如月  凛 さん

如月  凛さん: 恋愛小説『 Last  angel 』
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プロフィール

ハンドル名如月  凛 さん
ブログタイトル恋愛小説『 Last angel 』
サイト紹介文奥手なOL百合×大学生駿の甘くてじれったくてちょっぴり胸キュン!少女漫画風ラブコメです。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供121回 / 199日(平均4.3回/週) - 参加 2008/01/26 12:58

如月  凛 さんのブログ記事

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  • 2008/07/25 05:10Last angel - 135 -
  • 涼子となにかしら浅からぬ縁のあるメンツが、集結した今夜の送別会。----- には、違いないのだけれど。 旧制中学から共学の新制高校へと変遷した歴史を持つ聖陵高校は、いわゆる地域の伝統校で進学校だったにも関わらず、文武両道の精神が受け継がれて部活動も非常に盛んだった。ほとんどの生徒が部活動に所属してたと思う。帰宅部なんて存在はありえなかった。わたしは硬式テニス部だった。朝錬は毎日あったし、休みは週に1日だ [続きを読む]
  • 2008/07/22 22:27Last angel - 134 -
  • 「ちょっとイマドキお目にかかれない堅い鉄壁の守りを、ついに落としたか。アイツ」きみのいる方を振り返ってガンをとばしてる涼子。や、あの。違うのよ。ほんとのところは。それ、涼子の大きな勘違いだから。「百合、やだ、大丈夫?  んっ んぷっ そんなに?すごかったのー?青山くん」・・・って。完全に爆笑してるじゃん、涼子。涙までにじんでるよ。すごかった、とかじゃなくって。わたしは真剣に泣きそうなくらいなんだか [続きを読む]
  • 2008/07/21 17:02Last angel - 133 -
  • 泉くんが座っていた周囲に陣取っていた水泳部男子たちが、きみのためにガタガタと立ち上がって席を空けている。懐かしい顔ぶれが、口々に「よぉー 青山ー 久しぶりー」と声をかけているその場から、後ろ髪をきみの腕に絡めたいほど立ち去り難かったけど。わたしの様子を目で追っている涼子に気がついて。やっとふんぎりをつけて、涼子の元へと急いだ。今夜の会を仕切ってくれた優貴の顔もあった。彼女も卒業以来だ。「優貴、元気 [続きを読む]
  • 2008/07/20 18:30Last angel - 132 -
  • 日曜の夜の馬車道あたりは、人出も少なくて閑散としている。目指すお店は、尾上町にあるビルの地下にあった。「ここみたいだな 」タクシーを降りてからも、からだがガクガクしちゃって、どうにもへなへなした変な歩き方になってるわたしは、きみの腕にしがみついて歩いてる。ありえないほど情けないし。マントル突き抜けてコアでもいいから隠れたいほど恥ずかしい。今日一日、こんな調子なの?それとも明日もまだこんな感じとか? [続きを読む]
  • 2008/07/19 16:39Last angel - 131 -
  • 「それで、関内のどのへんなの、お店 」濡れた髪をタオルでバサバサふきながら、きみはバスルームから出てきた。ひゃあ・・・バスタオル腰に巻きつけただけじゃない。なによー  やめてー そんな格好でふらふら出てこないで。  恥ずかしいー 目のやり場に困るじゃない。何考えてるの?あ・・・きみは、いつものように、なんにも考えてないわけね、はい。「あの、ちょっと、青山くん。 そんな格好で、やだ、困るじゃない 」 [続きを読む]
  • 2008/07/18 22:45Last angel - 130 -
  • シャネルのバニティバッグには、コンパクトにまとめた最小限のメイク道具一式が、まるでお泊りもオッケーよ、のごとく入っている。だって、もしかしたら、もしかしちゃうかも・・・って思ってたから。でも。さすがに、きみの目の前でメークするなんて・・・できません、わたし。「青山くん・・・わたし、お化粧したいんだけど・・・ 」うん・・・ たぶんきみは、この言葉の意味がわかっちゃいない・・・よね。明らかに、何が言い [続きを読む]
  • 2008/07/16 22:34Last angel - 129 -
  • うれしい・・・今夜の送別会、きみも一緒に行けるのね。涼子の送別会は、急きょ決まったようなものだった。涼子ったら、相変わらず涼子らしいと言えば言えなくもなく。ニューヨークへ留学することを、まるでふらっと「10日間くらい、ブロードウェーでお芝居でも観まくって来るわ」みたいなノリで。たいして友人たちにも言いふらすこともなく、普通にしていたものだから。「だって、近いもんだよ。いつだって、その気になれば会える [続きを読む]
  • 2008/07/13 13:47Last angel - 128 -
  • いつの間にか 寝ちゃってたんだよなあ早乙女さんやっぱ 無理させちゃったんじゃねえのか 俺----- ごめん最後  泣いてたし・・・でも   大丈夫、  大丈夫、  って必死な顔して あなたが言うから・・・いや 早乙女さんが言ったからじゃないずっと昔から何年も前から最初に 出会ったときからあなたが  一番だったんだ俺にとってばかみたいに 遠回りしたけどやっとやっとの思いであなたを 振りむかせられたんだ---- [続きを読む]
  • 2008/07/12 17:50Last angel - 127 -
  • ふと、意識が浮上した。あれ・・・わたし・・・眠っちゃってたの・・・?ん・・・?え・・・  えっ  ちょ、ちょっと・・・ちょっと、待って・・・いつの間にか、どこかに行方不明になっちゃってたブランケットが、かけられてる。や・・・でも・・・何も・・・わたし・・・なにも 身に つけて な い ん だ わーーーっ青山くんは・・・?あ。 寝てる。わたしの方を向いたまま。すーすー、寝息までたててる。んふ。 かわ [続きを読む]
  • 2008/07/08 22:25Last angel -126 -
  • 始まりは、静かな音色。やがて、弾む音。幾重にもかさなる、奥深い響き。徐々に力を増すホルン、ティンパニ。きみと奏でた、軽快なヴァイオリン・アンサンブル。哀愁さえただよう気がした、深い低弦の響き。クライマックスへ向けて、走り始める木管、打楽器。きみとわたし。まるで、交響曲第10番をついいましがた演奏し終えたばかりのオーケストラのように。息の合った演奏を成し遂げた満足感と。どこまでも青草が生い茂る草原... [続きを読む]
  • 2008/07/06 18:01Last angel - 125 -
  • ----- ブランケットは、かけていて。そんなお願いが。こういう状況下では、ほとんど不可能なコトなんだって知るのに、そう長い時間はかからなかった。もちろんわたしも、そんなこともう、こだわらなくてもいいような。ブランケットがいつのまにか、どこへ行方不明になっちゃったかなんて、そんなことどうでもよいことだった。きみが今、きみの頭の中だけで描いていると思われる魅力的でロマンティックな航海図は。きっときみの予... [続きを読む]
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  • 航海
  • 2008/07/05 20:42Last angel - 124 -
  • 許可もまだしてないのに。「いいですよ、どうぞ」なんて言うのも変だし。一瞬、こんなとき、なんて言ってみたら一番おしゃれなんだろ・・・と、とまどっていたら。その隙をついて、きみはブランケットの中に、するすると不法侵入してきた。こらー  ブランケット侵入罪で逮捕しちゃうぞあっ  その前に。きみは、すでに。わたしの heart 窃盗罪 でとっくに逮捕されて起訴されかけたけど。被疑事実は明白だったけど、原告には... [続きを読む]
  • 2008/07/02 22:14Last angel - 123 -
  • きみの完璧なまでに鍛えられた眩しい体躯を、初めて目の当たりにして。わたしは、恥ずかしさも忘れて、まじまじと、見つめてしまっていた。「なんか、ついてる? 」きみが、自分のからだに目を落としているのを見て。わたしに再び、分速1000mの高速エレベーターにも匹敵する急激な速さで、女の子の羞恥心がよみがえった。きゃあーわたし、恥ずかしすぎて・・・死にそうー「あ・・・ わたしっ・・・ お先にっ 」わたしは、 [続きを読む]
  • 2008/06/30 22:28Last angel - 122 -
  • 「・・・でも、夏休みにハワイでけっこう焼けたのよ だって、夏は小麦色でしょ、やっぱり でも、わたし、すぐ落ちちゃうの 」きみは、くすっ、と笑って。「・・・わかったから・・・おしゃべりはそこまで 」ふぁーい。 ゆうコト聞きます・・・わたしを抱きしめていた甘い拘束をゆっくりと解いて、きみは言った。「俺のタイ、はずしてくれる?」えっ えーっき・・・きみって、そんな甘えん坊なコト言っちゃう人だったのぉ?... [続きを読む]
  • 2008/06/29 19:06Last angel - 121 -
  • え? ファスナーが・・・?驚いて目を開けると、真剣にファスナーと格闘してるきみの顔があった。きゃっ   青山くん、ちょっと待って。 無理すると、ファスナーが布地に食いこんだら最後、どうにもこうにも大変なことになっちゃうのよ。「あーんっ  待って、 青山くん わたし、こっち向くから・・・  」そう言って、わたしはくるりと向きを変えて。きみがファスナーを下げやすいように、後ろ向きになった。あれ・・・... [続きを読む]
  • 2008/06/28 21:06Last angel - 120 -
  • 不思議・・・きみの胸に抱き寄せられて、春の陽だまりのようなぬくもりに包まれていたら。爆発寸前だった心臓のドキドキも少しおさまってきたみたい。ふふ。きみの広くてたくましい胸は、きっとわたしの万能なお薬なんだわ。すごく落ちつくんだもん。いいなぁ。ずっとこうしていたい。うっとりしてきちゃう。気持ちよくて眠たくなってきちゃう。あー だめだめ。眠っちゃだめ。きみは、腕の中にすっぽり包んでいたわたしを、ほん... [続きを読む]
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  • 心臓
  • 2008/06/28 17:48お詫び  (and 羞恥心)
  • もう・・・・・私ってば・・・本当に真性おっちょこちょいで  自覚ありありでしたが・・・ ランキングに参加しておりまして・・・ お話の最後には  応援お願いします などと・・・毎回、毎回載せておりましたが・・・ 緑色バナーの 「ブログランキング」 の URL を 間違えてリンクしておりました・・・ 何気なく 自分でポチッとしたら・・・ 接続していなくて あれっ と思い  いろいろなページでポチポチしてみた... [続きを読む]
  • 2008/06/27 22:22Last angel - 119 -
  • 「な? なんにもないだろ? 女の子連れてくるのも早乙女さんが初めてだよ 」きみにまだお姫さま抱っこされながら、見回すきみの部屋。本当。シンプルな机と。テレビとオーディオセットと。作りつけのような、天井まであるけっこう大きな本棚にはぎっしり本が並んでる。私には手が届かないだろうな。入りきらないみたいで、本棚の近くにはいくつも本の山ができている。部屋のコーナーには、きみの大事なもうひとつの世界。山に関 [続きを読む]
  • 2008/06/25 22:06Last angel - 118 -
  • きみの・・・お部屋・・・?うっわぁ・・・は、はいっ  オッケーです。 大丈夫です。全然 no problem です。わたしは、ときめきの未知なる世界へといざなう、きみの気迫のこもった、こんなときでもゾクッとするほど鋭いまなざしに、完全に矢を射抜かれて。ただ、もう、しおらしく、可愛らしく、The 女の子っぽく・・・こくん、とうなづいた。ドキドキドキドキドキドキ ・・・・・あーん  もしかしたら、このまま心臓が壊れ... [続きを読む]
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  • 心臓
  • 2008/06/24 22:25Last angel - 117 -
  • ------- やられたっ俺  右ストレート もろにくらった可愛いジャブだと思って  完全に油断してたほんと 俺って まじで わからねえんだよ早乙女さんが  なに考えてんのか何、必死な顔して 訴えてたんだかほんと わりぃ・・・だってさ ほんとに俺 ----- あなたを大事にしたかったからあなたは特別なんだ  俺にとって簡単に  踏み込んじゃいけないって軽い気持ちで冒してはいけないって思ってた俺の大切な聖域だっ... [続きを読む]
  • 2008/06/23 19:50Last angel - 116 -
  • あ・・・・・  わたしったら・・・ いくらなんでも・・・ すっごく失礼なこと・・・ストレートに・・・ 言いすぎちゃった気が・・・ する・・・恥じらいもなく・・・ すっごいことまで・・・自分の思いどおりに、コトが運ばないからって・・・きみが わたしの願うことをしてくれないからって・・・むちゃくちゃ わがままなコト 叫んじゃった気がするきみが、わたしを大事に想う気持ちは充分に伝わってきていたのに。き... [続きを読む]
  • 2008/06/22 19:33Last angel - 115 -
  • こうなった以上、そのままソファに寝転がってるわけにもいかず、わたしは起き上がり、少し乱れた髪を整えた。きみもまたソファに座りなおした。「俺は、今日 あなたのお父さんに会ってみて 初めてはっきり心に決めたんだ。 今までだってもちろん半端な気持ちで あなたと付きあってきたわけじゃない。 でも、あなたを愛しんで大切に育ててきた ご両親の深い愛情に感動したから・・・ だから、後ろ暗いことはしたくない。 ... [続きを読む]
  • 2008/06/22 11:33今日はね^^
  • 今週は、出張があったりしてお仕事モード全開  switch on  でした    けっこう疲れてますあまり、更新もできず・・・読みにいらしてくださった皆さまにはたいへん申し訳ありませんでした     実は大きな声では言えませんが・・・娘ちゃんが学校の宿泊体験学習で出かけてゆきましたやったーーっ今日は自由だーーーっ息子クンなんか 部活だー遊びだー・・・でいてもいなくてもおんなじだしーそんなわけで・・・もちろん... [続きを読む]
  • 2008/06/22 10:24Last angel - 114 -
  • う・・・ お、重い・・・初めて。生まれて初めて、男の人がわたしの上にのっかってる・・・偶然ではなく。きみの意思でもなく。他でもない、この「わたし」自身の意志で。考えるより先に、からだが動いてしまった。「うあっ  ごめん、早乙女さん 」きみが、あわててわたしの上から降りようとするのを阻みたくて。わたし、きみの首にまわした腕をゆるめなかった。きみにしたら、もしかしたら不可解に思えたわたしの行動に、さ... [続きを読む]
  • 2008/06/18 21:48Last angel - 113 -
  • きみの支えがあったとしても、ふいに背中から倒れこんだ衝撃で、ソファは揺れてわたしはほんの少し弾んだ。きみとの、やめる気なんて到底おきやしない素敵なキスに熱中していたから、ことわりもなしに急に舞台が暗転したようで、一瞬何が起きたのか、脳しんとうをおこしたわけでもないのに、わたしはほんのいっとき完全に理解不能に陥ってた。きみの腕はわたしの背中を抱いていてくれたから、一緒に倒れこんだけれど、かろうじて自 [続きを読む]
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恋愛小説『 Last angel 』