- 2008/05/13 13:19続・千良という坊主の話
- 我輩は僧侶である。名前はまだ無い、というとパクリになるな。もちろん名前はある。千良(せんりょう)という。しかしこれは親につけてもらった本当の名前じゃなくて、僧侶としての名前だ。本名?いや、これからの話と私の素性は全く関係が無いから、自己紹介はこれ位にしておく。僧侶にも忙しい時期というものがある。特にお彼岸やお盆の期間はどういった訳か亡くなる方が多い。まるで本当に「彼岸」というものがあって、そこから [続きを読む]
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- 2008/05/12 03:30いつ寝ているの?
- ―――すえさん、いつ寝ているの?―――これは私がかなりの頻度で受ける質問で、私の答はいつも、「眠れる時に数分でもいいから眠る」となっている。そんな「売れっ子アイドル」並みの睡眠をしている私。仕事は一応しているし、聴講生として学校にも行っているし、ブログの更新の時間は一定ではない。だから冒頭のような質問を受けるし、私の答も決まってくる。でも、「私は全然アイドル的な顔ではないし、若くもありません!」と... [続きを読む]
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- 2008/05/11 06:34告知「余命三ヶ月」 第4話 『高山の性格』
- 「難しいことなど一つも無い」と高山は思った。取引先に電話を掛け、必要があれば訪問し、結果が出たら上司に報告をする。退屈な会議も我慢して一時間も椅子に座っていれば大抵は終わっている。こうして見ると高山には責任感が欠落しているように思われるが、それは高山の本来の性格の問題であって、容易に変えられるものではなかった。しかも今となっては、―――あと三ヶ月だしな―――という思考が高山の進歩をさらに強く妨げて... [続きを読む]
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- 2008/05/09 04:01金子みすゞの詩に触れてみました
- 私は詩人ではありません。詩を書く才能がまるで無いのです。書くと必ず駄作になります。しかし誰かが書いた詩の世界を感じることはできます。金子みすゞという女性詩人がかつていました。手元の資料によると1903年に生まれ、1930年に亡くなっているということです(享年26歳)。最期は自殺しています(この自殺については別の機会に書く予定です)。数年前にちょっとしたブームになったので、ご存知の方も多いかもしれま... [続きを読む]
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- 2008/05/08 04:40右手・左手・缶ビール
- 蛇口をひねる。ちょろちょろと出始めた水の勢いの無さに、いつもは覚えぬ滑稽さを男は感じた。苦笑とも微笑ともつかぬ表情のまま、男はさらに蛇口をひねった。さほど大きくない浴槽である。五分もすれば十分な量になるだろう。男は米を炊いた。それから豆腐の味噌汁を作り、フライパンでは餃子を焼いた。ささやかな自分だけの食卓に男は缶ビールを付け加え、色褪せた座椅子に身を任せた。「いただきます」男は一人でも食事の前後の... [続きを読む]
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- 2008/05/06 03:04ある剣豪のツキビト 其の二十六
- 「おりん!おりんよ!」 気が付いた途端、五郎丸は縛られた身体を窮屈そうによじりながら大声で叫びました。 「そんな女はここにはいない」 平蔵はそう言うとまたもや五郎丸の顔を平手で叩きました。 五郎丸は、 「嘘だ!さっきこの肩に抱き上げたのはおりんに相違ない。どこに 隠したのだ」 と身動きできないながらも平蔵に食って掛かりました。 平蔵は落ち着き払って、 「ふむ。どうやら少しは正気を取り戻しているな... [続きを読む]
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- 2008/05/05 10:54玲於奈さんからバトン
- ・バトンはいつ回ってくるかわからないから、 指名されていない方はやってはいけないですョ〜・05人にバトンを回す フリ はやめて下さい♪(05人に回してニャ)? あなたの名前は? スナガタカイエ? あなたの年齢は? 言えない・・・言えない・・・言えないィィィィッ!!? あなたの担当さんは? 担当??分かりません・・・???? 学校に好きな仔いる? 学校??ナンデスカ、ソレハ? ? あなたのニックネームは? すえ? 何型?... [続きを読む]
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- 2008/05/04 04:26告知「余命三ヶ月」 第3話 『蝉』
- 処方された大量の薬を左手に提げ、高山は自宅―――六畳一間の古いアパート―――に向かった。病院から自宅まで歩くと二十分位かかる。九月になっても夏の勢いは衰えず、高山の右手にあるハンカチは額とポケットをせわしなく往復させられていた。 ―――ツクツクオーシ ツクツクオーシ―――蝉の声はそれでも、あと少しで猛暑が終わることを予告していた。「この蝉よりは長生きできるな」高山は独り言を呟くと少しだけ歩くペ... [続きを読む]
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- 2008/05/02 05:27風に動かされて 〜「風」にまつわるお話〜
- 昭和二十一年。小学校五年生の夏休み明けだった。先生はまだ来ていない。真っ黒に日焼けした僕は隣の席の友達と相撲の話―――確か安芸の海と羽黒山ではどっちが強いのかということだったと思う―――をしていた。木底のサンダルが廊下にカラーン、カラーンと乾いた音を響かせながら近づいてくる。そして教室の扉が「ガタ、ゴトゴト」とつっかえながらようやく開くと、「おはよう!」と大きな声と共に担任の先生が入ってきた。夏休... [続きを読む]
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- 2008/04/30 03:21大学生よ、意欲を持って講義にのぞむべし!
- 週に数回、ある資格を取るために大学の授業を聴講しています。将来的に仕事をする上でどうしても必要な資格の為、自分で言うのもなんですが、真面目に授業に参加しております。社会に出てからもう一度勉強をするチャンスがあること、これがいかに貴重であるかは、一度でも社会人として働いた経験のある人なら誰でも分かると思います。意気込んで講義の聴講に臨みました。最初の講義は私を含めて20人ほどの学生および聴講生(私以... [続きを読む]
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- 2008/04/28 05:17告知「余命三ヶ月」 第2話 『病院を出る』
- 余命三ヶ月―――本来なら入院しなければならないところを高山は拒否し、通院することにした。「高山さん、そこまで強くご希望されるなら仕方ありません。ただし、通院の日は必ず守ること、処方した薬はきちんと服用すること、それから……」「先生、もういいですよ。分かりましたから」仕事熱心な若い医師の言葉を高山はニコリと笑って遮った。「無理は禁物ですからね」医師の言葉に軽く頭を下げ、高山は病院を後にした。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 04:29『ひめゆり』自主上映〜福島県郡山市と沖縄の繋がり〜
- 『ひめゆり』の自主上映のミーティングに参加してまいりました。今回、第二回目からの参加になります。何かできる事はないか。と云うより、”何ができるかわからないけど参加しなければ”と云う想いの方が強かったです。さて、参加してみて驚いた事は【メンバーが少ない】と云う事。後援に、郡山市と郡山市教育委員会となっているのだけれど、そう云った関係者がいなかった感じです。なので、まずはポスター、パンプレット、チラシ... [続きを読む]
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- 2008/04/27 10:02千良という坊主の話
- 我輩は僧侶である。名前はまだ無い、というとパクリになるな。もちろん名前はある。千良(せんりょう)という。しかしこれは親につけてもらった本当の名前じゃなくて、僧侶としての名前だ。本名?いや、これからの話と私の素性は全く関係が無いから、自己紹介はこれ位にしておく。「先祖の供養をしてください!」朝の勤行を終えて朝食にしようと思い、本堂を出た時だった。その男は疲れきったサラリーマンといった風で、目を血走ら... [続きを読む]
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- 2008/04/26 05:11ある剣豪のツキビト 其の二十五
- 右手に刀を握ったままの平蔵の所に私は行きました。 うつ伏せに倒れた五郎丸でしたが、私はおかしなことに気が付きました。それはおこうも同じで、私よりも早く、 「お前、なぜ……」 と平蔵に声を掛けていました。 平蔵は確かに五郎丸の首に刀を振り下ろしたはずです。それなのに五郎丸の身体からは少しも血が出ていないのでした。 「おい、生きているか?」 平蔵はおこうの問いには答えず、逆に五郎丸の生死をおこうに訊... [続きを読む]
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- 2008/04/25 03:30告知「余命三ヶ月」 第1話 『医者からの説明』
- 「高山さん、こちらを」そう言って医者はレントゲン写真の説明を始めたが、高山には自分の身体がどうなっているのか、それだけでは分からなかった。どこまで説明が進んでも目の前にいる、白衣に身を包んだ若い医師の言うことは難解である。ただ、この医師が一生懸命に自分に病状を説明しようとしていること、そしていろいろと話が進むうちに自分の病気が肺ガンであることだけははっきりと理解できたのだった。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/22 04:18処刑執行・絞首刑の場合
- あらかじめお断りしておきますが、この小説はフィクションです。実在する団体その他個人とは、一切関係ありません。また人によっては一部、不快に感じる可能性のある表現が含まれています。以上の点を踏まえてご了承いただける方のみ、これから始まる物語をお読みくださいませ。十三階段などありはしない。絞首台のある部屋の隣室から水平に歩く。すると絞首用のロープに頭を突っ込めるし、ガタンと音を立てて開く落とし穴の真上に [続きを読む]
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- 2008/04/20 13:58小説を書くことについて
- 「小説を書くのは楽しい」これはかつてブログ仲間だった人が言ったこと(今でも仲間のつもりですが)。楽しいから書く。他の人が書いた作品を読むと楽しいから読む。書いたり読んだりする中で新しい発見があって、一歩前に進める。もしプロの小説家だったらいろいろなしがらみに縛られて書けないこともブログ上なら自由に書ける(もちろん、常識的な節度は必要)。ブログ小説であれば出版をしなくても多くの方に読んでもらえて、読... [続きを読む]
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- 2008/04/20 08:43記事が消えました(怒&笑)
- ええっと、これはタイトルの通りでして・・・。記事の内容を確認して「決定」をクリックすると・・・。『エラーが発生しました』・・・???あーあ、やってしまいました。下書きを取っていなかったため、「ある剣豪のツキビト」の一話分、一瞬で抹殺されました orz今回の分は元原稿も無いので全て一からやり直しました・・・。全く同じ文章を書けるほど記憶力がいいわけではないのでものすごくショックでした。もちろん、下書きを... [続きを読む]
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- 2008/04/20 08:27ある剣豪のツキビト 其の二十四
- おこうが五郎丸の背中を叩いて暴れているのが見えました。 平蔵は刀を鞘に収めて五郎丸を追いかけました。五郎丸も巨体の割には足が速いのですが、それでも平蔵の方が少しだけ速いようで二人の距離は少しずつ縮まっているようでした。 私も追いかけようとしましたが距離があり過ぎて追いつくことはできません。全てを平蔵に任せるしか方法はありませんでした。 「平蔵、アレを使え!」 『アレ』とは五郎丸を確実に仕留める為... [続きを読む]
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- 2008/04/19 11:36「公開捜索 御協力お願いします」知的障害の中3生 施設から行方不明に
- 知的障害の中学3年生が行方不明になっています '''北海道伊達市の知的障害者総合援護施設「太陽の園」(福士憲昭総合施設長)に''' '''入所していた砂浜佳祐君(15)中学3年生が''' '''2月11日から行方不明になっている''' '''伊達署が公開捜索に踏みきり 2日も施設職員が市内を捜索し... [続きを読む]
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- 2008/04/19 09:12ブログ小説家同盟
- ★☆★ブログ小説家同盟★☆★'''【管理人・鷹さん】''''''自由気ままにブログして''''''《管理者コメント》'''小説『カゲザル物語』を連載しています。他に短編小説なども投稿しているので良かったら見に来てください。'''《みゆさんの紹介コメント》'''『カゲザル物語』はバーチャル世界を舞台にした [続きを読む]
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- 2008/04/18 06:49インコと籠と 〜「鳥」にまつわるお話〜
- 私の目の前には両手・両足を縛られている女の子が一人。こりゃあ世間で言うところの「監禁」とかいうヤツだね。まあ、監禁する奴は当然悪いとして、この女の子もいけないねえ。出会い系サイトで知り合った「半変質者」の言うとおりにのこのこ来ちまったんだからさあ。私?ああ、私も監禁されてるよ。この女の子とは事情がだいぶ違うけどね。私は文字通り「籠の中の鳥」でさ、インコとかいう種族らしいよ。名前は「カンタ」。一応、 [続きを読む]
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- 2008/04/18 05:34はなさけり 〜「花」にまつわるお話〜
- ―――はなさけり ひとひらちりぢり ながれおつ われてさけりと ちるをおしまん―――人目を忍んで男は女の家を訪問した。男は地方豪族、女は裕福とは決して言えぬ百姓の娘である。「我が側室にならんや、如何」男が問う。これに対し、「重ね重ねのお誘い、うれしゅうござります。されど今宵も私の答は変わりませぬ」と稲穂が頭を垂れる頃から続けてきた答を、梅の匂いがうっすらと漂うその晩も... [続きを読む]
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- 2008/04/16 04:25オリキャラバトーン
- 答はちょっとテキトーかも☆ 学園編 ☆ ◆ 『桜木』があなたのクラスにいたら?地味に、でもコツコツと勉強してそう。トップにはなれない。究極の「ミスター〓2」かも。 ◆ 『桜木』に苦手な科目と得意な科目とかあったとしたら?苦手―――心理学の「リーダーシップ研究」かな?得意―――農業 ◆ 『桜木』が学校行事に参加したらどんな様子?表面上は積極的に参加。でも本音は面倒くさいのでやりたくないと思っている。 [続きを読む]
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- 2008/04/16 04:03知人の結婚式で聞いた話
- 知人の結婚式に出席しました。結婚式に出席するたび、もらい泣きしそうになるのですが、それはさておき。 「本当に幸せな人ってのはカネがある人じゃない。時間がある人でもない。 いつでも相手のことを思いやって笑顔でいられる人が本当に幸せな人なん だと思います。 「今日、こうして素晴らしい結婚という日を迎えた二人も、いつでも笑顔で いてほしいと思います。 「本当におめでとう。おめでとう!」このスピーチ... [続きを読む]
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