- 2008/05/19 22:37ポケットチーフの使いかた 〜 「ベニスに死す」
- ルキノ・ビスコンティ監督の名作「ベニスに死す」については、書かねばならないことが山ほどあると思います。でも、今回はそれにはふれません。ちょっと変わった視点からこの映画についてふれてみようと思います。というのは、ポケットチーフの使いかたについて。わたしがこの映画の中で気になっているのが、主人公のダーク・ボガードが、ホテルの晩餐会に出る仕度をするシーンでの、ポケットチーフの使いかたについてなの [続きを読む]
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- 2008/05/18 20:47リンクシェア第六回アフィリエイト大見本市に行ってきました
- 東京ファッションタウンで催かれた、リンクシェアのアフィリエイト大見本市に参加してきました。想像していた以上に、有意義で楽しい時間を過ごす事ができました。まずは、「最近の人気”モノ”の出来方、作り方」と題する特別セミナー。日経エンターテインメント編集員、品田英雄さんの講演から。90年代を振り返るところからはじめて、最近のヒット商品の方程式が変化してきたこと、従来のやりかたが通用しなくなったことを、... [続きを読む]
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- 2008/05/17 00:15「デッドゾーン」 超能力者の哀しい運命
- スティーブン・キング原作のベストセラー小説を、デビッド・クローネンバーグが監督した作品。この作品に限っては、いつものクローネンバーグ節はなりを潜め、グロイ描写はありません。超能力を持ってしまった青年の悲劇を、静かに丁寧に描写し、何とも言えない味わいを残してくれます。ロングテール度:★★★お奨め度:★★★★スティーブン・キングの最も脂の乗り切った時代の小説です。サイズ的にもコンパクトで、読んだ人、... [続きを読む]
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- 2008/05/14 22:30「パピヨン」 実話にもとづいた脱獄ドラマ
- スティーブ・マックィーン、ダスティン・ホフマン出演。フランクリン・J・シャフナー監督の「パピヨン」。原作はアンリ・シャリエールの自伝小説です。ロングテール度:★★★★お奨め度:★★★★スティーブ・マックィーン演じる囚人は、胸に蝶の刺青があることからパピヨン(蝶)と呼ばれています。パピヨンは殺人罪による終身刑で、南米フランス領ギアナの刑務所に入れられますが、とにかくひたすら脱獄を繰り返すのです。パ... [続きを読む]
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- 2008/05/12 22:39「ギャシュリークラムのちびっ子たち - または遠出のあとで」 死んだ子供たちのABC
- わたしがはじめてこの作品に出会ったのは、1978年の早川ミステリマガジンの特集「子供の中の殺人」でした。その特集の中に掲載されたイラストのような漫画のような奇妙な作品が、この「死んだ子供たちのABC」なのです。ロングテール度:★★★★お奨め度:★さすがにこれをお薦めするには気が退けてしまいます。でも、けっして作品的に劣っているという意味ではありません。一目見たら忘れられないインパクトの強烈さでは、右... [続きを読む]
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- 2008/05/10 13:30「アンドロメダ・・・」 70年代の理系SF映画
- ロバート・ワイズ監督のSF映画、「アンドロメダ・・・」。変な日本語名ですが、後ろに三点リーダーが入ります。原作はマイケル・クライトンの「アンドロメダ病原体」。この原作をほぼ忠実に映画化しています。ロングテール度:★★★お奨め度:★★★★以前、取り上げた「地球爆破作戦」と時期的にも近いし、雰囲気も似ています。今のSF映画とはちがい、主要登場人物のほとんどが科学者という理系SF映画です。昨日DVDで... [続きを読む]
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- 2008/05/07 23:27「大いなる西部」 ウィリアム・ワイラー監督の西部劇
- 私が始めてみた西部劇が、この「大いなる西部」でした。中学生のとき、テレビの洋画劇場で観ました。とても感動して、西部劇ってなんて面白いんだろうって思ったものです。これに味を沁め、次々と西部劇を見たのですが、どうも腑に落ちません。中学生のわたしの眼には、「大いなる西部」と他の西部劇は、目指すところのまったく違う、相容れないドラマに映ったのです。今にして思えばよくわかります。「大いなる西部」は西部劇で [続きを読む]
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- 2008/05/06 22:48「グッドフェローズ」 リアルなマフィア映画
- マーチン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ出演のマフィア映画、「グッドフェローズ」。「ゴッドファーザー」がマフィアを、ある意味ファンタジーとして捉えたのに対し、「グッドフェローズ」は、リアルなマフィア像を描いた映画です。どのようにリアルかというと、ここに出てくるファミリーの大物ボスたちは、ニューヨークやシカゴではなく、中西部の街で表向きスーパーを経営しているようなオヤジばかりで ... [続きを読む]
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- 2008/05/05 22:40映画『ミスト』 - スティーブン・キングの代表的な短編の映画化
- 5月10日から公開の映画「ミスト」です。映画『ミスト』 - 映画の情報を毎日更新 | シネマトゥデイ原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボンのコンビによる三作目の映画ですが、どうでしょうか。私はスティーブン・キングの小説が大好き(だった?)なのですが、キングの小説を映画化したものには、これまでロクなものがありません。キングの小説でも普通のドラマだといいのですが、ホラーっぽいものを映画化したも [続きを読む]
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- 2008/05/01 22:10「アイズ・ワイド・シャット」 左脳映画って知ってる?
- スタンリー・キューブリック監督の遺作として有名な、「アイズ・ワイド・シャット」ですが、この作品、私的に言うと、代表的な左脳映画なのです。ロングテール度:★★★お奨め度:★★★左脳映画は、ある種の映画に対してわたしが勝手に付けた名前です。ほとんどの映画は、観ている人の情感を刺激するように作られています。うっとりするとか、涙が出るとか、はらはらするとかいった感情ですね。ところが、極めて少数ながら、観... [続きを読む]
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- 2008/04/29 12:00「文学ト云フ事」 文学を読むための予告編?
- 「文学ト云フ事」は、1994年4月から六ヶ月間、フジテレビで放映された深夜番組。文学を読むための予告編というコンセプトで、毎回、一つの日本文学作品をとりあげ、番組の最後にその「予告編」を放映します。ロングテール度:★★★★お奨め度:★★★非常に凝った内容で、毎週愉しみにしていました。いつも観た後は、その作品が読みたくなったものです。放映された作品は、 武者小路実篤「友情」 夏目漱石「三四郎」 川端康成 ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 21:45「四季 〜ユートピアノ〜」 奇跡のテレビドラマ
- 一歳、母のミシンの音を聴いた。二歳、父の靴音を聴いた。三歳、旧いレコードを聴いた。四歳、兄とピアノを見た。大きなピアノだった。さわるとダイヤのような音が おなかの中に響いた。今回、とりあげるのは、「四季 〜ユートピアノ〜」。1980年にNHKで放映されたテレビドラマです。中尾幸世主演、佐々木昭一郎演出。そのあまりの芸術性の高さに、一部で非常に話題になりました。このドラマを見たときは本当に [続きを読む]
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- 2008/04/27 11:25「セルピコ」 アル・パシーノが警察の組織的汚職を告発する
- アル・パシーノ主演、シドニー・ルメット監督の映画「セルピコ」。日本公開は1974年です。ロングテール度:★★★お奨め度:★★★★正義感と希望に燃えてNYPDに入った新人警官のセルピコは、警察内に深くはびこった汚職という現実に直面させられます。セルピコを篭絡しようとする上司や同僚たち。しかし賄賂を絶対に受け取ろうとしないセルピコは、警察内部で孤立して行きます。警察内部の汚職を始めて告発した実在の警官、... [続きを読む]
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- 2008/04/25 02:28「トレマーズ」 怪獣映画の掘り出し物
- 「トレマーズ」は、明らかにB級の作品ですが、その割には出来が良く、掘り出し物の怪獣映画として一部では有名な作品です。ロングテール度:★★★お奨め度:★★この映画に出てくる怪獣は、土の中を高速で移動する、巨大なゴカイのようなもの。巨大な口の中から、何本もの舌(それ自身に口が付いている)を伸ばし、人を襲います。この映画の成功要因の一つは、舞台設定にあります。アリゾナだかニューメキシコだかの砂漠地帯。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/24 22:37「未知への飛行」 誤った核攻撃命令
- 前回の「合衆国最後の日」に続いて、ハードサスペンス、ポリティカルサスペンスの傑作「未知への飛行」の紹介です。合衆国大統領が主要な役で出ていて、核兵器がテーマになっているところもよく似ています。「未知への飛行」は、1964年の白黒映画。監督は名匠シドニー・ルメットです。なぜか長いことお蔵入りになっていて、日本で公開されたのは1982年になってからでした。ロングテール度:★★★★★お奨め度:★★★★物語は、... [続きを読む]
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- 2008/04/23 23:08「合衆国最後の日」 ロバート・オルドリッチのハードサスペンス
- ハードサスペンスという言葉がぴったりの衝撃作「合衆国最後の日」。ロバート・オルドリッチ監督の隠れた傑作です。刑務所を脱獄したバート・ランカスターが、ICBMサイロを乗っ取り、合衆国大統領を脅迫するというストーリー。硬派の作りでぐいぐい押しまくる演出がサスペンスを盛り上げています。ロングテール度:★★★★お奨め度:★★★★同じバート・ランカスター主演の「五月の七日間」と雰囲気が似ています。どちらも... [続きを読む]
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- 2008/04/22 21:24「合理的な疑い」「採用できない証拠」 リーガルミステリーの傑作
- 今回お薦めするのは、リーガル・ミステリー二作です。フィリップ・フリードマンの「合理的な疑い」と「採用できない証拠」。この本、本当に売れなかったみたいですね。「合理的な疑い」の方は、それなりに話題になったしベストテンでも取り上げられました。しかし、その続編の「採用できない証拠」の方は、鼻もひっかけてもらえませんでした。どちらも、あれほど面白い小説なのに。わたしが読んだリーガル・ミステリーの中では [続きを読む]
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- 2008/04/21 21:19「真実の行方」 エドワード・ノートンのデビュー作
- 「真実の行方」は、リチャード・ギア主演の法廷ミステリーです。リチャード・ギアが、悪徳ではありませんが、非常に上昇志向の強い弁護士役を熱演しています。この弁護士の性格が面白いし、ドラマの設定にも非常に効果的に効いています。そしてこの映画、なによりも天才俳優エドワード・ノートンのデビュー作として有名です。ロングテール度:★★★お奨め度:★★★★まず、アメリカの法廷をきちんと描いた、法廷ドラマとして非... [続きを読む]
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- 2008/04/18 22:40「巨大生物図鑑」 男の子なら眼を見張る!迫力の図鑑
- わたしが、インターネットって凄いなあと、本当に実感したのは、amazonで、デイビッド・ピーターズの「巨大生物図鑑」を注文したときでした。この図鑑、何年も前に、書店で一度だけ手にとって見た事がありました。そのとき、その美しくも迫力のあるイラストにため息がでたものでした。しかし値段が4000円と、即断で購入するには高すぎる金額だったのです。その日は諦めて帰ったのですが、以後、二度とその本を眼にすることはでき [続きを読む]
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- 2008/04/16 23:19「新解さんの謎」 爆笑必至!
- 今回は少し毛色が変わったところで、赤瀬川源平の「新解さんの謎」。新解さんとは、三省堂「新明解国語辞典」のこと。この辞典の摩訶不思議な世界に踏み込んで爆笑必至です。わたしはうっかり通勤電車の中で読んでひどい眼にあいました。笑いをこらえるのに必死で、顔は真っ赤、肩はぶるぶる、涙ぼろぼろです。この本を開くのは、周りに人が居ない事を確認してからにしましょう。ロングテール度:★★お奨め度:★★★★SM嬢と [続きを読む]
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- 2008/04/15 21:58「アメリカを震撼させた夜」 面白いTVムービー
- これもジョセフ・サージェント監督の作品ですが、今度はTVムービーです。「アメリカを震撼させた夜」とは、オーソン・ウェルズがラジオドラマでH.G.ウェルズの「宇宙戦争」を放送した1938年のある夜のこと。オーソン・ウェルズが、ラジオの音楽番組中に入った臨時ニュースという演出で、火星人の襲撃を放送したところ、全米の視聴者が本気にしてしまい大騒動になったという有名な話です。このTVムービーは、この夜を再 [続きを読む]
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- 2008/04/13 22:00「地球爆破作戦」 スターウォーズ以前のSFらしいSF
- 「サブウェイパニック」につづき、ジョセフ・サージェント監督のSF映画「地球爆破作戦」です。隠れたSFの名作として、SFファンの間でしばしば話題になる作品です。しかし、DVDも出ておらず、現在では幻の作品となっています。ロングテール度:★★★★お奨め度:★★★私がこの映画を観たのは中学生時代、日曜洋画劇場で淀川さんの解説つきでした。この時代(ビデオもDVDも無かった)、映画を見ようと思えば、映画館... [続きを読む]
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- 2008/04/12 21:03「倉田わたるのミクロコスモス」 ものすごいサイトです!
- わたしが愛読しているサイトのご紹介です。今回はブログではありません。「倉田わたるのミクロコスモス」内容を見ていただければ、その凄さが分かってもらえると思います。知る人ぞ知る、一部では非常に有名なサイトです。映画、漫画、音楽、SF、幻想小説などさまざまな分野が網羅されています。しかし、ただ手を拡げているのではなく、全体を通して何か一貫したものがあり、それがこのサイトの魅力になっています。偉大なサ ... [続きを読む]
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- 2008/04/12 01:58マジックは難しい
- 今日、歓迎会があって、そこでマジックを見せるつもりでした。ネタを三つ仕込んで、状況に応じて適切なマジックを披露しようと思っていたのですが、結局何も見せられずに終わってしまった。ああ、マジックは本当に難しい。マジックそのものの難しさより、どんな切掛け、タイミングでマジックを見せるべきかが非常に難しい。これを間違えると、最高のマジックをやったとしても、場を白けさせるだけで終わってしまう。アマチュア [続きを読む]
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- 2008/04/09 21:55「クローバーフィールド」 映画史に残る大傑作?
- 話題の映画「クローバーフィールド」をたったいま観てきました。興奮冷めやらぬなかで書いていますので、筆のすべりがあるやもしれません。悪しからず。ロングテール度:★お奨め度:★★★★★大傑作だと思いました。どれくらい傑作かというと、傑作という言葉で表現できないほどの傑作。「2001年宇宙の旅」レベルの傑作です。映画を観ながら思ったのは、この映画を評価する事は、リュミエール兄弟から始まる110年におよ [続きを読む]
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