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- 2008/10/25 01:06ベートーヴェンの「第9」交響曲について
- 特にこだわりをもった聴き方をするのでなく、ベートーヴェンの第9交響曲の真価を、可能な限りそのままに感得しようとするなら、やはりどうしてもフルトヴェングラー盤とか、クレンペラー盤などの、往年の巨匠盤を第一に指折らねばならない。これは、もうどうにもし... [続きを読む]
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- 2008/10/23 20:42ゼルキンのベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲
- 同曲は、変奏のフモールと奇怪さ、独自性と多様さはまさに変奏曲の最高峰といえるもので、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」とともに、古今の変奏曲の中の傑作といわれている。ゼルキンは「ディアベッリ変奏曲」をアンコールで全曲演奏したというエピソードを持つが、... [続きを読む]
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- 2008/10/23 07:40ケルテスの「新世界より」
- 「新世界より」は若き日のケルテスが初めてウィーン・フィルを振った記念すべき録音。まさに痛快といっていい演奏だ。ヴェテラン揃いのオーケストラを自在にあやつり、みずみずしい感興を随所に発散している。長らく「新世界より」の決定盤とされてきたもの... [続きを読む]
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- 2008/10/23 00:02アーノンクールのテレマン:ターフェルムジーク
- アーノンクールによる当曲集の初録音。録音途中でシェフトラインが亡くなったため完成が遅れていたものである。他にも一部メンバーの移動はあるが、イギリスを含めオリジナル楽器の名演奏家が集められている。生き生きとしたリズムに支えられ、新鮮な感動と喜びにあ... [続きを読む]
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- 2008/10/21 20:36イル・ジャルディーノ・アルモニコのブランデンブルグ協奏曲
- 1985年にミラノで結成されたアントニーニ率いるイル・ジャルディーノ・アルモニコの斬新な演奏により、オリジナル楽器演奏も新しい時代を迎えていることを知った。ピリオド楽器の演奏も随分変わってきているが、1990年代からはいい意味での古楽器の先進国イ... [続きを読む]
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- 2008/10/21 00:14フルトヴェングラーのブラ3(49年ライヴ)
- フルトヴェングラーはブラ3をスタジオ録音していない。ライヴは他に2種あるが、この49年盤がフルトヴェングラーの本質ともいえる劇性をくまなく表した演奏だ。鮮烈な名演で、冒頭から緊迫した生命力が湧き出してくる。とにかく大胆なアゴーギクによって情熱的で... [続きを読む]
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- 2008/10/20 20:32ホロヴィッツ/プレイズ・リスト
- ホロヴィッツがRCAに録音したリストを集めたもので、ホロヴィッツの弾くリストの凄まじさを目のあたりにできるアルバムである。ホロヴィッツが最も面目躍如としていた「メフィスト・ワルツ」は、人間を嘲笑するかのようなこの作品にホロヴィッツぶしを交えつつ、... [続きを読む]
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- 2008/10/20 00:00フルトヴェングラーのベートーヴェン:交響曲第1,2,4,8番
- 指揮者の個性が非常に良く出た演奏である。特に第4番はやや特殊的にすぎると思えるほどフルトヴェングラーの"作品"になっている。第1楽章の序奏部と主部への移行はまことに絶妙。第2楽章のゆったりとしたロマン的な美の世界も、深い呼吸がすみずみにまでた... [続きを読む]
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- 2008/10/19 21:32トスカニーニの「椿姫」(ゲネ・プロ)
- 19歳で初めて「椿姫」を指揮したというトスカニーニが、プロフェッショナルとして最後に取り組んだ「椿姫」である。音楽というのは、その曲についてであれ、演奏についてであれ、出会いのしかたで印象がかなり違ってしまう。この「椿姫」など、トスカニーニも... [続きを読む]
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- 2008/10/18 12:18ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
- 幾度聴いても、この「グラゴル・ミサ」は真の傑作だとつくづく思う。何故もっと広く聴かれないのか、不思議に感じてしまうほどだ。確かに、実際の演奏会でこの大曲を取り上げるのは何かと大変であろうが、そのためにもこうしたディスクなどはあるのに……。こ... [続きを読む]
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- 2008/10/17 22:53アーノンクールのヘンデル:合奏協奏曲作品3,6
- 実に個性的で劇的な起伏にとんだアーノンクール盤は、最初の1曲を聴き始めたら、予期できない表現の多様、多彩さへの興味に引きづられて作品6の全12曲を立て続けに聴き通したくなる活力にとんでいる。第10番や第12番の第1楽章のスタッカートなど凄まじいば... [続きを読む]
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- 2008/10/16 00:00サン=サーンス:動物の謝肉祭(オリジナルの室内楽版)
- クレーメル盤は初演の際の室内楽版による演奏で、ピアノにアルゲリッチ、フレイレ、ヴィオラにT・ツィンマーマン、チェロにマイスキーといったように超豪華なメンバーを集めたものだ。そして演奏それ自体も、各演奏家の自発性が生かされた即興性のあふれるもので、... [続きを読む]
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- 2008/10/15 03:45白井光子のシューマン:歌曲集「女の愛と生涯」
- 実のところを言うと、シューマンの歌曲集のうちで「女の愛と生涯」は私がちょっと苦手としているものである。「愛と生涯」とは言うが、その推移や進行があまりにも速く、また人生を区切る出来事がパターン化しているように感じられてならないからである。熱狂的... [続きを読む]
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- 2008/10/15 02:54ブロムシュテットのR.シュトラウス:アルプス交響曲
- アルプス交響曲は、登山の一日を描写する内容を持っている。そのため"頂上"など中間部に最大のクライマックスがある。しかし、それは飽くまで音量的な盛り上がりであって、内容的には"日没"以下の後半が真のクライマックスと言える。その点に加え全体が単なるパ... [続きを読む]
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- 2008/10/15 00:01バルシャイのショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」
- 1991年6月22日、ナチスのソ連進攻50周年記念日にライプツィヒで開かれた反戦記念演奏会でのライヴ録音。オーケストラは独露の合同メンバーで結成されている。ドイツの若者とモスクワのヴェテラン奏者が、互いのこだわりを捨てて共演したこの演奏には、... [続きを読む]
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- 2008/10/14 04:11アシュケナージのスクリャービン:交響曲全集
- スクリャービンのソナタを得意とするだけに、アシュケナージの演奏は表現意欲を前面に打ち出した緊迫感に富んでいる。作品のロシア的性格を、ドイツ風の堅固さをもって表出した演奏で、すこぶる構築的で響きが暗く、集中力が強い。ややほの暗い響きにテクチュア... [続きを読む]
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- 2008/10/14 03:24ヨッフムのブルックナー:交響曲全集(DG盤)
- レコード史上初のブルックナー全集である。ヨッフムはドレスデン国立管と2度目の全集を録音したし、十八番のブルックナーということで、円熟期から最晩年までのライヴ録音も数限りなくCD化されているので、この「全集」の影も薄くなった感は否めない。しかし... [続きを読む]
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- 2008/10/14 01:46フランソワのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
- これは1970年に46歳の若さで亡くなったフランスの名ピアニストで、ショパンを得意としていたフランソワの代表的録音である。彼は"幻想のピアニスト"と呼ばれていたように、芸術家肌をもったやや異常気質ともいえる人だった。彼のそうした特性がここにも存... [続きを読む]
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- 2008/10/13 19:05ムジカ・アンティクヮ・ケルンのバッハ:フーガの技法
- バッハ「フーガの技法」は作曲者による楽器指定がないため、さまざまな編成での演奏が試みられており、それぞれに独自の味わいがある。この曲をさまざまな演奏形態で聴くたびに、バッハは本当にこれを演奏するための作品として書いたのだろうか、という感じさえ受け... [続きを読む]
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