちょうどこの日、引き取りに来られることになっている箪笥に、あわててその辺にあった星条旗を掛けました。これは、ノダウェイという米軍艦の解体のときに... [続きを読む]
  • 2008/02/20 12:09関西長火鉢
  • ちいさなお店の真ん中に鎮座ましますのは、ダイニングテーブルのような関西長火鉢。豆炭を焚いていて、鉄瓶がしゅんしゅんいっている。最近 店主はこの鉄瓶で湯を沸かし、お茶を淹れて、飲みんさい飲みんさい、と、お客さんに振る舞い始めた。少し(かなり?)錆混じりのお湯である。わたしは見て見ぬ振りをしている。なぜなら店主に悪気はないからである。ごめんなさい、お客さん。鉄は体にええんじゃけ、と、店主。お客さんは、... [続きを読む]
  • 2008/02/20 11:09弥勒菩薩のとき
  • 弥勒菩薩がやってきた。金色の面である。釈迦入滅後、56億7千万年後にこの世に降り、衆生を助けてくれるという、”次世代”の仏。いまは兜卒天で修行中、とか。56億7千万年・567には別の説もあって、それは この世の人口が56億7千万人に達したとき、とも解釈されるという。いずれにせよ 釈迦が言う 滅法の世 とは、現在のことだとしても大きく頷ける、今日この頃。弥勒の出番であってもおかしくはない。閻浮提(え... [続きを読む]
  • 2008/02/01 22:59古い真っ赤なノリタケのグラス
  • SOLDこれは、わたしと店主の間で物議を醸したグラスである。ノリタケ、と入っていないじゃあないか、と 店主。でもそうなんです、と わたし。何の根拠もない。ただ、そう思っただけである。そう言われてみればそんな気もする。まあどっちにしても こいつはかわいらしい。ひとつは足元にオレンジ色に向かうグラデーションがあったりして。この柄だって奥さん!∞?ハート?よう解らんけど。とにかく、乾漆のような質感といい、泥... [続きを読む]
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