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- 2008/05/12 17:51これは恋なのだろうか。
- 会社近くのスパゲティー屋で昼食と洒落込んでいた。偶然同僚のテツ子たちが後ろのテーブルに座っている。向こうは僕の存在に気づいていない。 「ねえトモ美、こないだアイツなんか言ってたよね。」 「何が?」 「『客観的になろうと思えばむしろ主観的になるべきじゃない?... [続きを読む]
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- 2008/04/28 06:53磯六、寄席へ行く。
- あるところに磯六という男がおりました。 これが救い難い放蕩男で、ろくに稼ぎも無く絵ぇを描いたり文を綴ったり南蛮の怪しげな楽器を弄んでみたりと、そんなことを日がな一日しつつ暮らしておりました。 ある日、町でひとりよがりなる寄席があると聞きつけた磯六は、... [続きを読む]
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- 2008/04/16 18:262008年2月14日(木)の夢 『長澤まさみの誘惑』
- 家賃2〜30万くらいの高級(?)マンションの一室…、と思っていたが、よく考えれば雰囲気は明らかに公民館の集会所だった。床は畳。部屋の広さは40畳かそれ以上あって布団がたくさん並べられている。その中の一つに寝ている俺、隣の布団にはガタイのいい如何にも屈強そう... [続きを読む]
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- 2008/04/06 18:55戦闘力はねずみ算式に増える。
- 浴室が部屋の間取りの比較的内側にあると湿気がこもりなかなか換気が進まない。 油断するとすぐに壁や床や水の残った浴槽のふたを中心に薄ピンクのヌルヌルが占拠し始める。 結露の多い冬場などは尚更である。 しかも「攻めて来た!」と気付いた時にはもう対策は手遅れで... [続きを読む]
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- 2008/03/27 07:34良い脚本とは何か考える。
- ここは自由という無限の思想を追い求める男達の集会所、その名もジョナサン。 磯六と漫画家氏はいつものようにドリンクバーの杯を交わしていた。 「あれはまるで物語と現実の境界が崩壊したようでした。」(前回の内容より) 「磯六君。キミは『脚本分析』という言葉... [続きを読む]
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- 2008/02/27 14:07現実が物語を規定するのか。物語が現実を規定するのか。
- 何年前の事か。たしか夏の晩飯時であった。 テレビに夢中の母と妹。大ヒット漫画を原作にしたドラマがやっている。 その遥か後方、およそ5km*1離れた位置から見守る磯六。 国からチャンネル権を保障されなかった彼は、居間で食事を取る間の数十分、その苦行に耐えねばな... [続きを読む]
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- 2008/02/12 16:21磯六はクズである
- 磯六はクズだ。 そんなことはすでに周知の事実である。 しかし世の中には暗黙のルールがあり、改まってクズにクズと言うような人はない。 もし街中でクズに出会っても、 「あなたはクズですね」 そう心の中で呟いてやさしく微笑みかけるだけだ。 クズの近所には元々駐... [続きを読む]
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- 2008/02/05 16:21煙草が大好きタバコさん
- シャブのオヤッサンは今日も人里離れた自称「パン工場」でパンに知能を与える秘術にふけっていました。 ブルペンではタバコさんが急な出番に備え肩を温めています。 タバコさんは三日前から禁煙中で気が立っていました。おかげで自慢のコントロールもちっともです。昨... [続きを読む]
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- 2008/01/29 16:21トップニートの条件とは
- トップニートの条件とは何か。 おそらくその問いを完全に解き明かした者はいない。 だがあえて一つを挙げるならば、それは世の中に対する「憂い」ではなかろうか。 磯六は日頃から地球温暖化へ並々ならぬ関心を寄せていた。 その日も彼は、自律神経の失調で時々訳も分... [続きを読む]
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- 2008/01/22 16:21漫画家の友人
- 磯六には絵心が無い。 そのため絵が上手い友人を時々羨ましく思ったりする。 先日、彼は友人の漫画家から描き溜めた習作群を見せてもらう機会があった。その時 「絵を描くのが好きなんですね」 というようなことを他意なく言ったのだが、それを聞いた漫画家氏は酷くが... [続きを読む]
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- 2008/01/15 16:21蜜柑といえば冬
- 母が言った。 「十字路へ出る抜け道のわき、見た?」 「…」 「蜜柑がたくさん生ってるよねえ」 無職のまま実家に居座ってなお両親と良好な関係を保つためには、それなりの気のつかい方が必要である。 仕事から帰るタイミングに合わせて出来立ての晩御飯を用意するた... [続きを読む]
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