- 2008/05/16 11:28新しい出会い
- ちょうどこれを書いた夜にふと寝しなにテレビをつけるとNHKBSの深夜の再放送番組ジャームズリプトン監修の『アクターズスタヂオ インタビュー』をやっていました。大抵名のしれた俳優なのですが、途中からなので一瞬だれがゲストかわからない、中年の男性でしたし、話すときに少し辛そうな表情がありました。そのまま何気なく見ていると、話は『バック トゥ ザ ヒューチャー』にマイケル J フォッ・・・ [続きを読む]
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- 2008/05/14 18:19命を懸ける
- 人は時々「命がけでやれば何でもできる、」という言葉を出すことがありますが、本当に命を懸けるというのは、残された命をどう生き抜くか、ということなのだと思ったことがあります。そうしたときは「何でも」ではなく、自分で選んでやるべきことをしっかり最後の命を懸けて行うのだ、とそして『来るべきときはじたばたしないで迎えられるようにしたい、』と願った友人はそのように生きていました。第・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/12 18:07命を分かつ
- 新緑の美しい季節になりました。近隣をドライブしていて『ハッ』とするほど美しい緑のトンネルを抜けるときこの風景をみた感動を人に知らせたいと思うことがあります。そんな風に人生を共有できる友人に会えたとしたらそれは至上の喜びです。第143話美沙は東京の実家に投宿して、自分自身の健康診断を受けながら2週間の日本滞在を過ごしていた。まもなく、また暑いデリーへ出発する。産婦・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/10 09:28よさこい節を
- 連休明けのこの週末を待ちわびました。皆様いかがお過ごしですか?いつもお立ち寄りくださって本当にありがとうございます。小説は、怜子(さとこ)は高知へ戻り闘病生活に入ります。インドへの熱い思いも次第に懐かしさに変わりますが暑さなど気候の厳しさ、山の見えない、川の汚泥・・故郷高知の美しい自然の中でほっとしながらも、自分の過ごしてきたインドでの暮らしが新たに故郷への憧憬を深・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/08 21:40怜子の病状
- インドと高知を舞台にした二人の日本女性の友情小説です。一話だけでもお付き合いいただけたらうれしいです。第141話美沙と再会を固く約束をして、怜子(さとこ)は市内の日赤病院に検査入院した。古巣の病院なので、三年間のブランクを経ていても医師も看護士も知り合いばかりでこの時怜子はそのことを素直に有り難く心強く思えたのだ。この病を発病して日本に戻るとき、医療関係者で・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/06 23:17アンの家のように
- 連休が終わりますね。日本はいい季節になります。デリーは猛暑が、高知は「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の季節です。小説の中の季節はまだ冬ですが、実家に戻った怜子は癌の治療に専念して復活し、再びデリーを旅行者として訪れたいという希望がわいてきました。今日もこの小説にお立ち寄りくださって本当にありがとうございます。第140話タクシーが走り出すと、怜子は先ほどの運転手に親し・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/05 20:34モーニングサービス
- 連休ですね、如何おすごしですか?こちらへも足を運んでくださってありがとうございます。ここで高知のことを書いていますとこの5月の土佐は美味しいものがいっぱいですので、行きたくなってしまいました。今日もまた少しだけ私の小説におつきあいくださいませ。ちかたさんからバトンを回していただいたのですが、愛犬小夏のいるブログ「アンと小夏とインド」のほうで書かせていただきました。お時間・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/02 23:35仁淀川周辺
- インドを舞台に「赤毛のアン」を愛して止まない、二人の日本人女性の生き方を連載しています。1話だけでもおつきあいください。第138話土佐の朝は早い。窓側のベッドにいた美沙は時計が6時半をさしているのを確かめて、怜子の眠るベッドの方をみて、彼女がまだ軽い寝息をたてていることを確認してから、そっとカーテンを少しだけ開けてみた。西の方の冬の夜明けは幾分か早いようで、その宿の・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/01 23:04高知にて
- インドを舞台に「赤毛のアン」を愛して止まない、二人の日本人女性の生き方を連載しています。1話だけでもおつきあいください。『美沙と怜子の年齢は違い、生まれ育った環境も異なる二人が、デリーという異文化の中での体験を分かち合い支えあって生きています。怜子は子宮癌を患い、美沙は流産し、互いに完璧でない身体を案じながら2年間の日々に育まれた友情と愛情により、今怜子の故郷高知に夫より一足先に病状の・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/30 16:37ジョン万次郎に寄せる思い・・小休止
- いつも「アンのように生きる(インドにて)」へのご声援に感謝しています。ありがとうございます日本は飛び石連休中ですが、今日はこちらも小説を休んで、高知の偉人ジョン万次郎を書いてみたくなりました。昔私が小さいころ、祖母が「万次郎さんは小さな鯨漁船に、まだ小僧さんとして乗りよってね、海で漂流してアメリカの船に助けられて、難儀したけどアメリカでしっかり勉強して立派な人になっ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 21:38インドと高知
- インドを舞台にした日本人女性の生き方を綴る小説です。1話だけでもお付き合いください。あらすじは下にあります。この小説の冒頭は・・こちらへ第136話一概にインドと高知が似ているなどという会話は、その双方に失礼かもしれないが、美沙の印象ではその人の良さや、押しの強さ、豪快さは太陽の強さに比例しているように思えた・・・怜子と美沙は成田で一泊して、旅の疲れを癒してから、翌日・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/26 23:10インディラガンジー空港
- インドを舞台にした日本人女性の生き方を綴る小説です。1話だけでもお付き合いください。あらすじは下にあります。この小説の冒頭は・・こちらへ第135話世界の飛行場の中で人の名前がついている空港はどれほどあるのだろうか?有名なものの中には、ジョンFケネディ空港、レオナルド ダ ヴィンチ空港、シャルルドゴール空港、ジョンレノン空港、蒋介石空港、そして最近日本でも高知龍馬空港・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/24 22:21荷造り
- 第134章日本からインドに渡ったのは怜子にとってはほんの2年半前のことなのにその日からもう10年も時間が経ったように思えるのは、ここの時間が悠久といわれるようになだらかに、長閑に過ぎていたからではない。あまりにも多くのことがめまぐるしく起こり、その都度それがあたかも当たり前のことであるように振る舞い、過ごしてきたことにかなりのエネルギーを使ったようにも思える。暑さの・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/23 21:25自己紹介代わりのバトンです。
- 第3章はじまったところで、ブロ友 ロッキー山脈のさりすけ女史家族6人犬一匹、ロッキー山脈ふもと生活よりバトンを受け取りました。彼女のバイタリティに溢れ、ユーモアたっぷり、愛情いっぱいのブログ是非ご覧になってね。バトンとは・・自己紹介のような質問に答えさせていただきます。久しぶりなのでちょっと楽しく「そこまで聞いてないよ」というほど詳しく・・書かせていただきます。(笑)・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/22 22:15終章の2・・・・妊娠
- インドを舞台にした日本人女性の生き方を綴る小説です。1話だけでもお付き合いください。あらすじは下にあります。この小説の冒頭は・・こちらへ第133話美沙の家のシーク教徒のオーナーのところに孫が生まれた。目の大きな可愛らしい女の子だった。何かお祝いをと思い、現金も相応しいとは聞いていたが、美沙は手作りの毛糸のチョッキにした。白い純毛で鈎針で編まれたそ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 22:39アンのように生きる 終章
- これまでのあらすじ 片山美沙は夫翔一郎の在外派遣教員としてのインドデリー赴任に伴い、中学校教員という職を辞して渡印した30歳前半の女性であった。子供もまだおらず、デリーで始まった異文化の中での暮らしは戸惑うことも多く、一緒に渡った夫の同僚教員の家族との交流から始まった暮らしであったが、子供のいる家庭とそうでない家庭のここでの日々の違いから、1年早く同じ立場でここに居住していた、高知・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/20 14:51第131話 決断
- 怜子のサーバント ファトマに呼びにこられて、美沙は急いで怜子の自宅へと走った。ここの生活で走るということは殆ど無かったので、そのあたりの人々は少し驚いて見ていた様だが、だからと言って興味を持つものはなかった。怜子の家の門扉は開けられたまま、門番(チョキダール)が敬礼をして中へ誘う。ファトマが歩きながら「マダムは熱が出ました。」と言っていたので大事ではないとは思ったが、気・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/18 08:21デリーの冬
- インドを舞台に日本の女性の生き方をテーマにした小説です。1話だけでもおつきあいくださったらうれしいです。 第130話デリーの気温は12月に入るとさすがにベッドに入ると、毛布がほしくなり、明け方はそのぬくもりでゆっくりと眠れることが幸福感でいっぱいになるようだった。「布団かけて寝られる幸せをかんじますねえ」家族的なパーティの多い時期にもなり、皆口々に「冬のデリーは・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/16 19:59ドビーのいる風景
- インドを舞台にした小説です。あらすじは下にあります。この小説の冒頭は・・こちらへ第129話怜子の病状について三人は一旦口をつぐみ、少し本人の様子を静かに見守ることにした。そのことで、いきなり具合が悪くなるようには思えない顔色であったし、何より本人がデリーに滞在することを強く望んでいることを夫の北川はよく承知していた。親類縁者がいない、この地での暮らしは横槍が・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/15 21:05存在の重み
- インドを舞台にした小説です。あらすじは下にあります。この小説の冒頭は・・こちらへ第128話その夜、美沙は夫の翔一郎に、怜子の病状について話をした。「え、?怜子さん具合悪いのか?」「う〜〜ん。そんなに大げさに言わないからこっちが先走ってはいけないと思うけど、すごくいやな予感がしたの。」「で、何か頼まれたの?」「私に話したことをご主人に話して・・・ [続きを読む]
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- 2008/04/13 23:18キーマカレー
- 第127話気候は10月のディワリの祭が過ぎると、急激に気温が下がり、特に朝夕が本当に凌ぎやすくなってきた。駐在する日本人たちはほっとする時期である。日本人会は日本人小学校の運動会と併せて盛大な運動会を行った。大使夫妻も出席されて、綱引き、玉入れとどこから調達するのか日本と同じように道具は揃っていた。学校が中心ではあるが、企業人たちが様々に協力し、会社の伝をつかって子・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/12 18:12小休止 絨毯の話
- 今日は絨毯の話を少ししたいと思います。絨毯を買いたいという意識はまったくなかったのですが、私の入った三階建ての家の2階部分を借りた家のフロアには12畳敷きほどの立派な絨毯が敷いてあり、大理石の床は気持ちがいいものの、あまりに無機質でしょう・・ということでその絨毯付きで借りました。我家はやはり日本式に土足厳禁にしましたが、それまで土足で踏み込んでいたその部屋の絨毯ですからやは・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/10 20:37クラという仕事
- 第126話 カシミール地方の手織りのシルク絨毯クリとくればクラ・・というわけではないが、毎朝各家庭を「クラァ」 と尻上がりの大きな声で訪ねてくる男がいる。ドーティという腰巻のような柄物の薄汚れた布を斜めに巻きつけて上半身にはやぶれたシャツを纏っていた。顔も土色で痩せているので、大きな目はぎょろりとして、こちらを見据えるかのように感じられた。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/09 07:49クリという仕事
- 第125話10月末の美しい光の祭、ディワリが再びやってきた。美沙は今年はサーバントのシャンティに頼んで家の周りを盛大に飾ってもらうことにしていた。このあたりのインド人にもすっかり顔見知りになり、朝な夕な挨拶を交わし、隣のブティック経営の母子からはパンジャビスーツの新作発表会に呼ばれたりしていた。新作とはいえ、デザイナーの卵の娘の作品は斬新だがまだまだ縫製が雑であったが、・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/07 08:08ブティック
- 第124話美沙たちはちょうど折り返し地点に来た。学校は3年の任期が決まっているので、ほかのどの企業や役所関係からも羨ましがられる。特に企業の人々はいつ辞令が下りるかわからないからびくびくしているわけではなくとも、ある程度の覚悟をもって赴任している様子がわかってきた。子供たちを含む家族はある程度その中で支障のないよう親たちは考えるのだが転校は小さな心には時に負担に・・・ ... [続きを読む]
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