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- 2008/07/10 16:42橘家圓太郎「祇園祭」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。落語協会の真打・橘家圓太郎師匠の「祇園祭」です。7月ということで京都の祇園祭の季節に合わせての配信ですが、テンポ、セリフ回し、笑い。全てのレベルが高い秀作という感じがしました。春風亭小朝師匠の一番弟子ということで、多少芸風が似ているところがあります。滑舌の良さは天性のものかもしれません。江戸から京都へ旅に出た3人組。その中の一人が「とある理由 [続きを読む]
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- 2008/06/09 15:02三遊亭鳳楽「大山参り」
- フジポッド「お台場寄席」に収録。 三遊亭鳳楽師匠の「大山参り」です。30分以上の噺です。「軽快に飛ばす」というよりは、「噛み締めるようにじっくり聴かせる」感じの語り口です。時間を見つけて是非聴いてみたい一席だと思います。 神奈川県にある大山や参拝して帰ってくる道中の出来事が主題になっていますが、いかにも江戸っ子という「喧嘩」が話の発端になっています。昔の江戸っ子は、多少お酒が入ったとはいえ、 ... [続きを読む]
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- 2008/06/02 06:12古今亭菊丸「ちりとてちん」
- インプレスTV「社団法人 インターネット落語会 六月上席」に収録。 ベテラン真打・古今亭菊丸師匠の一席。「ちりとてちん」というタイトルはテレビドラマでも御馴染みとなりました。江戸落語、上方落語にもある噺で、サゲも何種類かあるようです。菊丸師匠の「ちりとてちん」は表情豊かです。オーバーアクション気味に観客を惹きつけるという意味では、上方落語っぽい感じがしました。 お世辞が上手なお向かいの「金さ ... [続きを読む]
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- 2008/05/26 05:24古今亭志ん五「蜘蛛駕籠」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 落語協会のベテラン真打・古今亭志ん五師匠の一席です。とにかくテンポがいいです。滑らかな口調で次から次へと登場するキャラクターを完璧に演じています。啖呵をきるシーンは迫力満点です。酔っ払いながら女性のセリフを言うシーンも巧いと思います。20分強です。是非ともお勧めです。 「江戸っ子は気が短い」とよく言われますが、この落語を作った方も相当気が ... [続きを読む]
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- 2008/05/22 12:02柳家喬之進「仏馬」
- ぽっどきゃすてぃんぐ落語、5月21日更新分に収録。 落語協会の二つ目の噺家・柳家喬之進さんの一席です。弁長と西念の2人の僧侶と百姓の治郎兵衛、寺の和尚さんの4人の登場人物がいます。しっかりした人が一人もいないでしょうか。予備知識は必要ありませんは、人生訓や教訓もありません。あまり難しく考えずに一つの「笑い話」を軽い気持ちで聴いたほうがいいかもしれません。 マクラから本題に入っていく展開が非常 ... [続きを読む]
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- 2008/05/16 13:29三遊亭歌る多「悋気の火の玉」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 落語協会の女性真打・三遊亭歌る多師匠の一席です。「悋気」は女性の嫉妬、ジェラシーを表す言葉。女性が演じる嫉妬は、男性の噺家さんには無い大迫力です。怖い雰囲気もありますが、やはりそこは落語です。きちんと観客を惹きつけながら演じています。 商売を営む旦那さんが浮気をして、本妻と浮気相手がお互いに嫉妬心を燃やす話です。江戸時代の庶民の ... [続きを読む]
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- 2008/05/11 14:25三遊亭金馬「お若伊之助」
- インプレスTV「社団法人 インターネット落語会 五月中席」に収録。 大ベテラン・三遊亭金馬師匠の一席です。今年で79歳になられましたが、大変お元気で、観客も大喜び、満足という雰囲気が動画からも伝わってきました。新宿末広亭で行われた興行のトリの様子ということで時間はたっぷり。まさしく堪能という言葉が相応しいかもしれません。 男女がくっついたり離れたりというのは、今も昔も変わりません。恋にまつわ ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 11:54三遊亭好二郎「蛇含草」
- ピザハッ亭 4月中旬更新分に収録。 円楽一門会の二つ目の噺家さん・三遊亭好二郎さんの一席です。今年の秋には真打に昇進、三遊亭兼好を襲名する予定です。元気がよくて、歯切れのいい高座が多いように思います。福島県会津若松出身ということもあり、権助さんが登場する噺の訛りはネイティヴ。好感度が高い噺家さんの一人です。 『蛇含草』はもともとは上方落語のタイトルのようです。『そば清』と似ている感じの大食い ... [続きを読む]
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- 2008/05/02 12:10三遊亭歌彦「八五郎出世」
- ぽっどきゃすてぃんぐ落語 4月30日更新分に収録。 落語協会の二つ目、三遊亭歌彦さんの一席です。今年の秋には真打ちに昇進、四代目三遊亭歌奴を襲名する予定の若手落語家さんです。安定感バツグンで、見せる噺も聴かせる噺もOK、古典も得意。注目の一人です。 「八五郎出世」は「妾馬」というタイトルでも御馴染みです。江戸時代の身分制度、それに対する庶民の本音を、職人の八五郎が代弁しているような感じがします ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 10:40古今亭圓菊「寝床」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 大ベテラン・古今亭圓菊師匠の平成11年に収録された「寝床」です。義太夫に凝った家主が素人独演会を催すのですが、あまりに酷い。2度目の独演会を開催すると意気込む家主。店の頭に宣伝と勧誘を命じたものの、なにかに理由を付けて欠席をしようとする者ばかり。半ば強制的に集合をかけて始めたものの…という噺です。 わがままな上司とそれに振り回される部下。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/22 13:43三笑亭可龍「天災」
- ピザハッ亭の4月中旬更新分に収録(音声〜ポッドキャスティング) 落語芸術協会の二つ目の噺家さんです。三代目三笑亭可龍。初代、2代目はともに江戸時代に活躍していた方のようです。立派な名前を継いでいます。まだ20代ながらけれんみのない話しぶり、スピード感、聴き取りやすい口調。要注目の噺家さんではないでしょうか。 登場人物の大工の八五郎は、典型的な江戸っ子気質の職人、短気で喧嘩っぱやくて…。はたか ... [続きを読む]
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- 2008/04/17 13:05三遊亭小遊三「千早ふる」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 『笑点』でも御馴染み、落語芸術協会の副会長の役職にある三遊亭小遊三師匠の『千早ふる』です。百人一首に収められている在原業平の和歌が題材になっています。有名な和歌ですが、意味をしっかり覚えている方はどれくらいいるでしょうか。あいまいな記憶と知ったかぶり。落語は「人間の見栄、格好付け」の部分を冷ややかに、面白おかしく取り上げるものが多いように思 ... [続きを読む]
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- 2008/04/14 13:33三遊亭圓歌「中澤家の人々」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 落語協会の最高顧問の役職にある大ベテラン・三遊亭圓歌師匠の有名な「中澤家の人々」です。古典落語とはまた違った面白みがありました。話していることが果たして本当なのか、それとも作り話なのか。本当だとしたら「大変気の毒だなあ」と思いますし、もし作り話だとしても、かなり圓歌師匠の本音の部分が色濃く出ているのかなあと思いました。 「現実」と「虚構」 ... [続きを読む]
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- 2008/04/13 11:46柳家さん喬「天狗裁き」
- インプレスTV「社団法人 インターネット落語会」に収録。ファンも多く、また多くのお弟子さんの師匠さんとしても知られる柳家さん喬師匠の一席です。テンポや間の取り方は絶妙です。ムダな動作やセリフは全くありません。客席との一体感も感じることができます。「さすが」といったところでしょうか。噺そのものも面白いです。人間は「ないしょ」と言われると余計に知りたくなってしまうもの。そういう心理を見事に描いてい ... [続きを読む]
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- 2008/04/09 11:55五街道雲助「子別れ」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 人情噺の名人といわれる五街道雲助師匠の「子別れ」です。26分の熱演です。途中でホロッとさせる部分あり、笑いもあり、聴いた後の爽快感、満足感ありの一席です。ネット上には、有料サイトと無料サイトがありますが、このレベルの作品を無料で配信しているのは太っ腹という感じでしょうか。 大工の熊五郎と奥さんと子供の亀吉。夫婦愛と親子愛がうまく ... [続きを読む]
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- 2008/04/04 05:36瀧川鯉昇「時そば」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 昨日更新された「お台場寄席」の一席です。マクラも面白いですし、噺も声を出して笑いました。落語通で知られる塚越孝アナウンサーが選んでいるということもありますが、時間を見つけて聴きたい一席という感じがします。 「時そば」は落語ファンはもちろんのこと、そうでない方にも有名な噺です。登場人物は全部で4人。ストーリーは誰がやっても大筋では変わらない ... [続きを読む]
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- 2008/04/04 05:05柳亭左龍「百川」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 六代目柳亭左龍師匠の真打披露興行で行われた一席です。40分弱ありますが、ストーリーも面白いですし、聴き入ってしまいました。江戸っ子と田舎モノの対比の噺です。実際にあった事件のようですし、リアルでありながら、コメディとしても十分楽しめるのではないでしょうか。 タイトルの百川は明治期まで日本橋に実在した高級懐石料理店。この噺は「宣伝 ... [続きを読む]
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- 2008/03/30 13:56入船亭扇橋「鰍沢」
- フジテレビ ポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 この噺を聴いて落語の概念が変わりました。「落ち」がついていますが、明らかに演劇だなと。もともとは三遊亭円朝が作った三題噺とのこと。人情噺の名作中の名作と絶賛する方もいるようです。 フジポッドに収録されたいたのは九代目入船亭扇橋師匠のもの。今年77歳になられる大ベテランの噺家さんです。まさしく話芸という言葉がふさわしいのではないでしょうか ... [続きを読む]
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- 2008/03/26 11:19春風亭朝之助「鹿政談」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 六代目春風亭柳朝師匠の二つ目時代の一席です。歯切れの良さとリズム感の良さは同世代の噺家さんの中でもトップクラスなのではないでしょうか。こういうと語弊があるかもしれませんが、古さが微塵も感じられない現代風落語という感じがします。年配の噺家さんのような人生の深み、年輪というのはありませんが、軽妙さとスピード感を楽しみたい方にはうってつ ... [続きを読む]
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- 2008/03/22 12:08柳家権太楼「井戸の茶碗」
- フジテレビポッドキャスティング「お台場寄席」に収録。 40分以上の大ネタです。時間があればぜひとも聴きたい一席です。柳家権太楼師匠は、落語ファンなら誰しも知っているベテランの噺家さんです。キャラクターが前面に出ているといいましょうか、若い人間が真似しようとしても絶対できないレベルの「型」を持っていらっしゃるように思います。 音声だけなのに、権太楼師匠のアクションや表情が思い浮かぶような感じが ... [続きを読む]
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- 2008/03/20 14:49柳家喜多八「あくび指南」
- フジテレビポッドキャスティング お台場寄席に収録。 現代の常識では考えもつかない「あくび」をお稽古事としてやっていたことが題材となった噺です。人間の生理現象の一つを、真剣にお稽古事として教わる。師匠がいて、弟子がいて…。シチュエーションを考えただけで面白そうです。 演じるのは柳家喜多八師匠。マクラの部分ではなんとなく無気力そうな雰囲気を出していますが、セリフがどんどん早口で出てきますし、声色 ... [続きを読む]
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- 2008/03/18 09:57古今亭菊朗「調合」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 古今亭菊志ん師匠の二つ目時代、ちょうど1年前ぐらいに収録された一席です。時間が短いのですが、魅力が凝縮されています。怒涛の12分間です。 キャラクターも声も特徴的な噺家さんですが、すばらしい技術も持ち合わせていることを確認できます。面白いだけではなく、かなり優秀な方だと思います。古典落語の解説本を開いても「調合」というタイトルは ... [続きを読む]
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- 2008/03/17 04:54桂才紫「夢の酒」
- ピザハッ亭のポッドキャスティング(音声)に収録。 大黒屋の若旦那が昼寝をしていて見た夢の内容に奥さんが嫉妬して、大旦那に「しかってください」と申し出る。若旦那が見ていた夢に大旦那が…。なんとも現実離れした噺です。現代のアニメやドラマによくあるパターンかもしれません。 桂才紫さんは登場するキャラクターを見事に演じ分けていると思います。声に特徴がある噺家さんという感じがします。若旦那の奥さんの嫉 ... [続きを読む]
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- 2008/03/15 11:43柳家小袁治「五月幟」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 五月の節句にちなんだ噺です。どちらかといえば珍しい演目のようです。主人公の、やっちゃダメなのにやってしまう、結局、叱られてしまう、でもその言い訳が…という感じのストーリー。 江戸の社会も現代と同様に「人づきあい」「人間関係」が重要だったのでしょう。人間関係につきものなのがお酒。なんといいましょうか、現代と全く一緒です。自分自身の ... [続きを読む]
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- 2008/03/15 11:04金原亭伯楽「猫の皿」
- Yahoo!動画「社団法人 落語協会 インターネット落語会」に収録。 骨董品を扱う果師という商売人が登場する噺です。人間の欲望とそれをうまく嘲るようなサゲがあります。個人的にはこういう風刺がきいた噺は大好きです。 モノを売る商売や仲買人などに共通するのは「安く仕入れて高く売る」ということ。このことは、やっている人たちにとっては当たり前のことですし、それで御飯を食べていくとなれば、いくらでも多く儲け ... [続きを読む]
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