シドロモドロ。 さん

シドロモドロ。さん: シドロモドロな日記 〜小説とかエッセイとか〜
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プロフィール

ハンドル名シドロモドロ。 さん
ブログタイトルシドロモドロな日記 〜小説とかエッセイとか〜
サイト紹介文 本の感想や文章の書き方について考察したり、エッセイを書いたりしている書き物ブログです。
自由文 本の感想(というか紹介)文も1000個を目標に書き始めました! ヨロシクね!
参加カテゴリー
更新頻度情報提供24回 / 68日(平均2.5回/週) - 参加 2008/03/02 02:59

シドロモドロ。 さんのブログ記事

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  • 2008/05/06 00:48【宇宙人に関するレポート】 A4:三枚以内 〆切:夏休みまで
  •  姉からレポートを頼まれた。 宇宙人についてのレポートである。 別に会社が姉に命令したわけじゃないだろう。 会社の上司が『ちょっと宇宙人についてレポート書いてきてくんない?』とかいうわけがない。 すべて姉の児戯である。 いやでもひょっとしたら姉は宇宙人に乗っ取られているのかもしれない。 インプラント手術を施され無意識のうちに操られる姉。 とつぜん急激に抹茶プリンが食べたくなったり、タバコを [続きを読む]
  • 2008/03/15 08:56たばこと新潮文庫
  •  青白い空気をした早朝の都心で、僕はマクドナルドの二階にいる。喫煙席ではない。窓側の、通りを見下ろすガラス窓のカウンターに座っててりやきマックバーガーセットを食べている。カウンターに白いエナメルのショルダーバッグと新潮文庫が一冊、それと使い古したSH901ic置いて、コーラを飲んでいる。 その僕の後方5メートルほどのところに喫煙エリアがある。喫煙エリアは透明なアクリル板で区切られて十席ほどの容積 ... [続きを読む]
  • 2008/03/13 03:15世にも奇妙なお前
  •  二十歳を過ぎた僕に対して姉は言う。「Mさんはアキラよりアホやわ」 Mさんとは姉の彼氏さんのことである。 彼氏さんと僕(アキラ)とは一ダースあまりも年齢が離れているのだけれど、姉はそう言ってはばからない。 知り合って6年、つきあってX年。きっと二人は考え方とか、モノの好みとか、いろいろな違いを暴露しあっているのだと思う。それを踏まえて彼氏さんと僕とでは、僕の方が賢いと言う結論に姉は達したのだ。 ... [続きを読む]
  • 2008/03/12 18:49【感想011:穂村弘:本当はちがうんだ日記】
  • 【穂村弘】 本当はちがうんだ日記 あらすじ  歌人・翻訳者・エッセイストの穂村さんが書くウフフ日記。おもしろい。 感想  本当はちがうんだ! 僕はこんなやつじゃないんだ! こんな人生じゃないんだ!  そういう儚い叫び声が聞こえてくる日記。  で、日記の内容を一段落だけ引用してみる。 先日、上野駅のトイレに入ろうとしたら満員だった。全部の便器がふさがっているのをみた瞬間に、だめだ、と思 ... [続きを読む]
  • 2008/03/11 18:43【犬よりはかしこい】
  •  うちの工学教授はよくたとえ話をする。「君たちさぁ、けっこう賢いよね。うん。見てて思うんだよ。うちの犬よりはかしこいなぁって」 僕らはとうぜん憤慨する。犬より賢いってそりゃ当たり前だろうと、でも、なぜかちょっと嬉しくなったりするのは僕が負け犬根性だからか。「いや、だって犬ってけっこう賢いでしょ? うちの犬はね、けっこう値が張るいい犬なんだけどね、ほら、雑種とかじゃなくって血統書付きの」 こ ... [続きを読む]
  • 2008/03/10 20:47面白くない本とか勘違いとか
  •  さいきん変な表紙や題名の本を買うことが多い。【どんがらがん】とか【短歌の友人】とか【文章読本さん江】とか【脳をめぐる冒険】とか。ふつうの小説とは違った感じの本を読んで見たりする。 いろいろ読んでみて思ったのは、心なしかユニークな装丁やタイトルの本にはずれが多い気がするということだった。とくにテレビなどでも話題になった【生物と無生物のあいだ】はひどかった。1. タイトルと内容がちがうよ!【生物と ... [続きを読む]
  • 2008/03/09 22:08【感想010:森博嗣:森 博嗣のミステリィ工作室】
  • 【森博嗣】 森 博嗣のミステリィ工作室 あらすじ  作家の工学博士がミステリィについてアレコレ語っている本。自作の解説やミステリ百選とかもある。 感想  読んで一番びっくりしたのが、この人は「創作に関するメモ」をとらないということだった。行き当たりばったりで書いているらしい。漠然としたトリックは考えてはいるものの、それを書き出して綿密に構成を練るなんてことはしないのだそうだ。  まずは?冒頭 ... [続きを読む]
  • 2008/03/08 03:00【アッシャアの森】
  • アッシャアの森 窓辺の病床に住み 呼吸を落ち着けてみれば 冥想に耽るお前の胎動が そこらから響いてくる  お前の咽の呻く音  お前の骨の軋む音  お前の髪の千切れる音 夜となく昼となく 耳をそばだたせて 蠢きつつ犇きつつする お前の気配を 私は 全霊で感じ入るのだ 森よ お前の全てを私に曝しだせ 湖畔の穴倉に居る 古き貴族の末裔が 日々忍び寄る悪魔の足音を 窓辺から聞いてい [続きを読む]
  • 2008/03/08 01:32【感想009:佐藤春夫:西班牙犬の家】と【マヨヒガ】
  • 【佐藤春夫】 西班牙犬の家☆とらっくばっく☆  まずはトラックバック(参考)したブログ記事へ飛んでから読んだ方がいいよ! あらすじ  雑木林の奥で西洋風の家を見つけ、忍び込んだ私とフラテ(犬)は……。短編。 感想  犬好きの作者がつづる今日のわんこ不思議物語。和やかで時間を忘れてしまいそうになるファンタジアな世界がみどころの作品。 次に本文の引用から、主人公の<私>が瀟洒な窓からあやしい家の中を ... [続きを読む]
  • 2008/03/07 01:04燃やされた手紙
  •   1965/01/19 Tue きみの声はよく響いた。きみが云った言葉は心地よく耳に残って、慣れ親しまれた散文詩のように何度聞いても飽きることはなかった。 たとえば冬。吹き荒れる風声の物凄い音が恐ろしいくらいに聞こえる寒々しい夜。そんな夜には暖炉の前できみと夜更けまで話をした。私はそのことをだいたい憶えてしまっている。きみのつむぐお話はどれも私の子供心をくすぐって、わくわくとさせてくれた。話 [続きを読む]
  • 2008/03/06 23:41【感想008:佐藤春夫:月かげ】
  • 【佐藤春夫】 月かげ あらすじ  あるアヘン中毒者の見たうつくしい夜の夢を詩情とともに書きつづる。短編。 感想 【芥川龍之介】はこの作者、佐藤の作品をこう評している。一、佐藤春夫は詩人なり、何よりも先に詩人なり。或は誰よりも先にと言えるかも知れず。二、されば作品の特色もその詩的なる点にあり。詩を求めずして佐藤の作品を読むものは、かぼちゃを食わんとしてこんにゃくを買うが如し。(後略)――  ... [続きを読む]
  • 2008/03/06 01:24【感想007:井上夢人:もつれっぱなし】
  • 【井上夢人】 もつれっぱなし あらすじ  なんと会話文のみで構成されたユーモアたっぷりの短編小説集。世にも奇妙な物語でドラマ化もされた名作「四十四年後の証明」も収録。 感想  知っているだろうか、十年以上前に世にも奇妙な物語で 「2040年のメリークリスマス」というロマンチックSF恋愛ドラマが放送されたことを。僕はこの夢人さんの原作よりもドラマの脚本の方がロマンチックで好きなのだけれど本のレビ [続きを読む]
  • 2008/03/04 21:51 【小説のアイデア】 〜奇想のとっかかり〜
  •  小説を読んでいる人はまちがいなく「自分もこんな面白い小説を書いてみたい!」と思う。いや、きっと思ってるはずだ。 でも一本のまとまった小説を書き上げるにはいろいろの壁がある。それをおおざっぱに三つに分けてみた。 障害1.テーマやアイデアの不足 障害2.文章の巧拙 障害3.モチベーション この三つが障害になると思う。でも逆を言えば「この三つをクリアすれば小説が書ける」ということになる。ふしぎ ... [続きを読む]
  • 2008/03/04 18:07 【感想000:もくじ:作家別のりんく】
  •  【もくじ】 作家別のりんく 予定だとこのページに1000個のリンクが並ぶことに……1.国内作家 あ行:【安部公房】 R62号の発明    【井上夢人】 もつれっぱなし    【恩田陸】 ユージニア か行: さ行:【佐藤春夫】 のん・しゃらん記録    【佐藤春夫】 月かげ た行:【谷崎潤一郎】 文章読本 な行: は行: ま行: や行:【山川方夫】 博士の目 ら行: わ行: その ... [続きを読む]
  • 2008/03/04 16:41 【感想006:エドガー・アラン・ポー:黒猫】
  • 【エドガー・アラン・ポー】黒猫 あらすじ  日に日に気が狂っていく主人公はとうとう飼い猫を虐殺し、妻をも殺してしまって……。短編。 感想  エドガー・アラン・ポーというのは随分と日本の作家に愛されている。森鴎外や平塚らいてうはこぞってポーの和訳に取り組み、はやくに国民の目に彼の作品を晒した。明治の頃には鴎外の訳した「うずしお」が新聞に連載されたりもした。あの江戸川乱歩の名前はポーをもじったもの ... [続きを読む]
  • 2008/03/03 17:41 【感想005:山川方夫:博士の目】
  • 【山川方夫】博士の目 あらすじ  私はマックス・プランツ研究所で不可思議な能力を持つ老ロレンス博士に出会った。短編。 感想  作者の名前は”やまかわまさお”と読む。あの『夏の葬列』を書いた人だ。僕は夏の葬列よりもこっちの『博士の目』の方が好きだ。雰囲気小説とでもいうのか、独特の幻想的な雰囲気がある。まず研究所の雰囲気がいい味を出している。 研究所の門を入って、私は呆れて立ち止まった。――(中略) ... [続きを読む]
  • 2008/03/02 22:20 【感想004:佐藤春夫:のん・しゃらん記録】
  • 【佐藤春夫】のん・しゃらん記録 あらすじ  地下300メートルという都市の最下層にいた私は【薔薇】という植物になった。短編。 感想  文豪の書いたSFだ。しかしこれが発表されたのは昭和4年だから80年くらい前のことになる。そんな昔にこういうサイバーパンク的な世界を舞台にした作品があるのは不思議な感じがする。  作者、春夫は詩人だ。散文詩をよく書いた。作品の中でも登場人物に詩人が多い。あるい ... [続きを読む]
  • 2008/03/02 21:35くつに豆を詰める
  •  「お兄ちゃんの靴に豆を詰めるね」と母から電話があった。家の兄は実家を離れて一人働いている。その兄の安全を祈願しておまじないをするらしい。炒った豆を詰めることによってその人を不幸から守ったりできるそうだ。僕はあまり信じていない。けど母がやると言うので止めない。 でも、炒り豆を詰め込んだ靴を玄関に置きっぱなしにするというのは不安だ。宅配便やピザの配達なんかが来たらどうなるのだろう?バイト『な、な [続きを読む]
  • 2008/03/02 02:17【感想003:谷崎潤一郎:文章読本】
  • 【谷崎潤一郎】文章読本 あらすじ  きれいな文章の書き方を教えてくれているとても良い本。理系にもお勧めしちゃう。 感想  読書が趣味で谷崎潤一郎を知らないという人はダメだ。僕はついこの間まで知らなかったからダメだ。もしあなたが知らなかったなら知るべきだ。 正直、谷崎さんの文章は作品を追うごとにすごく変化している。初期と晩年とでは全然違う文章になっていてびびる。この本は後期の文体、簡潔にして [続きを読む]
  • 2008/03/01 21:59 【感想002:恩田陸:ユージニア】
  • 【恩田陸】ユージニア あらすじ  青澤医院で起こった無差別の毒殺。家人で唯一生き残ったのは目の見えない少女だった。長編。 感想  ぞくっとする。静かな文章の連なりが独特の調子を生み出して、読んでいる方の心を揺さぶってくる。僕は急かされるようにして読んだ。これは焦燥感に近いかもしれない。古い町のきれいな青沢邸で起こった謎の毒殺事件。このユージニアの雰囲気が好きだ。すべてをうやむやにしてしまう蜃 ... [続きを読む]
  • 2008/03/01 21:22霊能者さんのこと
  •  僕は会ったことがない。しかし、母が三月初めに名古屋や東京で会っている。これは霊能者さんのことである。ただ、このまま霊能者さんだと呼びにくいのでKさんとしておく。 Kさんは色んなことが見えるらしい。例えばそれは人の食生活だ。コンビニの弁当ばっかり食べてる人には「もっと質の良い物を食べた方がいいですよ」とかアドバイスをくれる。むろんこっちは粗食しているだなんて一言も言っていない。全てお見通しである [続きを読む]
  • 2008/02/29 18:59 【感想001:安部公房:R62号の発明】
  • 【安部公房】R62号の発明 あらすじ  失業した男がロボットにされてしまい、ある機械を発明するという話。短編。 感想  めっちゃ恐かった。特にロボトミー手術的な場面が恐ろしい。物語中で、主人公は意識があるまま脳を切り裂かれ電子部品を埋め込まれるのだ。人間的感情が剥奪されて行くおぞましい場面だ。いったいこれは何を暗喩しているんだろう? 個人が忙殺される組織社会の縮図だろうか? 得体の知れない謎 ... [続きを読む]
  • 2008/02/29 17:47 どっちなんだ?
  •  僕は日本語が下手だ。特に書くのが下手だ。 レポートの評価で「もっと日本語がきちんとなれば尚良い」とか、良いのか悪いのかよく分からない評価を貰ったことがある。日頃から本を読んだりして文章には自信があっただけにショックだった。本を読むだけじゃうまい文章は書けないらしい。僕の場合は。 で、日記を書くことにした。同時に小説も書くことにした。詩も書いてみたいけど、ちょっと恥ずかしいので書かない。ぼちぼち ... [続きを読む]
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