- 2008/05/17 03:28ずっと文緒先生のターンです『パイナップルの彼方』
- パイナップルの彼方山本文緒/角川文庫文緒先生のお時間です。少女小説やライトノベルから一般書籍に転身した作家は数多くいれど、この人の作品は基本的に一定ではないかと思います。というのは、彼女のコバルト時代の作品はデビュー作である『きらきらぼしをあげよう』しか読んでいないのだけど、すでにそのころから文緒節が固まっている感じがしたからです。ライトノベル出の作家って、ライトノ・・・ [続きを読む]
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- 2008/05/15 23:55平成を生きる若者への応援歌『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』
- 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか――アウトサイダーの時代城繁幸/ちくま新書普段新書の類はまったく読まないのですが、霞ヶ関の本屋は当然のように小説コーナーが狭く、新書が平積みだったのでたまにはと手にとってみました。ちなみに私が新書を忌避する理由は、単純にミステリなどの小説の方が好きというのもありますが、日本語が美しくない本が多いからです。日本語の独特の表現が好きで(たと・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/11 03:47ストーリーテラーにしかなりえない主人公『呼人』
- 呼人野沢尚/講談社文庫野沢作品は2冊めです。以前読んだのは『深紅』で、内容的にはそこそこだったと思うのですが(例によってあまりストーリーは覚えていない私…)、その後野沢作品を手に取ろうとは思わなかった理由は1つ。『深紅』をすすめてくれた人が大っっ嫌いな人だったから(爆)。勉強がよくできて(頭がとてもいいとはいえなかったけど)いわゆるイケメンだったのですが、あれだけ自分の・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 00:38改めて自分に問う、私がDQ派なわけ
- 最近読んでいた本があまりに突っ込みどころ満載だったのだけど、あと数ページを残してなぜか紛失…。たぶん部屋の隅に積んである未読本の山に混じってしまったのでしょう。掃除しろって話ですね。そんなわけで、本がお休みなので、久しぶりにゲームの話を。ドラクエIVプレイ中です。…振り返ってみると、最近、リメイクばっかりプレイしています。新作で心惹かれるものがないんですものー。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/27 01:36キラキラマンガ+本詰め合わせレビュー
- 今回読んだ本が1回のブログ分に満たないくらいの文章しか書けない作品なので、マンガレビューと一緒にします。まず3月のライオン羽海野チカ/白泉社「ハチクロ」の羽海野チカ最新作は、なんと将棋!?と話題になっていましたねー。将棋や囲碁はあんまり棋譜を全面に出されてしまうとわからないので、「将棋か〜」と思って読む気がなかったのですが、将棋自体の描写は少なさそうだったので購・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/22 00:28想定の範囲内『クローズド・ノート』
- クローズド・ノート雫井脩介/角川書店まったく期待していなかった作家がつまらないのは予定調和。そんなにがっかりもしない。雫井脩介は好きだけど、『ビター・ビラッド』が若干やっちゃった系だったので、「こりゃー『クローズド・ノート』も期待できないなあ」と思っていて、だから想定の範囲内。しかし、本来好きな作家の駄作を「やっぱり今ひとつだったね!」なんて本当は言いたくない。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/18 00:41圧巻の一言『クライマーズ・ハイ』
- 本当は佐藤多佳子の『神様がくれた指』のレビューを書こうと思っていたんです。しかし、すっかりその気が抜けてしまいました。それは、『神様がくれた指』が悪かったとかじゃない。答えは格 が 段 違 い の 本 を 読 ん で し ま っ た か ら 。正直、これを呼んだあとに可もなく不可もなく的であった他の作品について語る気はしない。他の作品が霞むほどのインパクトを受け・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/11 01:09「へえ〜」と言えなくたっていい『事物はじまりの物語』
- 事物はじまりの物語 吉村昭/ちくまプリマー新書2006年に亡くなった、吉村昭の末期の著作。著名な作家ですが、お恥ずかしながら私は彼の作品を他に『死顔』しか読んだことがありません。『死顔』は私が若いからなのか、あまり伝わってこず、印象に残りませんでした。今度、機会があったら表題作を読んでみようかとも思います。これは彼が今まで作家活動をしてきたなかで触れたものの中で・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/04 00:21戦争を考えよう『僕たちの戦争』
- 僕たちの戦争荻原浩/双葉文庫まず、初めに言いますと、私は右か左かと聞かれたら右です。別に極右ってわけじゃありませんが、左が嫌いだからどっちかというと右なのです。天皇は崇拝していませんが、神道が好きだし、首相の靖国参拝は断固指示します。愛国心はめちゃくちゃあるわけではないけれど、日本に生まれてよかったとは思っているし、日本が世界の中で活躍すると誇りに思うくらいの愛着はあり・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/04/02 00:28「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」プレイ日記
- ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイトスクウェアエニックス*ほぼ完全ネタバレ。未プレイの方は要注意。とりあえず1つ言いたいのだが、タイトル長すぎだろ。クリスタルクロニクル?リング・オブ・フェイト ?レビュー書こうと思ってネットで検索しようと思ったがタイトルわからず、「FF DS」で検索かけたら鬼のような数・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/29 01:22本格ミステリの“本格”って何?『硝子のハンマー』
- 硝子のハンマー貴志祐介/角川文庫貴志祐介初の本格ミステリ!と銘打たれたこの書。確かに彼の初期の作品はミステリではなく、ホラーだったけれど、私の中では『黒の家』と『青の炎』はミステリだと思っていたので、まずこの煽りに対して??『黒の家』はまだしも『青の炎』ホラーではないよな…。ならミステリだと思うのだが…。“本格”がつくか否かが重要なのか?まあ、宝島社の「このミス・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/20 01:07無芸の証『私の男』
- 私の男桜庭一樹/文藝春秋遠慮なしにいくよ。『少女には向かない職業』で私の中でかなり低い評価を獲得してしまった桜庭一樹…。とはいえ、きっとこれは彼女の作品の真骨頂ではないはず、とリベンジサクラバ。まず、読み始め、けっこう好印象。私が『少女には向かない職業』で挙げた、「ライトでないテーマをライトに扱う」傾向はあまり感じられなかったからです。情景描写から入・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/13 00:44買ってしまったあああ、ネウロ。
- 舌の根乾かぬうちに…買ってしまった、ネウロ。最近あんまりマンガ読まないって言ってたじゃん!嘘つき、私。元々あまり書籍などにお金をかけることを厭わない人間なのですが、どっちかというとそれはおもに本であって、マンガとなるとやっぱり大人買いするとそれなりに高いしな〜とか思って及び腰でした。が、先日カード決済見たら、自分が春服に尋常じゃないお金を費やしていることに気付き(だって春だから・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/08 23:45マンガまとめてレビュー?ごった煮
- マンガは最近とんと読みません。…って言ったら嘘つきですが、学生の時などに比べると、本当に読んでないなーって感じ。私はマンガ読むのがけっこう早いです。ジャンプ1冊30分くらい。単行本だと少年マンガは10分くらい。本棚には限りがあって、すでに文庫本でいっぱいなのに(その本棚も本来CD、ゲームと共有していたのに、本に追いやられ今や文庫本のみしか置いてない)、マンガなんてかさばるし・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/05 00:41お前、何様?『黒姫日記』
- 黒姫日記C.W.ニコル/講談社突然ですが、私は『ハリー・ポッター』が大嫌いです。作者の選民思想が見える小説だからです。努力の塊であるハーマーイオニーは対して努力もしてないエリートに決して勝てないし、卑しい生まれのロンはいつまでも落ちこぼれで道化師です。さらに才能あふれるが性格の悪いドラコは血筋と教育においてエリートです。ハリーは言わずとしれた有名魔術師の血を引く・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/05 00:36お前、何様?『黒姫日記』
- 黒姫日記C.W.ニコル/講談社突然ですが、私は『ハリー・ポッター』が大嫌いです。作者の選民思想が見える小説だからです。努力の塊であるハーマーイオニーは対して努力もしてないエリートに決して勝てないし、卑しい生まれのロンはいつまでも落ちこぼれで道化師です。さらに才能あふれるが性格の悪いドラコは血筋と教育においてエリートです。ハリーは言わずとしれた有名魔術師の血を引く・・・ [続きを読む]
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- 2008/03/03 00:09ライトノベルには向かないテーマ『少女には向かない職業』
- 少女には向かない職業桜庭一樹/創元推理文庫私は決してライトノベルが嫌いなわけではない。そりゃ、大人になった今はほとんど読まないですが、小中学生のころは『スレイヤーズ』『爆れつハンター』、高校生の時は『ブギー・ポップ』シリーズ『十二国記』シリーズ、決して多くはないけれど、読んできました。というか『十二国記』に至っては最新作の載ったyomyom買ったし(まだ読んでないけど)。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/03/01 02:40ゆるい人間を描かせたら天下一品『みどりの月』
- みどりの月角田光代/集英社文庫角田光代って、嫌いな人はすごい嫌いかもしんない、とふと思った。彼女の描く人間って、本当にダメな人間が多い。例えば『キッドナップ・ツアー』の父親は本当にダメ親父。小学生の娘にダメ出しされつつのらくら旅をする。『太陽と毒ぐも』に出てくるカップルのどちらかは必ずダメ人間(例えば風呂に入らないとかほぼアル中だとか)だった。倫理と調和を好む人・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/28 00:15オフサイドとはなんぞや、なあなたに捧ぐ『悪魔のパス 天使のゴール』
- 悪魔のパス 天使のゴール村上龍/幻冬舎プロフィールにも書いている通り、私はサッカーが嫌いです。いや、正確にいうとサッカーがというより、ワールドカップの時だけサッカーファンの振りをする日本人の国民性や、観戦に集中できなさそうな応援スタイルや、決定打に欠けるぬるいゲーム展開や、理不尽なロスタイム制度などを厭うのであって、サッカー自体が嫌いとは言わないかもしれません。ちゃんとした・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/19 00:38「別に…」なんて言わせない『ビター・ブラッド』
- ビター・ブラッド雫井脩介/幻冬舎「別に…」ですっかり有名となってしまった『クローズド・ノート』の雫井脩介。しかし、私は『クローズド・ノート』をまだ読んでいません。機会がないのもあるけれど、何といっても私にとっての雫井脩介は『火の粉』であり、それに次ぐようなミステリを期待しているからです。雫井脩介は不思議な作家です。デビューまではどうやら普通にサラリーマンをしていたよ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/17 02:23アメリカ☆BANZAI!!『極大射程』
- 極大射程スティーヴン・ハンター 著 佐藤和彦 訳/新潮文庫99年、「このミステリーがすごい」の海外部門1位に輝いた「ザ・アメリカン」な作品。「このミス」は常に「これのどこがミステリー?」と首をひねりたくなるようなセレクトなので、この作品はミステリーとして読むと??と感じること間違いなし。ハードボイルド作品と思って読めばさほど違和感なく読めます。ヴェトナム戦争での英雄・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/10 23:12FFIVプレイ日記(3)
- バグが発覚して一気にやる気をなくしています。さらに今もうほとんどラスボス前なので、それもやる気の減退に拍車をかけています。RPG、とくにファイナルファンタジーシリーズのようにやり込み要素が多い作品でよくなるんですが…、私はラスボス前にやる気を失う傾向があります。これを燃え尽き症候群と呼んでます(そのまんま)。やり込み要素が多いRPGって、ラスボス前に東に強い武器があると聞け・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/03 02:16すべての非モテに贈りたい『間宮兄弟』
- 間宮兄弟江國香織/小学館文庫 最初に立てた、読んだ本を忘れないようにレビューを書く、という目標が早くも挫折しそうになっている今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか…。読むスピードとレビューを書くスピードが見合わん。よく考えりゃあたりまえだけど。そんな私にこの本はあまりに早い読了(1時間くらい?)をもたらしてくれ、また「忘れないうちに忘れないうちに…」とあわてています。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/02/02 15:30作家の裏側見せちゃいます『てのひらの迷路』
- てのひらの迷路石田衣良/講談社文庫なんでもうまく小器用に書ける、おしゃれな文才石田衣良。そんな彼が毎月原稿用紙たった10Pのショートショートの連載を請け負う。それらの2年分の集大成がこの本というわけです。原稿用紙10枚というと、自分が学校で読書感想文を書けと言われたらめんどくささのあまり、ウィキペディアを丸写しするでしょうが、小説としてはごくごく短いもの。それだ・・・ ... [続きを読む]
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