sunekotanpako さん

sunekotanpakoさん: スネコタンパコの「夏炉冬扇」物語
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プロフィール

ハンドル名sunekotanpako さん
ブログタイトルスネコタンパコの「夏炉冬扇」物語
サイト紹介文スネコタンパコが観たり、聞いたり、読んだりして感じたことの物語り
自由文遺跡、古跡、神社などを中心に訪れ、民俗学的な見地から色々考えたりしています。また、映画は、日本、洋画とも昔の映画を中心に観ています。読書はいい加減に読んでます。最近はやはり昔のもが多いかな。新書系は新しく、文芸系は古典や昭和初期くらいまでのを。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供120回 / 192日(平均4.4回/週) - 参加 2008/01/27 22:03

sunekotanpako さんのブログ記事

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  • 2008/07/22 23:44幸田露伴 「幻談」(『露伴全集』 第六巻 岩波書店)
  •  小栗康平監督の『眠る男』という映画には、「眠る男」の鼻の穴から、虫に姿を変えた魂が飛んでいったり、魂呼ばいのシーンがあったりして、ちょっと驚きます。死んで間もないのであれば、その魂はまだ近くをさまよっているから、それを呼ぶことによって、呼び戻すことができると、信じられているので、部屋の中、あるいは外、屋根の上で、みんなが死人の名を呼び続けるのです。 民間伝承では、死者の魂は、海を漂い、川に入り、... [続きを読む]
  • 2008/07/19 23:07神野紗希 VS.吉田類
  •  本日の『俳句王国』は楽しみにしていました。といいますのも、ゲストが吉田類さんだからです。神野紗希 VS.吉田類。なかなかの見ものではあります。 吉田類はBSの『酒場放浪記』という番組で初めて知りました。 最初見たとき、怪しいオヤジだなぁ、と思いました。大概黒ずくめの服装で、いつも帽子をかぶり、薄汚いヒゲを生やし、番組が終了する頃には、だいたいろれつが回らなくなっており、おしまいは、わけのわからぬ俳句で... [続きを読む]
  • 2008/07/18 22:45神社 山崎重殿社 その3 山崎山遺跡
  •  さて、もう一つ、『埼玉の神社』のいう、重殿が「水殿(すうどの)」に通じるということについてだが、「すうどの」というのは寡聞にして存じ上げない。「すー殿」なんていうと、キャンディーズのスーちゃんが着物を着ている姿が思い浮かび、「すいでん」と読めば、児玉郡美里町大字沼上にある鎌倉時代の遺跡「水殿瓦窯跡」を想像してしまう。   中野田重殿社の東にある沼 確かに、神社の東は湿地帯であり、今も沼のような水... [続きを読む]
  • 2008/07/15 22:50神社 山崎重殿社 その2 金剛蔵王権現
  •   中野田重殿社から浦和美園駅方面  重殿山明照寺から埼玉スタジアム(白い屋根) 『埼玉の神社』のいう、重殿=蔵王殿転訛説とはなにか。 明照寺の山号を重殿山という。こちらは「じゅうでん」と読む。はたして「ざおう」が「じゅう」に転訛するものだろうか。大変疑問だ。 蔵王殿というと、鳥取県東伯郡三朝町の三徳山にある国宝、役行者のいわゆる投入堂を思い出してしまうわけだが、事実そのことを意味するものなのかは... [続きを読む]
  • 2008/07/13 23:38神社 山崎重殿社 その1 中野田重殿社
  •    山崎重殿社 南埼玉郡宮代町大字山崎   山崎重殿社社殿 重殿と書いて「じゅうどの」と読む。変わった社名である。重箱読みであり、その由来にはなにか深い子細がありそうなことを予感させる。しかし、辺りには何の説明板もなく、手掛りが得られない。唯一夥しい数の草鞋が奉納されているのみだ。草鞋と聞けば、脚の病と自ずから応えるのが習いとなっている。それは、岩槻区裏慈恩寺にある子神社のところでも述べた。なに... [続きを読む]
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  • 神社
  • 2008/07/12 23:57神社 金原稲荷社(保食神社) 南埼玉郡宮代町金原
  •    金原稲荷社    金原稲荷社拝殿 鳥居の額は保食(うけもち)神社となっている。 『埼玉の神社』には次のようにある。 「『金谷原(かなやはら)とは鋳物師に関係の深い地名で、この辺りに鍛冶屋がいたことから付いたという。ちなみに当社の南300メートルほどの所に鍛冶屋敷跡があり、当地では『川口の鋳物師の本家』であるといわれている。」 ところが、「鍛冶屋敷跡」がどこなのか、その所在は確かめられなかった... [続きを読む]
  • 2008/07/09 20:56さいたま市岩槻区慈恩寺台地北東部を歩く
  • 岩槻区大字慈恩寺、裏慈恩寺、小溝など、慈恩寺台地の北東部を歩く。   慈恩寺月讀神社 境内には、月讀神社と十二天神社とが並立している。 『埼玉の神社』によれば、慈恩寺十二天神社は、慈覚大師(794-864)が慈恩寺開創のみぎり、逢山原(大字慈恩寺の小名)に十二天尊が出現したため、仏教擁護を誓約したのが始まり、という。十二天尊の本地は薬師如来。明治になり神仏分離令をかわす目的から、浦和の調(つき)神社を勧... [続きを読む]
  • 2008/07/07 23:55件(くだん)
  •  豊島与志雄は「『沈黙』の話」という随筆でつぎのように述べている。 「関西方面の伝説に、『くだん』というものがある。百年に一度くらいしか生れないもので、その形は人頭牛身、ギリシャ神話のミノトールの丁度逆であって、また、ミノトール(牛頭人身)やサントール(人頭馬身)が兇猛な怪物であるに反し、『くだん』は一種の神性を帯びている。生れて三年間、飲まず食わず、殊に一言も言葉を発せず、神秘な生存を続けて、そ... [続きを読む]
  • 2008/07/05 21:31石柱は薔薇に愛され尽くしたり
  •  最近は、毎週土曜日の午前11:00というと、NHK BS2の「俳句王国」を観ることにしていまして、これがなかなか日本語の勉強になります。この間は「逆縁」なんていう言葉を知りました。俳句にはあんまり出てこないようですが、ちょっと面白い言葉だなぁ。 それと、実は、わたし、この番組のレギュラー司会の神野紗希(こうのさき)さんの大ファンなんです。ま、これがメインで観てるといっても過言ではない。このひと、す... [続きを読む]
  • 2008/07/04 23:31坂口安吾 『明治開化 安吾捕物』(『坂口安吾全集 10』 筑摩書房)
  •  坂口安吾は・・・といいましても、ご存知の方もあまりいらっしゃらないと思います。新潟市出身の作家で、戦中から戦後にかけて、太宰治、田中英光、石川淳などと共に無頼派と呼ばれ、『白痴』『堕落論』『信長』『不連続殺人事件』などの作品を世に出しました。 無頼派とはなんでしょう。無頼漢などというと、「ごろつき」や「ならずもの」と『広辞苑』にはあり、たいそう悪評が高いようです。しかし、これでは犯罪者ともとられか... [続きを読む]
  • 2008/07/01 23:50映画 スティーヴン・スピルバーグ監督 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
  •  シリーズ第一作『レイダース 失われたアーク』をかなり意識した作品でしたが、私はかなりショックを受けました。どのようなショックかというと、アメリカの「進歩的文化人」にしてこの程度のお粗末な核知識しかないのか、という意外性とそれを知てしまった驚きでした。 以前、ジェイムス・キャメロン監督の『トゥルー・ライズ』という映画をみたときにも同様の感を持ち、今回、アメリカのいわゆる「進歩的文化人」というのは核... [続きを読む]
  • 2008/06/29 23:36神社 勝丸稲荷神社 その5 堂山古墳と根木
  •    堂山古墳   堂山古墳上から   堂山古墳 民家の庭先から 堂山古墳は勝丸稲荷神社古墳の北方600メートほどのところにある。    古墳(赤点部)下から道灌山古墳、勝丸稲荷神社古墳、堂山古墳 径約40m、高さ5m、周濠も含めると50メートルに及ぶという。Google航空写真を見ると、家並みがこの古墳を中心として同心円状に造られていた様子がうかがわれる。 『埼玉の古墳』(塩野博著 さきたま出版)には... [続きを読む]
  • 2008/06/28 22:47神社 勝丸稲荷神社 その4 道灌山古墳
  •    道灌山古墳 勝丸稲荷神社古墳の南隣にあるのが道灌山古墳である。大きさは前者よりも一回り大きく、東西径42.5m、南北径43m、高さ4.1m。二段築成の円墳である。埴輪類は出土せず、周溝から五領式土器の高坏形土器が出土。五世紀初期の築造と考えられている。 おそらく、勝丸稲荷神社古墳の主と関係のある人物の墓だろう。   太田道灌供養塔   墳頂部の石柱 墳頂部に石塔があり、「太田道灌供養塔」、側面には「... [続きを読む]
  • 2008/06/27 21:56神社 勝丸稲荷神社 その3 丸
  •  それでは勝丸の「丸」とはなんであろうか。 丸は船名に付けられたり、人の名にも付けられたりする。たとえば、牛若丸、日吉丸などがそうで、また、丸は麿の転じたものでもある。 「麿を丸とかくことは、すでに弘仁中の作、『日本霊異記』にあり。例せば、(略)下の二五に中臣連祖父麿、祖父丸と二様に書し、(略)三〇の延暦元年の記事に多利麿また多利丸、三八に藤原朝臣仲麿または仲丸と両様にかきある。その人を在世中は麿... [続きを読む]
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  • 神社
  • 2008/06/24 22:40神社 勝丸稲荷神社 その2 今城青坂稲実池上神社
  •       石神社              「勝乃森」碑 児玉郡上里町神保原町に石(せき)神社がある。この神社は全国の石神社の総社といわれ、日本惣社石神大明神を名乗り、石棒(石剣)をご神体として祀っている。境内に「勝乃森」という石碑があり、そこには、元弘三(1333)年に新田義貞が上州より鎌倉に攻め上る際、戦勝を祈願して以来、鎮守の森である「加治の森」を「勝の森」と改めた、とある。この「加治」とは「... [続きを読む]
  • 2008/06/23 22:31神社 勝丸(かちまる)稲荷神社 その1 阿那志(あなし)
  •    勝丸稲荷神社 児玉郡美里町大字根木字愛宕山。   勝丸稲荷神社社殿 勝丸稲荷神社は「愛宕山」という円墳上にある。この古墳は、現在、勝丸稲荷神社古墳と呼ばれている。径約30m、高さ約2.5mで、和泉式土師器、高坏形土器、壷形土器、甕形土器などが出土していることから、五世紀中葉の築造と考えられている。 祭神は、軻過突智、倉稲魂、瓊瓊杵、木花咲耶姫、須佐能男、菅原道真。   左の森が勝丸稲荷神社古墳、... [続きを読む]
  • 2008/06/20 23:43CM 生命保険会社
  •  生命保険会社のCMはだいたい二つに分けられる。 外資系は地井武男がやってる、プレゼン方式。とにかく、内容を簡潔に説明することに主眼が置かれ、特徴、メリット、他社との違いに焦点が当てられている。これを、巨大資本にものを言わせて、質より量作戦。 これに対して、日本ものは、とにかく叙情にうったえることに主眼が置かれている。それは、プレゼンすべき内容があまりに貧弱だからか、あるいは、外資系方式でやって、... [続きを読む]
  • 2008/06/17 21:58CM 損害保険会社
  •  保険会社のCMというのも、倭文の苧環繰り返し流され、かつ不愉快なそれのひとつであることは間違いないでしょう。 最近見かけないのが地井武男で、どうしたんでしょう、御体の具合でも悪いんでしょうか、月々2,800円の保険はちゃんと入っているんでしょうね、まさか「これからだ」などという落ちはないでしょうね、と心配になるほど、ちょっと前までは、A.H.Dのあの手この手のCMに獅子奮迅の活躍ぶりでした。 代わりに... [続きを読む]
  • 2008/06/16 22:59CM 「だからはじめよ、エコ。」
  •  実際に歌われている歌から歌詞を聞き取るということが、わたしにはおそろしく苦手なことなんです。 それで、幼少期(おそらく小学校低学年)、かなりアバンギャルドな誤聞をしていたことが、会社勤めを始めてから、なにかの機会に判明し、20年近くに亘たる誤解がもたらしたコペルニクス的転回に感動したものでした。 それは『名犬ラッシー』というアメリカのホームドラマで、おりこうさんのコリー犬ラッシー君が大活躍する番組... [続きを読む]
  • 2008/06/15 23:42CM  大和 VS. ブラボー
  •  わたしはテレビCMが大好きで、テレビ番組よりもむしろCMの方が見たいくらいなんです。昔、ビデオデッキにCMカット録画という機能があることを知り、そんな機種があるんであれば、番組カット録画機能が付いたビデオデッキがあってもいいじゃないか、などと思ったものでした。 もっとも、CMにも非常に不快なものがあることも事実です。そんなCMが始ると、うっへぇ、と目をそらしたくなるかというとそうでもなく、なにが... [続きを読む]
  • 2008/06/13 00:06岩槻区宮町一丁目 謎の塚
  •  『岩槻市史』によると、岩槻市(現さいたま市岩槻区)には高塚の古墳は存在しない、という。古墳は、わずかではあるが、いくつかあったらしいのだが、みな平削され、塚状のものは一つもないというのだ。その表現に、なにか実に残念やるかたなく、寂しげな雰囲気が読み取れたので、一つ、岩槻区の教育委員会にでも調べてもらいたいと思い取り上げる。 去年の年末、岩槻の明神様、つまり岩槻久伊豆神社を訪れた後、いつものように... [続きを読む]
  • 2008/06/12 00:14さいたま市岩槻区古ヶ場・上野
  •  前回紹介した白岡町の太田神社から南へ2キロほど行った日光御成街道の西側に岩槻区古ヶ場と同区上野地区があります。 ここは両墓制という墓制が残っている数少ないところです。 両墓制というのは、亡骸は「卵塔場(らんとうば)」と呼ばれる埋め墓に埋葬し、四十九日の法要後、その土を一握り詣り墓に移し、その後の墓参りは詣り墓のみで行う、というものです。   卵塔場(埋め墓) これはおそらく、日本古来の、死んだ人... [続きを読む]
  • 2008/06/08 22:44神社 太田神社
  •  太田の名に興味をもちのっそり出かけた。   太田神社 南埼玉郡白岡町太田新井字原   太田神社拝殿 『埼玉の神社』によると、祭神は建御名方命、天穂日命。村内にあった三つ耕地には、本田(ほんでん)の鷲明神社、宿新井の鷲明神社、原の諏訪神社というそれぞれの鎮守があり、このうちの原の「土橋山」と呼ばれた高台にあった諏訪神社が元々の当社。大正二年、本田と宿新井の鷲ノ宮神社(旧鷲明神社)を合祀し、大正五年... [続きを読む]
  • 2008/06/06 22:25アポトーシス
  •  深沢七郎の『楢山節考』のおりん婆さんは、やがて70歳になるが、未だに歯が28本揃っている。彼女は「ねっこのおりんやん納戸の隅で鬼の歯を三十三本揃えた」などと歌われるのが恥ずかしいし、また悔しい。なぜなら、70になったら、山へ行かなきゃならないのに、歯が一本も抜けないようでは困ったことで、楢山様に行けなくなってしまいかねないからだ。それで、石臼に前歯をぶつけて折ってしまう。2本しか抜けなかったことに... [続きを読む]
  • 2008/06/04 22:43死ぬということ
  •  小津安二郎監督の『小早川家の秋』(1961年)という映画を観ました。 小早川家の当主、造り酒屋の大旦那の葬儀の日、火葬場近くの川で農具を洗っている農民夫婦の妻の方が、煙突から昇る煙を見て、「じいちゃんばあちゃんならいいけど、若い人だとかわいそうね。」というと、夫の方が「死んでも死んでも、後からぁ後からぁ、せんぐりぃせんぐりぃ、よう生まれてくるのぉ。」とこたえる。この「せんぐりぃせんぐりぃ」という... [続きを読む]
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