月人 さん

月人さん: 心の奥
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されど純愛
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プロフィール

ハンドル名月人 さん
ブログタイトル心の奥
サイト紹介文誰にも言えない本当の気持ち・・・・・。 みんな幸せなふりをして生きているのですか?
参加カテゴリー
更新頻度情報提供35回 / 86日(平均2.8回/週) - 参加 2008/02/24 18:00

月人 さんのブログ記事

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  • 2008/05/17 00:04微かな希望(3)
  • それでも、1学期に比べると、2学期になってからは、かなり勉強も頑張れるようになった。そもそも、俺は資格をとるためにこの学校に入学したんだ。亜記のことで頭がいっぱいだったけれど、辛いながらも、徐々に自分を取り戻しつつあった。でも、勉強を頑張れるようになったのにはもう一つ理由があった。11月の資格試験に向けて、校内では、毎週模擬試験があり、成績上位者は掲示板に貼り出される。10位以内に入れれば、かなり目立つ [続きを読む]
  • 2008/05/14 21:52微かな希望(2)
  • 亜記とは、学科も違うし、もちろんクラスも違う。電話番号も知らないし、会うためには、学校帰りに待ち伏せするしか方法がなかった。本当は、もっと自然に会って話がしたかったけれど、こんな方法でしか、会うことができなかった。だから、俺は我慢した。これ以上、会いに行くのは迷惑だと思ったから・・・・会いたくて会いたくて仕方ないのに我慢した。せめて、声だけでも聞きたい。でも、毎日毎日、自分の気持ちを押し殺した。... [続きを読む]
  • 2008/05/11 19:53微かな希望
  • 俺は、また話しかけにくい雰囲気をつくってしまった・・・・あの時、気持ちを伝えてしまったら終わってしまう気がしたけれど、それは全く逆だった。亜記になんて話しかけたらいいのかわからない。俺はいったい何をしてるんだろう・・・・どんどん辛くなっていくだけだ。そういえば、俺は、亜記が彼氏にふられるのを待つつもりじゃなかったのか?ずっと、ずっと待つつもりじゃなかったのか?どうして、こうなってしまったんだろう... [続きを読む]
  • 2008/05/10 16:21伝えられない気持ち(10)
  • どんどんわからなくなっていく・・・・どんどん弱気になっていく・・・・気持ちを伝えることが怖くなっていく・・・・時間は、刻々と過ぎていった。結局、気持ちを伝えられないまま、あっという間に1時間が経過した。この日も、気持ちを伝えることができなかった・・・・俺の決心って何だったんだろう・・・ふられるのが、そんなに怖いのか?いつまで、こんなことを繰り返すつもりなんだ。自分が腹立たしい。でも、亜記は、あの時... [続きを読む]
  • 2008/05/08 20:35伝えられない気持ち(9)
  • せっかくのチャンスなのに、俺の頭の中は、さっきより余計に混乱していた。そんなことは気にしなくていいのに。気持ちを伝えるのに、そんなことは関係ないのに。この時俺は、冷静に考える余裕なんてなかった。まだ、最初に「彼氏とうまくいってる?」と聞いてしまったことを後悔している。その質問に、亜記は、「うん」そう答えた。それは、俺には迷いなく答えたように見えた。彼氏とうまくいってないわけないか・・・・ここで、... [続きを読む]
  • 2008/05/05 22:50伝えられない気持ち(8)
  • もう、30分たってしまった。どうしよう・・・・俺は、どうしても亜記に伝える言葉がみつからなかった。やっぱりダメだ・・・・どうしても、言葉がみつからない。「もう30分たっちゃった」こんなことしか、言うことが思いつかない。俺は、あきらかに引きつった笑顔でそう言った。「うん・・・・」「ごめんね。時間とらせちゃって。」俺は何を言ってるんだ・・・・何のために誘ったんだ・・・・「え?、まだ大丈夫だよ。」彼女から意外な返事が... [続きを読む]
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  • 2008/05/01 20:35伝えられない気持ち(7)
  • 俺は、気持ちを落ち着かせるためにタバコに火をつけた。「タバコ吸うんだ」彼女が聞いてきた。そういえば、彼女の前でタバコを吸ったことはなかった。「うん・・・、あ、煙いや?」「ううん、いいよ!」「19歳の時ね、ちょっと気持ちが不安定になっちゃって・・・、それで吸いはじめちゃったんだよ。もう時効だけどね」「そっか」俺は、「なんとか気持ちを伝えなきゃ・・・・」彼女と話をしながらも、頭の中では、ずっとそんな... [続きを読む]
  • 2008/04/27 14:16伝えられない気持ち(6)
  • 土曜日の午後1時。俺がいつも彼女を待っている駅の改札で待ち合わせをした。もう10月だというのに、まだ少し暑かった。彼女は、いつものジーンズ姿で、ベージュのセーターの上に、春先によく着ていた水色のコートを着て現れた。全然おしゃれをして来なかった彼女が逆にかわいかった。「そんなに着込んで暑くない?」俺は、変な雰囲気にならないように、いつものように明るく聞いてみた。「ううん、暑くないよ」「そっか!」30分し... [続きを読む]
  • 2008/04/24 21:40伝えられない気持ち(5)
  • 俺は、この前の一件依頼、ずっと後悔していた。なぜ、あの時、亜記の質問に対して、何も答えなかったんだ。「好きだからに決まってるじゃん」と軽く言うだけで良かったのに。なんで言わなかったんだ。俺はなんてバカ野郎なんだ・・・・はぁ・・・・タメ息が出る。何日も何日も悩んだ。うまく気持ちが伝えられない自分が、もどかしくて、情けなくて・・・・悩みに悩んだ俺は、ついに決心をした。このままの関係がいつまでも続くわ... [続きを読む]
  • 2008/04/23 20:55伝えられない気持ち(4)
  • 相変わらず、俺は、毎日のように駅で亜記を待ち、彼女を家まで送っていった。普通に考えれば、おかしなことだ。ただ、家まで送るだけで、なにもしないんだから。少しずつ気づき始めてはいた。こんなことは長くは続かない。いつか、自分の気持ちをちゃんと伝えなきゃ。でも、伝えられずにいた。気付けば、もう9月。時間が流れるのは早い。亜記も、19歳になった。俺は、20歳だけど、俺より亜記のほうが全然大人だ。俺は、自分... [続きを読む]
  • 2008/04/22 20:34伝えられない気持ち(3)
  • 「沢口ちゃんが、中澤のこと好きらしいよ」「え?」沢口さんは、1学期に同じクラスだったから、何回か話をしたことはあった。でも、名字は知っていたけど、下の名前は知らなかった。なんとなく、いつも俺の方を見ているような気がしていたので、もしかして、好意をもってくれてるのかな?とは、思っていたけれど・・・・野村が、1学期の頃から沢口さんを口説いていたのは知っていた。いつも、「沢口にまた断られちゃった」と言っ... [続きを読む]
  • 2008/04/21 20:30伝えられない気持ち(2)
  • 2学期になり、クラス替えがあった。仲のいい友達とは、ほとんど違うクラスになってしまった。いつもつるんでいた仲間の一人の野村とも離れ離れになった。野村とは仲が良かったけど、女ぐせが悪かったので、それがあまり好きじゃなかった。「口説いて落とすまでが楽しいんだよ!」とよく言ってた。だから、本命の彼女がいるのに二股、三股は当たり前だった。遊ばれていた女の子の一人は、1学期に俺と同じクラスだったから、よく知... [続きを読む]
  • 2008/04/20 00:22伝えられない気持ち
  • 夏休みが異常に長く感じた。こんなに楽しくない夏休みは初めてだった。亜記は、田舎に帰ると言っていたから、今頃は、彼氏とデートかな・・・・俺も、夏休みに入ってしばらくしてから田舎に帰った。何もやることがないから、ボーっとしていると、亜記のことしか頭に浮かんでこない・・・・苦しいなぁ。たとえ片想いでも、彼女に会えれば、苦しさなんて忘れられる。彼女の声が聞ければ、幸せを感じられる。夏休みなんて、なければい [続きを読む]
  • 2008/04/16 13:36彼女の声と彼女の言葉(4)
  • 6月に受けた試験の結果が出た。俺は、成績もまずまずだったし、合格する可能性は十分にあった。でも、不合格だった・・・・「この前の試験どうだった?」俺は彼女に聞いた。「ダメだった・・・・」「そっか・・・・」「そっちは?」「俺もダメだった・・・・」「なんか、疲れちゃったなぁ・・・」「え?」「このまま受からなかったらどうしよう、こんなに勉強してるのに」俺はちょっと弱音をはいた。「神経質なんだよ。」彼女は... [続きを読む]
  • 2008/04/13 13:51彼女の声と彼女の言葉(3)
  • 相変わらず、2,3時間しか眠れない日が続いていた。目を閉じると、亜記のことを考えてしまって眠れなかった。疲れていても、俺はいつも駅で亜記を待っていた。そして、家まで送っていった。亜記は、全然迷惑なそぶりは見せなかった。なぜだろう・・・・でも、俺は嬉しかった。普通に話ができるだけで嬉しかった。「全然眠れないんだよ」「なんで?」「疲れすぎちゃってね。勉強しすぎかな」「あー、それわかるわかる」本当は、彼女... [続きを読む]
  • 2008/04/06 13:46彼女の声と彼女の言葉(2)
  • 俺は、専門学校に入学してから、一度も学校をさぼったことはなかった。もちろん、勉強するつもりで入学したからというのもあった。でも、本当は、学校に行けば亜記に会えると思ったから・・・・だから、毎日学校に行った。この日も、俺は学校帰りに駅で亜記を待っていた。そして、亜記を家まで送った。「俺ね、ちょっと人生の選択間違えちゃってね」「なんで?」「一度進路間違っちゃったから」「でも、それがあったから今頑張れ... [続きを読む]
  • 2008/03/31 08:58彼女の声と彼女の言葉
  • 俺は、もう二十歳になった。大人にはなりたくないと思っていたのに・・・・二十歳になってしまった。でも、まだまだ俺はガキだ。もっとしっかりしなきゃ。と思う反面、これからも、ずっと純粋なままでいたい。ずるい大人にはなりたくない。そう思っていた。高校時代はよく授業をさぼっていた。別にグレていた訳じゃない。自分が何をやりたいのか、何になりたいのかわからず、なぜ勉強しているのかもわからなかった。学校に行くの... [続きを読む]
  • 2008/03/28 15:10待ち伏せ(2)
  • 俺には、お互い好きじゃないのに付き合うということが理解できなかった。だから、俺にはどうしても奪い取るなんてできなかった。たとえ、彼女が振り向いてくれたとしても、嫌いになってしまうような気がしていた。俺には、待つことしかできなかった。彼女が彼氏と別れる時を・・・・もしも亜記が彼氏にふられる時があったら、その時は、俺のほうに振り向いてもらえる可能性を信じて、そして、俺のことを好きになってもらえるように [続きを読む]
  • 2008/03/25 21:58待ち伏せ
  • 気がつけば、季節はもう夏まっさかり。1学期も終わりに近づいていた。俺は、眠れない日が続いていた。目を閉じれば、亜記のことしか浮かんでこない。彼氏がいるからといって、やっぱり簡単には諦められなかった。でも、どうすればいいのかわからず、毎日悩んでいた。そんな時だった。「駅で待ち伏せしろよ!」友達の一言がきっかけだった。何をしても上の空だった俺を見かねていたんだろうな。俺は、待ち伏せして何をすればいいの [続きを読む]
  • 2008/03/23 13:52最初の後悔(5)
  • 俺は、人を好きになることが、こんなに辛いことだと初めて知った。亜記に出会うまでは、一人でいても寂しいなんて思ったことなんかなかったのに・・・一人でいることが、こんなに寂しいことだと生まれて初めて知った。亜記に会いたい。亜記と話がしたい。亜記にふられて何日たっただろうか。なんて話しかければいいのかわからなかったけど、とにかく話しかけなきゃ。亜記に話しかけなきゃ。この日、通学途中、学校のある駅で亜記... [続きを読む]
  • 2008/03/19 22:04最初の後悔(4)
  • 通学途中。2つ目の駅に電車が止まる直前、ホームを見ると、亜記はいつもと変わらない場所に立って電車を待っていた。俺も、いつもと同じ前から2両目に乗っていた。ホームにいた亜記と目が合った。この前の一件で、少なくとも、俺が好意をもっていることくらいは気づいたはずだ。車輌の後ろの方から乗れば、俺とは行き会わないのに。どうして、そこにいるの?どうして、俺の方を見ているの?それが、俺には理解できなかった。こ... [続きを読む]
  • 2008/03/16 14:55最初の後悔(3)
  • 冷静に考えると、いきなり、「毎日一緒に帰ろうよ。」と言われて、「いいよ。」と言ってくれる子はまずいないだろうな。しかも、彼氏がいるんだから。なにやってるんだろう俺・・・こんなことで終わっちゃうのかな・・・もう、亜記と普通に話をすることはできないのかな・・・俺は、絶望感でいっぱいだった。たった1回ふられただけなのに。この時の俺には、あまりに強すぎるショックだった。この日、俺は勉強が手につかなかった。... [続きを読む]
  • 2008/03/14 22:01最初の後悔(2)
  • 「困る・・・・・、彼氏いるから・・・・」それが彼女から帰ってきた返事だった。ショックだった。いや、自分がショックを受けていることすらわからないほど、俺は動揺していた。この時俺は、彼女に彼氏がいるなんて思ってもいなかったから・・・「そっか!、彼氏いるんだ!」俺は笑顔で答えた。笑顔をつくるだけで、もういっぱいいっぱいだった。この時の俺は、平常心を保とうと、それが精一杯の言葉だった。それ以上、言葉が思... [続きを読む]
  • 2008/03/12 21:51最初の後悔
  • 亜記をデートに誘いたかった。「亜記と付き合いたい」その思いは日に日に増していった。俺が誰かと付き合いたいと思うなんて、信じられないことだった。想像すらしていなかったことだ。バカな話だけれど、俺には女の子の誘い方がよくわからなかった。本当に、どうすればいいのかわからなくて、眠れない日々が続いた。恋愛経験のなさが、こんなところで露呈してしまうなんて・・・いい年して、俺はまだガキだったんだな、きっと。... [続きを読む]
  • 2008/03/10 21:54本当の初恋(4)
  • 亜記から電話はなかった。当たり前か・・・俺は、いつも電車の前から2両目に乗って通学していた。2つ目の駅で、亜記がいつも各駅停車を待っているのが見えた。亜記も、俺が2両目に乗っているのをすぐに見つけてくれた。でも、決して2両目には乗ってこなかった。彼女は、いつも前から3両目か4両目に乗った。それは、俺が始めて話しかけたあの時、乗っていた場所。俺もあえて3両目か4両目に乗ることはなかった。満員電車の... [続きを読む]
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