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- 2008/07/18 22:18『鏡の向こうに落ちてみよう―有栖川有栖エッセイ集』 有栖川有栖
- 有栖川先生のエッセイ第4集。新聞連載から雑誌記事、ミステリから映画、日常にタイガースと盛りだくさん。特に虎トークは熱いので、タイガースファンの方にはそこだけでも読んでいただきたいくらいです(笑)相変わらずお話のテーマは幅広く、また映画や本の紹介がお上手です。具体的なネタバレはもちろんされないのに、「一体どんな話なんだ! 読んでみたい見てみたい!」と思ってしまいました。嬉しくも困りものです、数 [続きを読む]
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- 2008/07/06 16:52『「和もの」のいろは』
- てぬぐい、和紙、和風はんこ、着物、ふろしき、緑茶、和食器などなど、幅広く「和もの」の基本のキを紹介している1冊。本文を統一して彩る和風・てぬぐい風(笑)の装丁もとても可愛らしいです。和紙やはんこは「作り方」てぬぐいやふろしき、着物は「アレンジ方法・結び方」お箸や旅館は「きまりごと」などを中心に、数ページずつでまとめられています。また、それらを専門に扱うお店も紹介されています。ここで興味を持 [続きを読む]
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- 2008/07/05 16:11『つつむくらし―おり紙と布で作る雑貨と小物』 小林一夫
- そのタイトルの通り、紙と布を使っての雑貨や小物の作り方が紹介されています。正確には市販のおり紙だけでは用が足りませんでした。より大きい紙や、長方形の紙が必要だったりします。とはいえ包装紙などがあれば大丈夫。例えば私がひとつ作ってみたのは、これ。黄色い折り紙でブックマークを作ってみました。作り方は3ステップくらいですっごく簡単、でも見た目可愛くてお気に入りです!その左下に写っている写真立ても本 [続きを読む]
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- 2008/07/02 11:43拍手返信+雑記
- 「続きを読む」から拍手返信です。反転して読んで頂けたらと思います。コメントありがとうございましたv横溝・アシモフ両先生ブームが来ております。感想がきちんと書けていないのですが、金田一ものとイライジャ&ダニールもの面白いですね…!今読んでいるのは『はだかの太陽』です。既読は以下。そのうち感想書けたらいいな…!獄門島 (角川文庫―金田一耕助ファイル)八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル) [続きを読む]
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- 2008/06/28 19:04『鋼鉄都市』 アイザック・アシモフ 福島正実
- 現代からはるか未来の地球。人口過密の都市で、地球人はひしめき合うように暮らしている。一方、地球を飛び出して他の惑星に移民した者たちの子孫は、既に自らを地球人とは考えていない。スペーサー(宇宙人)として地球とは対照的な繁栄をしていた。そんなスペーサーの一人が、スペーサー用の地球滞在施設の中で殺される。内外どちらの人間にも犯行の機会があったとは思えず、しかし他殺は間違いない。スペーサーからの圧力を [続きを読む]
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- 2008/06/26 19:02『行ってみたいな、童話(よそ)の国』 長野まゆみ
- 「ハーメルンの笛吹き」「ピノキオ」「にんじん」、3つの古典を下敷きにした短編小説集。具体的な言葉で描写されるわけではないのですが、性や排泄に関わる描写が多く、読んでいて目を逸らしたくなるような痛さがあります。官能的というより、性的な部分も含めて人間の残酷さや汚さが全面に出ているように感じました。気持ち悪かったり痛かったり汚かったりを淡々とあの筆致で書いている。長野さん=硬質で美しい世界観、とい [続きを読む]
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- 2008/06/22 18:50祝レツゴ劇場版DVD化!!
- 爆走兄弟レッツ&ゴー!!の劇場版DVD化がついに決定しました…!本編のDVD化からしばらく沈黙が続いていたので不安もあったのですが、待っていて良かったです…!(;;)約1時間ほどのボリュームとは思えない見事なシナリオ、美しい画、BGM、声…とにかくこの劇場版は全てにおいてクオリティ高しの神映画。始まって数分で泣き出して最後には号泣していたこともあります(それはお前落ち着け)座談会やブックレットなどの特典もあ [続きを読む]
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- 2008/06/18 22:07『壁抜け男の謎』 有栖川有栖
- ノン・シリーズの短編集。「本格ミステリ」を期待して読まないことがポイントだと思います。この一冊で推理ものから幻想小説、官能小説まで幅広いジャンルをカバーされているからです。新しい有栖川先生の一面を見た思いです。新鮮に楽しむことが出来ました。以下は一編ずつ感想です。「ガラスの檻の殺人」密室状況の現場の中で、犯人はどこへ凶器を隠したのか? シンプルかつ論理的な回答に、ひざを打ちました。「壁抜 [続きを読む]
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- 2008/06/16 21:55『よろづ春夏冬中』 長野まゆみ
- 青少年同士のなれそめが主の短編集です。 幻想小説めいたものもあれば、普通の舞台設定の作品もあります。長野さんがよく書く「妖し気な色気のある永遠の少年たち」に比べて、『よろづ〜』は妖しいよりも生々しい、等身大に近い青少年たちが書かれいました。 凛一シリーズに近い感じでしょうか。私はどうやらそちらのほうが好みらしいです。 硬質で透明で丁寧な言葉で、セックスではなく精神的に繋がっていく過程を主眼に書か [続きを読む]
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- 2008/06/15 20:20『悪の起源』 エラリイ・クイーン 青田勝訳
- その犬が父親を殺した――小説の執筆のためハリウッドへ来ていたエラリイのもとへ、謎の贈り物に伴う殺人事件が舞い込んできた。次々と届けられる悪意あるメッセージは何を意味するのか。宝石商はなぜ殺されなければならなかったのか、そしてその共同経営者はなぜ狙われているのか? クイーン二十五作目の長編小説。読み終えてみて、『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出しました。即ち、知っていれば解ける、知らないほうが楽しめ [続きを読む]
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- 2008/06/09 11:30『御手洗潔のダンス』 島田荘司
- 御手洗シリーズ2冊目の短編集。空飛ぶ夫婦、神からの鉄槌としか思えない不可能殺人、夜な夜な狂ったように踊りだす老人の謎、そして御手洗・石岡コンビの近状について。盛りだくさんの収録作品は以下。山高帽のイカロスある騎士の物語 舞踏病近況報告 久し振りに御手洗ものを読んだのですが、なんだか自分の原点に帰ってきたような楽しさを感じながら読みました。名探偵がいて、助手がいて、現実では絶対に起こり得ない [続きを読む]
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- 2008/06/06 23:57『塔上の奇術師』 江戸川乱歩
- 町の一角寂しい場所に建っている古びた洋風時計屋敷、その天辺に怪しい影が。少女探偵たちが目撃したそれは、二本の角を生やし、黒いマントを羽織った不気味な蝙蝠男で――少年探偵団もの、ポプラ社さんの新装版20巻。蝙蝠男、道化師、謎のお化け、と次々不気味な化け物が時計屋敷を徘徊する様子は、なかなか怖いです。ネタのひとつひとつは見たことのあるものですが(笑)組み合わせ方が面白く、また「二十面相が何度も目的の ... [続きを読む]
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- 2008/06/03 00:36拍手返信
- 「続きを読む」から拍手返信です!ありがとうございましたv今の読み物は『明治の政治家たち 下巻―原敬につらなる人々』 服部之總最初の奥様である貞子さんの、実父・中井弘さんが予想外の面白さを発揮しています。器が大きいのか感覚がズレているのか。奇人、とまで言われてしまっていますが確かにそんな感じ。楽しんで読んで来ます。 ... [続きを読む]
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- 2008/05/25 19:26拍手返信
- 「続きを読む」から拍手への返信です。「お礼を書く」機能を使ってもみたのですが、どうも解りにくい場所に表示されてしまうのでこちらにも書かせて頂きました。拍手ありがとうございました!また、昨日日付で『小さな男の子の旅―ケストナー短編(ショート・ストーリーズ)』の感想を追加しました。ケストナーは卒論でも扱えたらいいな、と考えている、とても好きな作家さんのひとりです。 [続きを読む]
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- 2008/05/23 23:48『魚の名前』 中村康夫
- 「ウッカリカサゴ」「オジサン」「ヒメ」…その姿は? ユニークな名前の由来は?魚の名前+由来やおもしろ雑学を、美しい写真と共に並べた写真集です。名前は和名から英名、ハワイ名、地方名、ラテン名(これが学術的に正式な名前に当たるのでしょうか?)と様々。写真のほうも、海の深い青が印象的。ただ若干気になったのは、参考資料にWikipediaなどのHPが挙げられていた点です。確かにざっくりとした情報を得るには早いで ... [続きを読む]
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- 2008/05/21 20:28図書館関連本に感想
- 『未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告』 菅谷明子『情報基盤としての図書館』 根元彰の2冊に感想文をつけました。読んだ日付で上げているので、記事が一番上に来ないのです;;司書課程の課題で読んだ2冊です。「図書館」という日ごろものすごーーくお世話になっている場所に対して、いろいろと考えさせられました。本日拍手を下さった訪問者さま、ありがとうございました!少しでも共感して頂ける文章があっ ... [続きを読む]
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- 2008/05/14 21:38【本格ミステリ大賞】『女王国の城』【祝受賞】
- 女王国の城 (創元クライム・クラブ)(2007/09)有栖川 有栖商品詳細を見る有栖川有栖先生の『女王国の城』が本格ミステリ大賞を受賞なさったそうで!うっわああ嬉しい!おめでとうございます有栖川御大…! 作品のクオリティから考えると納得の結果、などと思っていたりします。 本当に面白かったですから、女王国。 ばたばたしていて未だこのブログに感想書けていないのですが;;大好きな精緻なロジックそのままに、エンタメ ... [続きを読む]
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- 2008/05/13 15:57『ほぼ日の就職論―はたらきたい』 ほぼ日刊イトイ新聞(企画)
- ほぼ日刊イトイ新聞さん発、「“働く”とは何か?」をまっすぐ考えてみる一冊です。構成は、5つの対談とみうらじゅんさんによるコラム+各界の「名言」。対談のメンバーの幅広さがさすが「ほぼ日」さんです。人事採用のプロフェッショナルから、しりあがり寿さんら「自営業」(?)の皆様、トリを飾るは矢沢永吉さん。それぞれにとって「働くこと」の意味は違っています。しかし共通していると感じたのは、皆様、「働く」を ... [続きを読む]
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- 2008/05/11 22:33拍手返信
- 「続きを読む」から拍手への返信です。遅くなってしまって大変申し訳ありませんでした…!そしてコメント本当にありがとうございました! ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 22:38『クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い』 西尾維新
- 数多の分野の天才少女ばかりが集められた島で起こった、密室+連続殺人事件。天才のひとり、玖渚友の付き添いとして島へやってきた語り部の「ぼく」が、一見不可能な犯罪に挑戦する。バイオレンスでサスペンスでミステリアスなエンタテイメントです。可愛い女の子が好きな方、若干過剰な相互依存がお好みの方にはキャラクターだけでも楽しめるかもしれません。(正に私は後者)祝文庫版発売。最近比較的キャラクター造詣が「 [続きを読む]
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- 2008/03/31 11:30『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティ 中村能三訳
- ヨーロッパ各国をまたいで走るオリエント急行、見ず知らずの人々とひとつ屋根の下で過ごす数日の列車旅。大雪で列車が往生したその夜、ひとりの男が殺された――その傷口は、男でしか付けられないような深いもの、ささやかで浅いもの、左利きと思われるもの、右利きと思われるものと不可思議にもさまざまなのだった。犯人は男か? 女か? 共犯か単独か?列車という密室で、ポアロの尋問が始まる。列車や誘拐など、当時の時事ネ ... [続きを読む]
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- 2008/03/27 11:18『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス 菊池光訳
- 女性の皮を剥いで殺す、連続殺人犯が捕まらない――FBIのクローフォドは頭を悩ませていた。その元教え子・クラリスは、元精神科医であり殺人犯である獄中のハンニバル・レクター博士を別件で訪ねる。レクター博士は皮剥ぎの事件について何ごとかを知っているようで……かの有名なサイコ・サスペンス。ミステリ作家によって紹介されることも多いことから、私は勝手にレクター博士を安楽椅子探偵とする推理ものかと勘違いしておりま... [続きを読む]
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- 2008/03/20 23:30『マラケシュ心中』 中山可穂
- 肉欲の恋を賛美する退廃的な歌人が恩師の妻に懸想する。妻も歌人に強く惹かれ、ふたりはひょんなことからサハラを目指すことになり……と書くとそこそこありふれた恋愛小説のようなのですが実際に本文を読めばそんな生易しいものではないということが判って頂けると思います。 読後に長いため息を吐いてしまうような小説でした。内訳は、疲労と、一途さへの感嘆と、慶び。 「良い小説」と断言するには若干の躊躇いがあるのですが、 [続きを読む]
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