第二反抗期 さん

第二反抗期さん: 感性のハンマーで
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異世界ファンタジーショートショート短編小説
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恋愛小説(オリジナル)創作SF小説・創作ファンタジー小説自作オリジナル小説掲載
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幻覚小説オリジナル小説発表
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プロフィール

ハンドル名第二反抗期 さん
ブログタイトル感性のハンマーで
サイト紹介文一エントリ完結で感性に響く短篇を書いてます。ほぼ毎日、ジャンル不特定で更新してます。
自由文 短い文章で人の感性をぶん殴ることを目的に書いています。どこからでも読める内容のブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供40回 / 205日(平均1.4回/週) - 参加 2008/03/18 19:21

第二反抗期 さんのブログ記事

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  • 2008/03/25 14:45街灯を走る
  •  街灯の上を走るペンギンが目撃されるようになってから10年がたつ。 便宜上、街灯ペンギンと名づけられたそのペンギンを最初に見つけたのは、F市の小学生であった。 「ペンギンだ!」と指を指した先には、白黒モノトーンのペンギンが街灯の上で空を見つめていた。 ペンギンは自分に視線が集まってい... [続きを読む]
  • 2008/03/24 21:00命の重さに耐えかねて
  •  同い年の人殺しに同情する人でなしに、倫理の鉄槌を自分の頭に振るいます。 命の重さに耐えかねて人は誰かを死なさねばならぬこともあるのではないか。 そういう考えが粘つく夜に、頭を振り降り考えて、飲んだワインは血の味です。... [続きを読む]
  • 2008/03/23 20:02鉄と熱水と歯車と
  •  大熱水都市トンキンの地下深く、今日もタイプ工たちの終わらない戦いが続いている。 「すばやく精密に仕上げろ!次のライン制御を外したらもうニ、三日、泡風呂はお預けだ!」 身体を煤で真っ黒にしながら親方が叫ぶ。 タイプ工たちは煤で黒くなったランニングに玉のようなが汗を浮かべながら、ガチャ... [続きを読む]
  • 2008/03/21 21:58雨の日は傘を持たずに
  •  朝の天気予報の雨マークを見て、私は彼がいるはずの壁に向かって声をかけた。 「駅に着いたらメールするから、迎えにきてね」 そういうと、携帯に「わかった、先回りしておく」と書かれたメールが届いた。 彼の存在を私の脳が認識出来なくなってからもう二年になる。 後天性他者認識障害という病... [続きを読む]
  • 2008/03/20 18:25ぱちんと割れて
  •  僕の思考は風船です。 空を自由に飛びまわり、世界のあちこちに悪戯書きをして、笑います。 たくさんの物語もたくさんの詩もいろいろなことを日々生活しながら思うのですが、思考の風船は脆いので、ちょっとしたことでぱちんと割れて消えてしまいます。 なくした風船の残骸をかき集めて思うに、僕は毎日、... [続きを読む]
  • 2008/03/19 17:15がらくた街の姫様
  •  がらくた街の姫様は働き者だ。 朝は日の出前から起きだして、街の火守りから火を貰い、ネズミの干物と自家栽培の茸で朝食を作る。 姫様の家族は多い。生きる気力の擦り切れた父親と、作りに作った13人の子どもたちの面倒を殆ど一人で見ている。 雑誌の表紙を壁紙にした居間に家族が揃って食事をして... [続きを読む]
  • 2008/03/18 19:11遠い遠い星、或いは、同じ暴力
  •  ゆらめき草が群生する薄い土気色をした透明な草原で、私と弟は草笛を吹きながら夜の空にあいた無数の白い穴と兄弟星を見つめておりました。二つに並んだ兄弟星が私たち人類にとっての約束された場所。死後の終の住処のはずでした。 大きな銀色の塔へと母の葬列が進んでいきます。銀色の塔のしたには二本足の異星人が... [続きを読む]
  • 2008/03/18 00:59銭湯にて
  •  温泉卵のような頭をしていた中学生。 自身の高尚な考えを、道行く全裸の肉塊はきっと理解しえないだろうとうぬぼれた。 温野菜のような頭をしていた高校生。 人間観察という高尚で知的とされる趣味に高じる自分にうぬぼれた。 お湯から出された大学生。 結局のところ見たいものしかみな... [続きを読む]
  • 2008/03/15 17:55老害
  •  老害になった右も左も打ち殺せ。そうして、僕もいつかは老害だ。 未来の子どもを憂いて行動し、そうして子どもに憎まれるのでしょう。 片端から大人を殺して回れれば、子どもは何を恨むでしょうか。... [続きを読む]
  • 2008/03/13 23:37不幸にして
  •  不幸にして、人間という生き物は生きている間は決して善にも悪にもなれません。 同情の余地のある情けない悪人か、些細な悪は棚上げにする薄汚い善人のどちらかをいったりきたりするだけなのです。... [続きを読む]
  • 2008/03/13 12:19蟻の塔
  •  下手な意地の張り合いに一人が壁を張ったとさ。負けじと隣も壁を張り、そのまた隣も真似をする。気づけば石瓦に埋もれた家家の上に家が建ち、複雑な怪奇な塔が出来たとさ。一つの石瓦を崩せるなら、塔は一気に瓦解すると教えてもらえたことがありまして、私はその石瓦を探しているのです。 ある日、その急所の石瓦を... [続きを読む]
  • 2008/03/11 16:23天井の流れ星
  •  騎乗位で今日、初めて会った女を突いていると、安いホテルの天井に流れ星が張り付いていた。殺風景で古い内装をごまかそうとしたんだろう、電気を消してみてはじめて気づくような蓄光塗料で出来た星が申し訳程度に瞬いていた。 「どしたの?」とミカとかカナとかそんな名前の女が聞いてきた。ようするに高めのオナホ... [続きを読む]
  • 2008/03/11 15:24窓から見えた流れ星
  •  ベランダから横に眺めた星空に流れ星が走ると、高校生のころに付き合っていた男の子と真夜中の学校に忍び込んで、星空を眺めたことを思い出した。 分かりもしない星座にもっともらしい説明をつけながら、楽しそうに話す彼と笑っている私。高校3年生の夏、私は県外の大学を目指し、彼は地元の大学を目指していた。間... [続きを読む]
  • 2008/03/11 13:29ねっとりした雨
  •  ねっとりした雨の中、髪型をどうするかといった些細な悩みと将来をどう生きていけばといった人生の趣味を混ぜ合わせて、若草色の車を走らせる。勝ったのは髪型で、負けたのは僕です。前に進む方法を考えて、ごろごろとうめいております。... [続きを読む]
  • 2008/03/10 22:46ホワイトデー
  •  贈られたチョコレートの包み紙すら捨てられない。それがたとえ10年前のものだとしても。 10年前、中学生だった僕に想い寄せてくれた少女がいた。 好きな人はいるのでしょうか、いいえ、私が好きだと言ったらあなたはつきあってくれますか、考えるくらいの時間は欲しいです、じゃあこれはきっと手始めで... [続きを読む]
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